12/27/2022

Chunk & Run バンカーショット

記:  12/27/2022 

俄然前置きに出てくる頻度が多いですが、ドス・ラゴスGCをラウンドしてきました。


本当にきれいなんですよね、朝焼けの時間帯。
これはスターターのところから池越しに18番フェアウエーを望んだ方向です。

そしてそこから左へ向くと1番ティーから打っていく方向です。


朝日を雲が反射してピンク色になっていてこちらも綺麗です。
左の川に落とさないように、右サイドの池にも落とさないように、ティーショットを打つのですが、朝一の寒い中ウォームアップ殆どなしで打つドライバーは易しくはありません。

そしてもう一つ、HDCP 3になっていますが個人的にはコース中で一番難しいと思っている 6番ホール。


420y前後の2打目以降登り傾斜がきついパー4ですが、ティーショットは右の池に入れないように左サイドの木々にも捕まらないようになかなか狭いところを狙ってブッシュ超えで打っていき、2打目地点からは右ドッグレッグして池の上をかなりの登りでグリーンへ、もしくは手前にレイアップで打っていきますが、コースが右にも結構な斜度で池の方へ傾いていましてレイアップは思いっきり左を向かないと池まで落ちてきます。むしろ届くならグリーンかグリーンの奥まで打っていった方が平らになっています。

ドライバーがものすごく上手く行って、残りが170〜200yの登り、左足上がりの傾斜から打っていくことになります。しかも大概ここは向かい風。

この動画も、この日は180yくらいの登りのアゲンスト、3Wでグリーン左サイドをオーバー目に狙って打っています。
さらに太陽に向かって逆光の中に打っていかなければなりませんので難易度マシマシです。

このショットはフォームはともかくものすごく上手く打てました。
めったに 2オンできないパー4、チャレンジし甲斐があります。


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ゴルフマガジンがやってるウエブサイト、Golf.comの記事です。

(この打ち方が、ゴルフで一番難しいショットのひとつを簡単にしてくれます。)

っていう記事で、Chunk & Runっていうショットを紹介しています。



この場合は、あごが高くはないバンカーショットでグリーン面が結構あってピンまでの距離がかなり遠い、という場面です。
上の写真ですと、しかもグリーンの反対側はウォーターハザードになっていて、距離を出して打つバンカーショットが使いづらいという難しい状況。


記事中にあります、Jonathan Yarwoodていうプロコーチが Twitterに上げている動画による打ち方がこちらです。


説明によりますと、ボールは通常のやや左足寄りで目標に真っすぐ構え、サンドウエッジのフェースは開きません。
思い切った若干大き目のテークバックから、クラブのトゥをローテーションしてくるように下ろしてきて、ボールの 1 1/2インチ(約4㎝くらい)手前にダフらせて打ち込んで、トゥがボールをロールオーバーするようなイメージで打ち抜くイメージ。
ボールにはバックスピンがあまりかからずにグリーン面に落ちてから転がって行くショットになります。 

これが、Chunk & Run っていう打ち方だそうです。


別の動画も拾ってきました。
Standard Golf AcademyっていうところのKyleっていうプロの動画です。


この動画の場合は、ちょっとバンカー面が荒れていてボールのライが悪い状況です。
これも難しいですよね。
距離的には先ほどと違ってカップまでは近い状況です。

フロップ(ロブ)ショットの要領でスタンスを広くとり、ボールの 1インチ半後ろにウエッジを入れて掘っていくのですが、強くは打たず砂を少なく取って打っていくそうです。
ボールの下を滑らせるようにソールを使うのがコツだそうです。ということでフェースはオープン、目標の1フィート左に滑らせるように振り抜いていく、と。

この場合もあまりバックスピンはかからずにポンと出て転がるイメージのようです。


呼び方は同じ Chunk & Run ですけれども、バリエーションはあるようです。


私は距離の長いバンカーがあまり得意ではありませんで、どうしても強く打とうとしてしまってミスしたり、砂に薄く入れるような動きになってしまって直接ボールに入ってしまって飛びすぎたりしてしまっています。

54°の代わりに 50°に持ち替えてエクスプロージョンを打ったりもしていますが砂の爆発で出す分にはそんなに距離が出せるわけでもなく、バンスが少ない分ちょっとミス出やすいかなー、ぐらいな感じがしてむしろ54°でしっかり出してカップにはかなりショートした方が良いような現状です。
58°でのバンカーショットも試すのですが、54°より前進力のないショットになってかえって力んでしまいがちなのでバンカーではもっぱら54°を使っているような状態です。


