1/17/2012

(ちりとりパター) ブラックホーク by オリオン


先週ハワイのワイアラエ・カントリー・クラブで行われたソニー・オープンで、3日目までトップに立ったマット・エヴァリーが使っていたパターがすごく話題になっています。

Matt Every, who has a share of the 54-hole lead at the Sony Open, has created buzz with his BlackHawk putter this week.
画像をクリックでGOLFWEEKの記事にリンクしてます。


オリオン・ゴルフと言うところの、ブラック・ホークというパターだそうです。

元エンジニアでパター・デザイナーに転じたフロリダのDavid Kargettaさんという人が、TPCソーグラスに来て、「試してみてくれ。」ってことで試したところ気に入り、この1ヶ月半ほどこのパターでプレーしている、と書かれています。


マット・エヴァリーっていうプレイヤーは、ゴルフ・チャンネルのリアリティー・ショー、Big Breakに出ていました。

ネバダのモスキートでやっていた第8シリーズで、あのシリーズには日系のヒロシってプロも出ていまして、私はヒロシが一番上手いなーって思っていたんですが、やはり若い人の方が伸び代っていうか勢いがあるんですね。

トミー・ゲイニーとマット・エヴァリー、どっちが先にPGAで勝利を上げるかも楽しみです。



ブラック・ホーク・パター、ちょっと検索してみました。


クリックでリンク元に。


バックフェースでボール5個ぐらい拾えそうじゃないですか?
まさに「ちりとり」ですね。

MOI (慣性モーメント) がめちゃめちゃ大きいのだそうです。

フラットで座りの良いソール。

サファイア・コーティングが施されていて傷にも強そうです。


メーカーのサイトが見つからないんですが、そういうところからこういうのが突然出てくるのが面白いと思います。


もうひとつ、検索で面白いものが見つかったんですが、このブラック・ホークには妹分のブラック・スワンもあるそうです。

Matt Every’s Black Hawk putter has a sister, the Black Swan


記事には写真が出ていないんですけどね。


妹分とか言いつつ、ブラック・ホークより少し大きいらしいです。

それでもって、バックフェースの平らなところに楕円形の穴が空いていて、もっとMOIが大きく設計されているそうです。



1/16/2012

ドス・ラゴス(ゴルフコース)の2



この週末にラウンドをしてました。

こちらのコースは、3年前の初打ちでラウンドしご紹介しています。

お天気雨が時々ポツホツ来るコンディションで、朝のうちはどんよりして寒く小雨、中盤は晴れて暑くなって半袖、終盤にまた雲って風が強くなりました。


Dos Lagos Golf Course
http://www.doslagosgolf.com/


このコース、禿山に芝を貼って造られたようなコースで木が殆どありません。

景色も綺麗ですし、私はかなり好きなタイプのコースです。

同伴の友人たちに合わせて、白ティーからプレーしました。


前回、1-9番と10-18番が入れ替えられて10番からスタートする珍しいコースになっていましたが、今回はどうやら更にホールの順番を入れ替えて、1番から18番まで番号が振り直されていました。



しかし3年前当時ただの仮設プレハブだったクラブハウスは今も健在、道っぱたの小さいプレハブがちょっとサイズアップしただけのまんまでした。

コースが良ければ、プライベート・クラブでないゴルフ場はこれで良いような気もします。



こちらがその、昔10番ホールだった1番ホールです。 405yのパー4です。 白ティーからは384y。

画像をクリックで拡大します。


いきなりバーンと後ろに山が控えていて、良い景色です。
右側にはあまりプレーには影響のない池。( 18番の池なんですよね。景色的には大いに一役買っています。)

左サイドには川があって白い柵がありますし小さいバンカーもあって、右サイドにはバンカー群がありまして、その先のファエウエイは少し下るのでブラインドになっていて、スタートとしてはプレッシャーのかかるレイアウトです。
( でも、よく考えると冬ラフは打ちやすいですから池まで行かなければ右バンカーの右でも打てるのでそんなにプレッシャー感じなくていいんですね。 私は運良くフェアウエー・センターをヒット。)

