4/18/2009

ゴルフスイング-12


前回、ゴルフスイング -11・2のコメント欄でノリさんにアドバイスいただいたトップでの左手首の角度を少し改善するべくレンジで動画を撮影してみました。(^^)


ちなみに、今回の動画は210fps(1秒210コマ)で撮影し、再生スピードを15fps(1秒15コマ)に設定して保存してありまして、前回までの動画の再生スピードの2倍遅い速さで再生されます。
ですから、スイングの粗がよく見えてしまいます。(笑)  (x_x;


前回の4個目の動画、3番ホールのティーショットのときに特に悪く出ていたんですが、左手首をアドレス時以上には甲側に折らないように、という意識を持って振ってみました。

ではまずその動画を。



これだけゆっくりですと、細かい動きがよくみえてしまいますねー。(^^;
切り替えして、降ろしてくるときに手首の動きに気持ちが出ています。

このボールは、気持ちフェード気味に飛んでいきました。

あんまりフェードが出る日は多くないのですが、このショット以外にも打ったボールはまっすぐかフェード(ってか意図していないのだからスライスというべきか?)でした。

打ってるときには、左手首を気を付けたためかと思っていたのですが、いや、それが原因ならむしろややフック傾向に出ないとおかしいだろう?って思ったんですね。
後で動画を見ていて、「!!」なことに気がつきました。


リストにばかり気持ちが行ってましたが、どうも右腰の開きが大きいです。

よく見ると、テークバックで右ひざが伸びてしまって、右腰が開いてしまっています。


で、切り替えした後に、帳尻を合わせてある程度開きを戻してきているのでひどいスライスにこそなっていませんが、これではスライスもするしパワーもロスしてしまいます。


かろうじて、切り返し後のダウンスイングでは腰と肩の捻転差が多少なりとも作れていましたので、飛距離は大幅には落ちていませんでしたが。↓



1箇所を気を付けると別の場所がおろそかになってしまうという、典型的な例にはまってしまいました。(-_-;

今は、右ひざを軽く曲げた状態で、テークバックで右側の壁をしっかりするように練習しなおしています。




もうひとつの動画は、ウエッジのショットです。


これも同じですね。(^^;

テークバックからトップで右側を開いてしまうので、頭の方はボールを見ようとしていると、首の辺りがいつも以上に窮屈になってしまっています。

ウエッジですからスライスはしませんが、どうりでなんかタイミングが遅れて入ってくるなー?って打ったときに感じていました。


この動画も、210fpsで撮影し、15fpsで再生したものです。


私のいいところでも悪いところでもあると思うのですが、ドライバーもウエッジも、ほとんどスイングが変わりませんね。(^^;

もうちょっとドライバーショットに躍動感を出せるといいのですけれども。


4/15/2009

Eagle Eyes サングラス


キャロウエイ・サングラス(H304) っていう記事の後半で、Eagle Eyes(TM) サングラスをご紹介しました。


私はこのうちの、Panovu(TM)というモデルを2つほど買ったのですが、その写真をご紹介します。





鷹の目のように、より遠くまでよりハッキリ見える、というサングラスです。
NASAが開発して、Air Forceに採用されたことになっています。

紫外線と、悪玉の青い光を100%カットする、となっていまして、かつてのBluBlocker(TM) サングラスと基本技術は同じで、保護コーティングの層が外側に加えられ、鷹の目のような深みのある金色~琥珀色のレンズになっています。


キャロウエイのサングラスと、レンズ色の比較をしてみました。



白い紙をバックに撮っています。

ちょっと写真に正確な色を出すのが難しいんですが、キャロウエイのH304の方も、やや黄色がかった色です。
Eagle Eyesの方は、オレンジがかった黄色です。


グリーン面の微妙な起伏も見えやすいですし、芝目が見えます。
そして、オーバーシードされた若い芽と、それまで生えていた芝の差が色の違いになってはっきり見えます。

まぁ、だからといってパットがよりよく入るかと言えば、それは使う人次第になっちゃうんですが・・・。(笑)


ゴルファーのみなさんには、ものすごくお奨めです。(^^;


***

ところで、Visiball(TM)っていう商品、ご存知でしょうか?