特に一つ目の Jonathan Yarwood式の打ち方で Chunk & Run のショットを練習してみようと思います。


12/23/2022

『ハンディキャップ5のゴルファーに関する 7つの意外なスタッツ 』という記事

GolfMoose.com のイベントに友達と申し込んで、歴史あるプライベートコースの San Diego Country Clubをラウンドしてきました。


一斉に各ホールからスタートするショットガン・スタート形式です。

我々の組は幸いにも10番ホールからのスタートでした。
1番ホールとか10番ホールからスタートできるとコースデザイン的に変なリズムのラウンドにならなくて良いですね。
220y超のパー3とかから始まるのきついですからね。


これが後半の 1番ホールのティーだったと思います。


コース全体は、だだっ広くてひたすら距離があって、どんなに曲げてもほぼ大丈夫なので飛距離をぶっ飛ばせるゴルファー大喜びのコースでした。

歴史のページに書かれていますが、1930年当時サンディエゴでは砂とオイルのグリーンだけだった頃に、芝のグリーンを最初に造ったコースだそうです。

スコアは最近のスコアのページにしばらくありますが、81でした。
長いコースはそれだけで私にはキツいですが、このコースのグリーンは大きくてアンジュレーションがついていて読みにくくて大変でした。
11.5フィートぐらいの速いグリーンでした。ポアナ芝であんな速いグリーンをメンテナンスして維持するのすごい大変そうです。


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さて本題。


https://www.golfmonthly.com/features/7-surprising-stats-about-5-handicap-golfers


Golf Monthlyのウエブサイトの、『ハンディキャップ5のゴルファーに関する 7つの意外なスタッツ』という記事が面白かったので、全和訳とともに、赤字で私自身のスタッツも書き加えてここにメモをしてみます。

日本のゴルファーの場合は、2グリーンのゴルフ場が多くグリーン自体が小さい場合も多いですから、パーオン率などの点で多少数値が合わないかもしれません。

この記事、「7つの」となっていますが、5.が 2つありまして、「8つの」意外なスタッツが列挙されています。(笑)

ちなみに私の今年のHDCP Indexは、最高が1.8で 現在は 2.5〜4.0くらいの間です。


(以下、記事の和訳(yspw意訳)と、私のスタッツ)

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ハンディキャップ5のゴルファーに関する 7つの意外なスタッツ 
ハンディキャップが5のゴルファーについて、ちょっと面白いスタッツに注目してみました。


ハンディキャップ5のゴルファーのスタッツ

ハンディキャップ5のゴルファーは、とてもスキルの高いレベルに到達したプレイヤーと考えられている、といっても良いでしょう。
ほとんどのゴルファーはいつかそのくらいまでハンディキャップを下げたいなーと夢見ますがなかなかそのレベルまでは下がりません。
彼らは疑いもなくある域まで達成したゴルファーですが、彼らのスタッツを紐解いてみてみますと、ドライバーからセカンドショット、ショートゲームとパッティングにいたるまで、すべてのゲーム領域において、まだまだハンディキャップを下げることができそうな、意外なデータが見えてきます。
 
Arccosゴルフからのこういったスタッツは、世界中の1,150万ラウンドからの5億4,000万以上のショットから得られたデータです。
 
もしあなたのハンディキャップが 5でもっとハンディキャップを下げたい、あるいは 5というハンディキャップを目標にしているのでしたら、この興味深いスタッツをぜひ見てみてください...

 
1.  フェアウェイ150ヤードから
 
残り150ヤードのフェアウェイから、ハンディキャップ5のプレイヤーは 6番、7番または 8番アイアンを振り回して、平均するとカップから20フィート(約6m)以内に付ける確率が19%、そして10フィート(約3m)以内に付ける確率が 6%となっています。
(訳注: わざわざ「振り回すwielding」っていう表現を使っていまして、たったそんだけしか寄らねーのかよ、って意味を含ませてるように思います。)

