9/05/2025

(シミュレータ) セントアンドリュースをラウンド

今回のドライバーショット練習は、1球目ではありません。(朝イチではありますが。)


ヘッドが下から煽って入ると右へも左へも散ってしまいますので、いつもより低いティーアップで打ってみようという取り組みをしました。

同時に、朝一の1発目のティーショットは逆に高めのティーショットで距離を抑えめに打つと良い、っていう取り組みも試し始めました。

3Wを打つような気持ちで打つと、DRだと打ち込みすぎになるかなと思っていましたがそうでもなさそうでした。

ドライバーがもう少し安定できたら、2打目以降がグッと楽になります。
スコアにおいてはドライバーの出来は少なからぬ影響があることが検証されていますので、あまり多くの練習量を要さない工夫があればやってみたいと思うところです。


ーーー


普段はシミュレータを使って、グリーン周りの練習やパッティングの練習を中心に練習しています。

また別な使い方として、バーチャル・ラウンドをプレーすることもゲームの流れとか、がっかりしたり喜んだりのコントロールとか、いろいろな面で役に立ちますし、傾斜や悪ライ、強風などがない中、比較的良いスコアを出し慣れていくことも、実ラウンドのときの心構えに良い影響があると信じています。

これだけ条件が良くても、コースの難易度によってスコアはかなり違いますし、なかなかアンダーパーなどのスコアは簡単には出せません。


人によっては、練習場モードにして、自分のスイングを後ろからと正面からの2方向から撮影された映像を確認したり、ヘッドスピードやスピン量、ボールスピード、ランチアングル、スマッシュファクターなどのデータを確認しながら、スイングの分析・改善したりという使い方もされているようです。

そういう使い方をするゴルファーの方が多いのかな?


こちらが町田旭町店の4打席全貌です。
手前から、A、B、C、Dと奥へ並んでいます。


私はシステムのカメラではなくて、自分のスマホを後ろに置いて撮影することが多いですから、AとかDとかの端の席が好きです。

ボールもレンタルクラブも用意されていて置いてありますが、自分のクラブを持っていって自分のボールを使って打つようにしています。



という訳で今回はオールドコースと呼ばれているセントアンドリュースをラウンドしました。

このシミュレーション・システムにはたくさんの中韓のコースと、いくつか日米の有名コースもどきが入っておりまして、ラウンド体験できますが、有名コースは難易度が高い設定になっておりまして、シミュレータといえどもなかなか良いスコアが出にくくて難しいです。


難易度評価の☆は...


コースレベル ☆☆☆    パター ☆☆☆☆  となっています。 星は5段階表示☆☆☆☆☆です。
二つ下のTPCソーグラスが、コースレベル ☆☆☆☆    パター ☆☆☆☆  でかなり難しい設定です。
この画面では一番下に出ているペブルビーチが、コースレベル ☆☆☆☆    パター ☆☆  です。


1番ホールのティーからの風景
見えないところにバーンが走っています。


まっ平らなリンクスコースっていう感じですね。
コースを走っているバーン(クリークのこと)と、ところどころに配置されているポットバンカーを避けてラウンド出来れば、といったマネージメントになろうかと思います。

実際にリンクスコースに行くと、すごく目標が取りにくくてエイミングしずらいことに気が付きます。
もう一つは、バーンやぽポットバンカーなどのハザードが視認しにくいこと。まっ平らなので視認性が良くないんですよね。シミュレータだと、その辺りが良く表現されていると思いました。(むしろアップダウンに関しましてはTV同様画面だと臨場感持って感じにくいです。)


