1/15/2019

TOUR PREFERRED EF WEDGE の58度を導入


Jack Nicklausのグループ設計のコースで、とてもダイナミックな造りのゴルフコースです。
冬ですので、フェアウエーのバミューダ芝は茶色くなっていますが、ベント芝のグリーンは濃い緑色でした。



国立公園のAngeles National Forestに隣接しています。
日本人経営のコースだそうで、スナック・バーにお弁当セットとかがありました。
何年も前ですが、古閑プロや丸山プロがこっち来たときに練習ラウンドしてる、ってサンディエガンさんにお話伺いました。

過去にラウンドした記事があります。 
  → 「エンジェリス・ナショナル (ゴルフクラブ)

難しいですが、楽しいコースです。
今回は82で少し雪辱できたかも。(^^)


−−−


かれこれ 10年近くバッグにロブウェッジは入れておりませんで、一番大きいロフトのクラブが 54度のサンドウエッジという状態で来ていたわけなんですが、今回思い切って 58度のロブウェッジを導入してみることにしました。


いままで使わずにいた理由は単純に難しいと感じていたからです。

ロブウェッジは上から構えて見るとフェースが大きくて易しそうに見えるのですが、ボール側からウエッジのフェースを見るとすごい薄くてボールの幅の半分もない、まさにブレードって感じに見えるんですよね。
それだけ正確にボールに入るように打たないといけないということなので。

以前こちらの記事に写真を撮って記事にしています。

ボールの目線で考えてみました。

(60度のウエッジ)


で、今回ロブウェッジを導入してみようかな?と思ったきっかけはデーブ・ペルツの本を読んでいて、「なるほどなー。」と思ったからなんですよね。

from Dave Palz's Short Game Bible

こうやって視覚化されてみますと、約80y以下をほとんど 1本のサンドウエッジでカバーするよりも、もう 1本短い距離を打てるクラブを入れるというのは確かに理に適っているなと思いました。 

...ちゃんと打てれば、ですが。
しばらく試験的にトライしてみます。


で、とりあえず購入したのはロフト58度、バンス角10度、ライ角64度のこちらのロブウェッジです。

クリックで画像元のGolf A Lotの記事にリンクしてます。

EFっていうのは、Electroformed Nickel Cobalt Grooves の、ElectroFormedからの命名のようです。


次はフェースとグルーブ(溝)。

クリックで画像元のGolf A Lotの記事にリンクしてます。

Faceははめ込みになっています。
これがあんまり好きじゃなくて、サンドウエッジはTOUR PREFERRED WEDGEの方を選んでいたのですが、今回 Pre-Ownedの中古品を買ってみて思いましたが、このニッケル−コバルトの処理がされているプレートは摩耗が少ないですね。
スピンが効く期間が断然長そうです。


クリックで画像元のGolf A Lotの記事にリンクしてます。

サンドウエッジもこっち買っとけば良かったなー。
今となってはこのモデルは新品では売っていませんが。

でもまぁ54度のサンドウエッジは TOUR PREFERRED WEDGEの方のスペアまで買っておいたので、つい最近良い状態のウエッジをおろしたばかりです。


ドラインビングレンジとシミュレーターで数十発のボールを打ってみまして、飛距離としては、

10:30 → 64y
 9:00 → 48y
 7:30 → 32y

だいたいこのくらいの距離が打てそうです。


グルーブもけっこうスピンが効く様子ですし、トップして歯で打ったり、あるいはざっくりダフったりすることが少ないように十分に気をつけて有効な武器として活かせていけたら、と思っています。



1/10/2019

Cut Gray Balls はどうだろう?


Titleist の Pro V1 と Pro V1x に黄色バージョンが今年出るそうですね。

クリックで元のサイトの画像にリンクしてます。

Pro V1使うゴルファーにはコンサバティブなタイプの人が多いイメージなんですが、よく売れるんでしょうか?
私自身、黄色いボールはまず買いません。 
使ってみても特に良いとも悪いとも感じないのですが (緑のボールとかは見えにくいと思います。)、すごい昔に「黄色いボールは練習場のレンジボール」っていうのが定番だった時代を経験してると、やっぱり避けますよね。


---


こちらのボール、昨年中にみかけまして気にはなっていたのですが、この間ついにお店で見かけまして俄然興味津々です。




いきなりフル・ラインナップですね。

THE BEST DAMN GOLF BALLS UNDER 20 BUCKS
(最高にめちゃくちゃ良いボールだけど $20以下)

っていうコピーで飾り気ない無印良品っぽいイメージでマーケティングされている模様です。

中間コストをカットして、ボールのデザインもオープンに入手可能なものを使いコストをかけず、高品質のボールをリーズナブル価格で提供するというコンセプトですが、・・・どこで作っているんだろう?