ハンディキャップ5のプレイヤーはフェアウエーの残り148ヤードからでちょうと50%前後グリーンに乗せてきます。この辺りの距離がローハンディキャッパーにとっていかに重要になってくるかうかがい知れます。ラウンドあたりのパーオン率は 46%、18ホールで平均 8.28ホールでグリーンを捉えます。

私はこの150yからのデータは収集していませんが、使うのはおそらく6番か5番アイアンです。乗ってくれれば御の字で、感覚的には記事に上がっている数字くらいかな、と思います。
ラウンドあたりのパーオン率は今年は今日(12/23/2022)時点で 8.45/18ホールで、率にすると46.9%です。

 
2.  ドライバーのフェアウェー・キープ率
 
典型的なハンディキャップ5のプレーヤーは、僅かな差ですがフェアウエーをヒットするよりもミスする方が多いのです。ドライバーを持った時、フェアウェーヒットする確率は平均で 49.7%です。3番ウッドを持った場合には、2.9%だけ多くなって、フェアウエーキープ率52.6%になります。

参考のためにいいますと、ハンディキャップ5のゴルファーは、ティーから平均245ヤード飛ばします。

FWキープ率のデータも私は収集していません。
飛距離的には 210~240y程度です。平均はどうだろう、220yくらいでしょうか?
飛ばない分、ドライバーでのOBをこの頃は何ヶ月も全く打っていないかも。
アメリカのハンディキャップ・インデックス5.0のゴルファーたちは、ほとんどの人が私より飛ばすと思います。 

 
3.  3パット
 
30フィート(約9m)から、ほとんどのハンディキャップ5のゴルファーは、このパットをホールインしてバーディをとるか 2パットでパーにすることを考えているでしょう。しかしデータでは実はこの距離から約20%3パットしています! 5分の1の確率で3パットしている。

5回に1回の確率で30フィートから3パットをしているというデータは、ラグパットの練習と5フィート以内のパットを向上させて3パットを防ぐことでハンディキャップをさらに下げる余地があることを示しています。
トータルでラウンドあたり3パット約2回あるという傾向で、ラウンド平均 32.1パットというデータです。

私の3パット率はラウンドあたり平均で 2回よりは少ない 0.9回です。
30フィート(9mぐらい)から平均して20%も3パットってことはないかな。おそらく5%以下ぐらいに収まっていると思います。50フィートぐらいからでしたらぐっと3パットが増えるかも知れません。それよりむしろ、松山英樹プロが練習しているAngeles National GCとかの難しいグリーンだとパットの距離にかかわらず増える、っていう方が要因としては大きいかと思います。
ですから、3パットが出るラウンドでは2個3個と出るけど、3パットがないラウンドは0個、という傾向が見られます。

ラウンド平均のパット数は、今年は今の時点で 30.77パットです。グリーンのカラーからのパットも入っていますのでそれを引きますと、28.7パットぐらいになるんじゃないでしょうか。

 
4.  300ヤードのパー4

データによると、ハンディキャップ5のプレイヤーは、典型的な 300ヤードのパー4での平均が約4.27ストロークですが、- このスキルレベルではほぼすべてのプレイヤーが短いホールでバーディーを獲ろうと期待している中、驚くべき統計です。
この内の何人かは、平均245ヤードにもかかわらずドライバーでグリーンワンオンを試みるでしょうし、すぐ近くまで打っていこうとするでしょう。

あなたがハンディキャップ5の場合、短いパー4での愚かなボギーをよく考えて、グリーンへの簡単なウェッジでのショットを残すために、ティーからアイアンやハイブリッドを打つことを考えてみてください。

300y前後のホールの平均スコアはさすがに統計取っていません。
短いホールはトラップも多くて難しくしてあるケースも少なくありませんから、4.27ストロークっていう数字はむしろ思ったより良いんじゃないかと感じました。

 
5.  ボギー

典型的なハンディキャップ5のプレーヤーは、平均して44%のホールでボギーまたはそれ以上のスコアを叩きます。これは18ホール中の7.92ホールでボギーまたはそれ以上の悪いスコア打っていることになります。そしてデータから言いますと、ダブルボギーかそれ以上を叩くホールが平均して1.6ホールで、一方バーディーは平均で1.2ホールという数字になっています。

