こちらのコースは、先々週のテメク・ヒルズやレッド・ホーク、SCGAなどと同じ地域(Temecula)にあります。 ゴルフ場銀座みたいな感じ?
非常に評判のよいコースでしたので、以前から一度行ってみたいと思っていました。
Ault, Clark & Associatesの設計で2002年にできたばかりです。
一時期(2-3年前)、コース状態が悪くなって評判を落としていたのですが、昨年ぐらいからまた状態が良くなったって話でした。
(行っていないので、ホントのところは存じません。でもそういう噂が伝わってくるほどゴルファーの間で評判になっているコースということですよね。)
Cross Creek Golf Club
http://www.crosscreekgolfclub.com/
地形的にはやはりhillyな立地で、あまり高い木はありません。
コースのサイトには「This wooded 18-hole championship layout, ...」と書いてあるくらいで木は結構あるにはあるんですけどね。
その分、風が強くて難しくなっている印象でした。
(干上がっているのも多いですが)クリークもありますし、ブッシュもありますし、かなり難しいコースだと思います。
グリーンは6分割でピン位置を区切る形式ですけれど、それほどアンジュレーションは大きくないでしょうか。
でも滑らかで速いです。
この日は調子が良かったので、黒ティーを選んでみました。
全長6,853y、パー71ですから長いと思います。
コースレート/スロープは、73.2/140です。
ひとつ前の金ティー(6,340y、70.8/132)にすれば良かったかなぁ・・・、と途中何度か思いました。
(後の祭りですが、よく考えたら黒と金の混合ティーでラウンドするPlayers teeというオプションをプレーすれば良かったです。 でも、気付いてなかったんですよね。(^^;)
朝、非常に短いコースをプレーした反動でしょうか?
ご一緒いただいたスコットさんとルーさんは2つ前の青ティーからだというのに、ひとり黒ティーからプレーさせて頂きました。(^^;
(ちょっと失敗。)
それではいつものようにコースの写真を何枚かご紹介します。
こちらは2番ホール、408yのパー4です。
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平らで軽く登りぐらいですから、408y自体はそんなに長くありませんけれど、左から右に茶色く写っていますクリークを越えてフェアウエーに届かせるのに230y、クリークを越えるのにほぼキャリーで約210yは必要です。
しかもこの日は中程度の強さの向かい風でしたので、私にとっては目一杯の距離でした。
「いやー、黒ティーからラウンドする資格ないわー。」 と思いつつ、クリークに入らないことを願ってフル・スイング。
なんとかうまく行きましたが、2打目も向かい風で190yもあります。
グリーンへはわずかに届かず、18歩(約12m半)のチップショットは3歩(約2m)を残しまして、パットも入らずボギーに。
出だしの1番2番、406y、408yと続けて向かい風で、3番ホールは197yのパー3ですけど逆にフォローでボールがグリーンに止まりません。
3連続ボギーのあと、4番ホールは一服の清涼剤のようなこのコースの黒ティーでは唯一短い332yのパー4でバーディーが来ましたが続く5番のパー5でハザードに打ち込みダブルボギー。
・・・みたいな感じで、非常に苦しい展開のゴルフでした。(x_x;
続いての写真はこれまた長い 8番ホール、222yのパー3です。
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ただでさえ長いってのにご丁寧にグリーンの右側は池になっています。
しかもピン位置はグリーンの右サイド。
風も左から右でした・・・。
グリーン左のガードバンカー要らないよ・・・。
ここの3Wでのショットはグリーンの奥に転がり落ちましたが、自分ではかなり良いショットが打てました。 アップ&ダウンも上手く行って、パーでした。(^^)
こちらのシュールな木は9番ホールの3打目地点付近です。
これまた非常に長い477yのパー4です。
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(コース図にはblack 457yってなってますが、477yです。)
しかも、1番2番ホールと同じ向きですから、アゲンストの風です。
もう私にとっては完全にパー5ですね。
しかもですよ? 写真で見えますがグリーンの左に池があるばかりか、グリーンの手前に細いクリークが横切って居ます。
(こんな長いホールにグリーン前のクリーク要らないと思う・・・。私は3オン狙いなので影響ありませんが。(^^;)
私の3打目はこの写真の位置ではなく、クリークの手前のグリーンに対して池がかからない位置で約90yのアプローチが残っていました。
