2/16/2009

SCGA (Southern California Golf Association) ゴルフコース


こちらはプレジデンツ・ディの3連休の週末です。

家族に半日もらいまして、午後のTwilightでラウンドして来ました。
(金曜日に誕生日プレゼントもしましたしね!(笑))


USGA(南カリフォルニア)を名前に冠したゴルフコースで、サンディゴに近い方にのマリエータにあります。
有名なRobert Trent Jones Sr.氏の設計で、1987年開場です。
UGSA関係のクォリファイの大会が開催されたりしているようです。


The SCGA Golf Course
http://www.scgamembersclub.com/

追記: ここは2010年9月頃に名前が変わりまして、
Rancho California Country Clubとなりました。



追記: さらに2011年に名前が変わりまして、
The Golf Club at Rancho California となりました。



コース・サイトの説明によりますと、スルーザグリーンはバミューダ芝のようです。
池がふんだんに配され、隣り合ったホールがほとんど無いレイアウトです。


初めてのコースですので白ティーにするか青ティーにするかちょっと考えたのですが、白ティーは70.9/126の6,294y、青ティーは73.0/131の6,702yということで、

スロープからみれば初めてだけど青ティーでいいかな?天気も不安定な状態のため空いているし、と思いまして青ティーにしました。


1番ホールが、いきなり池越えのパー3、191yから始まるレイアウトは、けっこう珍しいんじゃ無いでしょうか?(知ったかぶりして言いますけど。(^^;)
ドライビング・レンジで約40球、入念にウォームアップしてスタートしましたので、ここは運良く5歩(約3.5m)に付けました。

軽いフックラインでしたが、曲がらずにカップのボール3個ぐらい右を通過しました。残念。

ここのグリーンは私の普段の距離感より速かったんですけど、全体にあまり思ったほど曲がりませんでした。


3番ホール411yのパー4は、ハンディキャップ1のホールです。
ティーイング・グラウンドからの写真とレイアウトはこちらです。

画像をクリックで拡大します。



ちょっと今回は、迂闊にもカメラを忘れてしまいまして、私の性能の悪い携帯のカメラで撮影しましたので、写真がパッとしません。すみません。m(__)m

レイアウトからも想像していただけると思うのですが、ティーショットが非常に難しいです。
写真でいいますと、右に写っていますバンカー二つの間、大きな家が建っている辺りを狙いますが、フェアウエーが一番狭くなっているんですよね。
かといって、バンカー手前のフェアウエーが広い辺りに約200y打っていきますと、第2打めが210yも残すことになってとても厄介です。さらに池越えになりますし。

一方、飛ばし屋の方は左右のフェアウエイ・バンカーを越えた辺りの少し広くなっているフェアウエーを狙えますが、キャリーで251y打てないと越えません。
フラットの、気持ち登りですから、かなりの飛距離が必要です。私はちょっと無理。


幸いにここのティーショットは上手く狭いところに打てたのですが、まだ175y残っていました。
セカンドショットは少し引っ張ってしまって左のガード・バンカー。
上手くバンカーショットしたのですが、グリーンが速くてするするーっとカップを過ぎてしまい7歩(約5m)残し、外してボギーでした。


途中まで友達と2サムだったんですが、4番以降は、地元のゴルファー、ライアンさんが合流しました。
この人は、ものすごいボールを打つ人でしたね。
タイトリストの905Tかな、今では少し小さめのヘッドのドライバーで、唸りを上げるような打球でした。
前回に続いて、よく飛ぶ人と同伴できました。見ていて気持ちいいですよね。(笑)


15番の少し打ち上げているパー3、160yでかなり強いアゲンストだったんですが、ライアンが打ったのは9番アイアンですからね。(x_x)

バックスピンしすぎてグリーン手前にこぼれてしまったのですが、試しに8番で打ってみてもらったら、グリーンオーバーでしたよ。(笑)
すげーなぁ。

私は、たまたま5歩に付いたんですけど、5番アイアンですもん。(笑)



つづく4番は、558yのパー5。

左右に池が絡む、細長いパー5です。

画像をクリックで拡大します。

この写真は、私の2打め地点から撮ったものです。

ティーショットよりも、2打めが緊張するパー5でした。



次の写真は、9番ホールのティーイング・グラウンドからです。
411yのパー4。

非常に印象的な形の巨大なバンカーがフェアウエー右側に配置されています。


画像をクリックで拡大します。


私のティーショットは、このホールも左右のバンカーの間の狭いところに打っていかなければなりませんので、厳しいです。ちょうど間に立っている背の低い椰子の木を目標に打ちました。

