4/16/2012

カーメル・マウンテン・ランチ (カントリー・クラブ)


しばらく記事を更新していませんでしたが、忙しかったとかそういう訳ではありません。(^^;
逆にどんなに忙しくても更新は出来るとおもうんですけど、まぁちょっとしたゴルフ熱的な部分で滞っていました。

今後とも、不定期更新ペースではありますが(今までも不定期には違いなかったんですが)、よろしくお願いします。m(__)m


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先週末、友人たちとサンディエゴまで遠征してきました。

安いディールがあったからですが、久しぶりのまともなラウンドです。
ややリハビリ必要ね、な気分のラウンドです。冒険せず、慎重に。


セミパブリックなのですが、HPにはU.S. Openのクオリファイアーとか、サンディエゴ・オープンのクオリファイ・トーナメントも行われたとか書いてありまして、安いし行ってみようか、というわけです。


Carmel Mountain Ranch Country Club
http://www.clubcmr.com/


設計は、Ron Freamという方だそうです。

印象としては、距離は長くない、アップダウンの激しいコースです。

いやむしろ、アップダウンと言うのとはちょっと違う印象を受けました。
「平らなところが全くない」という印象です。

コース全体が、斜面に造られているような感じで、ホール上に自分が乗ってしまうと麻痺して判らなくなってしまうけれども、実は傾斜が凄い、みたいな構成でした。

きちんと斜面の打ち方を出来ていないと、ミスを連発してしまう感じ。

「圧倒的な打ち降ろし!」みたいな景観美とか圧倒感みたいなのは感じられないんですが、ずーっと急傾斜で斜めっている感じかな。

セカンドの距離感が非常に難しいです。

グリーンもめちゃめちゃ読みにくいです。

こういう傾斜のきついコースでは、Mountain Effect というのを考えて読むようにしていますが、ここの場合は明らかな山がコースから見えないので、よほどGoogleマップで方角と各ホールを確認して押さえていない限り、隠れた傾斜を読むのは難しいと思います。
(準備していなかった我々は撃沈でした。)


それと、コースのあちこちに岩が唐突に配してあって、他のコースで見ないような光景が見られるのが印象的でした。



こちらが、岩の一番多かった13番ホールです。

画像をクリックで拡大します。


こうやってみても、けっこうフラットに見えますね。

打っていく先はクリーク越えで右サイドに入れたくない3連横長バンカーがあります。
318yの短いパー4ですが、2打目もひそかにかなり登っていまして、ずいぶんカップにショートしてグリーン手前にやっとこ乗りました。


こちらにコースレイアウト図があります。
ホール番号をクリックして下さい。
(各ホールが、飛び飛びに離れて配置されているレイアウトのコースです。)



では、他にもコースの写真をご紹介していきますね。


こちらは3番ホール、368yのパー4です。
写真の正面に、へんてこな尖った岩が鎮座しているバンカーが見えますね。

画像をクリックで拡大します。


そのバンカーから左へドッグレッグして行きまして、グリーン前にはクリークが横切ってガードしています。

ティーショットはバンカー右のフェアウエーに打って行きまして、少し長くなるセカンドを打ちましたが、こう見えてこれでけっこう登っているんです。
カメラも私自身も上向いちゃうから気が付きにくいんですが。

左足上がりから打ってちょっと右に逸れてボールが出てしまい、グリーン右のバンカーでした。
バンカーショットは出ただけ、ボギーでした。

ここのバンカーは砂が入っていなくって、打ちにくいですねー。 ベアグラウンドみたい。



こちらの5番ホールにも、妙な岩があります。

468yの、左にほぼ直角に近くドッグレッグしているパー5です。
(直線だと400y、バッバならワンオン出来たりするんでしょうか?)

