8/22/2011

カリフォルニア・オークス (ゴルフ・クラブ)


先週、先々週に引き続きまして、「つかの間の単身期間はゴルフやり倒そう週末(笑)」の第4弾、最終回です。

この週末は2ラウンド半に抑える予定にしていたのですが、次の記事でご紹介しますクロス・クリークを昼過ぎに予約しました関係で、そこから10分ぐらいのところにあります短いコースを朝のうちにラウンドしました。
こういう機会でないと、わざわざラウンドしに来ないと思われるコースです。


全長がバックティーからでも5,218yしかありません。
パーは70で、コースレート/スロープは66.1/122です。

こんなに短い距離のコースですと、スロープ・レートが110を切ってもおかしくないのが普通だと思うのですが、全ホールが細い川や池と絡んでいますし、かなりトリッキーなホールなんかもあって、なかなか大変なコースでした。

画像をクリックでコースサイトにリンクしてます。


David Rainville氏の設計だそうです。

Gatedのコミュニティーの中にありますが、一般も受け付けています。


California Oaks Golf Club
http://www.californiaoaksgc.com/


コースの雰囲気としましては、グリーンも遅くてコースもやや荒れ模様。
かたびらあり、クローバーあり、雑草ありでなかなかワイルドな印象です。



ちょっと特徴的だなと思ったのが、こちらのスタート地点の練習グリーン脇にあります、コース図のプレークです。

画像をクリックで拡大します。


これをじっくり見てからラウンドする人はまずいないと思われますが・・・。

とても牧歌的で、なんかタイムスリップしたような気持ちになるコースです。
よくある初心者向けの短いコースのように混む様子も全くなく。

お客さんがほとんど白人ばかりだったんですが、理由がちょっと分かるような気がしました。



一番トリッキーで難しかったのが、こちらの7番ホール、462yです。
ホールHDCPは1。

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このバックティーは白ティーよりも80yも後ろにあって、変な方向を向いて曲がっています。(笑)

打っていく方向は、写真の中央付近かほんの少し右程度。
でも、右に行き過ぎますと川に入ります。


で、私のティーショットはこちらに来ました。2打目地点。

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広くないフェアウエーセンターに、大きな木が立っていますね。
真っ直ぐ後ろがグリーンでして、その大きな木の根元付近の右側にピンフラッグがかすかに写っているのが拡大すれば見えますでしょうか?

右側はずーっと川です。

木の右から少しだけ回してU2で低く打って行きましたが、遠方にありますフェアウエーの右側にある木の左側の枝に当たって下に落下。

グリーンまで110yの3打目を残しました。

このホール、スコアカードに5/4と書かれていましたので男性はパー4だと思ってプレーしていたのですが、終わってからよく見ますと女性は110y前のティーからパー4、男性はパー5という意味だったようです。

まぁ、他のホールはここまでトリッキーではありません。(^^)



次の写真は、10番ホールのティーです。 293yのパー4です。

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もうね、道端にティーがあります。
でも、Gatedのコミュニティー内の道路ですので交通量はありません。

このホールのティーショットは150yぐらいの池越えで、180-240yぐらいの落とし所は下り坂で、そこからグリーンへはグッと登っています。



こちらは17番ホールのパー5、467yのティーです。

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右側のこんもりした木の上からドロー気味に打って行きました。

2打目地点に行ってみますと、ボールが湿ったフェアウエーにめり込んでいました。
見つからないかと思いましたよ。
キャリーだけですから、200-210yぐらいしか飛んでいなかったと思います。



では、最後に18番ホールをご紹介します。
270yのパー4の2打目地点の写真です。

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グリーン手前に池がありますから、ティーショットは刻まなければなりませんね。
ティーからはブラインドになっていて、池が見えません。
この日は朝のうち、曇ってましたね。
暑くなくって、とても気持良かったです。(^^)

まぁあの、これから行く難関コースへの肩慣らし、みたいな感じで行ったんですが、案外楽しかったかも。(^^)


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ラウンドが思ったより早く終わりまして、クロス・クリークへ向かう前に古い街並みが残っていますTemeculaのOld Townへ立ち寄りまして、腹ごしらえをしました。(^^)

テキサス・リルのレストランというお店です。

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注文をした後で頼んで写真を撮らせてもらいました。

こういうカウボーイの格好をしたキュートな女の子たちが10-12人ウエイトレスをしています。


頼んだのは、コンビーフとポテトの上に卵3つの典型的アメリカ・メニュー。

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すみません、某8さんのように、ついうっかり食べかけで撮影しました。(^^;