で、そこから2打めは左にドッグレッグしてさらに登って行きます。

手前の広いところに打つと、2打めが恐ろしく長くなりますから、狭いところに果敢に打っていって攻めなければなりません。
大して飛ばない者の悩みですね。(^^;

で、敢え無く力み過ぎて低いフックを打ってしまい、左のバンカーに捕まりました。
ライは悪くなかったのですが、210yも残ってしかも打ち上げになっていましたので、ユーティリティーのU4でレイアップ。

これは非常に上手く打てまして、残りは約30y。
58度でのアプローチが上手く寄ってくれて、パーが取れました。



最後の写真は、ドビューンと打ちおろしの12番、387yパー4です。

画像をクリックで拡大します。


このホールはかなりの強さで風があげていまして、低くてスピンの少ないボールを打ちたくて低くティーアップしたのですが、遙か下のフェアウエイに吊られて肩のライン(左肩)を下げてしまい、結局突っ込んでカート道の左の木の中へ打ち込んでしまいました。

その左のクリークには入らなくてラッキーでしたが、2打めは出すだけ。
ボギーオンしたものの22歩(約15m半)も残していて3パット、ダブルボギーにしてしまいました。

よく考えたら、あれほど打ち下ろしているのだから387yと言っても距離は要らないわけでして、3Wか2Uでティーショットしたら良かったなぁ、と今更ながら思います。(^^;


21歩の距離を練習していたはずだったのですが、ここは読み違えました。
打つ時は、登って下るラインに見えたので、15歩ぐらいのつもりでパットしたのですが、実は全然登っていませんで、ほぼ平らな下りからさらに下りになっていましたので、4歩強(3m)もオーバーしました。

22歩を12歩ぐらいで打たないといけなかったんですね。いやー、難しい。



2/13/2009

ゴルフスイング-9


今日(2/13)はうちの奥さんの誕生日です。
西海岸時間では明日なので、プレゼントとケーキは明日にします。
そういう訳でいつもうちの場合はバレンタインデーというよりは誕生日、って感じで過ごします。(笑)



***


先日の、ラ・カニャダのラウンド中、一回だけ動画撮影してもらいました。

この日は全てのショットについて頻繁にダフって居て、さほど風の影響を受ける訳でもないのに途中からスイング幅の小さいノックダウンを使いはじめ、最近レンジで練習だけはしていたスネイク・ショット(?)の距離感をコースで確認するためです。

正直言いますと、ノックダウン・ショットとスネイク・ショットの違いが私には判っておりません。(x_x;
ってか、スネイク・ショットって何?っていう状態です。


(ちなみに、私の実践しているノックダウン・ショットは、こう打ちます。)

(過去の記事です)ノックダウン・ショット


ですから違うかも知んないんですが、私が練習していたショットは、冬の枯れ芝用に、グリーンの手前から転がり乗せるためのショットです。


ノックダウンと違い、スタンス幅をすごく狭く取ります。パターぐらい。
グリップは短く持ちません。
左足体重で、腕は9時から4時ぐらいで振りますが、コックを大きくは入れないのでスピンはあまりかかりません。

フォローは、どちらかと言うとリストを返さないインパクトでボールを捉え、ダウンブローでクラブを入れますので、イメージでは5時ぐらいまでで(この5時のときのクラブフェースは全く返らずに目標方向を向いたまま)、その先は惰性で出て行っている感じです。

振り幅が小さいので、トップorダフリになりにくいです。
たとえ多少トップしてもダフっても、元々スピンを計算していないので、あまり大きくは結果が変わりません。

振り幅が小さいので、寒い冬の朝一でも大きなミスをすることなく、フェースが返りませんので方向性を出して打って行けますし、転がり乗せるので、凍った硬いグリーンでもOKです。ベタピンは難しいかもですが。
弾道は、ノックダウン・ショットよりもさらに低いです。8番で打っても背の高さを超えないで飛んで行くぐらいのイメージです。

大体、3番手ぐらい大き目のクラブで打ちます。(これはまだ実践不足なので、データ収集中。)



この動画は、残り110yを7番アイアンで打っています。


新井規矩雄プロみたいな帽子と、着ているアシュワースの防寒シャツは、うちの奧さんがクリスマスにプレゼントしてくれました。(^^)

