1/23/2009

スイングの軌道


「ダフる」という記事で、「当たりが薄い/厚い」という表現を私はいまいち理解できていない、ということに気が付きましたので、グーグル検索して調べてみました。

golfreak銀さんに教えていただいたとおりで、いろいろな表現がいろいろな人によって微妙に違ったニュアンスで使用されているようでした。
でも、一番一般的だったのは、golfreak銀さんが教えてくださった用法でした。(^^)



まとめますと、「当たりが薄い」の方は、いろいろな使い方をされているんですが、総合的にみまして、

1. そう悪いショットではないが、芯を外れて打っている。(打点が下方にズレているとは限らない場合も含む。)

2. 多くの場合、トップ気味にフェースの下の方で打っている。

3. その結果、DRやFW、2I、3Iなどの長いクラブでは飛距離が落ちやや力の無いボールになる一方、短い方のアイアンやウエッジでは、フェースの下の方で打っているため弾道が低く出てしまい、飛び過ぎるミスになる。

ということのようです。


他方、「当たりが厚い」の方は(golfreak銀さんも使わないとおっしゃっていますが)あまり使われていないようです。

「ゴルフ」と「当たりが厚い」の2つをキーワードとして検索した結果は、非常にわずかな使用数でした。
しかも、(ゴルフがキーワードにもかかわらず)そのほとんどがテニスに関する記述でありました。
(ちなみにテニスでは、重いボールを打ち出すストロークを表現して使われているようです。)


稀に、少しダフリ気味の打球を「当たりが厚い」と表現する人も中には居るようですが、一般的では無さそうでした。
強いて言うとすれば、「よく捉まった球」と同義語、と言うことになりそうです。


英語の、thin / thickという概念とはどうも違っているようです。
ただし遠くはなれて居るわけでも無いようです。(^^)


↑ の「当たりが薄い」方の、3. で書きましたように、打つクラブに拠ってボールを捉える感覚は実は少し異なっているようです。
(私はどのクラブも同じスイングで打っているつもりなのですが、取るスタンスやボールの位置、クラブの機能によって、ボールとクラブフェースの関係は異なってくるのでしょう。)



と、いうことで本題です。
(前置きが長くてすみません。(^^;)


ボールをダウンブローに打つ、という言い方があります。
実は、「ダウンブロー」は厳密に言いますと和製英語(つまり日本語)です。

英語では、“descending blow(ディセンディング・ブロー)”
もしくは “downward blow(ダウンワード・ブロー)”と言います。
“blow”はボクシングのボディー・ブローのブローと同じ、「打撃」と言う意味です。

前についている単語は両方とも、「下方へ向かう」という意味です。


私のイメージしますダウンブローは、ボールを自分の右寄りに置いて、ダウンワードの軌道の中でボールを捉えるもので、特にスイングを変えて打つものではありません。
(あくまでも私の勝手なイメージの中でのお話です。)


とても正確な軌道とはいえませんが、イメージを図にしてみました。
画像をクリックで拡大します。


ここで何が言いたいのかといいますと、
ダウンブローにボールを捉えると、ボールがクラブフェースを転がり上がってスピンをかける結果になりボールが上がってくれるので、結果的にクラブフェースの上下のブレに対して寛容になってくれる、ということなんです。

図中の青い線がダウンブローのクラブフェースのボールに対する軌道のイメージで、赤い線が軌道の最下点でボールを捉えようとしたスイング軌道を表わしています。


青い線の方は、ボールの赤道か下手するとそれよりも上に入っても、ボールが地面と接している「c点」で支えられて、地面とクラブフェースの面でV字に挟まれるためボールはフェース面に駆け上がってくれます。
結果、上下のブレ幅にして、図の「a」の幅であれば、弾道の高さやスピン量の違いこそあれども、そこそこ悪くないショットになってくれます。

一方の赤い線の方の軌道では、そこそこナイスショットになってくれる幅はおおよそ図の「b」の範囲で、これより上は「scull shot」、下は「fat shot」になってしまいます。


・・・と、まぁ手前勝手なイメージで解釈しておりまして(^^;、どちらかといいますと「スピンをかけるため」と言うよりは「ブレの許容範囲を拡げる為」に、ダウンブローを心がけている、というのが私の思っているところです。


「スコアラインの下から2本目で打て」、なんていう高度な教えを唱えているプロもいらっしゃいますが(例えば高松志門プロとか。この方の感性のゴルフ、ゆるゆるグリップ、私はとても好きですが。)、私には到底そこまでの技術力がありません。(^^;

ああ、ごめんなさい。(笑)


1/20/2009

再告知です。


!!!!!?