Cut Golf Co.
https://www.cutgolf.co/


ブランド名自体が、コストカットの「カット」。

フルラインナップではありますが、主力はやはりこちらの Cut Blue でしょうか。
Blueですけど、箱は黒に近いNavyカラーです。上の店舗内の写真に写っています。
Damn goodって、どれくらい良いのか? って言いますと、まず Cut Blue は 4ピース構造でソフトウレタンカバーを使ってあるそうです。

スピン性能は、下の図にありますように打ち出し角が低く、7,800rpm級の激スピンです。

価格帯で色分けされていまして、高価格の赤いドットに紛れて一つだけ青いドットが右下の方にありますよね。この32番のドットが Cut Blueのデータです。
50ヤードのピッチショットで比較しています。

画像が小さくなってしまいますので、是非クリックしてGolf Digest誌の元のページでご覧になってください。
(右の方のハイエンドの赤いドットの番号の中に一つだけ青い32番のドットがCut Blueです。Pro V1とPro V1xがすぐ上の13番と14番です。)

Cut Golfのサイトには出ていませんが、飛距離性能の比較もしているようです。

こちらの Cut Blue は、コンプレッションが 90です。
Titleistの Pro V1x をターゲットに作ったのが見て取れますね。


こちらがファウンダーの、Sam U. さん。

クリックで Cut Golf のサイトの画像にリンクしてます。


良いボールが高いことにフラストレーション感じてて会社作っちゃうってのがすごいですね。


私が選ぶとしたら、ヘッドスピード的にみまして、ボールのコンプレッションが 80と抑えてある、3ピース構造でウレタンカバーの Cut Greyでしょうか。
こちらの、<< product overview >>となっているリンクをクリックしていただきますと、それぞれのグレードの特徴が書かれていまして、選びやすいようになっています。
ご参考まで。


...と思いましたが、お店には Greyがありませんでしたので、Blueをゲットしました。


丁寧にスリーブ 4つにして入っています。


ボールの方は...



最表面層のウレタンカバーは、むしろアイオノマー・カバーっぽい、ちょっと硬めな印象を受けますが、表面は滑りにくい感じの手触り。
50yのピッチショットですごいスピン性能が出るそうで。 データがグラフに出ていました。

最近はディンプルを浅くするデザインが流行ってるそうですしね。
(ウエッジのGrooveも、間隔が狭目で本数入れるの流行ってるみたいですし、ちょっと感覚とデータは違う感じいたします。)


ラウンドに使ってみたらまた追記でリビュー致します。



1/06/2019

テーラーメード M4 ドライバー D-Type


家内からの昨クリスマス・ギフトとして入手したテーラーメードの M4ドライバーの D-type、まだ2ラウンドしか使用しておりませんがあまりにもお気に入りでちょっと感激しています。

良いですわー、このドライバー。

例によって発売からほぼ 1年も経ってからのレビューですみません。
(出たてだと高いんですよね。)




デビューはこちらの野性的でしかも美しいHidden Valley Golf Courseでのラウンド。



かなり難しいコースですし、飛距離が落ちていたここ数年は特に苦戦していました。
しかしこの2018年末12月30日のラウンドでは 2打目地点が 6年前に戻った感じでとても楽しくラウンドできました。


こちらに出た当時のMy Golf Spyの記事があります。↓

TWIST FACE, HAMMERHEAD, AND THE REST OF THE TAYLORMADE M3 & M4」by MyGolfSpy


記事にかかれていますが、もっとも注目の点は飛距離性能ではなく、「Twist Face」という特殊形状のフェースです。

ミス・ヒットの種類を分析したら(分析しなくても分かるけど、って記事にも書かれていますが)、フェースのトゥ側は上寄りに、ヒール側は下寄りにボールが当たる傾向にあるってことで、トゥ寄りのフェースはもっと上方・右方にオープンになっていてヒール寄りのフェースは下方・左方に向いてクローズ目になっているそうです。ほんの少しですけれども。

クリックでMyGolfSpy.comの記事の写真にリンクしています。

という訳で、上の図のようにトゥ寄りで打ったボールは普通のドライバーよりももっと右に高く出ていって戻ってくる弾道になり、ヒール寄りで打ったボールはもっと左へ低く出ていって戻ってくる弾道になる、という仕組みです。

真ん中で打ったのにサイドスピンがかかってしまったショットは矯正してくれませんですね、さすがに。(笑)


こちらにフェースのパーツがよく見える写真もあります。

クリックでMyGolfSpy.comの記事の写真にリンクしています。

上の方にヘッドから外れて写っていて、形状が分かりやすいです。
いびつに見えるほどのツイストではありませんですね。


これには個人的にとても嬉しい副作用もありまして、


構えたときにフェースが若干オープンに見えるんですね。
D-Typeはドローを打ちやすく作られているヘッドですので、クローズフェースになっていておかしくないのですが、クラウンの銀色とコンポジットの黒い樹脂との境界の引き方とそれとツイストされて右上が開いているフェースとの組み合わせのお陰で若干のオープンに見えて構えやすいことこの上ないです。


ヘッド自体はどちらかというと全体にはシャローになっているにもかかわらず、フェースの方はディープ・フェースになっていて、個人的にはものすごく好みのフェースです。



これは良い新兵器を買ってもらいました。(^^)


ありがたいことに、Taylormadeは R15の頃から、SLDR、M1、M2、M3、M4とずーっとネックのカチャカチャがInterchangeableで共通して使えます。

さっそくお気に入りのAldila RIP'D 65・2.8・Tour - X と挿し替えました。


何年も好んで使っていたシャフトですから安心感もあります。(^^)
まだ 2ラウンドだけですが使ってみた感じからしても相性はバッチリの様でした。

いつも同じこと言ってますが(笑)、新兵器を入手するとモチベーションが上がりますねー。

ちょっと若返った気分でアグレッシブに行ってみたいと思います。