2/06/2012

エル・カバイェロ (カントリー・クラブ)


ダニエル・チョプラがペブルビーチで1日に2つもホールインワンしたそうですね。

すごいなー。(^^)


---


取引先の方と接待のゴルフに行ってきました。
接待ゴルフでは珍しいかと思いますが、早朝のゴルフで朝の10時半には終了しました。

私よりも年上の方で、朝早くてコースが混まない時間の方が好きだとおっしゃって下さって、助かりました。


こちらのコースは以前ご紹介しましたブレイマー・カントリークラブと一部接しているくらいすぐ隣、ロサンゼルス北西部のTarzana市にあります。


El Caballero Country Club
http://elcaballerocc.com/


プライベート・コースですので、コースのサイトにもあまり細かい情報がありませんですね。

ロバート・トレント・ジョーンズSr.の設計で、距離は長くないのですが非常に難しいコースです。

以前はLPGAのトーナメントも開かれていた他、USオープンのクオリファイの会場としても度々使われていますが、案内していただいたメンバーさんによりますと、グリーンがとても難しいのでこの会場を回避するプロも多く居るんだ、ってことでした。


私が受けた感じとしましては、林間コースで落とし所がタイトなホールも多く、アップダウンも適度にあって、冬でもラフの芝が濃い緑でクラブが捕られてショットのコントロールに苦労するコース、っていう感じです。

バンカーは特に、トレント・ジョーンズ特有のオーバー・ハングがあって出すのが難しく、バンカー群を避けてグリーンを攻略するのが困難なデザインになっています。


余談ですが、Swing by SwingというGPSアプリにコースが載っていませんでした。

それで、下調べがてらに久しぶりにコースの入力をいたしまして、ちょっと嬉しかったです。

使い始めた頃は入っているコースがすごく少なくて、この辺りの主要コースの幾つかを入力したものだったんですが、最近はどこへ行ってもすでに入力されててちょっと寂しかったんですよね。(笑)


メンバーさんが当たり前のように青ティーへ行きましたので、私も青ティーからのプレーです。



いくつかのホールの写真をご紹介いたします。


まずは2番ホールの、S字にうねっていて距離もあり、ホール・ハンディが1の難しいパー4、409yです。

画像をクリックで拡大します。


ティーからですとブラインドになりますので、カートで2打目地点に進む途中で写真を撮りました。
まだ朝でちょっと写真が暗いですね。

右のFWバンカーと、左にせり出した森の間へティーショットを打っていくんですが、かなりタイトですよね。
そうでなければ右のFWバンカーの手前に刻み、2打目を220-230yにして攻めるルートもあります。

私はドロー気味のボールがちょうどいいですからドライバーで攻めて行ったのですが、非常に上手く打てました。

それでも2打目には165yから残りまして、しかも登りになって今度は右へ曲がって行きますので、確かに難しいホールでした。
ここのパーは嬉しかったです。  ( ・・・が、他でいろいろ大叩きしました。(^^;)



こちらは5番ホールの2打目地点です。340yの短いパー4。

画像をクリックで拡大します。


長くはありませんが、グリーンの左が池で手前に少し食い込んでいまして、右には大きな入れたくないバンカーがあります。 奥の左右にもバンカー。

自然にsubconsciousが水を逃げてグリーン右サイドに行きましたが、幸いに距離が合っていましたので、かろうじてグリーンにオン。

ファースト・パットが登りなのにスーっとオーバーしてしまって危なかったですが、ここもパーが取れました。



続いてもグリーン周りのバンカーが特徴的なホール、13番の353yの短めなパー4の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


こんなバンカー、遠い方に入れたら死んじゃいますね。
当然、右の安全サイドに打って行きました。

安全にプレーしたつもりが、そこからはグリーン上のマウンドを越えて上って下る13歩(約9m)のパットが残りました。

慎重に傾斜を読んで打ったつもりが、読みきれておらず2歩(約1m半)も残しまして。
運良くこれは2パット目が入ってくれましたが、下りの2歩を残してしまうのは駄目ですね。
少しでもスライスラインだったりしたら望み薄です。



