このカテゴリーの記事は実に久しぶりです!(^^;
(それだけ私がショートゲームに造詣が無いってことが如実に出ているような気がしますが・・・(x_x))
まぁ、いいんです。
このカテゴリーの記事が増えるに連れてレベルアップするのだと思って自己納得します。(^^)
さて、今回仕入れたアプローチ・ショットですが、お友達のtrimetalさんに教えを請いまして、ご親切に教えていただきました。
こちらの記事の、9番ホールでtrimetalさんがお使いになったショットです。
こういうショットです。 (ちょっとコメント欄から抜粋しますね。)
9番は、ライが良くて打ち上げですので、打ちやすかったです。カラー迄が14歩、ピンがカラーから8歩ってところです。
これくらいですと、ロブショットは必要ないと思います。56度を少し開いて、ボールの下を潜らせるように、払い打ちます。この打ち方は数年前からやってまして、SWを加速も減速もさせないで一定の速度でインパクトします。軌道の最下点で打つ感じです。PGAツアーのプロが打ってるやり方を真似してみました。SWですし、高く上げないのでスピンも掛かりますので、落ちてからのランは3歩前後でしょうかね。イメージとしては、フェースで運んで上げる感じです。加速も減速もしないでゆっくりと一定の速度で打つのがコツです。失敗は少ないです。
もう少しピンが近ければ、大き目に打つことを覚悟してロブか、バンプ&ランではないでしょうか。
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ラフから15ヤードや20ヤードくらいの寄せでは失敗が少ないので、重宝しています。なぜなら、ラフにクラブを打ち込むわけじゃないので、振り抜く時のラフ抵抗が少ないので、距離感が合いやすいと思います。
実に丁寧に教えてくださって、感謝感激であります。m(__)m
教えていただいた日の帰り、さっそくとあるムニ・コースのチッピング・エリアへ行って、試してみました。
フェースを少し開いて、エクスプロージョンしないでバンスを使わずに打つバンカーショットの要領で、少しシャローな軌道を意識して、払い打ってみました。
確かに、今までのチップショットより滞空距離が長くてピンが近目の砲台気味のグリーンなんかでとても有効なショットが出ました。
ちなみに私のウエッジですが、キャロウエイのジョーズ・ウエッジでして、ソールの前後にバンスを落とす削りが入った形状をしています。
Callawayの公式pre-ownedのショップサイトから。
ですから、開いて構えますと 16度もあるバンスが有効に使えるんです。
(私が愛用しているのは、ロフト角が54度のウエッジでバンスは同じ16度です。)
せっかく、「このウエッジは、フェースを開いて使いなさい。」っていう設計になっているのに、私はほとんど開いて使っていませんでした。(^^;
本当に困ったバンカー越えなどで、うんと開いてフロップショットを試すことは無くはありませんでしたが、危険率の問題でできるだけやりたくないショットでした。
ところがですね、リコメントでさらに分かりやすいアドバイスを頂きまして、もうちょっとイメージが変わりました。
trimetalさんが教えて奨めてくださるからには、もっと安全なショットのはずです。
この打ち方は、ラフだと簡単なんですよ。最下点でボールを打つ感じなので、達磨落としのような失敗もありませんし、距離感も掴みやすいと思います。
しかし、FWからショットするのは、最初は勇気が要ります。トップするのが怖いので、萎縮して余計にトップしたりします。でも、ザックリは少ないのでロブショットに比べて安全ではありますし、距離感が掴みやすいのが一番の利点です。
イメージ的には、バンスを使わずに打つバンカーショットの要領だと思ったのですが、バンスを使う打ち方なのですね。使いこなすには距離感の養成が必要です。
そして最初のアドバイスをよく見直しますと、さほど高く上がらないと書いてあります。スピンがかかるせいでしょう。
何度か開いたフェースで打っていくうちに、特に払い打つ横振りのイメージを強く持たなくても、普通にポンと打てばボールの滞空時間を増やして運べることが体感できて来ました。
つまりバンカーショットの要領で打つ必要ないんですね。
trimetalさんに教えていただいたショットそのものと同じになっているかどうかは分かりませんが、ここでいつものようにZ式アレンジでこのショットをsimplify(簡略化)して、応用したシステムにすることを考えまして、レンジに行って距離感の構築を試みました。 (ここがZさんの良いところ。 ←自分で言うな。(笑))
名付けて、「CT-30 (ショット)」です。(笑)
(CTはもちろんコネチカット州のAbbreviation(略号)です。)
私の中では、(trimetalさんのご本名)-30 スペシャルって名付ける気持ちになってますが、一応記事ではCT-30にしておきます。
こちらがセットアップ。
鉛筆の方向が目標方向です。
最初はもっと左へボールを置く感じで打っていたのですが、いつものフェースを開かずに打つチップショットと同じ位置に戻しました。
いわゆる左足かかと(写ってませんが(^^;)の位置です。
・ フェースを約30度ほど開いています。
・ 一旦、鉛筆の目標方向へ構えておいて、それからフェースだけを開いてグリップを握りなおします。
・ スタンスはオープンスタンスですが、これは普段のフェースを開かないチップショットの時よりもさらにオープン度を少し増しています。 それだけで払い打つイメージを作ろうという意図です。
写真は別ですが、この日はとりあえず練習場のマットの上からこのセットアップで最初に教わった24歩(約20y弱)ぐらいのイメージで、ボールの出て行く感じを反復しました。
その後、いろいろな標的を設定して距離感を掴もうとしてみました。
かなり大きなスイングもトライしてみました。 同じセットアップのままです。
スクエア・フェースで約30yのストロークで打ってみますと、およそ20yぐらい、
スクエア・フェースで約50yのストロークで打ってみますと、大体30yぐらい、
スクエア・フェースで約80yのストロークで打ってみますと、大体50yぐらいのところへ行くような感じがしました。
ボールが落ちてから、バウンスは右へキックする傾向です。
グリーンへ打っていませんし、芝からではなくマットからですから、その辺りも考慮して今後実践で距離感を掴んでいかなければなりませんが、
この換算で考えますと、フェースを30度開けばおおよそ60%ぐらいの距離になる、という感覚を基本にして打っていけば良さそうです。(^^)
結論的には、
きっとどなたもやっていらっしゃるはずの、フェースを開いて打つ普通のアプローチじゃん?!
・・・ってことになっていそうな気もしますが(笑)、私としては未体験ゾーンのショットでした。
日曜日の早朝バック9のラウンドで試すのが楽しみです。
例えカップまでグリーンが十分に使える状況下であっても、今度の日曜日ばかりはことごとく CT-30で打ってみようかと思っています。
(できればビデオも撮ってもらおうかな。)
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追記: (8/23/11)
こちらの記事のラウンドで、今までではお手上げだった寄せをカップインしました。(^^)
とても有効なショットになりました。