いわゆる手作りされたコーンド・ビーフで、日本で売ってる缶詰のコンビーフとは大分違いますね。(私は缶詰のコンビーフも大好きですが。)

大変おいしゅうございました。(笑)



8/18/2011

ザ・ゴルフ・クラブ at グレン・アイビー (旧トリロジー at グレンアイビー)


キーガン・ブラッドリーのベリー(長尺?中尺)・パターが、メジャーに勝った最初の長尺パターとしてゴルフの殿堂入りするらしいですね。

Replica of Bradley’s long putter going to hall of fame

メジャー6回優勝の殿堂入りしている伯母さんのパット・ブラッドリーのところに置かれるそうです。


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ついに週末の4ラウンド目です。(笑)
まぁ、つかの間の単身期間限定のことですので。(^^;


こちらのコースは、以前からラウンドしてみたいと思っていました。
一昨年のお正月にドス・ラゴスでラウンドしたときにも実はニアミスしています。

こちらのコースも先週のテメク・ヒルズと同様、南カリフォルニアでは有名なテッド・ロビンソンSr.氏の設計ですが、このコースの(フィニッシングの3ホールは特に)デザインはもう感動ものでした。(^^)


ドス・ラゴスを挟んでフリーウエイの反対側に位置しているのですが、山の地形を利用してホールが配置された美しいコースで、各ホールから見える景色を考えて造られているのがよく分かります。


The Golf Club at Glen Ivy (旧 Trilogy)
http://www.glenivygolf.com/


ここも昨年辺りに経営が変わってコース名が変更されました。
ラ・クィンタにあるトリロジーと同系列のコースです。

本当は、このエリアは内陸にあってものすごく暑いので午後のラウンドに来たいとは思っていなかったのですが、格安の値段で前からプレーしたいと思っていたコースに来られる機会ですから、ゲータレードを用意しましてチャンレンジしました。

今回は、調子が良かったこともありましてフルバックの黒ティーからプレーしました。
全長は6,673yで、コースレート/スロープは72.5/131です。


比較的新しい 2002年の開場で、Cleveland National Forestの中に作られています。
グリーンの芝はバミューダだそうです。
コース全体がとても良い状態に整備されていました。



それでは、いつものようにコースの写真をいくつかご紹介していきますね。


まずは1番ホール、537yのパー5です。

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この写真は、クラブハウスのすぐ外から撮りました。

真っ直ぐに下がっていくパー5。
グリーンの右サイドに池が配されていまして、飛ぶ人は2オンを狙えますが注意が必要です。
(因みに写っているのは我々の前の4人組で、黒ティーからラウンドする資格ないぞ? な、下手なだけでなくとてつもなくプレーの遅い某K国系の若者達でした。)

このホールは、ティーショット、セカンドともに思った位置に運べまして、サードショットは約40y。
4歩(約3m)につけることが出来まして、バーディー発進でした。(^^)



こちらは、6番ホール、386yのパー4の2打目地点です。

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レイアウト上、ティーからは手前のフェアウエー右側の木を避けて、フェアウエー左サイドに来ざるを得ませんね。

そしてそこから、グリーン手前をガードするように植えてある左右の木を避けてアプローチしなければなりません。


私の2打目には160y弱残っていまして、思い切って打ちましたが右の木の上を越えていき、グリーンの右サイドに外しました。

このチップショットは上手く打てまして、パーを拾えました。



次の写真は、8番ホールから9番ホールへ移動する途中のカート道脇にある滝です。

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ここからまっすぐには行かず、右へ右折してトンネルを抜けて9番ホールへ向います。


その9番ホールの写真がこちらです。 打ち下ろしのパー3で、194yです。

画像をクリックで拡大します。


この写真は、グリーンから振り返る方向で撮りました。

グリーンの手前に池が食い込んできていますから、大きめに打つべくU2で打ちました。
ピンの位置は左サイドだったんですが、私のショットはグリーン右サイドに飛びまして、少しだけグリーンをオーバー。

22歩(約15m半)の下りのアプローチが残りまして、これを下りを計算に入れて打ったんですがスーッと2歩オーバー。
なんとか入れてパーが取れました。(^^)



それから、目の前に広がる景色に「うわーっ!」と思ったのが、こちらの14番ホール、池越えで215yのパー3です。

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美しいホールですねー。(^^)

グリーン手前のエリアがかなりありますので、長いとは言ってもそんなに怖いホールではありませんが、ちょっとアゲンストでしたので、やっぱり218yは長いし難しいなぁと思いました。

木の中のカート道をカートで登って来て、カーブを切ってグイッと上がったところでこの景色が見えます。

これもちょっとした演出ですね。(^^)