7歩(約5m)に付けて2パットでボギー。(まぁ私にとってはパーみたいなもんですね。(^^))
そしてこちらが、私には一番問題だった10番ホールです。 381yのパー4。
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381yは、このコースで唯ニの400yを切るパー4なのですが、多少打ち降ろしてはいるものの、キャリーで240y打たないとフェアウエーに届かないのです。
しかも一番前の緑ティーとフェアウエーの間には、細いクリークがあってブッシュの小さい壁があります。(x_x)
もう本気で緑ティーを狙ってレイアップしようかと思いましたが、写真でご覧のとおり幅が狭い。 7-8yしか無いんじゃないでしょうか。
そこで、滅多にやらないんですがティーアップを高くしてボールを3個分ぐらい左にセットしまして、もう出来る限りのフルスイングで打ってみました。
風は右から左で、少しだけフォローです。
これがまぁやはりと言いますか、少し左に行ったんですが、写真にあります通り少しだけ左にラフが開けていまして(しかもちょっとだけ短い)、本当にぎりぎりでクリークを越えてくれました。
けっこう長いラフでランもありません。
もちろんフェアウエーにも届いていない距離の位置でした。
そこから今度はやや左に向かってグワーンと登って160yも残っています。
なんだこのホール? (笑)
これがこのコースで2番目に短いホールだなんて。(x_x;
(でもちなみにこのホール、レギュラーの青ティーからですと296yしか無かったりします。)
ラフからですから、当然3打目勝負で刻みです。(^^;
さて気を取り直しまして(笑)、こちらの写真は14番ホール502yのパー5の3打目地点です。
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この横に長いバンカーの手前に2打目を刻まさせられるわけなのですよね。
しかもグリーン面の見えない登りのアプローチショットが残ります。
私の3打目のアプローチは約80yでしたが、グリーンの奥目に11歩(約8m)でした。
写っているのはご一緒しましたスコットさんです。
17番ホールは、170yのパー3です。
ここもクリーク越えでとても難しいレイアウトです。
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ティーショット1打目は、大きく左に曲げてしまいました。
まだクリークに落とした方のが良かったですね。 近くでドロップできますからね。
一応暫定球として打ちなおした3打目は上手くグリーンを捉えてくれました。
さて最後にご紹介いたしますのは 18番ホール、450yのパー5です。 写真は2打目地点。
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ティーからはフラットでブランドになっている右ドッグレッグのデザインです。
私の中では最高によいティーショットを打ちますと、この2打目地点に来ます。
まだ210yぐらい残っていますね。(右ドッグレッグで右側はアウトですから少し左寄りに打たざるを得ませんので。)
この2打目はご覧のように谷越えです。
拡大してみていただくと分かりますが、グリーンはここからフラットの高さにあって、ピンの位置は左サイド。
グリーン左のバンカー二つの左側がマウンドになっていますが、マウンドを登った向こうはカート道があって、ドライビング・レンジになっているのです。
そして拡大してみて頂きますと、左サイドのマウンドの上、左の方にスターターの大きな時計が立っているのが見えますでしょうか?
私が3Wで打った2打目は、かなりフックしましてこちらへ来ました。(x_x;
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時計の左側にボールが写っています。(^^;
マウンドの上から、バンカーは越えなくちゃなんないし、ピンはこっち側に近くてグリーンがあんまり使えないし、どうすんのこれ?
・・・な状況でしたが、trimetalさんに教わったフェースを開いて上げるショットを思い切って打ってみましたら、これがものの見事にふわりと上がってグリーンに落ち、ころころりんと転がってカップインしてしまいました。(^^)
なんというインチキ・バーディー。(笑)
今にして思いますと、曲げ過ぎでマウンドの上まで来ていたのが幸いしましたね。
もしダウンヒルにボールが座っていたらダブルボギー以上確実、お手上げでした。
ここで取り上げませんでしたホールにも、グリーン前に渓谷があって残り150y付近の地点にレイアップしないと駄目とか、そういうセットアップのホールがいくつかありまして、たとえティー位置を前にしてプレーしたとしてもなかなかに難しいホールが揃っているように思いました。
いやー、しかし難しいコースでした。(^^)