14番ホールです。
相変わらず多少のフェアウエイの起伏以外はほぼ平らに広がっているのですが、


白ティーの目の前には小さいブッシュがありました。
とはいえティーショットにはほとんど影響ありません。


セントアンドリュースのオールドコースですから、常に平らですし私にとっては各ホール毎の印象が特に記憶に残りやすいわけではありませんが、

さすがにThe Open (全英オープントーナメント)のときに、ツアープロたちがホテル越えで打って行く17番ホールは印象に深いです。


17番ホールの白ティー


白ティーの位置からですと、ホテルの壁を越えて打つ必要はない様子でしょうか?
全く行ったことがありませんのでそこら辺はよく分かりません。

17番ホールのバードビューです。


ドローンで撮影した映像っぽくコース上空をティーからグリーンまで。
TVで見ていたのは、だいたいこんな感じのレイアウトだったと思います。


有名なスウィルカン・ブリッジは18番ティーからバーンを越えて18番のフェアウエーに向かう途中にあるんだったと思います。



ちょっと向きが違いますけど。

18番のバードビュー。


最初にちらっとスウィルカン・ブリッジが映ってましたね。
こちらです。↓



18番ホールセカンドショット


だいぶ左に乗りましたが、このロングパットがカップインして最後の最後にバーディ。


スコアカードです。


だいぶシミュレータ慣れして来まして、難しい設定のコースでもそこそこスコア出せるようになってきました。
もうちょっとバーディパット入れないとなー

これだけライが良くて、グリーンのラインがだいたい分かっていてもアンダーパーを出すのは今のところ大変です。
簡単な設定のコース、仙台ヒルズで68は既に出ていますので、今後シミュレータでたとえ難コースでもパープレーに近いラウンドができるようにしていけば、実際のラウンドでもロースコアを出すマネージメントにつながるんじゃないかと思っていますので、その観点で楽しく頑張ろうと思います。



8/30/2025

スコティキャメロン・パター CAMERON/TITLEIST 1997 Project C.L.N. U.S. PROTOTYPE No. 2

お友だちのかわせみ!さんが、2番アイアンから入れたセッティングをやっていらっしゃいます。
1番アイアンも用意されています。

私も1番アイアンからの古いセットでラウンドしたことがあります。
年代も80年代半ばですので、かわせみ!さんのPINGのアイアン群と同じころのクラブです。
あの頃は2番アイアンも結構普通に売ってたんですけどねー。

っていっても、パーシモンのドライバー1本入ってます。

揃えて並べて撮った写真 ↓

今度またコースで使ってみようかな。
アイアン縛りのある9ホール歩きコース茅ヶ崎GLが良いかな。


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パターを変える予定は全然まったく皆無なのですが、買ってしまいました。

ジモティーで「父が使っていたものを譲り受けたパターだけど自分にとっては左に外れてしまうので手放します」ということで売りに出された方がいらっしゃいまして、前から気になっていた機種でしたので即ご連絡させていただいて、入手しました。




お父様がご自分で黒染め加工を工房にお願いして愛用されていたのだそうです。


黒染めが少し落ちていますが、目立った傷のようなものは見受けられません。


非常に良い状態の使用感で大切に使われていた様子がうかがえます。


タイトリスト時代のスコティ・キャメロンのパターです。
このロングネックはなにかと物議をかもしましたが、私としてはそのロングネックの感触を味わってみたいといいますか、なんで禁止になったんだろう?っていう興味があるといいますか、そういう観点で注目していましたし、そもそもニューポートというモデルが好きですので躊躇なく。


ヘッドカバーもオリジナルで良い状態です。
これだけでも万円単位することもあります。


グリップもオリジナルのコード入りグリップです。
97年の発売の当時はこのグリップが主流でしたが、タイガーはずっとPINGのグリップでしたね。


構えた感じは、Old PING Anserにとても近いです。



このパターは34インチです。


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タイガーのプロデビューが1966年で、デビュー後しばらくはスコティキャメロンがタイトリストから出したプロトタイプのパターをしばらく使っていたのですが、そのパターを原型に市販されたのがこのパターです。

1997 Project C.L.N.という名前は、「Cameron Long Neck」から来ているという説と、キャメロンがオーランドの有名なクラブで知人たちとラウンドしているときに「Committee at Lake Nona」って意味づけるのもいいかもしれないな、って話していたという説と両方の説があります。


1996年にラスベガス・ナショナルGCで行われたラスベガス・インビテーショナルで、当時のPGAとしては桁違いの飛距離と正確性で優勝するという鮮烈プロデビューを果たし、「Hello World, huh?」って会見をしたのを思い出します。


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という訳で、どんないわれのパターなのかというところが載っているウエブサイトを、並べてみます。


Golf Todayの記事


このニューポートは、フェースインサートがないモデルでプロプラチナム仕上げです。 さらに1996年、プロ初優勝の時にはスコッツデールを使用。このモデルは、ロングネックでストロークがゆっくりできるメリットがあり話題になりました。 しかし、パターのネックは、長さ5インチを超えてはならないというルールにより、ネックの長さが修正されました。 タイトリストはリコールしましたが、逆にコレクターからはネックの長いスコッティデールは“レア物”として捉えられ、プレミアが付くほどの人気モデルとなりました。 スコッティデールの現在の中古販売相場は、5万9800円〜13万円です。 ヘッドカバーは、クラシックシリーズよりも厚手の革で、無骨な感じでレアです。 ヘッドカバーだけでも2万〜3万円ほどでほどで取引されています。



Golden Ageというコレクターのオークションサイト(販売済み)