ボールが見つけやすいサングラスなんですけど。
これみてください。 → デモ (写真の上にマウスを置いてみてください。)


なんかねー、これもちょっと欲しいような気がしてます。(笑)


4/13/2009

グリップの再確認


グリップに関しては、生命線(Life Line)を使おうという記事でパターのグリップに触れたことがありましたが、今回はグリップです。

他の方のご参考になるようなものでは決してありませんが、ゴルフを始めたこれこれ約20数年ほど前に教えてもらったグリップの仕方で、以来ずっと主要な部分は変えたことがありません。

当時私に最初の基本だけを教えてくれた山田さんというスクラッチプレイヤーだった方は、米国式のスイング理論を修得していたみたいですね。(当時の私には知る由もありませんでしたけど。)
ポスチャーの作り方も、あの当時にかなり深い前傾を教えてくれましたし。良いか悪いかは別にしまして。

そんな訳で、日本のスタンダードから見ると、かなりのストロング・グリップです。(私は日本で教えてもらったのに変な話ですが。(笑))
普段は、パッと握ってしまいますが、時々以下の最初に習った手順で握りなおして、ズレを修正しています。


まずは、左手から握ります。
左手の人差し指の第1関節と第2関節の間のところと、手のひらの小指の下の方にある月丘と呼ばれる部分でクラブを支えます。



写真に、白線で目印をしました。
上の写真の時、クラブフェースは目標を向いています。


人差し指で下から支え、上から月丘を被せるようにして、その2箇所だけでクラブをしっかり支えるようにします。(下の、上側の写真。)↓



その状態から、他の指を握るのですが、小指・薬指・中指の3本は上の写真のバランスを取った位置から握りますと、自然にフィンガー・グリップになります。
月丘の小指寄りのところで上から押さえていますから、パームグリップにはなりにくいです。

人差し指の第1関節と第2関節の間のところがクラブの真下に入っています関係で、他の3本の指と人差し指は少し離れます。
よく言われるところの、人差し指は鍵型を作ったような形に自動的になります。

親指も同様に上の写真のバランスを取った位置から握りますと、ロングサム/ショートサムのバリエーションは取りにくくて、ほぼ必ずこの位置に来ます。

これで左手のグリップは終了。
ナックルが、自分からみて3つ見えるくらいのストロング・グリップになっていますでしょうか。



次に右手です。

右手は、4本の指をそろえて、クラブに対して右横からグリップに対して真っ直ぐ横から当てるようにします。
目印に、写真に青い線を引いてみました。



写真を撮る都合で、左手はグリップから離れております。(ホントは左手はグリップしたままで右手を握ります。)
右手の親指が、クラブを挟むようにしているのは片手でクラブが落ちないようにしている為で、特に意味はありません。

その角度で、右手の中指と薬指の第2関節のところをグリップの真下に、フィンガーグリップで握ります。
写真では中指と薬指が写るように手のひらを少し開いて見せています。実際には上の写真の角度のまま、右手をスライドさせて左手にぴったり近づけます。


で、最終的にこうなります。↓



人差し指は左手同様鍵型を作るようにして第1関節と第2関節の間のところがクラブの真下に入るように握り、親指と人指し指でV字を作るようにしています。
(この写真を一人で撮るのはけっこう大変でした。(笑))


かなりオーソドックスなグリップだと自分では思いますけど、1点だけ変わっていますのは、右手の小指がグリップのラバーに乗っかっているところでしょうか。
以前は、インターロックやオーバーラップの時期(それぞれ8年間ぐらいずつ)もあったのですが、ここ8年ぐらいはこうなってます。

小指1本分あるか無いかぐらい右手と左手の間の距離が変わりますが、基本的にはほとんど変わりません。

私は、普通の人よりも指が短いめですし手の大きさ自体も決して大きい方ではありませんので、ジュニアゴルファーっぽいストロング・グリップが合っているのかも知れません。

右手は横から握ることなく上から握っていますので、フック・グリップではないのだろうと思います。

左手を、日本で言うスクエアなグリップにして打ってみますと、リストが利いてしまうせいなのか余計にフックしてしまうんですよね。
まぁグリップだけの問題じゃないと思いますが。

この手順を踏んでグリップしますと、毎回同じ形に戻れますので、とても重宝しています。


***

ところで、4枚目の両手でグリップしている写真もさることながら、その上の6枚を撮るときにも、結構大変でした。

ちっちゃい人が、一所懸命に邪魔してくれまして。(笑)





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追記:

ちなみに、このグリップの手順はベン・ホーガンのモダンゴルフに書いてあるものと実は “ほぼ” 同じです。

違うところは、ベン・ホーガンのモダンゴルフでは、左手の人差し指の第1関節と第2関節の間ではなくて、左手の人差し指の第2関節と第3関節の間と月丘のところで支えますので、もっとパーム寄りのグリップになり、もっとスクエアなグリップになります。

それと、右手も同様に右手の中指と薬指の第2関節のところではなくて、右手の中指と薬指の第2関節と第3関節の間のところをグリップの下にあてますので、私のグリップより深く握ります。

あ、いや、書き方が逆ですね。(^^;
ホーガンのスクエアグリップに対して、私のグリップは、左手がもっとストロング気味になり、左右ともフィンガー気味に握るグリップになっています。
(最初に教えてくれた方が、私の手が小さいのでジュニア用のグリップを教えてくれたのかもしれません。)