6/25/2009

ウッド・ランチ (ゴルフクラブ)


Keep Carts on Fairways Only


ロサンゼルス北西の郊外、ロナルド・レーガン・ライブラリーのあるシミ・バレーにあるこのコースは、名前こそゴルフクラブですが、実はプライベイト・コース(所謂カントリー・クラブ)です。


Wood Ranch Golf Club
http://www.woodranchgc.com/


シニアPGAツアーが2度ほど開催され、シニアUSオープンのクオリファイ会場にもなっているコースです。

一緒に行ったのは私の友人と、その友人の知り合いの二人です。
そのお二人は、ハンディキャップが18ぐらいとのことでしたが、コースも空いていましたし、距離も6,552yということで決して長くはありませんでしたので(白ティーは、6,126yしか無かったのです)、青のバックティーからのラウンドにしたのですが、これは失敗だったかもしれません。

ラウンド終えるまで確認しなかったのですが、コースレートが73.1、スロープが140となっていまして、ハンディ18ぐらいのプレイヤーには少々厳しいコースでした。(もちろん私にも相当厳しかったです。)
全員、ここでのラウンドは初めてでしたし。
(普段私自身は、USGAのハンディに合わせたお勧めどおりにできるだけスロープで125-135ぐらいのティーを選んでいます。)


私は少々ガクッと来たのですが、朝プロショップでヤーデージブックを求めると、「ないです。」とのお返事。
ヤーデージブック好きで、気楽に集めている私としてはかなりがっかりです。

「ヤーデージならスプリンクラーヘッドとかそこらじゅうに書いてありますよ!」って元気良く言われたのですが、スコアカードにもちいちゃいコースの絵とか、全体のレイアウト図とか、図らしきものが一切描かれていませんし、ホールのティーイング・グラウンド横にホール図があるコースも中にはありますが、ここにはそれもありません。

乗用カートにGPSも付いていませんでした。

ティーショット打つときとか、セカンド打つときに、どのエリアがより安全かとか、そういう情報が欲しいんだよなー。(x_x;
グリーンまでは何ヤードかコース上に表示されてても、あのハザードまで何ヤードとかが表示されてないしなー。

久しぶりの勘に頼るラウンドです。ティーからハザードを嗅ぎ分ける能力(?)がけっこう重要です。(笑)

という訳で、先に言い訳するわけじゃぁ、
・・・あったりなかったりするんですが(笑)、苦戦のラウンド・リポートです。



まずは1番のティーからの写真。

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打ち下ろしの415y。良い眺めです。
左のバンカーより左は明らかにアウトです。右のバンカーの向こう右側に少しドッグレッグしてるっぽい。バンカーより右は隣のホールとのセパレーションになってる林でしょうが、下がどんな具合か判りません。

大して打ち込んだわけでもないニュー・シャフトのドライバーを持ち込みまして(^^;、第1打は左のラフに行きました。
2打めはグリーン手前に外し3打めを3歩(約2m)に寄せるも、無難に外してボギー。(x_x)



3番はかなりの打ち上げの162yパー3。
グリーンからティーを振り返って撮った写真です。

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ごらんのように、ピンは奥でした。
風はかなりの向かい風。
195yぐらい打つつもりでクラブ選択、ユーティリティーで打ちました。

ホールの打ち上げ具合につられて、しらずしらず肩のラインが上がってしまい、てんぷら気味に入ってしまって風にも戻され左手前に大ショート。
2打めの寄せもグリーン奥のカラーの外側5cmぐらいのところにこぼれてしまいオンせず。
PWでパターの振りで打ったボールがチップインしてくれました。5歩(約3m半)の距離です。
ここでは幸いボールは深く沈んでいませんでしたので。



8番ホールはこのコースで一番短い326yのパー4、右ドッグレッグで大きな池を右に回りこむかなりの打ち下ろしのレイアウトです。

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右端にグリーンが写っていますね。
ひとつ下の白ティーからだったら、グリーンまで届くようです。(ルール違反ですが(^^;、グリーンが空いたので友人が暫定球を打ってみました。)

