8/15/2010

コーリー・ペイビンとジム・グレイのいさかい


今、ちょっと話題になってますね。


こちらが一番まとまった記事です。(他にもいろいろ出てますが。)

Pavin denies offering pick to Woods

(「Pavin denies offering pick with Woods」←上のと同じ内容の別のサイトの記事です。)


ライダーカップで米国チームのキャプテンを務めるコーリー・ペイビンと、なぜかちゃっかりGolf Channelのリポーターになっていたリポーターのジム・グレイが揉めました。


(クリックした先は写真のリンク元です。)


発端はタイガーの不調です。
ライダーカップ・メンバーは、ポイントで上位8名と、キャプテン・ピックの4名の合計12名でチーム編成されます。

タイガー不調のため、今のところライダーカップ・ポイントは10位。
先日のプロ入り最悪のパフォーマンスだったブリジストンのトーナメント前(水曜日)にも、タイガー本人にこの質問がありまして、


ライダーカップのトップ8が決まるまであと2週間ですが。
もし、キャプテン・ピックで出場するように要請されたら、全力で出場しますか?

-> 自力でチームに入れるようにプレーしようと思ってます。

もし、そうならなかったら・・・?

-> 自力でチームに入れるようにプレーしようと思ってます。

それは曖昧な表現のお答えですね・・・。

-> 自力でチームに入れるようにプレーしようと思ってます。


・・・なんていう、ある意味馬鹿げたやり取りがあったばかりなんですが、これが伏線といえば伏線です。

(私から見ましたら、トップ8に入っていなくてもトップ12には入ってますし、世界ランキングの方も1位、もし落ちても2位、ってことで、別になんのためらいもなくペイビンがピックするだろ? 批判する人居ないだろ? ・・・ってか、スポンサー的にはどんなに不調でもタイガーが出てくんないと困るだろ? って思ってますから、マスコミのしつこい質問が馬鹿げていると感じるのですが。)



で、記事に書かれている内容を分かりやすいように時系列的に箇条書きにしてみます。


Gray reported Tuesday evening that Pavin told him he would pick Woods for the Ryder Cup if he didn't make the team on his own at the PGA Championship. He quoted Pavin as saying - it was not on camera - "Of course I'm going to. He's the best player in the world."

(火曜日に、ジム・グレイがゴルフチャンネルで、もしタイガーがトップ8に入らなかったときタイガーを選ぶのかどうかペイビンに聞いたところ、「もちろん(チームメンバーに)選出するよ。世界一のプレイヤーだからね。」と((非公式に)カメラの回っていないところで)、言った。 と放送しました。)


Pavin was so angry when he heard about this Wednesday morning that he tweeted while on the golf course that "Jim Gray has misquoted me re: picking Tiger. I never said such a thing and will not say a thing until 09/07."

(ペイビンは水曜日の朝になってこのことを聞いて怒り、ゴルフコースからツィッターで、「ジム・グレイはタイガー選出の件について私(の発言)を間違って引用した。 私は全くそんなことは言っていないし、(期限の)9/07までは、なにも言うつもりはない。」とトゥイート(さえずり)しました。)


Gray had said on air earlier Wednesday after Pavin's tweet that there was "not one part" of what Pavin said that had been misquoted.

"And quite frankly, I happen to like Corey Pavin," Gray said. "I've known him an awfully long time, and in this instance, he is being disingenuous and is not telling the truth."

(グレイは水曜日の放送中、ペイビンのツィッターでの発言に対し、「1箇所も」ペイビンの言ったことの引用は間違っていない。

「正直、コーリー・ペイビンのことは好きだったんだ。」とグレイは言い、「長いこと彼を知っているが、今回の件では、彼は不正直で本当のことを言っていない。」と。)



Jim Gray approached Pavin after a news conference Wednesday, and they stood no more than a foot apart, facing off as if they were in the middle of a boxing ring. Pavin's wife, Lisa, pulled out her mobile phone and recorded the conversation.

Pavin said Gray called him "a liar" and said, "You're going down."

(グレイは、ペイビンが水曜日の記者会見を終えた後ペイビンに詰め寄り、ボクシングのリングの真ん中にでも居るかのように、30cmと離れていない距離で睨み合った。 ペイビンの妻、リサさんは携帯電話を取り出し二人の会話を録音した。

ペイビンによれば、グレイは彼を「嘘つき」呼ばわりし、「お前は破滅する。」と言ったそうだ。)



注: たぶんこれは奥さんの携帯に録音されていますでしょうから本当だと思いますね。


As Gray turned to walk away, Pavin barked at him, "You're just going to walk away?" They continued to argue, although not loud enough that their words could be heard by about a half-dozen reporters.