3Wで思い切って打って行きまして、グリーンの右サイドのカラーからほぼ1歩外ぐらいのところに行きました。
ピン位置が右端でしたので、13歩(約9m)の易しいチップショットが残りまして、首尾よくパーが取れました。 嬉しいです。


つぎの15番ホールへ向う途中でこの14番ホールの真後ろへ来ましたのでカートを停めて写真を撮りました。

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丁度、先ほどの写真に写っているタンクみたいな奴の前辺りの場所から見下ろした格好ですね。

なんか豪快です。(^^)



16番ホールは、右ドッグレッグのパー4で、434yの2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ティーからはまるで見えませんが、カートで2打目地点へ降りて来てみますと、クラブハウスと池とグリーンがブワッと視界に入ります。
芝もグリーンも美しいですねー。


私はこのホール実は、さほど悪い当たりではなかったのですがドライバーを少しだけ引っ張ってしまい、フェアウエー左のバンカーに入れてしまいました。
ですから写真は本来の2打目地点であって、私の2打目地点ではありません。(^^;

左側のアゴに近くて、ボールはバンカーの中でスタンスは両足ともバンカーの外、ボールは足の裏より20cm近く下、という非常に難しいショットになりまして(^^;、とにかく脱出できてグリーン右手前のエリアに転がってくれれば、ということで慎重にU4で打ちましたところ、良い具合にグリーン近くまで転がって行ってくれました。

カップまで25歩という寄せが残りましたが、これがちょっとダフり目に入ってしまいまして、ショート。 7歩のパー・パットは惜しくも入らずボギーでした。



17番ホールのパー3も圧巻です。 渓谷越えで202yあります。

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写真で見えますように、ホールの図で見るよりも的が小さい感じを受けますね。

こう山に囲まれた秘境っぽい感じで、グリーンはティーにいる私の目よりも少し高い位置にあるように見えました。

ここもフックが出ないように注意して3Wでフルショットでした。

いい感じに飛んでいってくれましてグリーンの少し前にバウンド、そのままかけ上がってくれそうな感じでしたが突然カラーの位置でボールがストップするのが見えました。
それでも私としては最高のショットです。

グリーンへ行ってみますと、ボールが見当たりません。
なんとカラーのスプリンクラーヘッドの穴に入っていました。(笑)

カップがグリーンの右手前寄りに切ってありましたため、ドロップしたカラーから登りの5歩(約3m半)のバーディー・パットでした。

惜しくもカップの縁に外してパー。 上出来です。(^^)


このホールも、つぎのホールへ向かう途中で振り向いて写真を撮ってみました。

画像をクリックで拡大します。


ティーからグリーンへ打つボールの弾道を描き入れてみましたが、なんかすごくないですか?(^^)

よくこんな場所にホールを造ったなぁ、という印象です。



さて、最後に18番ホールをご紹介します。
434yのパー4ですが、ケタ違いのものすごい打ち降ろしで距離は長くはありません。

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コース図の説明に、200フィート(約60m) 打ち降ろしている、と書かれています。
(落差は全米一だって書いてありますね。)

こんな写真では表現しきれませんが、本当にダイナミックで息を飲みました。
感動ものです。

落とし場所のフェアウエーも狭くはありません。 多少風があっても大丈夫。
ドーンと打っていけます。(^^)


すごいんですよー。

下へ降りてから、ティーを振り向いて撮った写真がありますので見て下さい。

画像をクリックで拡大します。


写真に矢印入れて、teeって描いて置きましたが、後ろの組の方々がちっちゃく写ってますよね?

いやー、爽快でしたねー。(^^)
暑さが吹っ飛びました。
(ホントはゲーダレード500mlを3本飲み干しました。)

2打目は約150y。
軽くダフって打ってしまい、グリーン一番奥のピンに対してグリーン一番手前の方にショートしてしまいました。(^^;  (池に入んなくってよかった。)


パットは登りで32歩(約22m半)も残っていまして、距離感に気を付けてラグパットを打ってみましたら、距離感はぴったりだったんですがB側に大きく外れてしまいました。

スコア記録には1歩と書いていますが、2パット目は残り約1mちょっとのフックのサイドライン。A側を通過して外し、3パットしてしまってボギーでした。 残念。

2打目のアプローチが敗因でしたね。


いやー、それにしても楽しい良いコースでした。

近いうちにまた行こうと思います。 今度は友人たちと一緒に。(^^)



8/17/2011

ブラック・ゴールド (ゴルフクラブ) の2



日曜日、いつもの友人たちと18ホールのラウンドに行ってきました。
やはり友人たちと行くゴルフは良いですね。(^^)