後から考えますと、左端に移っているフェアウエーバンカーより右ならとにかくどこでも緑色のところへ落として置けば、2打めは池越えの短いアプローチなんですが、この時は、ドライバーで打ったら一体どこを狙うのが適正距離なのか、打ち下ろし具合から言って240-250yじゃなくて270y-280y地点って言うとどのあたりか、仮に5番Iで打ったらどのあたりに着弾するのか、池の手前はどんな地面になっているのか(ブッシュでした)、などなど、色々考えすぎた挙句にドライバーで写真で見えている中央やや左ぐらいのフェアウエーにドローで打っていきました。

・・・そのつもりが、池の淵の内側、岩が並んでいるところへまっしぐら。あえなく池ぽちゃです。(笑)



最後の写真は、壮大なうち下ろしの16番ホール410yパー4です。
410yと言っても、打ち下ろしがすごいだけに相対的に短いパー4で、ハンディキャップが16になっていました。

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ご覧のとおり、チョロでもしない限り大きなトラブルはなさそうです。
正面に見えていますフェアウエー左のバンカーまで350yぐらいで風は左から右にびゅうびゅう吹いていましたので、バンカーを狙ってドカーンと打っていけます。気持ちいいですねー。

ところがこういうときに限ってスライス回転気味のボールが出てしまい、左からの風に押されてぐいぐい右に。
このコース全体がそうなのですが、深めでねっとりしたラフにズボンとボールが沈んでしまい、2打めでのオンはノーチャンスになってしまいました。

ここもあえなくボギー。


6/21/2009

三菱レーヨン JAVLNFX M7 S


ドライバーをリシャフトしました。

・・・というのは正確ではなくって、青マナの挿さったエースドライバーはそのままに、同じヘッドの中古を買い置きしておいたクラブに、三菱レーヨンのJAVLNFX M7というシリーズのS(stiff)というシャフトを入れてみたのです。



なんか、日本では売り出されていないモデルのようですね。

元々は、以前友人に打たせてもらった三菱レーヨンのバサラというシャフトの83Sというモデルが(私にはちと重過ぎる感じではありましたが)すごく弾きがよくって、バサラの73S(71gぐらいのモデルです)を試してみたい、って思っていたんですよね。

バサラ・シャフトも、日本では50g台とか40g台とかは売られているものの70g台とか80g台のモデルは出ていなかったみたいですね。


で、オーダーしてみて3週間ぐらい待っていたのですが、どうやら廃盤になり、メーカーも作っていないとの返答をもらいまして・・・。


青マナのシャフトはもんのすごく気に入っているのですが(ちなみに赤マナはあんまり好みじゃありませんでした。)、バサラの方がトルクが大きかったんですよね。

トルクが大きい方が左右にばらつきやすいような気がしてしまいますが、スイングのスピードにも拠るんですよね。
トルクが多少ある方が、ギア効果もでますし、かえって打球が散らかりにくいような感触があったのです。
私はパーシモン時代のような、フェースローテーションもけっこう使う打ち方ですので。


それで、スペックを見ましたら、このJAVLNFX M7(のS)っていうモデルが、トルク3.9で、重さもちょうどいい71gですし、バサラの後継機種っぽい感じでしたし、青と銀のデザインも好きだったので、試してみることにしたのです。

カタログのコピーを載せておきますね。
(本来配るものなので、紹介目的なら使っても大丈夫でしょう。)

画像をクリックで拡大します。


三菱レーヨン・シャフト専用のウエブサイトはこちらをクリック


チップ側にTRH50カーボンが使用されているとなっているM-シリーズよりも、全長にMR60Hカーボンシートを使用しているV-シリーズの方が、良さげに聞こえるんですが、小豆色で見た目が今いっちょでしたので(←そんな選び方なの?(笑))、M7にしました。


お友達のTONさんのブログで、FWに使用なさったことが記事になっていたシャフトです。

新しい相棒 - FT Fairway Wood -恍惚と失望の間

ハイブリッド用ってなっているJAVLN FX HYBRIDっていうシャフトもあるのですが、TONさんは46インチのシャフトをFW用にカットして使用なさったのですね、きっと。


せっかく46インチのシャフトでしたので、1/2インチ長くしてもらって、45 1/2インチで仕上げてもらいました。

こんな感じです。↓


飛距離とかまだよく分からないのですが、なかなかよい感触です。(^^)


エースドライバーの青マナの方は今、実はシャフトスタビライザーを抜こうかどうしようか悩んでいる最中です。
チーピンが出難いのはすごく良いのですが、スライス系のボールがたまに出てしまうので、組み立て難いのです。


