1/13/2010

SCGA(USGA)のハンディキャップ・システムの委託


昨年末30日から、今年の1月4日までの約1週間、SCGAのサイトでスコアのポスティングができなくなっていたのですが、新年明けて、スコアをポストしようとしたら、いきなりハンディキャップ計算を請け負う団体が変更になってました。


GHIN (Golf Handicap and Information Network)
http://www.ghin.com/


GHINって団体なのですが、NY方面ではすでにここがハンディキャップ計算を担当していた模様。

こちら南カリフォルニアでは、SCGC (Southern California Golfer’s Club)と、SCGA (the Southern California Golf Association)がリンクしていて、同じハンディキャップ申請番号でポスティング出きたんですが、今回、6桁だった番号が7桁に変わりました。

私も含め、大抵の方は、今までの6桁の番号の頭に“9”が追加になっただけの変更ですが、中には丸っきり別の番号になった方々もいらっしゃる様子です。
(なんか、日本で電話番号の桁数が増えたときに似てますね。)


ちなみにGHIN (Golf Handicap and Information Network)のHPに画像がありますが、


スコアのポスティングの画面がこんな感じで、


画像をクリックでリンクしてます。


ハンディキャップ・インデックスのルックアップ画面がこんな感じです。

画像をクリックでリンクしてます。


いきなりの変更で、びっくりしました。


今までは、毎月1日にハンディキャップ・インデックスの見直しがあったのですが、これからは毎月1日と15日にハンディキャップ・インデックスの見直しがされることになるのだそうです。

他には特に大きな変更点は見うけられないのですが、1点気が付きましたのが、「Based on T-Score Differential」とかコメントが書いてあるところがありまして、どうやらトーナメント・スコア・ディファレンシャルというものが設定されているらしいことです。
トーナメントでのスコアは、普段のラウンドよりちっと厳しいからおまけしとくよ、ってところなのでしょうか?
今度もっと詳しく判ったら、追記辺りにレポートいたします。


どうやらですね、米国各地方のUSGA傘下の組織も、ハンディキャップ計算はGHIN (Golf Handicap and Information Network)に一任して統一して行くというUSGAの方針のようです。


1/09/2010

計測機能付きパター その2


計測機能付きパター(DMMP)」という記事のフォローアップ記事です。

前回、trimetalさんにこのパターの存在を教えていただいて記事をアップしたら、開発者で社長でいらっしゃる、ご本人の小祝秀明さんが直々にコメントをくださってビックラこいてしまったんですが、

思えばあの時に、使い方で私がよく分からないツボを、どうやって克服するのか聞いておけばよかったです。


ただね、まだお買い上げにもなっていないお客さんでも無い私が根掘り葉掘りお聞きするのもナンだな、とか思いまして、遠慮いたしました。(^^;
会社ホームページの「お問い合わせ」コーナーにも、まずは買って体験してね、とのメッセージがあったりしますし。(^^;


フォローアップ記事まで書くからには、ワタクシ非常に興味を持っております。
(ただしグリップにだけ、ですが。)
形状も、私の好きなピストル型と呼ばれるグリップですし、とても欲しいです。

で、これはいつものように実験してみるに限る、と思い、やってみました。
2万ウン千円という価格では到底買えませんので(すみませんm(__)m)、
まぁ“エッセンス”を理解した上で自作。
(送料もけっこうかかっちゃうんです。すみません!(^^;;;)
もちろん、競技で使えるわけではありませんので、ヘンな付属物も、グリップに露骨に書いた数字も、とりあえずOKです。


で、使ってみますと、大体こんな風に見えます。


画像をクリックで拡大します。


グリップエンドに付けてあるストローで向こう側が見えれば目の高さに合わせてある、って印です。
シャフトを摘むように指先で持って、地球からの万有引力(重力とも言う)を利用して、パターを垂直に、そしてボールの真上に来るように持っています。