ここは約2年前にラウンドをして記事に書いています。

このコースは、リチャード・ニクソン元大統領の生家があるYorba Linda市にあります。
けっこうタフなチャンピオン・コースです。
Arther Hill氏の設計で、まだ2000年に出来たばかりのコースです。 
元シェルの原油採掘場所だったアップダウンのきつい立地に造られていまして、、アンジュレーションがきつくてうねったグリーンと、フェアウエーやグリーン周りもまたあちこちがうねっています。
傾斜からの打ち方をやらなければならないショットを多数要求されます。 
また、コースの整地されていない部分は自然保護区域になっていて、
rattle snake(がらがら蛇)注意の看板があちこちに設置されています。

などと書いておりましたですね。


Black Gold Golf Club
http://www.blackgoldgolf.com/


難しいんですよ、このコース。
特に傾斜がキツめなところが、普段しないショットを要求される部分です。

私は青ティーの、71.6/130 (6,439y) からプレーしました。
黒ティーからですと、6,756yですがコースレート/スロープは73.1/133です。


OBは無いのですが、ブッシュは全部ウォーター・ハザード扱いです。
(前回も書きましたけど、そこはスコア的には助かりますね。)



今回は、前回写真をご紹介しませんでしたホールをいくつかご紹介しようと思います。


まずは1番ホール。 421yのパー4です。

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写っているのは、この日シングルで我々の組みに合流したスティーブさんです。
このコミュニティー内に家を買って持っている、つまりこのコースに住んでいらっしゃるそうですが、普段のゴルフはもっぱらエリカちゃんのイーグル・グレンでプレーしているそうです。メンズクラブに入っているんですね。

理由は、「ここは俺には合わないのよ。」だそうで。(笑)

ハンディキャップは8前後で、アマチュアのトーナメントに数々出場しているっていうお話でした。

この人の打ち方は、テークバックを低く取っておいて、インパクトから先は真っ直ぐ上に高く打ち抜くドロー系ヒッターで、私のショットとけっこう似た感じでしたです。
彼の方がもっと極端寄りだったと思いますけれど。


パーオンしまして軽い登りのフックラインの13歩(約9m)、割と速めのグリーンですので14歩の強さで打ったんですが、2歩もオーバーしてしまいました。

返しは下りのスライスラインになりますね。
これが命取りでのっけから3パットしました。 でも、ボギー発進は悪くありません。



こちらは4番ホールのティーです。
496yの短いパー5ですが、ずーっと登っています。

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山に向かう景色が良いでしょう?(^^)
ちょっとまだ早朝で曇っていますけどね。

3打目をグリーン手前に外しましたが、なんとかアップ&ダウンを決めてパーを拾えました。



7番ホールのパー3は、149yの打ち上げです。

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右上の建設中の建物はダムだそうです。 山の上にダム。
3年前も建設中でしたが、あんまり進んでないような・・・?

ショートして右手前のバンカーに入れてしまう人が多いっぽいです。
(スティーブさんも入れまして、みごとにサンドセーブを決めていました。)

私は長目の番手で打ちまして、ちょっと左に引っ張ってグリーン左奥にこぼしました。
この寄せはちょっと長くて4歩(約3m)を残し、パットを外してボギーに。



次の写真の11番ホールは、左ドッグレッグのパー4、400yです。

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ドロー気味に打っていくと、右の3連フェアウエー・バンカーを避けられて良い感じですね。

時にこの写真、ちょっと拡大してみて頂きますと、左上の方に丸いUFOが写ってないですか?

ボールじゃないですね、これ。
鳥にも見えないしなぁ。



最後に16番ホールをご紹介します。
200yの谷越えのパー3です。 綺麗でしょう?

画像をクリックで拡大します。


私のティーショットは、ほんの少し右奥にこぼしました。
この寄せは、ほぼパッティングと変わらない13歩(約9m)で、上手く寄せてパーが取れました。(^^)



前の日に36ホールもウォームアップしたせいかどうか分かりませんが(笑)、このラウンドはティーショットでのトラブルはゼロでした。

3年前のラウンドでは、DAPが<11>とティーショットには苦労していたのですが、バーディーが二つあったため今回とスコアはあまり違いませんでしたね。

でも、今回の方がずっと安定してプレーできたと思います。


前回の記事で、Uスケさんに「確か『ボールがディズニーランドの方向に切れていく』コースって聞きました。 」ってコメントいただいたんですが、スティーブさんが同じことを言ってましたね。

きっと、プロショップの人がそういう風に言ってるんでしょうかね?

シンデレラ城とかここからでは見えませんし、全然方角の参考にならないんですけれども。(笑)