ちょっと事態が思ったよりもずっと身近で、みんなで気をつけた方がいいかも知れませんので、再告知します。

「あなたのDRは大丈夫??」の記事に付け加えまして、


ノリさんから貴重なご報告を頂き、そしてまた私の方でも驚異的な検索結果を得ました。

「あなたのDRは大丈夫??」コメント欄


まずはみなさんも、十分にご注意なさって下さい。
そして、ことに備えてのデータ収集・整理が必要かと思います。
聴覚検査も念のために録って置かれるとよいかも知れません。


今のところ、私にはどうするのが一番良いのか正直よく判りませんが・・・、
少なくとも注意を払い、お気をつけ下さい。


私のところのような、極小アクセスしかないブログで告知しても効果薄ですが、黙っているよりはマシかと思いまして、せめてお友達登録なさっている方々には注意していただきたく、再告知いたします次第です。




***

以下、具体的なやり取りです。



---

今日こちらはキング牧師の日です。

うひゃー、ノリさんのコメントは深いですねー。
とか思って検索してみたら!!

なんとなんと!、
この法政大学の研究結果には、ドライバーの打球音には4,000Hz付近に大きな1次ピークと、6,000Hz付近に2次ピークがあるって書いてあるじゃないですか!!


ちなみに人間の聴覚と音の周波数の関係は、
ここにある記述に拠りますと、耳で受信可能なのは20Hzから20,000Hz、「最も敏感になる周波数としては、3000~4000Hz」で、低い周波数になるほど聴覚では受音しにくくなる傾向にあり、そして年齢が上がると特に高周波の帯域〔高い音〕が聞こえにくくなってきます。
となっています。

ピアノの周波数は30~4000Hz、トランペットは190~990Hz、人間の声は85~1100Hz(つまり会話には全く支障が無いのですね)、イルカは7000~120,000Hzの発信音が出せる、そうです。


真面目なお話、ドライバーの打球音による被害の可能性が高いかも知れません・・・。


全然シャレになりません・・・・。

ちょっと背筋に冷たいものを感じてしまいました・・・。
ノリさん、ごめんなさい。


この記事、私のブログなんかじゃなくて、もっと広く読まれているブログに掲載してもらった方がいいのかも・・・。


ここ(
人間の耳に合わせた国際基準)のグラフを見ましても、4,000Hz&120dBという騒音は、全然シャレになっていませんです・・・。

画像をクリックで元ページにリンクしてます。

Posted by:やきそばパンZ at 2009年01月20日(火) 10:19



おはようございます最初にこの記事読んだ時は、
「そんなことってあるのかな~?」でした。
ところがです、思い出しました、自分のこと。
毎年の健康診断に聴覚検査があるんです。
何年前からかは調べなければ分かりませんが、
左耳の4000Hzの欄に「所見あり」が続いています。
心当たりがあったんです。それは携帯ラジオ!
仕事柄制約を受けませんので昼間はつけっ放しです、十年以上ですね。それも左耳だけで。
てっきりその為の結果と思いラジオは止めていました。
もしこれがチタンドライバー使用はじめと符合したら・・・クラブメーカーはPL法か何かの対象にならないのでしょうか?
ラジオを止めても聴力検査の結果は同じですね。
不自由はまったくありませんけれど。
あのインパクト時のノイズ?は意図的に替えられるんでしょうね。
「飛んだ!」と思わせる錯覚?を意図に音を決めているとしたら・・・
何かユーザーを小馬鹿にしていると思っちゃいますね。


