このコースは、キャロウエイの本拠地があるカールスバッドにあります。
今までご紹介しました中ですと、ラ・コスタのすぐ隣ですね。レゴランドの入り口のほど近くです。
パブリックのコースですのでいつでも予約は取れるのですが、距離がやや遠いのと値段がなかなかに高目ですので、今までラウンドしたことがありませんでした。
例によってフラッシュ・マーケティング式のディスカウント・クーポンを2月ほど前に購入しまして、友人と日にちを合わせて4時半起きして行ってきました。
The Crossing at Carlsbad
http://www.thecrossingsatcarlsbad.com/
印象としては、とてもお金をかけて造られていて綺麗なコースでした。
設計はGreg Nash デザインだそうです。
けっこうなアップダウンのある丘陵地にコースが配置されていまして、ホール間のインターバルは異常に長い所がありましたですね。
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こちらは3番ホールのティーから振り向いて撮った写真ですが、向こうに見えるカート用の長い鉄橋を渡った向こう側に2番ホールがあります。
一番長かったのは12番ホールで、11番ホールの後この写真の物とは別なもっとずっと長い立派な鉄橋を渡って12番ホールのグリーン脇を抜け、延々と12番ホール分の長さを走ってティーに辿り着きます。
この12番ホールをプレーした後は同じ鉄橋を渡って戻って13番ホールへ向います。
つまり12番だけ離れて設えられていたんですね。
他にも、かなり無理矢理なレイアウトで造られた感じのインターバルがあります。
立地の関係でしょうね。
画像をクリックでコースのサイトにリンクしています。
プロショップでは、「歩いてもプレーできますよ。」って言われたのですが、いやいやいや、これは歩いたら他の組に迷惑でしょう。
15番から16番、16番から17番への傾斜なんかすごいですから。
コースとしては、滑らかで綺麗な割合に高速ではなくやや速めぐらいのスピードのアンジュレーションの大きなグリーンで、渓谷越えがいくつかあったり、フェアウエーがうねっているホールがいくつかあったりする感じで、スロープレートから見ても易しくはありませんが難コースではない、といった感じでした。
バックの青ティーからでも6,467yで、コースレート/スロープは 71.0/129でしたので、当日居合わせてご一緒したチャーリーさんと私は青ティーから、友人たちは白ティーからラウンドしました。
1番ティーの横にはモニュメントとしての銅像なんかも置いてありました。
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スタート直前の写真。 まだちょっと空が暗いですね。
クラブハウスも豪華な造りですよね。 コースのあちらこちらで「お金をかけて造ってあるなぁ。」と感じました。
それではいつものようにコースの写真も何枚かご紹介しようと思います。
先ずはその1番ホール。416yのパー4です。 ティーショットは谷越えの打ちおろし。
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写真に写っているのがチャーリーです。 ハンディキャップは5だそうで、飛距離も出ますし上手いプレーヤーでした。
私のティーショットは朝一番、ややすっぽぬけ気味に右へ出まして距離足らず、しかも右のラフに嵌ってしまい2打目はレイアップせざるを得ず。
そのレイアップも右にすっぽ抜けまして、3打目も難しい位置からグリーンを捉えず4オン、ダブルボギーのスタートでした。
続く2番3番ホールもグリーンオンせずアプローチもグリーンに乗らない、って感じで3ホール連続で4オンという苦しい立ち上がり。 このところの調子を落としている部分を改善しようとしているのですが、朝早くて運転が長いこともあってなかなかうまく行きませんでした。
ラフの芝もかなり粘い種類です。
こちらは5番ホールのパー5、567yです。 このコースのパー5はどれもやや長目ですね。
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2打目地点から見たフェアウエーのうねりを見て下さい。
写真ですとちょっと小さく感じてしまうくらいで、かなりの傾斜になります。
こういう感じは、個人的にはかなり好きです。
このホールはかろうじて3打でグリーンを捉えたのですが、ピンがものすごく奥に切ってあるのにものすごく手前に乗ってしまい、39歩(約27m半)のそれも登って下って登って下るフックラインで、これは3パットのボギーでも仕方ないだろう、なパットでしたが、これがなんと危うく入りかけるナイスパットでパー・セーブできました。
この日はショートパットをいくつか外しはしましたが、距離感はとても良かったです。
続く6番ホールは430yの長いパー4で、私にとってはボギーでもOKだな、というホールでした。
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私のユーティリティーの2番で打った2打目はわずかに右のバンカーを越えることができず、捕まってしまいました。
入れてはいけないグリーンまで距離のあるバンカーですが、幸いにアゴが低かったので普通に40y打つ感じで打って行きました。
ここは2パットでボギーですね。
グリーンへ登っているチャーリーの身長を鑑みていただければ、グリーンの手前のところの傾斜の大きさも想像していただけるかと思います。
さて、後半に入りまして、スタート前にティーショットは刻んでくださいと注意があった10番ホールです。
わずかに319yのパー4ですが、グリーン手前のフェアウエーがものすごく絞ってあって狭いんです。
幅が5ヤードもないんじゃないかなぁ。
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コース図ではそんな部分があるように見えませんけれども、写真を拡大してみていただくと見えますよね。
従いまして、その手前のフェアウエーが広くなっているところへ180y程度打って行きます。
安全に刻むべきところでなぜかフックを打ってしまう悲しさよ。(笑)
この辺が、好調時にはコントロール出来ていたと思うのですが現在苦しんでいる部分です。
1ペナでドロップして左の急斜面からとてもグリーンへ打てる状況ではなく、4打でやっと乗せてしかも3パットをかましましてトリプルボギーに。(x_x)
こちらの12番ホールもやや長めの421y、パー4です。
グリーンの左手前に、グラス・バンカーっていうんですかね? すごいエリアがあります。
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で、そのエリアが見えているのに、わざわざ2打目がフックしまして写真の位置にやって来ました。
この写真に写っているのは私です。
54度のフェースを開いて、ズバーンと打ってみたらこれがまぐれでカップまで2歩に寄りまして、とてもラッキーなパーが拾えました。
trimetalさんに教わりました、CT-30のお陰です。(^^)
さて、最後にご紹介いたしますのは15番ホール、520yのパー5です。
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コース図からも判りますが、ティーインググラウンドが曲ってセットされていましてね、左の渓谷&打ブッシュ&バンカー群越えの距離の正確なショットが要求されます。
現在の私はドライバーの飛距離が210-230yぐらいに落ちていますので、フェアウエー右のバンカーのやや左ぐらい狙いでティーから見えている範囲、あまりブッシュ越えの冒険をしないでティーショットをしました。
ここのパー5の中では一番短いパー5のホールですが、コース図にもありますようにグリーン手前に川が横切っていまして、2打目はレイアップするか、もしくは飛ぶ人はキャリーで飛ばして越えていかなければなりません。
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私は、6番アイアンで川の手前にレイアップしました。
3打目はいい感じに打ちまして6歩(約4m)に付けたですが、このパットは惜しくも左からリップアウトして入らず、パーでした。
この日はパー3がやたらに悪く、パー5はどれも非常に良い感じでプレーできました。
やはり飛距離が落ちていますと、とたんに長いパー4が苦しくなりますね。
その点パー5は2オン目指した色気も出せませんし、丁寧にプレーできるので結果がよくなるような気がします。(といってもパーが獲れてるだけですけどね。)
ちょっと崩しまくったホールがいくつかありましたが、それなりにプレーする糸口が見えてきたような気がします。