数字はかすれててよく見えないかも知れませんが、「36」って書いたところに、うちの息子くんが大好きなスポンジ・ボブ顔の黄色いゴルフ・ボールをカップインさせようとしているホールの見える位置が重なってますから、このパットは、36cmのテークバックでバッチリです。

ちなみにこれは、登りのフックラインです。

ね、なんかかっちょいいでしょう? 訳ありな感じ。(^^)
(私の自作パター・グリップは雑で汚くてダサいですが。)



「えー? でも速さの違うグリーンはどうなの?」
「上り下りとかどうなの?」

って、思ってしまいがちですが、そんなご心配は要りません。
なぜなら、同じグリーン、同じ傾斜で30cmのテークバックでボールをうち、キャリブレーションしてその時の腕の長さ(ボール真上のパターグリップから目まで(どのくらい離れて持つか)の距離)を決め、アジャストしてあるからです。


このボールを、36cmのテークバックで(私の場合ですと靴の中の右足小指ぐらいまで引いて)打ってみますと、確かに距離バッチリなんですわ。
かなりいい感じです。

こりはすごいかも?!

画像をクリックで拡大します。


うちの息子くん、お気に入りのスポンジ・ボブ・ボールと、(他のコースの)ブランクのスコアカードと鉛筆を渡したら、パットしては端っこに走っていってなにやら数字を書き込んで、またパットしに戻って来て、2つカップインさせると、また端っこに戻っていって楽しげに書き込んでいました。(笑)
みてみますと、22とか、4とか8とか、なかには100とか96とかも書かれていまして。(^^)



しかしですね、今のところ私にとっては問題があります。

1. まず第一に、ボールの真上にパターを吊ること自体に、かなりの練習を要する。
(練習するだけならよいのですが、ほんの少しのズレが、けっこうcmの差になって出てきてしまいます。)


2. グリップのマーク位置30cmでキャリブレーションした「腕の長さ」を次のホールで正確に再現出来るかどうかの方法論が全く思いつかない。
(いまキャリブレしたラインで、直後に測量してみるとかなりいい線でテークバック量が出てくるのですが、“肘の曲げ具合”とでもいいましょうか。この再現性は、測量のカギになります。)

練習グリーンでのキャリブレーションで、その場で打つにはいいのですよ。

しかし私だと1番のグリーンからすでにキャリブレーションしたとおりにセットできないと思われ・・・。


3. あと、やっぱり距離自体は歩測の方が正確ですね。
(で、せっかくの歩測を、このグリップ測量システムに反映できない。 というジレンマが出ます。)


以上が、実験してみての私の感想です。




***

追記いたします。

DMMPグリップの開発者でDMMP社の社長である、小祝さんからコメントで、すごく楽しみなお知らせをいただきました。

グリップ単体での発売です。
クレジットカード決済もOKになったのだそうです。

以下、旧記事にいただきましたコメントです。


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DMMPデザイン社の小祝です。
ネットだけではありますが、お知り合いになれて大変嬉しく思います。

Z様のご意見にありましたように、グリップ販売、グリップ交換サービスを始めました。
一度お使いいただき、ご評価いただけると幸いです。

今年に入って、西日本新聞、西日本スポーツ新聞、読売新聞(九州)、産経新聞(中部)・・等に広告を出させていただき、メディアの反応に驚いております。

検索は DMMP で私の手作りホームページが出ます。1月からクレジットカード決済システムを導入しました。

今後とも応援の程よろしくお願い申し上げます。


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と、いうことで、ご興味をお持ちの方は、ぜひトライなさってみて下さい。

私ももちろん買います。 (^^) ♡



1/07/2010

2009年の成績と、2010年の数値目標


昨日の朝、The voice of the Angelsのローリー・マーカスが亡くなってしまいました。
朝、目を覚まさなかったのだそうです。

この8年間、殆んど毎日のようにラジオから流れる彼の声を聞き、年平均90回以上も(チームが勝利したときに決まって彼が言う名フレーズ)「Just another Halo victory!」を聞いてきました。

とても人柄がよくて、この人を嫌いだと言う声を聞いたことがありません。

54歳の若さ。

突然の訃報に、言葉もありません。 - R.I.P.