画像をクリックで拡大します。


パー5ですから、無理してぎりぎりのショートカットを狙う必要ありません。

私はその3つ団子になっている岩を狙って打ちました。岩までは私には届かない距離です。


こちらが、2打目地点。 左に角度を変え、グリーンへ向いて撮りました。
(私達のボールは、写真よりわずかに左にあります。 右端に岩を入れて撮りたかったので。)

画像をクリックで拡大します。


ここでももう約60yの3打目を左のバンカーに外してボギーでした。(^^;



こちらの6番ホールは、冒頭に書きました傾斜の話が分かりやすいと思います。

私がプレーしました青ティーからは213yのパー3ですが、この日は黒ティーの位置で、約220yあった様でした。

画像をクリックで拡大します。


登っては見えますが、ある程度ゆるやかに見えますよね?
この傾斜がキツイのです。

しかもティーインググラウンドまで上むいて傾斜しています。

軽くアゲンストの風だったりもしましたが、ここはもうドライバーのフルスイングで行きました。


友人たちは、私に倣ってドライバーを握ったものの、「大きすぎるんじゃね?」な気持ちが入ってしまい、二人とも40-50yショートしました。

かく言う私は、飛距離は良かったのですが、グリーンを大きく右に外しまして、またしてもボギーに。

友人たちは、2打目のチップショットも大きくショートしていました。
登り傾斜が、見た目で思うよりもキツイんですね。



こちらのホールにも、妙な岩があります。
続く7番ホール、一番易しいホール(ハンディキャップ18)の、314yパー4です。

画像をクリックで拡大します。


ティーからは非常に狭く見えますね。
実際狭いんですが、先はちょっと開けてます。


セカンド地点の写真はこちら。

画像をクリックで拡大します。


グリーン前にバンカーがガードしていて、バンカーの中に尖った岩がありますね。

ここはご覧のように105y地点にボールがあって、ピンは手前。
残りは約95yですが、登り傾斜です。

私は、大きめのクラブということで9番アイアンを選択しまして、フルスイングで行きました。
フラットなら、120-125y打てるはずです。

これが、ほんのちょっとショートで届かず、バンカーの縁に捕まったようでした。(岩の向こう側です。)

けっこうしっかり打てたのですけどね、傾斜の読みが足りませんでした。

一番易しいはずのホールでダブルボギーは痛かったなぁ。



最後にご紹介いたしますのは、17番ホール、306yの短いパー4です。

画像をクリックで拡大します。


このホールは、ティーから200yの地点にこの大きな2連になっている池がグリーンのギリギリまで配置してあります。
この池の手前に刻み、2打目は二つを越えてアプローチします。

池の手前はもっと急傾斜になっていまして、写真に池が写りませんから池まで近づいて写真を撮りました。


ティーショットは、どうしても安全目に170-180yを打ちますよね。

そこからは登りながらこの池を越えますので、残りが130y-140yになります。
登りを計算して、160yぐらい打つクラブを選ぶようでしょうか、短い割になかなかタフなデザインです。

私は、またもや極端な左足上がりに対処しきれず、大きく右にグリーンを外しまして、またもやボギーでした。



自分の中ではリハビリのようなラウンドと思って、良いスコアは期待しておりませんでしたが、ちょっとリハビリには厳しい難しいコースだった様に思いました。

もちろん、傾斜地の打ち方がちゃんとしていて残り距離の計算がうまく出来る上級者であれば良いスコア出しやすい短いコースだと思いますので、コースレートはそんなに高くはないのですが。


まぁ、ショットはややrustyながらそこそこ悪くないショットが打てていたと思いますので、満足でした。


3/06/2012

New Carpet 練習場


私のオフィスの周辺のカーペットが新しく張り替えられました。

カーペットだけなんですけど、なんか新しいオフィスみたいに感じますねー。(^^)

それまでは無地の1枚仕様でかなり痛んでしまっていたのですが、今回はパネル式のカーペットです。
後々の再張り替えも作業も部分的にやればいいですし、便利です。



当分の間、会社のみんなが帰った後とかになかなか良いパット練習ができますですねー。(笑)
(まぁ実際にはあんまりまだやっていません。 ちと恥ずかしいのもあったり。)

上手く使えば、けっこうな長さが練習できます。(^_-)


例のパット練習用カップを置いて写真を撮ってみました。



このカーペット、一枚一枚のパネルが 「2フィート x 2フィート」になっていまして、距離が一目で分かります。

上手に位置取りをしますと、32フィート (パネル16枚分) の長さを打つこともできます。(^^)