Offered here is a 1997 Scotty Cameron Project CLN in black star finish. 1 of 10,000 made, patterned after the 1996 Japanese Scottydale Project X-SLC that Tiger used to capture his first two tour victories. "CLN" stands for Cameron Long Neck; our resident Cameron expert Bill Vogeney says the story on this was that Scotty was playing with some people close to him in Orlando and they came up with another meaning-"Committee at Lake Nona," the world-class club in Orlando. 35" long, plastic on grip, Cameron black flag headcover, condition is 9.0 out of 10 with minor shop wear on the sole and on face.
Offered here is a 1997 Scotty Cameron Project CLN in black star finish. 1 of 10,000 made, patterned after the 1996 Japanese Scottydale Project X-SLC that Tiger used to capture his first two tour victories. "CLN" stands for Cameron Long Neck; our resident Cameron expert Bill Vogeney says the story on this was that Scotty was playing with some people close to him in Orlando and they came up with another meaning-"Committee at Lake Nona," the world-class club in Orlando. 35" long, plastic on grip, Cameron black flag headcover, condition is 9.0 out of 10 with minor shop wear on the sole and on face.

1997年製スコッティ・キャメロン プロジェクトCLN(ブラックスター仕上げ)を出品します。10,000本生産されたうちの1本で、タイガーがツアー初優勝2回に使用した1996年製日本製スコッティデール プロジェクトX-SLCをモデルにしています。「CLN」はキャメロン・ロングネックの略です。キャメロンのエキスパートであるビル・ヴォーゲニー氏によると、このクラブの名前の由来は、スコッティがオーランドで親しい人たちとプレーしていた際に「オーランドにあるワールドクラスのクラブ、レイク・ノナの委員会」という意味の別の言葉を思いついたのだそうです。長さ35インチ、グリップはプラスチック製、キャメロンブラックフラッグヘッドカバー。ソールとフェースに若干のショップ使用感あり。コンディションは10点満点中9.0。
こちらは1997年製スコッティキャメロン プロジェクトCLN(ブラックスター仕上げ)です。10,000本生産のうちの1本で、タイガーがツアー初優勝と2勝を挙げた際に使用した1996年製日本製スコッティデール プロジェクトX-SLCをモデルにしています。「CLN」はキャメロン ロングネックの略です。当店のキャメロン専門家ビル・ヴォーゲニー氏によると、このクラブの由来は、スコッティがオーランドで親しい人たちとプレーしていた際に「オーランドにあるワールドクラスのクラブ、レイクノナの委員会」という意味の別の名前(の由来)を思いついたからだそうです。長さ35インチ、グリップはプラスチック製、キャメロンブラックフラッグヘッドカバー。コンディションは10点満点中9.0。ソールとフェースに若干のショップ使用感あり。



Linksloverさんのブログの、タイガーの歴代使用パターの記事

WITB|タイガー・ウッズが今まで使ってきたすべてのパター|GOLF.com by Linkslover

The controversial Scotty Cameron Scottydale

ツアー最初の2勝のとき,つまり1996年の Las Vegas Invitational と Disney World Oldsmobile Classic とで,ウッズは賛否両論ある Scotty Cameron Scottydale パターを使った。Sun Sentinel のレポートによる。ゴルフ規則によれば,パターのネックの長さは5インチを超えてはならないが,ルールオフィシャルたちはウッズのパターがこの規則に反しているのではないかと疑った。しかしウッズはツアー選手権を前にしてかすかに違うモデルに明らかに替えて,そこでそのパターが計測されて規制に適合している認められた。

(当該パターの部分を抜粋)


この事件の後に、5インチを超えるロングネックは姿を消しました。
それだけに、このロングネックのパターは入手しておきたい気持ちが湧きました。


余談ですが、先日 富士の杜GCをラウンドした時にご一緒した方の一人がパターを持ってくるのを忘れまして「コースでレンタルする」とおっしゃったのですけれども、私がたまたま買ったばかりでキャディバッグに入れておりましたので、良かったら、ということでこのパターを使っていただきました。

そうしたらこの方が絶好調で、ミドルパットをボコボコ入れる、ロングパットもピタッと寄せる、ご自分でも「これは魔法の杖ですねー。本当に銘器のパターだ。今日はこのパター様様です。」とおっしゃって軽く70台でラウンドされました。
いやー、ホントにお上手でした。
いくらパターが良くても腕がないとあそこまで寄る、入る、っていうのはできませんからね。

でも、その腕に応えるだけのパターなんだなぁ、としみじみ感心いたしました。



私が使いますとですね、こんな感じです。


普段は、ソールのウエイトとカウンターウエイトと仕込んであるずっしり重いパターを使っておりますので、打った軽さはかなり違います。
長さも普段は35インチ、こちらは34インチですのでこちらの方が構えが一見自然に見えるかも知れません。