残りは110yだったんですが、奥のピンに突っ込みきれず12歩(約8m半)も残して無難に2パットのスタートでした。



こちらは9番ホール、375yパー4の画像です。 白ティーからは288yしかありません。

画像をクリックで拡大します。


やや左ドッグのホールですね。

この写真の時点では、快晴で暑いぐらいでした。
みんな脱いで半袖になって、日焼け止めを塗りました。

ここのドライバーもグリーン右手前のバンカーのやや右を狙って良いティーショットが打てました。

65yほどのセカンド・ショット、まぁまぁで大好きな7歩(約5m)に付けましたが、一転がり足りずにカップ・インせず。





この日は前の組のプレーがとても遅かったのもありまして、途中のパー5のホールなどで2度ほどチョロをやってしまいました。
ああいう時でもリズムを保つようにする工夫、ついつい忘れてしまいます。



前回楽しみにしていました16番ホール、今回はひとつ前のティーで少し趣が違いました。
376y → 336yになりますが、さらにここは一つ前のティーが一段高い位置に、そして右に移動します。

画像をクリックで拡大します。


前回、同伴したプレイヤーに教わったチップを友人たちにも教えます。

私「あの右サイドの斜面はね、跳ねて上手く出てくることもあるんだけど、出て来ないこともあるんだ。」
友人「・・・おいおい、それじゃ何の参考にもならんだろ?(笑)」
私「その通り。 (笑)」  「 ・・・でもね、本当なんだよ。4人のうち二人が打ち込んで、ひとつ跳ねて出てきてひとつ出てこなかったんだから。」

この友人のボールは右の斜面に消えてしまいました。

今回はティーが高くなってしかも距離が近くなっているので距離的に落し場所が違ってきますから、前回と違って非常に的が小さくなっていて打ちにくいです。
前回は距離的にも右サイドのバンカーの左斜め手前の方の良い位置に打てましたのですが、今回はそのバンカーを越えた辺りに挑戦。

結局カート道より少し右の斜面に行って、ドローボールでしたので運良くカート道まで出てきました。
坂を少し転がり戻って、バンカーの右横少し上ぐらい。

今回も確率1/2でしたですね。(笑)


後の二人は左側に落しまして。(左はすべからくアウトです。)

ここのティーショットは本当に難しいです。


本来はフェアウエーの一番広いところに打っておいて、2打目をものすごい登りの150yで攻めるべきなのかも知れませんが、そことてフェアウエーセンターにもうひとつのバンカーが在ったりします。
しかもセカンドの距離感は絶望的に難しいですし、風も吹きさらし。


打つ前に、「You know my ball would come out.」って言ってから打ったら運良くちゃんと出てきていつもの友人が呆れてましたが、『信じるものは救われる』ので、これからも信じるようにします。(笑)



つづく17番のパー3は152yの豪快な打ち下ろしです。白からは140y。
50フィートぐらい打ち降ろしていますかねー?

画像をクリックで拡大します。


このホールもなかなかに良い感じのホールでしょう?
景色も良いですね。

遥か後方、奥の方に石切り場が見えています。

写って居るのは私です。
この時点では気温も少し下がって、途中で着替えて長袖を下に着込んでいます。

綺麗に打ってポーズしているようにも見えますが、打ったボールは高いフック気味のボールで、風にも持っていかれて左のバンカーに落としました。(x_x)

距離の長いバンカー・ショット、上手く打って出せたのですが、4歩(約3m)のパットが惜しくも入らずボギーでした。



最後に18番ホール、533yのパー5です。 白ティーからは479yしかありません。

画像をクリックで拡大します。


ジャックのコースによくあるような、大きな池を緩やかに回り込むレイアウトのフィニッシング・ホールです。

池の向こう岸、右端ぐらいにグリーンが写っています。

写真に写っている友人は小さい体の割によく飛ばすのですが、良いスイングで振っていますねー。

私もこのホールは良いドライバーショットが打てました。
絶好のポジションから205yぐらいでピンは奥。

グリーンが開くのを待ってから3Wで狙っていったところ、最後に今日一番のショットが打てました。
飛んでいく最中に、「I got the green!」って言えるぐらい良いボールでした。

グリーン奥目のカップよりもさらに奥の10歩(約7m)に付いてくれました。

下りのフックからスライスするスネーク・ラインでしたが、5歩の強さで打ったこのイーグル・パットはものすごく上手く打てました。

スルスルーっとカップに向かったボールは、カップの左縁にピタっ。
惜しくもイーグルなりませんでした。

でも、大満足です。(^^)



このコース、3年前に来たっきりで久しぶりでしたが、私はすごく好きなコースです。

もうちょっと近かったらバック9の練習にちょいちょい来るのになー。

値段もすごく安いんですけど、絶対値段以上の価値があります。 (^^)