Posted by:ノリさん at 2009年01月20日(火) 06:14

1/19/2009

競技ゴルフ-1 (リオ・ホンド)


今年から、競技形式のトーナメントを行っているグループに参加することになりました。(^^)

参加しているメンバーのうち1/3ぐらいはお知り合いの人たちですが、私を含めた数人以外は全員白人系の人ばかり50名ぐらいのグループです。

月に1回のペースで、いろいろなコースで開催されます。


マーカーとプレイヤーの名前がすでに印刷されたスコアカードが配布され、全てルールどおりのラウンドです。
ロストボールは、打った地点まで戻って打たなくてはなりません。誤球や誤所からのプレーにも要注意。(普段はたまに、意外とティーマーカーを見間違えて打っちゃったりしますのでね。(^^;)


今回は28人7組でのコンペ。
ものすごい桁違いの飛ばし屋さんが数名居りまして、ドラコンはどうみても蚊帳の外なんですが(笑)、ニアピンは是非とも狙いたいところ。


会場も(今月はたまたま)私がちょくちょくバック9を練習しているコースと言うこともありまして、地の利を活かしたいところです。(^^)

3番Holeティー横のWater Fall


私は2組目で、同伴プレイヤーは、初老の紳士といった風貌でかなり身長の高いクリスと、80近くてひざを少し痛めていると言うビル、私と同世代でハンディ18ぐらいのニックです。
クリスとニックは初対面。

スタートホールで、20人以上の人に見守られて打つティーショットの感触は久しぶりです。♡
50cmのパットにしびれるかも知んないですしね。(^^)


では、まずはスコアの方を。


コースレート/スロープは、70.5/122です。
パーは、36・35=71。

1 4 - 0 U9A
2 4 △ 1 DS5S
3 5 - 1 D14AL-②
4 5 - 0
5 4 △ 1 14AL-②
6 4 - 0 D9S
7 3 - / T(タップイン)
8 3 - / U③
9 4 □ 3 DS3B(池)

10 3 △ / 4BL-①
11 5 △ 0 U11S-②
12 4 - 1 D5B
13 4 △ 2 4A
14 3 - / U14AL-②
15 5 - 0 5
16 4 - 1 U15A-①
17 3 - / U8S
18 4 △ 0 2S

40(15)・39(18)= 79(33)


スタートホールのティーショットは無難にフェアウエーのセンターに。
振り切りましたが、楽目に振って打っていますので距離は少ーし落とし気味です。

2ホール目のティーショットはフェアウエー左サイドのバンカーに捉まりました。

フロント9は調子はひどく悪くはないものの、時折出るブレブレ気味のショットを繋ぎながら、粘り強くプレーしていく我慢我慢のゴルフでした。
パーオンも3ホールだけです。

8番Hole


9番に来て、ティーショットを左の池に入れてしまいました。
緩やかな左ドッグで、ティーインググラウンドに真っ直ぐ打つと右へ抜けてしまい、右へ持っていくとマウンドがあって次のショットのスタンスがつま先上がりになって厄介になるんです。
構えにくいティーですね。

少し先の左側の木を回ってドローに打つのが理想なんですが、今日のはちょっと打ち出し自体が左に行ってしまい転がり込んで捉まってしまいました。
おまけに3歩(約2m)のボギーパットも外れちゃって、ダボ。

ここまでは粘って+2で来ていたのにダボ打っちゃうと、苦しいですね。
後半は、なんとかバーディーが欲しいところ。


しかし9番でリズムが少し狂いましたでしょうか。
10番から13番はホールの難しさとか関係なく、ショットのブレが拡大しまして、トップボールが出たり、木の裏に行って木越えになったり、わざわざ水越えのセカンドを残しちゃったり、ちょっとドタバタ気味でした。

でも、14番の長い池越えのパー3のユーティリティーでのティーショットから、また感じが戻ってくれました。(^^)


15番のバーディーパットは5歩(3.5m)でごくわずかなフックライン。
決めたと思ったのですが、カップに沈みかけたボールがクルっと出てきてしまいました。(T_T)