(グレイが立ち去ったとき、ペイビンはグレイに向かって「逃げるのか?」と吠えた。 二人は口論を続けたがその場に居た6人ほどのリポーターには内容は聞こえなかった。)


"He called me a liar, which is one thing I don't do," Pavin said. "I said he was full of something. I'm not going to have someone call me a liar."

(「奴は俺を嘘つき呼ばわりした。それは俺が決してしないことのひとつだ。」とペイビン。「俺は、『お前はfull of something (なにかまみれ)だ』と言った。誰かに俺を嘘つきと呼ばせたりはしない。」)

注: full of something (なにかまみれ)の部分は、本当はfull of shit (糞まみれ->ゲス野郎)って言ってる筈です。


Pavin noted that he has been asked about Woods and the Ryder Cup since the start of the year, and he had never revealed any of his plans.

"Of all the people I know in the media business, he would not be my first choice to tell that to," Pavin said. "He wouldn't be my second, third or fourth choice, either."

(ペイビンは、タイガー選出に関しての質問は今年の初めからずっと受けてきており、どうするかについては一度も表明したことはない、と念を押した。

「メディアに居る私の知人全員の中で、もし仮に私の考えを伝えるにしても、グレイは私が最初に選ぶ相手ではない。」と、ペイビン。「グレイは、2番目でもなく、3番目、4番目にも、いずれにもならない。」)



とまぁ、こんな感じで、世間の受け止め方としては、「なんで中学生の喧嘩みたいになってんの?」っていう感じです。


しかしまぁ補足しますと、ジム・グレイって人は、実に嫌らしいハイエナみたいなリポーターで、人としてどうか?と思うようなインタビューをいままで数々行って来ていて、本当にゲスなリポーターですから、世間一般の人からはものすごく嫌われています。

レイカーズのプレイヤーにも以前度々コートサイドとかでインタビューしてましたが、私も大っ嫌いです。

っつーかね、タイガーがチームメンバーに入って当たり前なのに、ゴルフ・マスコミはそもそも何でそんなに揚げ足取りなのか?と。

タイガーが、ライダーカップ・ポイントで12位にも入っていないんなら、まぁ、疑問の声も上がるでしょう。
でもね、今時点で10位ですからね。選ばれて当たり前。



最後に、敵方のキャプテン、コリン・モンゴメリのコメントが出ていますが、傑作です。

When European captain Colin Montgomerie was asked what he would do if he were in Pavin’s position, the Scot said: “Oh, that’s a very difficult, dangerous and undiplomatic question. But of course I’d pick him, yes.”

(ヨーロッパ・キャプテンのモンゴメリは、(タイガーの選出に対して)もし貴方がペイビンの立場だったらどうするか?と質問され、「うーん、それは、・・とても難しくて、危険で、外交的にまずい質問だね。 でも、僕だったら・・もちろん(メンバーに)選ぶよ、うん。」)



真相としては、ゴルフ・チャンネルでリポーターに拾われたジム・グレイが、特ダネを焦って勇み足しておきながら、訂正したペイビンに切れて暴言吐いた、ってところじゃないでしょうか。

ていうか、タイガーがライダーカップに出るのなんて、そもそも特ダネじゃないだろ?(呆)


8/12/2010

ブレイマーの8番ホールでのホールインワン


前記事、「ブレイマー・カントリクラブ (イースト・コース)」にさらっと書こうかと思ったんですが、なにしろ生まれて初めてで、私のゴルフ歴のハイライトです(笑) ので、やっぱりひとつの記事として書くことにしました。(^^;


まずはチーム戦のスコアカードを。

画像をクリックで拡大します。


いやー、気持良過ぎます。♡  (^^;


入っちゃったんですよ、8番ホールで。
ゴルフ歴25年にして初のホールインワン。(^^)

私には死ぬまで縁がないかも?!
って思ったりしていましたので、素直にもう最高に嬉しいです。



8番ホール、157yのパー3の写真は、こんなかんじです。

画像をクリックで拡大します。


グリーン左のガードバンカーよりもう少し右の、グリーン左寄りの位置にカップが切られていました。
他の二人は、ティーイング・グラウンドの左端の位置からグリーンに対してもっとオープンに見える場所にティー・アップしてショットしましたが、私は写真を撮ったような角度の右端寄りの位置からティーショットを打ちました。

スコアカードでは157yですが、この日の位置だと約155yぐらい。
打ち降ろしですからその分は1クラブ短めでもいいかな? という計算と、中程度の向かい風だから少しノックダウン気味にゆったり打つとして1クラブくらい長めがいいかも? という計算で、結局6番アイアンを選択しました。