これでFT-3は青マナS73Sと、赤マナM73S、今回のJAVLNFX M7Sと、3本も所有することになりました。ロフトも全部同じ9.5度です。(笑)


もうちょっと使い込んでみて、また出来たら感想を書いたりしたいと思います。(^^;


6/17/2009

ウィロー・ウィック (ゴルフコース)


最近あんまりまともなラウンドをしていなくて、新しいコースにもチャレンジしていませんのですが、ラウンド記録をアップします。

先日、アリソ・クリークっていう9ホールのコースをラウンドした記事を書きましたが、このところ土曜日には9時-3時の間(なんかハーフスイングみたいですね。(笑))に時間がもらえまして、先週の土曜日も息子を日本語の補習校にドロップ・オフして、ラウンドに行きました。

今回は、日本語の補習校から10分ぐらいのところにある、ウィロー・ウィック・ゴルフコースで、超癒し系のパブリックコースです。

基本的にはレディース用の赤ティーとレギュラー・ティーの青ティー(いわば白ティーですね)しか無くって、コースレート/スロープは67.7/110とかなり易しさを現した数字になっておりまして、パーは35・36=71です。
ここに来るのは、初めてだったかなー?

Willowick Municipal Golf Course


結論から言うと失敗でした。(笑)

土曜日の9時半スタートなんて一番混む時間ですもんね。
パブリックの市民コース、距離も短くて(隣のホールも含めて使えますし)広々したコースで、しかも“Municipal”コースでグリーンフィーも安いですから、(予想通りではあったのですが)すごい混みようでした。

こういったコースでは、5サムも許していて、そこらじゅう5サムになってしまい、ホールホールで詰まった上で、時には途中で帰っちゃう私みたいな人も居まして(^^;、6サムができちゃったり、まぁテキトーなことこの上ないんです。

入れてもらったドローは、4サムでした。
120-130は叩いてそうな若い人二人(この人たちは、前のドローの若い人
4人と友人のようです)と、50台のゴルファー(たぶんシングルで来た人だと思われます)、それに私です。

結局、9時45分ぐらいのスタートで、2時15分ぐらいまでの4時間半に11ホールラウンドできました。
(・・・しかできなかったといいますか。(^^;)

(あと1-2ホール行く時間はあったと思うんですけど、歩きのラウンドで、
12、13って行っちゃうとクラブハウスが遠くなるので11番で切り上げました。)


コースレート/スロープは67.7/110、パー35・36=71。

1 4 - 0 D11S-①
2 3 - /
3 5 - 0
4 3 △ / 6A
5 4 - 2
6 5 - 0
7 3 △ / D8S-①
8 4 □ 0 2B (大目玉)
9 4 - 0 D13S-①

10 5 - 0
11 5 - 0 5A
12 3
13 4
14 4
15 4
16 4
17 3
18 4

39(14)・10(3)= 11ホールで+4、17パット。


短くて易しいレイアウトのコースでしたけれど、グリーンはけっこうちゃんとしていました。
決して速いグリーンではありませんでしたけど、バンピーでもなかったし。

やっぱり待ちの時間が長くて多いラウンドは、リズムを保つのが一苦労ですね。
そんなの言い訳に出来ませんけど。
私は待たされても全然イライラしない方なんですけどね。


最近、パーオンが少ないです・・・。
でも、up & down(寄せワン)は少し増えているような感じです。
これは私にはとっても朗報です。(^^)


一緒に回ったうちの一人は、50歳代ぐらいなのにイアン・ポールター・サンバイザー(正式名称はFlairHairって言うみたいですね)を被っていたりするけったいな人(笑)だったんですが、この人がなかなか温厚そうなそれでいて楽しそうな、一緒にゴルフして楽しい人物でした。しかもゴルフも上手いんです。

特にショーゲームが抜群だったなぁ。



ハイドローの使い手で、飛距離的には私と同じくらいでした。(私の方は大概低いボールで飛んで行くんですけど。)

もんのすごい待たされてても、嫌な顔ひとつしてませんでしたしね。
若者の無茶なゴルフにワンポイント・アドバイスもしてあげていたり。

10番まで、7番ホールでのボギーひとつだけであとは全部パー。+1オーバーです。
11番で珍しくプッシュアウトしまして、隣のホールに行ってしまい、ダブルボギーでしたので、この時点で+3、私は+4の1打差で追う格好だったのですが、18ホールまで一緒にやりたかったなー。(^^)