ホントはこの上にウインドブレーカーを着て、完全防寒対策をしていたのですが、動画は14番ホールですので、すでにだいぶ暖かくなって来まして、ウインドブレーカーを脱いでしまいました。アンダーアーマーの防寒着とか人気が出ていますけど、ちょっと下着のイメージでしたかね? (^^;

この日はあんまり調子悪くてショットが安定しないのと、せっかく練習したんだからランも入れた飛距離のイメージを実際にコースで掴みたいのと、2つの理由で、特に必要も無いホールで打っています。(^^;

予定では、8番で100y、5番で140yぐらいを期待しています。PWで80yぐらい。


ノックダウン・ショットを打つときには、風に持っていかれないようにスピンを減らして打つ必要がありますので、インパクトは作らずにゆったりと緩急ないスピードで振っていくイメージが大切ですが、このショットは長く持ってドスンとフェースを返さずに打っていくだけなので、あんまりいろいろ考えないでセットアップできます。
私の場合ですが。


なんか、自分がどう打っているかの説明を書いていて、全然スネーク・ショットでは無いような気がして来ました。(^^;

しかもこれは、ある状況で素晴らしく寄るショットではなく、大怪我をしないための、ミスヒットに強いショットです。
極端な話、リーディングエッジで“scull shot”を打ってしまっても、手前に何も無ければ転がって行ってそこそこいいところに行ってしまうくらいです。
リンクス向き。(ホントか?(笑))


また、例によって恥ずかしげも無くショットの名前を自作しようかなぁ。(笑)


2/10/2009

ロスト・キャニオンズ(ゴルフクラブ) スカイ・コース


天候悪化でぺブルビーチを断念した週末。日曜の午後には雨がほんの小降り(確率30%。けど月曜はまた雨)になるということで、がっくり組3人でロサンゼルス北西の郊外シミ・バレーにあるロスト・キャニオンズへ行って来ました。

ここもプレーしてみたいと思っていた、初めてのコースです。



Lost Canyons Golf Club
http://www.lostcanyons.com/


マスターズ・チャンピオン、フレッド・カプルスのコンサルタントで、あの有名なコース設計家ピート・ダイの設計による、ダイナミックな景観の美しいパブリック・コースです。
SkyコースとShadowコースの36ホールがありまして、HPに拠ればゴルフ・マガジンの新造成コースベスト10に2001年にSkyコースが、2002年には
Shadowコースが選ばれているそうです。

今回は、スカイ・コースに予約を入れました。


サイトのトップ画像で、カプルスが「自分のゲームを調整したい時には、ロスト・キャニオンズへ来るんだ。」って言ってまして、ピート・ダイが「今まで設計を任された中では一番の地形だった。」と言っていますので、それなりに期待は高まります。(^^)
この二人の背景に写っていますのが、Skyコースの17番のパー3です。

画像をクリックで拡大します。

(私も写真を撮りましたが、本格的な雨が降らなくてラッキー!な曇天、芝も冬時期ということでややコントラストに欠ける写りでしたので、とても綺麗に取れているコース・サイトのメディア用配布写真を載せました。)


この日のピンの位置は、この写真のような右の方ではなく、手前の大きなバンカーの左端辺りの横に長いグリーンが段差になっているように見える段の上左側ぐらいの位置でした。(拡大写真にグレーでちょっとピン位置を落書きしてみました。)

我々はこの日、初めてということもありますしスロープが136ということでハンディキャップ・インデックスを鑑み、白ティーのひとつ後ろのシルバー・
ティーからプレーしたのですが、シルバー・ティーからはちょうど150yの表示です。
向こうのグリーン側が高いのか、こちらのティーインググラウンド側が高いのかもジャッジの難しいところですが、風(この日は左から右)のジャッジも難しいところ。

私は考えた末に6番Iでボールをやや右に置いてスリークォーターで打ちました。
自分ではいい感じだったのですが、ちょっと長すぎでグリーンで止まりきれず、まっすぐ奥にあります小さなバンカーへ転がり落ちてしまいました。


17番ホール図


バンカーショットは寄せ切れずに4歩残してしまい、パットもボール2個分
ショートして外しパーセーブできませんでした。
シグニチャー・ホールには強いはずだったのに?!(笑)


コース全体としましては、初打ちでプレーしたドス・ラゴスと似た感じの立地でした。全部の写真を見比べていただくと感じがお分かりになるかと思います。
場所は全然離れた場所なんですけどね。