それにしても空の変化がすごい日でした。




1/10/2012

練習場とコースでのショットの違い


私はあまりドライビング・レンジに練習しに行かないのですが (すみません。(^^;)、先日レンジに打ちに行って珍しく90球ほども打ちまして、表題のようなことを考えたりしました。
( いつもは大体40球ぐらいがいいところです。)

ちなみに私の場合、練習場では上手く行くのにコースでは上手くいかないっていう感じはなくて、
「調子悪い時はどっちも調子悪い」、でも「練習場で打ってるうちに調子整ってくる時もあるけど、逆に疲れて?調子狂ってくる時もある」、っていう感じです。


画像をクリックで拡大します。


いくつか明らかな違いはありますよね。一般論的な感じで。


a. 練習場のマットは滑るのでちょっと気持ちダフリ気味のボールが良い感じ。
     (・・・なので危険。)

b. コースでは一発勝負だが、練習場では同じショットを何度も打つので同じショットをやり直す傾向にある。

c. 練習場ではマットの線とか、ボールの位置とか、ほぼ同じセットアップを作りやすい。

d. コースでは傾斜、ライなどの状況が違う。

e. 練習場では (もっと飛ばそうと思って?) 力んで振り回しやすい。 (←ひょっとすると私だけ?)

f. コースではいちいちボールが止まった地点まで見に行くのに対し、練習場では大体のところしか分からない。

g. ショットに対する緊張感の違い。

h. ボールの違い。


たとえ芝で打たせてくれる練習場の場合でも、私はどうもコースと違う感触を受けます。
芝の付き方や下の地面の違いなのかなんなのか、どうも違うような違和感的なものを感じます。


あの、ここでお断りですが、クラブフェースのどこで打っているか打点もばらつきますし、打ったボールの高さも揃わずばらつきます、そういった実力で打っている私のお話ですのであくまでもそのことを踏まえたお話としてご了解下さい。m(__)m



先日の練習で感じたことがいくつかありまして、その辺をちょっと挙げてみます。


1. 目標とボールの落下点のズレ

とりあえず打席に入り、マットの向きに合わせて目標を取り、何球か打ってみたところどうも目標にボールが落ちず左にずれた。

ここで、スイングがずれているのだろうと思い、何度か目標を取りなおし、クラブを変え、打ってみますが同じような傾向が出ます。

私はいつも練習場であっても一球一球後方から目標を確認してマットの縁以外にボールの先方・後方に目標の目印をセットしてコースと同じように打つのですが、どうもズレる。

こういう時は自分のスイングを疑いますね。
腰が回っていないか、タイミングか、なんかズレているのだろうと。

(でも、先日の練習の後に考えまして、実はそればかりでもないんじゃないか?って気がしました。)

私は元々多少左へズレる傾向にはありますが、それにしてもこの日はもっと左へズレてたんです。


で、スイング自体を疑った結果、セットアップを慎重にこなした後にもう少し右に着弾するよう修正して振りますね?
そうしますと、余計にフックが掛かったり、右へプッシュしたりして、目標から段々離れて崩れてきます。

こうなりますと、なんだか段々余計に調子が狂ってきてしまいます。


で、困ったので開き直って左へズレた目標を気にせずにスムーズなスイングだけを心がけて打ちますと、ボールが集まって来ました。でも、セットアップからすればまだ左にズレたままなんですね。


で、趣向を変えまして、( いつもやっているのですが) マットの向きに沿わない目標に対して少し斜めに打つ練習をしました。
この練習は、調子の良い時は上手く行くからいいんですが、大抵の場合は右を狙うとややフック目の球が出やすくなりますし、左の方に目標を取りますと少しフェード気味になります (もしくは被ってしまい引っ掛けフック)。

もろにマットとかの環境要因の影響を受ける私。(笑)

この日は、斜めでもそこそこには目標方向に飛びます。
真っ直ぐ正面だとズレるのに。(x_x)


観念しまして、打席を変えてみました。

すると、・・・それだけでけっこう直ってるじゃないですか?!


