「Keep Carts on Fairways Only」
ロサンゼルス北西の郊外、ロナルド・レーガン・ライブラリーのあるシミ・バレーにあるこのコースは、名前こそゴルフクラブですが、実はプライベイト・コース(所謂カントリー・クラブ)です。
Wood Ranch Golf Club
http://www.woodranchgc.com/
シニアPGAツアーが2度ほど開催され、シニアUSオープンのクオリファイ会場にもなっているコースです。
一緒に行ったのは私の友人と、その友人の知り合いの二人です。
そのお二人は、ハンディキャップが18ぐらいとのことでしたが、コースも空いていましたし、距離も6,552yということで決して長くはありませんでしたので(白ティーは、6,126yしか無かったのです)、青のバックティーからのラウンドにしたのですが、これは失敗だったかもしれません。
ラウンド終えるまで確認しなかったのですが、コースレートが73.1、スロープが140となっていまして、ハンディ18ぐらいのプレイヤーには少々厳しいコースでした。(もちろん私にも相当厳しかったです。)
全員、ここでのラウンドは初めてでしたし。
(普段私自身は、USGAのハンディに合わせたお勧めどおりにできるだけスロープで125-135ぐらいのティーを選んでいます。)
私は少々ガクッと来たのですが、朝プロショップでヤーデージブックを求めると、「ないです。」とのお返事。
ヤーデージブック好きで、気楽に集めている私としてはかなりがっかりです。
「ヤーデージならスプリンクラーヘッドとかそこらじゅうに書いてありますよ!」って元気良く言われたのですが、スコアカードにもちいちゃいコースの絵とか、全体のレイアウト図とか、図らしきものが一切描かれていませんし、ホールのティーイング・グラウンド横にホール図があるコースも中にはありますが、ここにはそれもありません。
乗用カートにGPSも付いていませんでした。
ティーショット打つときとか、セカンド打つときに、どのエリアがより安全かとか、そういう情報が欲しいんだよなー。(x_x;
グリーンまでは何ヤードかコース上に表示されてても、あのハザードまで何ヤードとかが表示されてないしなー。
久しぶりの勘に頼るラウンドです。ティーからハザードを嗅ぎ分ける能力(?)がけっこう重要です。(笑)
という訳で、先に言い訳するわけじゃぁ、
・・・あったりなかったりするんですが(笑)、苦戦のラウンド・リポートです。
まずは1番のティーからの写真。
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打ち下ろしの415y。良い眺めです。
左のバンカーより左は明らかにアウトです。右のバンカーの向こう右側に少しドッグレッグしてるっぽい。バンカーより右は隣のホールとのセパレーションになってる林でしょうが、下がどんな具合か判りません。
大して打ち込んだわけでもないニュー・シャフトのドライバーを持ち込みまして(^^;、第1打は左のラフに行きました。
2打めはグリーン手前に外し3打めを3歩(約2m)に寄せるも、無難に外してボギー。(x_x)
3番はかなりの打ち上げの162yパー3。
グリーンからティーを振り返って撮った写真です。
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ごらんのように、ピンは奥でした。
風はかなりの向かい風。
195yぐらい打つつもりでクラブ選択、ユーティリティーで打ちました。
ホールの打ち上げ具合につられて、しらずしらず肩のラインが上がってしまい、てんぷら気味に入ってしまって風にも戻され左手前に大ショート。
2打めの寄せもグリーン奥のカラーの外側5cmぐらいのところにこぼれてしまいオンせず。
PWでパターの振りで打ったボールがチップインしてくれました。5歩(約3m半)の距離です。
ここでは幸いボールは深く沈んでいませんでしたので。
8番ホールはこのコースで一番短い326yのパー4、右ドッグレッグで大きな池を右に回りこむかなりの打ち下ろしのレイアウトです。
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右端にグリーンが写っていますね。
ひとつ下の白ティーからだったら、グリーンまで届くようです。(ルール違反ですが(^^;、グリーンが空いたので友人が暫定球を打ってみました。)
後から考えますと、左端に移っているフェアウエーバンカーより右ならとにかくどこでも緑色のところへ落として置けば、2打めは池越えの短いアプローチなんですが、この時は、ドライバーで打ったら一体どこを狙うのが適正距離なのか、打ち下ろし具合から言って240-250yじゃなくて270y-280y地点って言うとどのあたりか、仮に5番Iで打ったらどのあたりに着弾するのか、池の手前はどんな地面になっているのか(ブッシュでした)、などなど、色々考えすぎた挙句にドライバーで写真で見えている中央やや左ぐらいのフェアウエーにドローで打っていきました。
・・・そのつもりが、池の淵の内側、岩が並んでいるところへまっしぐら。あえなく池ぽちゃです。(笑)
最後の写真は、壮大なうち下ろしの16番ホール410yパー4です。
410yと言っても、打ち下ろしがすごいだけに相対的に短いパー4で、ハンディキャップが16になっていました。
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ご覧のとおり、チョロでもしない限り大きなトラブルはなさそうです。
正面に見えていますフェアウエー左のバンカーまで350yぐらいで風は左から右にびゅうびゅう吹いていましたので、バンカーを狙ってドカーンと打っていけます。気持ちいいですねー。
ところがこういうときに限ってスライス回転気味のボールが出てしまい、左からの風に押されてぐいぐい右に。
このコース全体がそうなのですが、深めでねっとりしたラフにズボンとボールが沈んでしまい、2打めでのオンはノーチャンスになってしまいました。
ここもあえなくボギー。