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(本題に戻ります。)


遅ればせながら、2009年の成績を振り返ってみました。(^^;


一昨年(2008年)12月の、「パット数40%!の法則」という記事の後半で、生まれて初めてパッティングのデータを集計してみました。
(「あんた、20数年も何やってたの?」って聞かないで下さい。(x_x;)


一昨年(2008年)12月の記事の中で、

>(現在までの)33.53/81.3 = 41.24%が、仮にラウンドの平均で約 「1パット」
> 減って32.5になれば、単純計算で、32.5/80.3 = 40.47%。
>
>うん、このぐらいを目指すべきだな

って書いたのですが・・・、
どうだったでしょうか?

デジタル・パット実践の効果は上がったのか?



ブログを始めてデジタルパットに取り組むより前の2007年以前及び2008年4月以前のデータはありませんが、


2008年 (5月-12月)
Score Average:    +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)


2009年
Score Average:    +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)


をををー! これはすごい。
我ながら感心しましたが(笑)、スタッツは向上し、目標達成しています。(^^)

Putts per GIRも、かろうじて2.000を切りました。 
(この数字自体は、GIR(パーオン)して居ないときは3パットしようが4パットしようが関係ないってのがナンですが、まぁ所詮は自分のためだけのデータですからいいでしょう。)

パット数がラウンド当たり1打以上減っているのに、平均スコアが少し落ちていてパーオン数もほぼ1ホール落ちているのは、ラウンドするコースの種類が増えて難易度が増しているからです。
(ちなみに私のGIRは厳密ではありません。 グリーンのカラーのやつとか、ちょい外のやつも主観で数に入れたりしてます。 逆にパット数としてはわずかに増える方向ですね。 ま、自分のためですので。(^^;)


ちなみにスコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
(2010:   +8.0 +7.0 = +15.0)

大体、バック9 の方がスコアがいい傾向にありますね。
私以外にも、そういう方が多いんじゃないかな?とか思ったりしてます。


2007年のデータは、11コースだけ。
22ラウンドですから、6割以上は近隣の3コース(厳しくない、値段もお手頃です)からのデータです。
07年は、12/25にパーム・スプリングズのランチョ・ラスパルマスで74
(パー71, ディファレンシャルで5.5でした。)を出したのがベスト・ラウンドでした。
ワーストは、トランプ・ナショナルでの94(51・43)。
(後に、07年のベスト・ラウンドは8/19のロス・セラノスの 81(ディファレンシャル3.9)だった(x_x;、という不思議な事実が判明します。→「参考記事」


2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
フロント9を夕方に、バック9を別の日の早朝にラウンドしたデータとかも混ざったりしてます。
(「約」って付いてるのは、日没サスペンデッドで13番までしかやってないのとか、1ラウンド+9ホールやったのとか、いろいろ混ざっていますので。)

08年は、12/29に、TPCバレンシアで77 (パー72, ディファレンシャルで4.4でした。)を出したのがベスト・ラウンドでした。ワーストは、・・・太平洋クラブ益子での91(44・47)をわずかに抑えて、インダストリー・ヒルズ(ベイブ・ザハリス・コース)での92(50・42)でした。ディファレンシャルで15.5。


2009年は、約40ラウンドでした。
ブログ効果でしょうか。 ラウンド数も最大限に頑張っています。(^^)
08年後半ぐらいから、けっこういろんなコースに挑戦していますね。
合間合間に近隣コースでもプレーしてます。

09年のベストラウンドは、4/29に、Navyコース(デストロイヤー・コース)で
76 (パー72, ディファレンシャルで2.8)ですね。
これは、キャリアでのベスト・ディファレンシャルでした。
そしてワーストは、ペブルビーチ・リゾートのスパイグラス・ヒルでの 91
(51・40)、をわずかに抑えてインダストリー・ヒルズ(アイゼンハワー・コース)での 92(52・40)でした。

・・・と、思ったらまだ悪いのがありました。
ラ・カニャダでの89(45・44; パー70)のディファレンシャルが、18.4と最大でした。(x_x)!