(写真のカップを置いた位置は、真ん中ら辺です。 あまり遠くに置くと写真だと見えにくいので。)



で、肝心のスピードですが、私の基準スピード(おそらくスティンプメーターで 9フィート半ぐらい)で16フィートを打つ強さで打ちますと、21フィートぐらい転がります。

私の基準の7歩のストロークで、21フィート。なんとも覚えやすい便利なスピードです。(^^)


まぁけっこう速めのグリーンぐらいのスピードでしょうか。 10フィート半~11フィートぐらいじゃないでしょうか。(この辺の数値はちょっと想像の域で、ちゃんと測ったわけではありません。)

パネルの中の写真のような位置に置きまして、カップを過ぎたボールがパネル内に収まるように打てればOKとします。

理想的には、オプティマム・スピード (カップを約17インチ (約43cm) オーバーする強さ) で打ちたいのですよね。

カップの後ろ側からパネルの後端までは 19 と3/4 インチありますから、まぁだいたいカップのある一枚のパネル内に収まれば良いスピードですね。


かなり速いスピードですから、ものすごくジャストタッチで打った感じじゃないと一枚のパネル内に収まりませんです。



まだ、他の同僚のボールとパターを借りて打ってみただけの段階なんですが、今度自分のカウンターウエイト入りのパターを持って行って、真剣にパッティングしてみます。(^^)

うっしっし。(^^)




2/20/2012

オリヴァス・リンクス (ゴルフコース)


こちらのコースも、以前から行ってみたいなぁと思っていたコースでした。

ロサンゼルスのダウンタウンの遥か向こう側の北西方向にありまして、家からは道路が空いていたとして1時間半ぐらいかかりますので、ちょっと足が向かなかったという事情があります。


本当はこのコースには暑い時に行くと良いのです。真夏でも涼しいですからねー。

ロサンゼルス市街と比べてますと場合によっては20度Fも気温が低いことが多い場所で、まさに海沿いのリンクスコースです。


Olivas Links Golf Course
http://www.olivaslinks.com/


比較的新しいコースですが、コースのホームページには ベスページ・ブラックやトーリー・パインズに並んで「ゴルフ・ウィーク・マガジン」のベスト市営コースに選ばれた、と書かれています。

コース設計は、リンクス・コースの設計が上手なフォレスト・リチャードソンという方の手によります。


こちらがコースのエントランスです。

画像をクリックで拡大します。


モニュメントの右後方に写っております、プレハブみたいな平屋のとても質素な小さい建物がクラブハウスで、回りにも家など無く、アメリカ式カントリー・クラブ型コースの佇まいとは一線を画していますね。

古き良きスコットランドのリンクスコースを目指した、って感じはいたします。

コースとしましては、フェアウエーが硬くてうねりをかなりつけてはありますけれどもほとんどフラットで、木が少なくて風の影響が出やすい感じ、ラフはなにか特有な感じのクラブ・ソールが抜けない強い芝でディボットが私などには上手く取れませんから、クラブが捻られてしまいます。

ファースト・カットの外側のラフは、くるぶしぐらいまで伸びてるブッシュな感じで、真上から見ないとボールが見つかりません。



こちらが、コースレイアウト図です。

クリックで、コースサイトの大きな図にリンクしています。


9番グリーンと、18番グリーンがくっついていて供用されています。
こんな所にも、リンクスの雰囲気をだそうとしたのかなー。 なんて思ってしまいました。
(けっこう近くって危ないんすよ。)

バンカーは、ポット・バンカーではありませんね。
コースを横切るバーン (burn) もありません。



それではいつものようにコースの写真をいくつかご紹介していきますね。


まずはコースで一番易しいHDCP18の1番ホール。 351yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


フラットですねー、実に。(^^)
気持ちがいいです。

私は早速右側に食い込んできているラフに捕まる立ち上がりでしたが、深いラフから打ったセカンドのアプローチショットが思いの外非常にうまく行きまして、手前から行ったボールがコロコロとグリーンに転がり乗って右奥のカップにするする近づいてくれて5歩(約3m半)のバーディー・チャンスの位置につけました。

