デジタルパットの伝承師で私の先生の golfreak銀さんが、(数年ぶりに)ボールに書いてある方向用の線を打ち出し方向に慎重にセットして、それから構えるようになさったところ、
>アドレスすると球(線)が↑↑ように左向きすぎ!のように見えるんです
>自分が如何に右を向いているのかがよーくわかりました。
と書いていらっしゃいました。
写真つきの詳しい記事はこちら。-> 夏休み練習ラウンド
私の場合、ボールは意識的に無造作に置いています。ホントはピシッと合わせて置いてみたいんですが。
といいますのも、ボールの線を打ち出し方向に合わせて置こうとすると、これが難しくて時間かかっちゃうんですね。
まずボールの後方から目標に向かってセットする時点でピタッと行かなくてクラクラして来ます。
でもって、なんとかかんとか置いて、こんどはクラブを構えスタンスをセットしてみると、
・・・ん、んん、曲がって見えるんですよ。
私の場合は大抵の場合右向いているように見えます。(さらに、傾斜とか景色とか余分なマウンドとかで見え方が変わる可能性もアリ!)
それで、検証に行って来ました。(そんな大げさなものではありませんが。ただ練習グリーンに行ってみただけです。)
お師匠のgolfreak銀さんがパットのアドレスで無意識に右向いてるなんて!
結論から申し上げますと、私の場合はもっとそれ以前の段階で駄目駄目でした。(--;
まずはこの写真をご覧下さい。
練習グリーンに、正確にボールをセットするための糸を持参しました。
(糸は写真には写りにくいので、写真用に白い紐も持って行きまして撮りました。)
ちょっと写真の紐は太いのでよれよれ気味に見えますが、糸ですとビシッとぴったりにボールをセットできます。
(だから写真はちょっと意味なし。イメージ画像ということで。(^^;)
で、セットした写真がこれです。(写真1) ↓
練習グリーンの端っこの方で平らそうなところをチョイス。
距離は、入れ頃の5歩(約3.5m)。
(真っ直ぐなセットが重要なのは2歩とか3歩かなー、とも思ったんですが、誤差が見えやすいように5歩にしました。)
軽ーい登りでほぼ真っ直ぐ、カップの手前半歩ぐらいのところで軽いフックラインになってます。が、この際曲がるラインは関係なくカップにストレートに合わせてます。(このままビシッと打つとカップ左に外れます。)
利き目が、カップとボールの延長線上の真後ろに来るようにして写真撮りました。(後述しますが、これがすでにミクロにズレてました。)
ちなみに私の利き目は左目です。私のボールは、タイトリストのツアー・プレステージです。ボールの線は太陽光で写真ではちょっとだけ霞んじゃいますので、画像処理してコントラストを付けました。
さてさて、線がカップに向いているように見えますでしょうか?
ボールの上にパター持って構える以前のお話です。
私には、カップの左に向いているように見えて仕方ありません・・・。
こういう風に見えちゃうんです。(写真2) ↓
一方こちらが、画面上で真っ直ぐ垂直の線を引いたもの。(写真3) ↓
ボールの線と、微妙に角度か付いてる感じしませんか?
画面上で真っ直ぐ垂直の線を引いたら、カップの中央を指しませんでした。カップの左から1/3ぐらいのところ?
つまりその分のズレは、カメラがカップとボールを結んだ線の延長上から微妙にズレていたと考えられます。まぁ3.5mも離れてますから。
そういう訳で、もう一度線が入っていない写真(写真1)を見ていただけますでしょうか?
ここで確かな事は、「糸をピンと張ってセットしたボール上のマーク(線)は、間違いなくカップの中央を向いている」、ということです。
写真ではさらにボールがちびっと右に傾いている(回転しているんで無いの?)という風に見えなくも無いですが、多分ボール付近の傾斜が微妙に左に傾いていることと、私のカメラ位置がほんのちょっと微妙に右にズレていたから、というのが理由で、写真で分析してみるとほとんど傾いていないことが判ります。
なんか写真1を見つめていると、ボールの線をどうやってカップのあたりまで辿っていくのか良く判んなくなって来たりして、クラクラしてきます。これはまさに実践で感じる感覚・・・。(笑)
見つめていると右向いてるようにさえ見えてきます。(--;
(今一度、写真1に戻る。(笑))
気を取り直してパターを目印に向けて合わせて置いてアドレスしてみます。
アドレスして上からボールを見ると・・・、
「むむむっ!」今度はボールの線がカップの右を向いているように見えるぞな!?
今度は右にズレて見える・・・。(--;
その状態でパターを構えて撮った写真がこちら。↓(写真上)
写真撮る時に手を離してますんで、その時にズレたかも知れないんですけど、パターヘッドは気持ち左に向いてますね。
これは、カメラがボールの真上に来るようにして撮った写真です。
私はパッティングの時、利き目の左目がボールの真上よりボール1個か2個分右に来てます。ホントはボールの真上がいいのは理解しているんですが。
なるべくカップを含めたライン全部を見ながら打つために、ボールを左寄りに置くからです。
もちろんボールを左目の真下に置いてもパット出来ます。ただカップを見ていると目の端(右方)に見えているボールが見難くなるんですよね。
試しに、ボールの左から見た絵と、右から見た絵、手前側から見た絵と、向こう側から見た絵も撮ってみました。(写真下)
ボールもパターも動かして無いんですよー。
色々に見えますねー。
パターの開いてる閉じてるは、カメラの構えた角度にも拠るかな?
なにしろ片手で持ってまして。
なんだかんだ悩みつつも、このボール、あらためてパター持って構えなおして打ってみましたら、スーッとカップに向かって真っ直ぐ転がって行きました。
(カップのすぐ手前でススッと左に曲がってカップの脇に止まりました。まぁそういうラインでしたので。)
打つときは例によりまして、ほとんどカップの方を見ていたのでボールの線はすでに気になっていませんでしたけど、パターをボールの後ろに置く時は線(と、グリーン上の目印)を意識してみました。
このお話には、結論がありません。
大変すみません。(^^;
(ボールを1周する線を描いて検証した方が正確に出るでしょうかね?)
ラインをビシッと出す(しかも糸の助け無しに)セットアップをするのは、ことほどさように難しい、と実感いたしました。
私的な結論は、ボールと、ボールの50cmほど先の目印と、場合によってはボールの20cmぐらい後ろの目印の3点を結ぶ70cmぐらいの直線に対してパターヘッドを合わせる方がずっと構えやすい、というものです。
パターヘッドを動かす目安にもなります。
散々こねくり回しておいて、身も蓋も無い結論書いてすみません。(^^;
私には手におえないので、ボールはテキトーに置いてアバウトで打とうって作戦、ってだけでして、パットのもっと上手な方には、ボールのラインも必要と考えます。
タイガーがライン引いてるぐらいですから。
アドレスすると球(線)が打ち出しのラインに対して左向きすぎ!のように見える、のは果たして右を向いてセット/アドレスしてしまっているからなのだろうか?
師匠に限って今更そんなことは無いのではないか?というのが、探究心の源でした。
完璧に真っ直ぐなラインでの検証が必要だと思いました。
本当に右に向いて構えてしまい、実際にその結果で右に外しているのかどうか?
結論は師匠に委ねます。
(私は当面の間はボールは無造作置きで行きます。(笑))