こちらの15番ホールは、Googleマップで見て実はちょっと心配していたホールでした。

390yのパー4なのですが、フェアウエー中央やや左のちょうどティーショットがきゃりーで落ちるぐらいの位置に大きな木が立っているのです。

・・・と思ったら、大風でなぎ倒され、モニュメントに造り変えられている最中でした。

画像をクリックで拡大します。


メンバーさんの一人にアーティストの方が居て、この日も作業をなさっていました。


それでもって、この大木は植え替えられまして、ちいさな赤ちゃんになっていました。(笑)

画像をクリックで拡大します。


木って高いんですねー。
これでも6万ドルぐらいしたんだ、っておっしゃってました。


私のティーショットは、この木の右にランディングして20y程転がった先へ行っていてくれました。(^^)
大きなままだったら、私のボールは枝に払い落とされていたでしょうか。

絶好の位置から、左手前のバンカーを避けて右側の花道サイドから回して打ったところ、非常に上手く打てましてバーディー・チャンスにつけましたが、曲がりが読みきれずにカップインせず。

(なんかね、偶然写真がパー獲れたホールばかりになってますが、・・・特徴的なホールだけで良いプレーが出来たようです。)



さて、最後にご紹介いたします17番ホールは、(15番ホールの木が倒れてしまった後) このコースのシグニチャー・ホールだということでした、421yのタフなパー4です。 ホール・ハンディが2のホールです。 ここも2打目地点。

画像をクリックで拡大します。


実は私のティーショットは木の根元に行きまして、アンプレ、チップアウトした後の4打目です。
まぁそれで、距離的には本来の2打目地点よりはグリーンに近い位置に居ます。150yぐらいかな。
(写真は池が見えるように少しズームして撮ってます。)

ドライバーを上手く打っていたとしても、約180yが残る訳ですからこの左手前の池は脅威ですし、それを逃げて右サイドに大きめに打ったとすれば右奥にバンカーが待ち受けていますし、難しいホールですね。

私の4打目はピンの右14歩(約10m)に乗ったのですが、このパットがなんと飛び込んでくれまして、ボギーでした。


なんか良いプレーが出来たかのようにレポートしてますが、この日は良いホールと悪いホールが極端で、数多のホールでずいぶん叩いてしまいました。


このコースへは、是非また呼んでいただいてリベンジに挑戦したいと思います。
確かに難しいグリーンでしたです。



2/02/2012

セカンド・ショットのクラブ選択


今までにも何度かリンクさせていただいているテニス・コーチの方のゴルフ・ブログからです。

物言いが極端な方で、ちょっと大げさな表現がなされている部分も多くあって一見 変なことが書かれているようにも読めてしまうのですが、非常にゴルフの本質をついた見識の高いお話が多くて、いつも参考にさせていただいています。
(以前オーストラリアに住んで随分ラウンドなさっていたようです。)


まぁ、2打目に限らないのですが、グリーンに打つアプローチショットのクラブ選択のお話です。

とても面白いです。
ついに3部作になりました。


「ゴルファーに愛を!」
手前から攻める、アホ
続「手前から攻める、アホ」
手前から攻める、アホ 3

誰が教えたのか、オーヴァーはいけない、手前から攻めろ、と。 たかだが残り60ヤードをサンドウェッジで狙ってグリーンにはオンするが、ピンまで20メートルも残っている。 つまり狙った距離の半分ちょっとまで打って当たり前の顔をしている。冗談ではない。 みんなそうなんだ。気付かないんだ。

この辺りの行(くだり) なんか読んでてすごい可笑しいですけど、実際 よくありますねー。

基本的にはアベレージゴルファー (だいたいハンディキャップで10-18前後のイメージなんでしょうか) 向けという設定が主体で、ゴルファーへの提言が書かれているブログです。


3つともよく読みまして振り返ってみますと、思い当たるフシが多々あります。


私自身、2打目には割に大きめのクラブを選んでグリーンの奥へも打っていくことが少なくない方でして、ここに書かれているよりは随分と手前にも奥にも打っていく方かな?とは思いますが、それでもこのお話には思い当たるフシが多いのです。