ピート・ダイ設計のコースらしくどのホールも、グリーンはどれもうねったポテトチップ型で、バンカーが数多く効果的に配置されています。
グリーン周りはほとんど転がしが使えないレイアウトで、これはピッチ・ショットの上手くない私にはちょっとしんどいデザインです。(^^;

コース・レイアウト図と各ホールのレイアウト図フロント9 バック9



いくつか他のホールの写真も、ご紹介します。

まずは1番のパー4はこんな感じです。

画像をクリックで拡大します。


登りっぱなしですが、非常に短いホールで、シルバーからですと300y、後ろのゴールドでも315yです。
残り60yのアプローチは上手いこと左端のピン位置に対して右6歩(約4m)の距離に付けましたが、バーディパットはA(bove)にボール1個外れて入らず。


4番ホールからは、地元の高校生ゴルファー、チャド君が合流しまして4サムに。
彼は我々の後ろのゴールド・ティーからラウンドしてましたが、この彼は上手かったですねー。
ドライバーは、楽に290y-310yは打ってましたし。
545yの上りっぱなしの最後右にドッグレッグするパー5を2打め山越えで2つで乗せて来ましたからね。
私はもちろん3打目が70y残っていて、しかも3打目は登りの距離を読み違えてグリーンをショートしてしまいました。(^^;

なんでもチャド君はここのメンバーだそうで、週に4回はここをラウンドするって言ってました。
笑顔のあどけない、ナイス・ガイでしたよ。


そのチャド君がティーショットを打ったところが写っているのが、9番420y、池越えのパー4です。

画像をクリックで拡大します。



9番ホール図


チャド君のティーからは、455yあります。細長いバンカーの真ん中辺りを越して行くには、キャリーで260y必要です。そこからでもまだ160yの登りが残る難ホールで、ホール・ハンディキャップは1です。

我々のティーはもう少し左の下にあって、越す池は少し短くなるけど打ち下ろしが少なくなるというレイアウトです。2打めはまだ180y残ってました。
グリーンまでは登りですから205yぐらいを見込みまして、かなり上手く打ったのですがグリーン左に外しました。
グリーン面に向かっては、壁のような打ち上げです。
58.5度のウエッジを(私としては)目一杯開いてバンカーショットの要領で
ほぼフルスイング。
奇跡的に4歩にくっ付いてくれたのですが、このパットは入らずボギー。


次の写真は11番パー4、355yです。ここのチャド君のティーは、ブッシュをまたいだ後方にあって、435yあります。

画像をクリックで拡大します。


写真は、我々のシルバー・ティーから撮ったものです。

ティーショットは左のフェアウエーに打っていって、2打めは伸びていっている先のグリーンへ打って行きます。
2打めは奥のピンに対して手前に乗せてしまい、うねったグリーンの下の段から22歩(約15m半)も残してしまったのですが、ここでチャド君が「そこからはすんごい強めに打った方がいいよ。しかも段を登った後、ビューーって右に切れてくから。」ってメンバーさんアドバイスをくれまして。(^^)

せっかくですので「えーっと、じゃぁあの色が暗くなってる辺り狙えばいい?」って聞きますと、「うん、そこよりほんの少し右でいいよ。」ってアドバイスくれました。

果たしてこういう時にはちゃんと打ててくれまして(笑)、カツーンと打ったボールは段を登った辺りからシューっと回りこんでカップから1歩のところまでしゅるしゅるーっと寄ってくれまして、チャド君のお陰でパー取れました。
なんか、すでに21歩の練習効果でしょうか?(笑)


最後の写真は、18番ホール415yパー4のグリーンから振り返った写真です。

画像をクリックで拡大します。

(この写真も、天気が良くてとても綺麗に取れているコース・サイトのメディア用配布写真です。)


このホールではティーショットを左に曲げてしまいペナルティ。
さらに、3打めもドロップした位置からはかなり難しいライでしたこともあってさらにミスショット。約100y残した4打めが左へ引っ掛けてしまいグリーン
オーバーで左奥のバンカーへ。
バンカーショットは、写真で言うと左の方の切れている位置からで例によって高ーいあごの難しいバンカーでしたが砂が前日までの雨で硬ーくなってまして、非常に難しい状況。開いて打ちましたがパチっと入っちゃって
グリーンオーバー。
返しのアプローチも5歩(約3m半)残ってしまい、これを1パットで沈めたもののトリプルボギー。(T_T)

なんとも締まらない上がり方になってしまいました。
これだけが心残り。次回にリベンジを心に誓います。