こんな上手い人が、こんな日のこんなコースでラウンドするんだなー、って思いましたです。
しかもなんか飄々としてますし。(^^)

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この写真は、6番のティーイング・グラウンドの横のところなんですけど、誰かが眠ってます。06年に無くなったメンバーさんみたいです。
きっと相当のゴルフ好きな方で、コースとも関わりが強かったのでしょう。

確かに米国の墓地は一面芝生になっているところが多くてゴルフ場と似て居なくも無いので、これなら似たようなもんっちゃ、まぁそうですけど、ちょっと変わってます。

しかも、こっちの人は土葬しますからね。 ・・・。
ちょっとびっくりしました。


コースの方ですが、このコースはレイアウトはどのホールも易しいし短くて、多少パー3は長めのがあるかなーって感じなのですけど、ところどころ、シャーク・ジャー(サメのあご)って感じのバンカーが大口開けてグリーンの手前をガードしているんですよね。

で、私の8番ホールは、見事に罠に嵌ってしまいました。

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この写真だとそれほど高く見えないんですけど、あごは、顔の高さぐらいはあります。グリーン面見えませんでしたから。
バンカーのサイズがでかいんですよね。グリーン幅いっぱいぐらいいありますから。

それまで届きそうなパー5も、この類のバンカーを警戒して、2打目をレイアップしたりして守りながら攻めていたんですが、この8番は281yしかありません。
完全にフラットなホールで私のドライバーではとてもグリーンまで届きませんので、ティーショットをアイアンで刻むことも考えたのですが、2打目が短ければ短いほどグリーンにボールを止めやすい、ってのがありまして、ティーショットはドライバーを選択。

果たして丁寧に打ったティーショットは首尾よく/運良くフェアウエー真ん中を捉えてくれ、残りは約40yくらいです。
普段40yは、55度のSLJショットで打つのですが、ここは出来るだけ上から落としたいところですから、59度のハーフショットで高いボールで行きました。

これが(普段打たないだけに)距離感が合っていなくて、写真のバンカーの斜面の中腹やや上方にズドンと大目玉。
打った瞬間は「べたピンだろ?これ。」なんて思って、フィニッシュの姿勢で見ていたのですが。(T_T)
わはは。(^^;


フェースを少し開き気味にして渾身の力を入れてぶちかましましたが、砂嵐のあとに見えたのはほぼ同じ高さのやや右の位置に鎮座しているボールでした。 ・・・出ない。(x_x)
今度は目玉になっていない分少しマシですが、ボールのすぐ左にオーバーハングしているあごの頂上の芝が自分の目の辺りに見えます。

このあご、クリアできるんだろうか?って思いながら、
今度はSWをフェースが空向くぐらい思い切って開いて、水平に振るぐらいの気持ちで打ち込みました。
(例のポールターおじさんも「振り抜かないで打ち込みなよ。」ってアドバイスしてくれたりしてます。)

これが奇跡的にもちょろっと上にあがって飛んでくれて、あごを越えた
10cmぐらいのところにバウンドするのが空中の砂の中に見えました。(笑)

で、写真に写っているとおり、グリーン面はどわーっと下っていまして、するするするするーっと、カップの右に2歩(約1m半)まで寄ってくれたんです。

大きく後悔が残るのはここなんですが、このかるいフックラインの短いパットをなぜかちょっと引っ掛け気味に打ってしまって谷側に外してしまいました。入れればボギーで凌げたのに!(x_x)


罠に嵌らないようにプレーしていてわざわざ嵌るなんて!
なんてアホなゴルフなんだろう?

・・・って、思いながらも、・・・実はこういうのが楽しいんですよね、ゴルフって。(笑)


しかしバンカー内のあんな斜面にボールが2回も止まるなんて思いもよらなかったなー。(笑)
2打目を130yぐらいから打って斜面にぶつけたら埋まりそうだなと思ったからこそ、ドライバーで行ったのに。
バンカー内の、斜面を下りきった辺りからならバンカーショットもそんなに大変じゃなさそうなんですけどねー、あごは高いですけど。