私の友人がとても良いショットでグリーンの手前の位置、ガードバンカーのすぐ右辺りに付けていましたので、「もう、あのボール採用でいいんじゃね?」などど軽口を叩きながらティーアップし、自分の中の気持ちとしては「向かい風に打っていくボールは叩きつけないようにスムーズに振るだけ」と言い聞かせつつルーティンをしていました。


レイアウトは、こんな感じです。



このGoogleマップの上空写真で中央に写っているホールで、西(ティー)から東(グリーン)へ打ちます。

グリーン面が左へ傾斜しているように見えましたし、花道もグリーン右寄りですので、木の上を打っていく感じでエイミングしました。


自分でも「いい感じで打ったな。」とは思ったのですが、・・・まさかねー。

友人が、「おいおいおい、入ったんじゃね?」「俺バウンドしてカップに向かってくの見たけど、グリーンにボール無いぜ?」って言ってきたんですが、私の打った位置からは写真を見ていただいたようにグリーン面上での転がりは木が邪魔でよく見えません。


友人の証言に、けっこうドキドキしながらグリーンへ行ってカップを覗くと、ありましたよ、私のボールが!

「うっひゃー。」って、ちょっと興奮しながら、グリーンにあったピッチ・マークとカップの中のボールを記念に写真に撮ろうとしました。(笑)



この角度では、カップの底は写りませんね。(^^;
ピッチマークのところに、ちっちゃい白矢印を入れておきました。



ニアピンが設定されていたのは2番ホールで、この8番ホールにはなにもかかっていなかったのですが、主催者さんが計らいをして、祝福して下さいました。(^^;

表彰式のときに、『ホールインワンを出した方がいらっしゃいますので、このバッグを贈りたいと思います。』と、青いナイキのキャディーバッグをいただいてしまいました。(^^)



この時のボール、8番終えて直ぐにしまい込むべきだったんですがなにしろ慣れていませんのでその後のホールでもこのボールを使ってプレーしていました。(笑)

幸いに、最後まで残っていてくれましたので、今はこの記念ボールを取り出して別にしてあります。(^^)


スクランブル・フォーマットでしたので、私の個人としてのスコアはありませんが、トーナメントでのプレーでしたから、とても記念になりました。

(幸いに日本ではありませんでしたし、クラブのメンバーでもありませんでしたので、トーナメントの全員(この日は70人ぐらい)にビールを奢るとかそういうのも無くって済みました。(笑) ;)



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追記: このホールのその後(2年後)です。→ 「ブレイマーCCの2




8/11/2010

ブレイマー・カントリークラブ (イースト・コース)


いつもの友人に誘ってもらい、チャリティー・トーナメントでプレーをして来ました。


LAの北西、Tarzana市にあるプライベート・コースです。

今回は、「S.A.J.D. (Stay Alive, Just Drive)」 という、(特に携帯電話・メールなどによる)注意散漫運転を無くそう、という主旨で活動しているフロリダの団体の協賛で行われました、チャリティー・トーナメントです。



トーナメント後、表彰パーティー&チャリティー・オークションの前に、
S.A.J.D.作成のビデオによる15分程度のお勉強会や、当日駆けつけたシェリフのスピーチなどもありました。
写真に写っています、黄色いシャツのおっちゃんが、フロリダからいらしたS.A.J.D.の方です。


Braemer Country Club
http://www.clubcorp.com/club/scripts/section/section.asp?NS=PCH&MFCODE=BRMCC&SUBGRP=15


東コースと西コース、全部で36ホールあるプライベートのゴルフ場ですが、全体に距離は短めでアップダウンの多いトリッキーな印象の、日本の山岳コースを彷彿とさせるようなゴルフ場でした。

コースのサイトに書かれているように、短い距離だけで油断すると難しいよ!なコースになっています。


小高い斜面に造られているクラブハウスのコース側の正面には、ゴルフの殿堂入りしているラルフ・ガルダールの彫像が立っていました。
3年連続でメジャー大会を勝っているメジャー・ウイナーです。



ここの西コースは、この方に因んでガルダール・コースと名称が付けられています。


当日まで、誘ってくれた私の友人自体が把握していなかったのですが、この日は4人ドローがチームとして争うスクランブル形式のトーナメントでした。

友人が呼んでいたメンバーの一人に、プロを引退してアマチュア資格を取り戻したケリーという女性を予定していたのですが、当日に腰痛のためキャンセル、我々のドローは3人になりました。
(友人は、スクランブルだと判っていたら無理して来るように言ったのに!ショートゲームとパットだけでもすごい助かるじゃん!! とか言って悔やんでました。(笑))