まだはっきりとした結論は出ていませんが、打席からの景色的なものか、打席の傾き的なものか、影響を受けているように感じました。

上の画像のように、広々していてなんの影響もなさそうな景色の練習場だったのですが、打席で違うみたいです。 私だけだろか? (^^;


で、この現象は、明らかにコースでも起きているんですよね。

確かにあっちに狙ったはずなのに、あんな方に行ってしまった。 ・・・けど、友人は「そっち向いてたんじゃないの? いつものボールだよ。」ってことがあります。

コースでのドライバーは、そこそこフェアウエーに行っていれば、(私の場合) 多少ブレていても許容範囲ですので、そのズレてることにすら気が付かないケースが殆んどなのかもしれません。よく分かりません。


ライや傾斜、ラフの芝の影響などでボールが飛ぶ方向がズラされてしまうこともコース上ではよくありますが、これはそっちに考えが行って、まっ先に自分のスイングを疑うのは明らかな違和感をスイング中に感じた時だけだったりします。

どうもですね、私の中ではコースと練習場ではショットの結果に対する許容度が違うのかも? とも感じました。



2. 落下したボールの停止位置の確認

コースでボールを打った後には、次打をプレーするためにボールのところまで歩いて行きます。

練習場では、歩いて行って確認するわけには行きませんから大体の落下地点で満足するわけです。
しかも落下後に転がるボールの挙動はコースとは違う場合が多いですから、この辺はあまり気にしません。

80y以下の短いアプローチ・ショットの練習でも、落下後のボールの挙動はあまり強く意識できませんですね。


でも、コースでプレーしているときには、ボールのピッチマークがどこだったのか?って言うのはそんなには気にしないわけです。
グリーン上ではピッチマークを探して直しますので結構見ますけれども。


ですから私の場合、練習場ではできるだけ二階席から打って、ボールの転がりを最後まで見るのが好きです。
20-60yのアプローチ練習とかは、高さ分距離感が違ってしまうんですけど、ボールがどう転がったか見るのが好きなんです。 コースとは多少違う転がり方してるっぽいですけどね。



3. 練習場での力み

上の項目 e. でも挙げましたが、私はどうも練習場で力む傾向にあります。
( ひょっとして普通と逆だったりしますですかね?)

特にドライバーを打つ時にその傾向がありますので、普段は9番アイアンを打ってドライバーの練習の代わりにしています。
でも、たまにはドライバーで練習しないと感じつかめない部分も出てきますよね。


なんででしょうかねー?
無意識に力んで力を入れて打つ傾向が出てしまいます。

練習場のボール、飛ばないからでしょうかねー?

ちゃんと、後ろから見て目標を確認して、セットアップをしていつものルーティンを守って打っているんですが、どうも力を入れすぎるように感じます。(笑)


ゲシュタルト崩壊じゃないですけど、段々打ってるうちに変な感触になって来ちゃって、ミスショットも増えてきたりします。
(無いですか?ひらがなの「む」とか、何度も書いて (or 見て) るうちに変な気がしてきて違う字みたいな気がしてくるやつ。)

手の汗でグリップも滑り始めるのでタオルで拭きつつ、しかしグリップも段々温まって感触が柔らかくなってきて、段々訳わかんなくなってきちゃいます。

まぁそれで私は、練習場では数球ずつでクラブを変えることが多いのですが。



以上、思いつくままにまとまりなく書いてみましたが、ごめんなさい、結論はありません。(^^;

人それぞれに、練習の工夫は必要なのかなー、と思ったりしました。


まぁそういうことなんかもありまして、練習場で打つよりもむしろ錘のついた棒を振っている方が落ち着くんですよね。(^^;


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もうひとつ、不思議な現象があるのですが、

コースでグリーン上の旗を狙って打つ時に、私は総じてややピンより左にズレる傾向はあるんです。

友人が、「もうちょっと右狙えばいいじゃん?」って言うんですが、でもですね、ピンの右に狙いをつけますと、不思議なことにこれが大きく右に逸れたり逆にフックが強くかかってもっと左に外れたりするんです。

まぁ例えばピンの位置がグリーンの真ん中にあってグリーンもほぼ平らだったとしてですね、ピンを狙ってセットアップしまして、ズガっと打っていきますと、うまく打ててボールが上がってから落ちる時に少し左に外れるかな?ぐらいを想定して打ってます。

気持ーち右に出て軽いドローで戻るボールの場合もあります。


そういう訳で、敢えて修正せずに打ちたい方向をボールの後ろから確認してセットアップをして、結果的に 0度から左に数度ぐらいを自分の中でOKとして打っていたりします。
思ったより少し右に出てしまったときはスライスせずにドロー回転で粘ってくれればOKです。( ←これは丁度この間のPGA Westの17番ホールのショットがこれでした。)

もちろん酷いミスショットは除いて、のお話です。
そこそこいいコンタクトが出来たショットを出来た想定です。


なんか、書いてて自分で「こんなことでいいんだろうか?」って気もしてこないでもありませんが、

・・・まぁ、いいでしょう。(笑)