ハンディキャップ5のプレーヤーがHDCPインデックスをもっと下げるためには、これらのダブルボギー以上やボギーをパーにしていく必要があるということは明らかです。

現時点の私のスタッツは、ボギー&それ以上のスコア率は、ボギーが39.6%、ダボオン以上のホールが8.7%ですので私の場合は48.3%になります。18ホール中の8.69ホール
ダブルボギーかそれ以上を叩くホールがおおよそですが0.9ホール、一方でバーディーは1.19ホールです。
私の場合は、ボギー以上の数は少し多いけれども、ダボ以上の大叩きがやや少ない、という感じの差になっています。

 
5.  75ヤードから

フェアウェイの残りちょうど75ヤードから、ハンディキャップ5のプレイヤーはバーディーよりボギーを打つ方が多いのです!
アップダウンを決めてバーディーを取る確率はわずか11%で、ホールインするためにここから 4打以上かかる可能性は22%で、その倍です。

この75yからのデータも収集していません。PWの3/4で打つ距離かなー。場合によっては50°。
このスタッツは想像つかないです。残り75yから67%(2/3)の大多数のケースで3打(ボギー)であがるっていう数字はイメージに合うかも。

 
6.  アップ&ダウン

ハンディキャップ5のプレーヤーがショートゲームの魔術師であるかの様に思っている人も多いかもしれませんが、実際のところ彼らはグリーン周りでは、ただ単に堅実なのです。

Arccosデータによると、25ヤード以内から彼らがアップ&ダウン(寄せワン)を決める確率は平均してたったの46%ですが、そのかわり 94%の確率でグリーンには乗せています。- つまりチップショットをダフったりトップしたりすることは殆どないのです。
全体として、25ヤード以内のチップショットにおいては、ホールから平均14フィートの距離に寄せているというデータになっています。

このスタッツも取っていませんが、感覚的にはほぼデータのとおりかも。
私のデータでは、ボギーオン限定の(25y以内じゃなく)全残り距離込み込みで、アップ&ダウンを決める確率が現時点で50.3%ですから、25ヤード以内限定ならもうちょっと良いですね。60%近くあるかと思います。
とにかくダフりやトップをほとんどしないようにだけは気をつけています。25y以内からのグリーンオン率 94%出せてるかなー?
25ヤード以内は、ワンクラブ、悪くてもワンピンには入れたい状況ですが、まぁツーピン(16フィート)には入っているかと思います、トップとかダフり以外なら。
ここはArccosスタッツより上回っていそう。


7.   5フィート以内
 
ハンディキャップ5のゴルファーについてはもう一つ、5フィート以内のパットはすべて決めているのではないかと思われていますが、スタッツからいうと 3〜5フィートのパットを入れている確率は63%で、これは30フィートから20%も3パットするというデータを裏付けています。
また、2フィート以内のパットでさえも93%で全てをホールインしているわけではありません。

3〜5フィートのパットの成功率も取っていませんが、ザ・ゴールデン8のデータから見ても、平均4フィートとしてみれば 65-70%くらいと思います。
2フィート以内に関しては、競技ゴルフに出ていませんので打ってすらいないときも多いです。
2フィートあれば打ってるのが多いですが、”以内”となるとGimmeってのがありまして。(^^;


5 HANDICAP STATS: 

DRIVING DISTANCE: 247 yards 

DRIVING ACCURACY: 49% 

GREENS IN REGULATION: 46% 

UP-AND-DOWNS 25-50YDS: 26% 

UP-AND-DOWNS 0-25YDS: 46% 

SAND SAVES 25-50YDS: 20% 

SAND SAVES 0-25YDS: 28% 

PUTTS PER ROUND: 32.1 

PUTTS PER GIR: 2.0 

PUTTS PER HOLE: 1.8 

BIRDIES PER ROUND: 1.2 

PARS PER ROUND: 8.9 

BOGEYS PER ROUND: 6.4 

DOUBLES+ PER ROUND: 1.6 

PAR 3 SCORE: 3.4 

PAR 4 SCORE: 4.5

PAR 5 SCORE: 5.1 



総合的に見ますと、Arccosのビッグデータのハンディキャップ5のゴルファーと比較しますと、私は飛距離が飛ばなくてペナルティーが少なく、ボギーは多いのだけれども大叩きが若干少なく、ショートゲームのスクランブル(寄せワン)とパッティングは成績が少し良い、っていうプレー振りですけれども、...強いていえばであって、まぁだいたい同じような近い数字になっているのかなー、という印象です。