私の場合は、似たようなことをデーブ・ペレツが書いていますのもありまして、自分のクラブの飛距離を多少のミスも見込みに入れた上で、


例えば6番アイアンなら、傾斜なしの平地・フェアウエー・風なしと仮定しまして、

155y +/- 10y として考えて打つ。


・・・のではなく、

155y +5y ~ -20y として考えて打つ。  ...ようにしています。


それ故に、上記リンクの3つの記事に書かれているよりは、100-200yのセカンドショットでグリーン上のピンの後方にオンすることも少なくなくあるにはあるのですが、

自分も、そして普段一緒にラウンドする友人も含めまして、手前に10m以上ショートするケースは多数見受けることになります。
その内、割り合いに良い当たりで打ったのに なおかつ ショートする場面、とても多いと思います。


リンクの記事に書かれているとおり、ショートゲームの例えば50y以内 (特に30y以内) から打って (トップ目に打ってしまったりして) ピンの奥に外すケースは結構見ますが、セカンドショットでグリーンを奥に外す場面は本当にあまり多くは見ませんですね。

記事には日本のゴルフの特徴として書かれていますが、私の一緒にラウンドする米国の友人たちを見ます限り、彼らにも同じ傾向が見られると思います。


80yのアプローチショットを、ピンに25yもショートするって言う場面、確かによく見ます。
目標の70%も飛ばしていない計算になりますですね。ちょっとビビりました。


画像をクリックで拡大します。



で、例えば6番アイアンで、傾斜なしの平地・フェアウエー・風なしと仮定しまして、

155y +5y ~ -20y として考えて打つ。  

・・・を私は実行していますが、その際に例えば、

・ 少しでもボールが芝に沈んでいる (FWでも。)
・ 打球地点の傾斜がわずかに登り
・ もしくはライがつま先上がり・下がり
・ バンカー越え または 池越え
・ 打球地点よりもグリーンの方が僅かでも高い
・ 芝の下の地面が湿って濡れている
・ 逆に芝がかなり薄い
・ 風が気持ちアゲンストまたは横・斜め風
・ スタンスが取りにくい (けど取れる) 状況
・ 芝が逆目 (FWでも。)
・ 寒い

なんてことがありますと、それだけで少し大きめに打つ必要が出てきます。
複合要因が出てくるケースもありますね。

大きめに打つには、具体的にはクラブを長いのに持ち替えるのが基本になります。
(ロフトを立てて打って距離を増やす、とかの芸当は私は出来ません。)

もうこの場合、ラフだったり、風が強かったり、傾斜が強かったりしたらもうすでに論外でして、1クラブどころか2クラブ、3クラブも大きいクラブを使う必要が出てきます。

他にもフルスイングできない状況なんて、いくらでもありますね。


更に加えまして私の場合には、

・ 芯を外して打ってしまう。(軽くダフる、薄く当たる、トゥ寄りで打つ、フェースの上部で打つ、ヒール寄りで打つ、・・・全部出ます。)
・ スイング軌道がズレて斜めに打ってしまう。 (インサイドアウト・アウトサイドイン)
・ 無意識 (subconscious) が、持っているクラブの番手と距離を考慮してか、弱く打ってしまう。
・ 疲れてきた。

などの要因で、飛距離が落ちます。



逆に飛びすぎてしまうケースというのは稀少でして、

・ 気持ち短く持って打ったところ、思いの外シャープに振れて真芯で打ったため思ったより距離が出てしまった。
・ (非常に稀ですが) クラブフェースとボールの間に草の葉が少し入りフライヤーになった。

・ 距離の計算違い
・ 9番と間違えて6番を持つ

...ぐらいしかありません。


どうみても、飛びすぎる心配よりも、飛距離が落ちてショートする方をメインに考えた方が賢明ですね。



それから風の影響に関して、もうひとつ。

これは「パット・エイミング教本」の細貝さん (『パットのお悩み解決広場』)に教えていただいたのですが、

「アゲンストの風で落ちる飛距離の方が、フォローの風で伸びる飛距離よりもはるかに大きい」という物理的な事実もあります。

詳しくは、こちらの、 ↓

「ゴルフボール弾道シミュレーター」  from  『パットのお悩み解決広場』

というところに解説されていますので、是非一読なさることをお勧めします。


例えば、
無風では106ヤード飛ぶ女子プロのPWが、風速10mの風の中だと、向い風で27ヤード短くなり、真横には13ヤード流されるのが、追い風の場合には、なんとわずか6ヤードしか長くならない!
という具体例とか、