17番のパー3は、ピンに向かってすごくいいショット打ったんですけど、ピンが奥で受け傾斜が強くなっている場所で、するする戻ってきて8歩(5m半)も残ってしまいました。
このパットもラインに乗ってたんですけどわずかにショート。



18番のセカンドは、この日のベストショットでした。

18番Hole


約140yを残していて、受けグリーンでピンはものすごく手前です。
ほんのわずか登りのほぼフラット、ライは軽く左足上がり。

グリーンの手前側が短かったので、ボールを少しだけ(1個分ぐらい)右に置き、“easy 7(若干軽く打つ7I)”でなるべくスピンを多くかけるようにパンチ気味に攻めてみました。

打ってすぐに、(私はルックアップしますので)ピンに真っ直ぐ向かっていく弾道が見えていましたから内心「これはくっ付いたぞ。(^^)」とか思っていたんですよ。
正直を告白しますと、14番から上がり調子だったのもあって、「最後の正直でバーディー取れるか?」ぐらいまで思ったんですよね。(^^;

・・・で、何が起きたかといいますと、ボールがピンの70cmぐらいの高さの所にまともに当たりまして。
ガシャっと音を立てて、ボールは本当に真っ直ぐ私の方に20yも跳ね返って来てしまいました。(T_T)


残りは花道にあるとは言え、グリーンまで15yでピンまではエッジから5yのあまり嬉しくないアプローチが残りました。
D-Chopで2歩(1.3mぐらい)に寄せたものの、パー・パットは無情にもカップを覗き込むようにして手前に止まってしまいました。

でも、このセカンドショットはものすごくいいショットでした。
不運でしたね。


7番のアプローチも、今日のベストショットのひとつでした。

5Iでのティーショットを大きく左へ曲げてしまい、木のさらに左、隣のホールのティーインググラウンの方向に行ってしまいました。
そこからの寄せは約35yで、張り出した木の枝の下を抜かなくてはなりません。(でも枝が胸の高さより上の方に張り出していましたので、下に抜ける穴があったのは幸いでした。)

PWで、ボールは右足の前よりさらに右。
コックを入れずにカツンと打ち出したボールは珍しくイメージしたとおりの低い弾道で飛んで行きグリーン手前の(というか左からですから実はグリーンの横なんですが)土手にバンプしてグリーンへ上がり、ピンにガシャっと当たってカップから10cmに止まってくれました。

これはとてもラッキーでした。

ラッキーですけど、思い通りに打てたという意味ではとてもいいショットだったと思います。



このトーナメントでは、私はハンディ7で出場しておりましたので、+8オーバーの79は、+1オーバーということになります。
久々の競技形式のラウンドということで、バーディーもありませんでしたし、ニアピンもチャンス無しだったわけですが、暫定球を打つ必要もありませんでしたし、まずまず、いいラウンドが出来たと思います。(^^)


集計前にお先に帰って来てしまったので、順位とかまるで判らないのですが、結果の連絡が来次第、追記しようと思います。



ところで、一緒に回った初老の紳士といった感じのクリスさんには少々驚かされました。
高い身長から縦に振って、弾道の高いいいボールを打っていたのですが、ラウンド中この日は時折ボカっとミスショットが出ていたんですよね。

18番ホールのティーショットも左に曲げたしまったその直後、ものすごく大きな声で、「God, (damn it!)」・・・といいたいところを「God ・・bless!(神のご加護を!)」と言い換えて叫びまして。(この言い方は初めて聞きました。(笑))

言葉の方は悪い言葉を避けているものの、叫び声を上げてドライバーぶん投げてましたからね。(笑)


いやー、ちょっとびっくりしました。(^^;



***

追記:

結果的には、ネットが5位タイ、グロスが2位でした。(^^)
でも、ともに景品も何も無し。(笑)
ニアピン・ドラコンは、第2組目だったにもかかわらず、旗に書き込むことすら出来ず惨敗。(T_T)

今回は暫定球を打たなくて済むラウンドでしたし、ハンディは基本的に良い方のスコアから半分選抜のさらに4%引きな訳ですから、+1 ならまぁまぁだったと思います。(^^)