100y以下の距離の打ち分けシステムのご紹介です。
デーブ・ペルツのニュースレターで届いたものです。
その名も「3x4システム」と言いまして、3種類の振り幅で、4本のウエッジを使って距離を打ち分ける方法です。
30yから110yまでをカバーしていますね。
49°のPW
55°のSW
60°のLW
64°のXW
の4本を使って、腕が
10:30
09:00
07:30
の3つのポジションのそれぞれで飛ぶ距離を把握し、3x4=12種類の距離を打ち分けるというシステムです。
でも、図の数字を見ますと、ダブっているところがあって、ほぼ10種類の距離の打ち分けになっていますね。
図をよく見ますと、55°のサンド・ウエッジだけがハイ・バウンスになっています。
64°のXWってウエッジも、なかなか使いこなしているアマチュアは少ないかな?って思います。
私はこのシステムを、自分用にちょっとアレンジした形で実践しています。
ちょっと表にしてみました。
デーブ・ペルツの生徒さんたちのような正確なスイングを私の場合はしていませんので、68y、83yといった数字は出てきません。
10y刻みで、すごいアバウトな把握です。ダブってる数字もいくつもありますし。
ここで、1/1と書いてあるのは、110%ぐらいのオーバースイングで、ティアップしたときや、まるでティアップされているかのようなラフに浮いているときとかに打てるくらいで、普段はこの欄の数字でショットを打つことは殆どありません。
(したがって、58°のLWでは使いません。)
3/4と書いてあるのが本来のフルショットで、自分の感覚の中では10時半のテークバックなのですが、実際に撮影してみると11時ぐらいのスイングになっていると思われるショットです。
1/2と書いてあるのが、自分の感覚の中では9時のテークバックなのですが、実際に撮影すると10時くらいにオーバーシュートしていると思われるショットです。
(ちゃんとしたハーフスイングって難しいんですよね。(^^;)
1/4と書いてあるのが、7時半のテークバックで打つショットですが、このショットは私が打つと高く上がりません。
ランも結構出ますね。距離は、私の場合はランも入った距離でして、ライやグリーンの傾斜によって違ってきますので、あくまでも目安の距離です。
2つしか数字が入っていないのも、そういった理由です。
58°のLWを小さい距離で打つ場合は、フェースを開いたりしますので、振り幅だけで調整する訳ではないので、事情が変わってきます。
30y以下の距離は、出来る限りPWのチップ・ショットを多用して低く打っています。
バンカー越えなどで58°のLWの登場になるのですが、この距離感はまだまだ下手で掴めていません。
私のウエッジ・セットアップでは、54°と58°が、かなりのハイ・バウンスになっています。
バウンス角にしてそろぞれ13°、14°くらいでしょうか。
ですから、短く刈り込んだ硬いフェアウエーでは、PWで打った方が断然ミスが少なく楽に打てます。
その他の場面で、バウンス角が大きめの方がたとえスイングが正確でなくても大きなミスが少ないので、そういうことになっているのと、バンカーからSWとLWと、距離によって使い分けたりも出来ますので、今のところこういうセッティングになっていたりします。
LWと言うよりは、ロフトが寝ているSWですね。
コースによっての入れ替え用に、同じ58°でもう少しだけバウンス角の小さい(11°)ウエッジも持っていますが、たまーにしかバッグに入りません。
まぁ、私のシステムの方はレベルが低いですし、ハーフスイングもちゃんとしていないので参考にはなりませんが、デーブ・ペレツのシステムは参考になさってみて下さい。
成功のカギは、どのクラブもどの大きさのスイングも同じテンポで打つことだそうです。
多くのPGAのツアー・プレイヤーにもこのシステムを伝授しているが、彼らにとっても役に立っているし、特にプレッシャーがかかる場面などに強い方法論だそうです。
ウエッジを4本使うのは、とにかくお勧めです。
表には同じ数字が入っていても、グリーンに落ちてからの挙動が違いますので、カップに対して登っているとか下っているとか、ボールのあるライの状態とか、2段グリーンの段の位置とか、いろいろなケースで使い分けるのも、なかなか有効な手段になると思います。
あと、10y刻みの数字よりいつもちょっと短めになるとか長めになるとか、クラブによる微妙な差の経験値も出来てきますしね。
でも、全クラブが手元に無い、キャディさんが4つバッグを運んでいるゴルフの時には使いにくいシステムになっちゃいますね。
いつもパターと併せて5本以上持って行かなくてはなりませんから。(^^;