風による変動距離の「向い風:横風:追い風」の概略の比率は、2:1:1であり、どの番手のクラブのショットでも、男子プロと女子プロでも、どの風速でも、この比率はほぼ同じ。
という全体として頭に入れておくべき概略論とか、ものすごく興味深い (そしてあまり知られていない) 物理的な計算に基づくシミュレーション結果を知ることができます。


ここに於きましてもやはり、飛びすぎる心配よりも、飛距離が落ちてショートする方をメインに考えた方が賢明であることが分かります。


~~~


本当に、冒頭のリンクの3つ目に書かれておりますところの、
ワンラウンドで、ミスショットを除いたすべてのショットがピンオーヴァーする日を経験していただきたい
という経験ラウンドを、今後のコース・マネジメントのためにやってみる価値はありそうだと思いました。


ちょっと、近々、「すべてのショット」は私の場合ミスが多く出ますから無理でしょうけど、上手く打てたらグリーン奥かもしくは奥に溢れるぐらいのクラブ選択でのラウンドを試してみようと思います。

もし首尾よく実行できたら、実験結果はまた記事にしてみますね。(^^;



1/29/2012

ゴルフスイング-16 (四十肩)


四十肩の経過その後ですが、右肩よりも左肩の方が痛みを強く感じるようになりました。

歯磨きしようとして、「うっ」と来て右に持ち替える程度ですが激痛ではありませんので助かっています。


ゴルフスイングはなぜか、なんとか支障なくこなせていまして、テークバックが更に少し微妙に下がったかも知れませんし、フィニッシュがちょっと今まで以上に硬くなったかも知れません ・・・けれども、飛距離もまぁまぁ、ゴルフをするには十分な範囲で動いてくれています。


自分でも (他人から見たらほとんど変わっていないかも知れません程度の) 変化をチェックしてみようと思って、動画を撮ってみました。

練習場で動画を撮るの、久しぶりです。
(このカテゴリーの自分の動画の記事自体、1年振りだったんですね。)



まずは、54度のウエッジで50yのショット。



正面よりもちょっと左にあります 50yの旗が、私の体の陰に隠れてしまっています。
(その点は撮影的にはちょっと失敗でした。)
打つ前の素振りの時にふところ付近に映っている黄色いやつが50yの目標です。

ショットの方は、いい感じに思った距離で行ってくれてそこそこ良い感じにスピンもかかっていました。(^^)

普段フルショットの時はほとんどやらないのですが、打つ前に少し素振りを入れて打っていました。
距離感の確認と少しのリラックスを目的の、軽いやつでしょうか。(ほぼ無意識です。)



こちらは9番アイアンのフルショット。



普段これをドライバーの練習の代わりにもしています。

このショットは特に旗を目指していませんで、マットのラインから真っ直ぐの方向、110yの白いポールの左サイドのマウンドの裾の辺りに目標を置いて打っています。

クラブ・フェースのローテーションもドライバーとほとんど同じ、かなりロールを入れて打っているようです。



最後に、ドライバー・ショット。



結果として若干じじくさくなったかも知れないフォームです。 (^^;

マットの硬い足場でスパイクを履いていますと、右足が滑りますね。
まぁ元々蹴ってはいませんのでOKなんですが。

これも無意識ですけど、打つ前は縦ワッグルですね。
同時に、左のグリップを4回ほど握り直しています。

この辺の一連の動作は9番アイアンの時も同様で、このリチュアルはかなり自分の中で一定して居るようですので、変えないように続けてみたいと思います。 (・・・って、言っても無意識なのですが。)


ゴルフスイング-15 (練習) って言うスイング動画の記事がちょうど1年前でしたが、あの時と一番違うのは体重ですね。(笑)

30 lbs減りました。
でも幸いにも飛距離はあまり変わっていませんです。(^^)