記事の最後にリンクされています、「スクラッチゴルファーのスタッツ」っていうのを見ますと、ドライバーを平均259y飛ばし、18ホール中 10.1ホールでパーオンし、ラウンド平均で 2.2個のバーディーを決め、5.2ホールをワンパットで入れる、っていうのができるのがスクラッチの平均だそうです。

仮にスクラッチを目指すならバーディーほぼ倍増が必要です。(ちょっと無理ゲーだなー。)
それにはやっぱりドライバーが 260y飛ばないと、っていうことでしょうね。パー5で2オン狙っていかないと、っていう意味なんでしょう。伝わってきますね。
こりゃ無理だ。
でも、せめてパーオン数を10/18ホールに届くように長い目で努力していってみたいと思います。

もう一つのリンク、「スクラッチプレイヤーとハンディキャップ18の比較」っていう記事もなかなか興味深いです。


12/20/2022

1フット(約30㎝) 後ろからスタートして歩測

久々に、以前ご紹介しておりますAnaheim Hills GC をプレーしました。

こちらの動画は、5番ホール打ち下ろしの207y、パー3のティーショットです。


このホール、一番後ろの黒ティーは以前は254yあったのですが、今は使われていなくて整備もされていないようです。(その頃は14番ホールでした。)

遥か下の方にグリーンがあります。 手前にバンカーはないのですが、バンクが付いていてグリーン手前は凹んでいるため、手前から行くと安全ではありますが転がり上がりません
グリーンオーバーはすぐ後ろが向こう側の川の方へ落ちていまして転がると危険です。

この動画では、この頃お気に入りの 5番ウッドで打っています。
グリーンちょい右に外れましたが、カップまで10y程度の寄せを打ってパーでした。


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今回もちっちゃい気付きシリーズ (シリーズ化の予定は特にありませんが) 的な内容で、シンプルなそしてすぐに実践できる思い付きです。


私は普段からパッティングの準備として歩測をします。よほどのことがない限り、自分の番が来る前に歩測します。
そして デジタルパットベースでストロークの出力を決めています。

このところ力を入れて取り組んでいますのは、前後の距離のコントロールです。
ボールの後ろやカップの後ろから読むよりも、むしろもっと4倍ぐらい重要な読みとして、サイドからの高低の読みと最大傾斜ラインの下方の位置からカップ周辺を見渡してみた読み、を重点的に考えています。


ちょっと重めのグリーンだったときや、登り傾斜の時とかに、もうひと転がり今一つ届かない、っていうことがよくありますよね。
それ以外にも、理由もなく今日はどうももうひと転がり届かない、みたいな日も。

いままで歩測してきていまして、しかし出力の方は小数点無しで「〇〇歩のスピードで打とう」っていう風にストロークしています関係で、そもそもそんなに肌理細かい出力はしていない自覚がありまして気になってはいませんでしたが、ふと思いつきまして。

カップの 1フット(約30㎝) 後ろからスタートして歩測したらどうだろう?と。

グリーンが重い時や、登り傾斜の時のみならず、ショートはしたくないバーディーパットの時など、傾斜や芝目、その日のグリーン表面のスピードや、グリーン面の水分などを考慮した出力の換算をする”前の”段階で若干の補正を入れておき、そこから換算計算をしてストロークの出力を決めよう、という試みです。

決めた出力よりちょっと強く打てばいいじゃん?って思いますが、それですと私の場合「+1歩」足すことになります。そこまではしなくても良いかな、っていう時、私は小数点以下の出力の調整を持っていません。

先に歩測の段階で余分を入れておいて、そこからの換算に混ぜ込んでおけば、+1歩ほど極端に変わることなく若干の効果が出るのではないか?と思った次第です。


決め打ちではない普通のパッティングをしているゴルファーなら、カップの後ろ50㎝に仮想カップなどの目標を作ってそこへ打っていくのでしょうけれども、私の場合は仮想カップはイメージがぼやけてしまって上手く使えません。
そこに目視できる目標物があると違うかもしれませんけれど、ありませんので仕方ありません。

そもそも決め打ちしている訳ですから、これならいけるんじゃないかと考えまして。
それでもどうしても打ち切れないっていう日はあるとは思いますが。


今回もただの思い付きの段階ですので、これから検証して具体的成果や問題点などを探っていきたいと思います。