2010年は、まだ元旦のエンジェリス・ナショナルのデータひとつだけですね。


そういう訳で、平均スコアは微妙に落ちたりしていますが、ゴルフ内容はだんだんよくなって来ています。

そして2009年の、平均パット数 32.23パット/ラウンドで、平均スコア +9.4 (パー72なら、81.4相当)、並びにGIRパット数1.967という数字は、読み換えますと実は私にとっては非常に嬉しいデータなのです。

パット数40%!の法則」という記事の中で、「自分はパットが好きでどちらかと言えば得意だと思っていたのに、集計して計算してみると41.24%。 40%を上回って、どちらかというと自分のゲームの中でウイーク・ポイントになっちゃってるじゃないの?!」って、ショックを受けていたんですね。

その観点から言いますと、09年のデータは、
32.23/+9.4 = 39.59%となって40%を切りますから、パッティングが私のゲームの中では強みのひとつになった、と言えると思います。(^^)

また、GIRで2.000を切ると言うことは、3パットでボギーを打つよりも、1パットでバーディーを取った数の方が(わずかですが)多かった、と言うことを表しています。


ブログにいろいろ能書きを書いて来ていますので(笑)、大体こんな感じになってるかな?とは思っていましたが、あらためまして、golfreak銀さん
並びに、(特に)ノリさんに、厚く御礼を申し上げます。m(__)m




さて、2010年の目標です。


1. パット数/ラウンドは、31.60以下をターゲットに。(? <- 32.23 <- 33.53)

2. パット/GIRは、1.944以下に。(? <- 1.967 <- 2.029)
(大目標は、1.888を照準に、高いレベルを目指します。)

3. 平均スコアで、今年は+9.0を切る。
(平均スコアの目標は、ハンディキャップとは別に必要です。 叩いてしまった日のラウンドも、諦めずに粘り強くスコアをなるべく減らす努力をするために。)



余興的に、バーディー数なるものも数えてみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)

ふぅ~ん、大体ラウンドあたり1個ってところですね。
パットの改善は、主に3パットの激減による部分が大きいようです。
デジタルパットの効果さまさまですね。

そういえばここ数年間、イーグルってものをゲットしていませんでした。過去には何回か経験していますケド。
今年は1個ぐらいはイーグルを決めたいですねぇ。
パー5の2オン1パットとか、3打目チップインとか。 パー4でセカンドをズドンとか。


今季は、デーブ・ペレツ式のグリーンの読みを勉強・実践しまして、『バーディー倍増計画』をやろうかと思っています。(まぁた取らぬ狸。(^^;
これは数値目標ではなくて、作戦です。(笑)

デジタルパットがベースになって、今度は距離のコントロールのみならずカップインに繋げる、より積極的かつ攻撃的な取り組みになります。(ホントか?)
あくまでも今の程度のパーオン率で、パット(及びショートゲーム)の改善で達成する目論見です。



上記目標、半端なようですが実はそれぞれの数値に具体的なバックグラウンドがあります。

例えば、1. の31.6パット/ラウンドを達成できると、09年の39.59%から逆算しまして、79.8なんて言うスコアが出てきますので、漠然と長年の私の夢だった「平均スコア70台 (むしろ80を切るって言うべき?)」っていうひとつの大台をクリア出来るかも知んない、とかまぁそういう数値目標の設定なのです。

平均スコアで 1.4も一気に減らすってのはちょっと大胆な目標ですわね。
でも、31.60 <- 32.23 <- 33.53 っていうペースは、そう無茶でもなさそうに思ったりしてます。


2. のパット/GIRも似たような理由ですね。 2ラウンドで(ワンパットのバーディー)x3個&(3パットのボギー)x2個のペースが、1.944で、1ラウンドに
2個のバーディー&1個のボギーのペースが、1.888です。

判りにくいですねー。(笑)
ま、いいんです。(^_-)


2010年は、 ・・・出足悪いぞ!(笑)