これをキャッシュ・イン出来ずに無難なパーのスタート。(^^;



続いての写真は、5番ホールのパー3です。 167y。

画像をクリックで拡大します。


この日は青ティーの位置が、5yかそこら手前でしたでしょうか。

吹いていないように見えてそこそこに風が吹いていましたので、クラブ選択を慎重にして、左右4つのバンカーに入れないようにティーショット。

8歩(約5m半)の距離でしたが、カップに届かずショート。
この日のグリーンは、速そうに見えてそうでもありませんでした。 朝のうちは特に (硬いけど)湿っていたので速くはなかったのです。

グリーン周りからのチップショットが弾かれて硬い印象なので速そうに感じたのですけどねー。
(後半は風で乾いたのもあってか、実際グリーンのスピードが上がりました。)



こちらは10番ホールです。 381yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


フェアウエー左サイドの2本の木の少しだけ右を越えていくようなボールがちょうどいい感じです。

しかし私はティーショットは左のラフに入れました。

セカンドはボールが沈んではいませんでしたのでユーティリティーの4番を使ってノックダウン式に打って行きました。 クラブフェースの向きを変えられなくて済むように 2クラブぐらい大きいクラブを使ってリストターンを最小限、かつディボットをとらない感じで。
風もアゲンスト気味でしたしね。

このショットは上手く打てました。 といってもグリーンに乗っただけでカップには遠かったんですが。
ここの難しいラフからやたらに乗せていましたので、友人がちょっと呆れてました。(^_-)

2番ホールで叩きまして、どうやったらあまり狂わされないで済むか、たまたま少しだけ適応できたってだけなんですが。(^^;



11番ホールのティーのすぐ横で、鶴を見かけました。

画像をクリックで拡大します。


日本では鶴はわりと見ましたけど、こちらではあまり見ていませんでしたので、ちょっと新鮮でした。(野生のペリカンとかアザラシとか普通に見てたりはするんですけどね。(^^;)



そしてこちらは続く12番ホールです。 362yの短いパー4です。

画像をクリックで拡大します。


左側の背の高いブッシュは湿地帯でコースの外です。右サイドのフェアウエーバンカーの右とやや後ろ側にも食い込んで、ティーショットが飛ぶ距離のところに池が配されています。

このホールはまさにフェアウエー左サイドにぽつんと立っている小さい木の上を越えていくティーショットを打って行きます。

風に助けられてか残りは約100y、上手くカップを攻めることが出来まして、ここはバーディが獲れました。(^^)



次の写真は、モニュメント的な倒木を切ったものがゴロンと転がっていた14番ホールの2打目地点の手前付近です。
548yのわりと長めなパー5です。

画像をクリックで拡大します。


私のボールは、フェアウエー中央のもう20-30yぐらい先のところに写っています。

2打目もまぁまぁ調子よく打ちましたがラフにかけてしまったため、3打目のアプローチをバンカーに入れることになってしまい、バンカーショットは出たけどグリーンに乗らず、チップ&パットでボギーにしました。

はやりここのラフは何とか慣れたとか言っては見たものの、難しいです。



さて、最後にご紹介いたしますのは18番ホールの2打目地点です。

左側に池とフェアウエーに水鳥達が写っていますが、ティーからグリーン付近までずーっと左サイドに池が続いている、493yのパー5です。


画像をクリックで拡大します。


一応、短いパー5ですからグリーンが空くまで待ってからセカンドショットを3Wで打ってみたのですが、ちょっとクラブフェースのトゥ寄りで打ったショットになりまして、右へ出て左へ戻るショットになりまして距離も大分ショートしました。

3打目もカップに寄せ切れず、パーでした。



木があまりないということで 私としては助かる条件のコースでした(笑)が、なかなか良いプレーが出来たと思います。(^^)

GIRが平均よりずっと良い11ホールを数えましたし、パット数も31と良い数字でした。


本当、もうちょっと近かったなら何度でも頻繁に来たいコースでした。