ショットガン形式のスタートで、我々は17番ホールからプレーしました。
ティーは白ティーです。

ケリーを欠いて、メンバーは私と、いつもの友人(HDCP15ぐらい)と、リタイアしていると思われる年齢のロン(HDCP28ぐらいかなぁ?)の3人。
主催者側の指示で、3人で順番にローテーションして4人目のショットも打つことになりました。


そういう訳で今回は私のポスト出来るスコアはありませんが、たまにはこういうフォーマットも非常に楽しくプレーできます。
なにしろ、各ショットでギャンブル出来たり、逆に変なプレシャーがかかったり。(笑)



いつものようにいくつかのホールの写真でをご紹介しますね。

こちらは、クラブハウスを外に出たところから撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


見えているのは、左から順に9番グリーン、4番ティー、3番グリーン、1番ホールです。

クラブハウス近くは、ちょっとホールが混み合ってますね。
その点、フェアウエーがタイトで隣のコースに打ち込んでもなんとかなるんじゃないか?感はありますが、実際のところそうでもありません。

クラブハウスの正面から見えるホールはほとんどが今回ラウンドした東コースです。



次は3番ホール、371yのパー4の写真です。

画像をクリックで拡大します。


写真はティーからではありません。
軽くドッグレッグしていますので、グリーンに真っ直ぐ見える辺りから撮影しました。
一番低くなっている辺りに、細いクリークが横切っています。

私のティーショットは、フェアウエー右寄りのいい位置に飛んでいて、残りは登りの100yでした。
9番アイアンで打った2打目はピン右手前の軽い登りのフックライン、6歩(約4m)についてくれ、このパットをロンが我々が打つまでもなく決めてくれまして、バーディー。



こちらは、6番ホール410yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


私のティーショットは、フェアウエーやや左サイドに上手く打てました。
フェアウエーが一番高くなっている稜線に届くか届かないかぐらい。
2打目は少し打ち下ろしていて、私が4Uで打ったボールがカップ左8歩(約5m半)にオンしましたが、パットは4つとも入らず、パーでした。



7番ホールは、498yのドッグレッグでパー5です。

画像をクリックで拡大します。


普段なら間違いなく3Wか2Uでティーショットすると思われますが、ロンさんのドライバーショットが180yぐらいのFWにありましたので、チームプレーとしてドライバーでティーショット。
フェアウエー左の、カート道路との間にある1本の木の下の斜面にキックして、フェアウエー右サイドの好位置に運べました。

2打目、このホールは私が2回打つ番でしたが、グリーンには届きませんので1回だけで2回目は(体力温存のため?(笑))放棄。(笑)
満足行くショットでしたので。
20yぐらいのチップを友人が2歩(約1m半)に付けてバーディー。
(1m半ぐらいの距離は余程のラインでない限り、3人で都合4回打てば必ず入ります。(笑))



最後にご紹介しますのは、15番ホールです。
325yと短いパー4ですが、大きくドッグレッグしていてクセモノなホールです。

画像をクリックで拡大します。


パートナーの二人がティーショットを共にブッシュに打ち込んでいて、やけにプレッシャーの掛かるティーショットでしたが、私の3Wでのティーショットは左サイドの木の右上の辺りを抜けてドロー、ファーストカットのラフにかかっていましたが残り約100yのいいポジションに飛んでくれました。
(もし私もミスったら、友人にもう1打残っていましたから、180yぐらいを打ってレイアップしてもらうつもりでした。)

グリーン右にバンカーのあるグリーンへは私が左サイドにオンしましたが、順番でもう1打残っていたため2つ目は思い切ってバンカー越えでピンを狙いました。
これがもう少し近い5歩(約3m半)に付いてくれまして、首尾よくバーディー。



パッティングに関しては、ラインを見て分かっている状態で同じところから打てるというのは非常に大きいですね。

スクランブル・フォーマットでのプレーは、以前ミードゥラークというコースで経験して記事にして居まして 今回で2回目ですが、なかなかに楽しいですね。

3人の飛距離の関係で、ティーショットと残りが長いセカンドショットは私のボールを採用することが多かったんですが、私の友人はショートゲームが私より上手いですし、ロンはややノーカン気味ですがパターをアグレッシブに直線的にストロークしますので、ガツンとスラムダンクすることも少なくなく、

今回は、たまたまチームワークの噛み合わせが非常に良くって、-9アンダーの「61」でラウンドすることが出来ました。

ですから、本当に気持ちよく楽しめました。
こんなスコア、自分だけでプレーしていて経験する数字ではありませんからねー。


ちなみにトーナメント成績としては、3-wayのタイで、1位でした。(^^)
優勝(?)景品として、各自にナイキのボール1ダースをもらいました。