距離感的にはそんなには変わりませんが、微妙なところでいつも使っているパターの方がコントロールしやすいと感じます。
普段はパターに任せてストロークしている感じが強いですが、こちらの場合は自分がストロークして打っている感覚が強くなります。
(私がラウンドに使う予定はありません。)

とても良いパターだと思います。



8/24/2025

シミュレーションゴルフでアプローチ練習と、パッティングの距離感を練習

発注から丸6ヶ月ちょっと、妻の車がようやく納車になりました。

色も車種も全部妻本人のチョイスです。
なかなか良い色。




記念写真撮りまして。

良かった、良かった。


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新潟産のコシヒカリが、税抜き3,980円のところタイムセール的な値下げで税抜き2,480円になっていましたので、家内の実家用と、私のうち用に2袋購入いたしました。


シャンプー買いに行ってたまたま通りがかったのですけど。
まだ魚沼産コシヒカリが丸5kgあるけど買い足してしまいました。

もうすぐ今年の新米が出てくるんですよね。
いったいいくらぐらいなんだろう?

ゆめぴりかとか、コシヒカリとか、ササニシキとかあきたこまちとかが、このぐらいの値段になってくれると嬉しいんですけどねー。


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あの時は Flat Modeで練習してキャリブレーションして距離を決めました。
その時に、Uphill とかDownhillの設定に切り替えられることに気が付きましたので、後日また練習に行って試してみました。

グリーン周りのUphill、前回のFlatと同じで、10y、15y、20y、25y、30yの設定があります。

今回は25yの設定でのアプローチショットを動画に撮ってみました。
こちらが設定状況です。


ピン位置はちょうど後方の白い四角い看板と重なっている位置で赤い旗が小さく見えます。
画面だとそう見えないかもしれませんが、6%ぐらいのまぁまぁきつい上りです。

右上のコーナーにグリーンの高低差が色分け付きで表現されています。
拡大してみます。


風は南風で0.6m/s、そよ風でほぼ影響無し。
ホール(カップ)まで 25.0y、高低差はカップがボールよりも1.51y高い位置にあります。
1.51y/25yですから、だいたい6/100の傾斜になります。という訳でほぼ6%くらいのきつい傾斜です。

グリーンは上っている領域(青色)の後に やや平らな領域(緑色)があって、その向こうは下って(赤色)いまして、ちょうど馬の背のようになっています。
そして全体に左にわりと大きく傾いています。


この状態で25yということは、30yくらいは打つことになります。

動画では3球打っています。


まず最初の1球目は、50°のウエッジでBump&Run的に低く打って傾斜にぶつけて転がりの球足を使っていく感じで。傾斜に蹴られて思ったよりもっと左に流れていますが、距離的にはまずまずでした。
前回Flat設定で練習した距離感をそのまま使っています。

2球目は、58°を使ってキャリーで22-23y程度運び、受けていますからあまりランを使わずキャリーで運んで寄せていくイメージで。
この設定ですと、このショットの方が距離感出しやすいです。

3球目は、50°のウエッジに戻って、しっかり距離出せずにうっかりFlatの25yぐらいの距離感で打ってしまうと、まず傾斜で左に持っていかれてそれから左手前にするすると戻ってきてしまって大きく転がり戻ってグリーンの外まで出てしまう様子です。馬の背おそるべし。



次に下りの設定もやってみました。

こちらも25yの設定を選んでみました。


全体に左に傾いています。
画面だとそんなに下って見えませんが、結構な傾斜で下っています。

高低差とかグリーンはどうでしょうか? 右上のグリーン情報を拡大してみます。


風は南風で0.6m/s、そよ風でほぼ影響無し。
ホール(カップ)まで 25.0y、高低差はカップがボールよりも-1.49y低い位置にあります。
1.49y/25yですから、こちらもだいたい6/100の傾斜になります。ほぼ6%くらいのきつい傾斜。

こちらは馬の背ではなくて、下って行ってカップ付近は一旦平らになるものの、カップを過ぎた先はまた急傾斜で後方に下って行っています。


下り傾斜がきついので打つ距離は1/3くらいで、だいぶ右に傾斜に落として傾斜に任せて転がり降りてカップまでで止まってくれれば御の字っていう打ち方になります。

動画では2球打っています。


1球目はキャリーで7-8yくらいのイメージで右の方に上げて落としています。
上げるといっても58°を使うだけで、特に打ち方は変えません。
何球か打ってみて転がりを確認してから撮っていますので、ほぼOKに寄ってくれています。

2球目は画面だけみて半分ぐらい(12⁻13yくらいの感じ)の距離で打つとどうなるかを打ってみました。
するするするするとカップに寄っていくかと思いきや、カップをオーバーした後はカップ後方の傾斜に持っていかれてグリーン奥のカラーの外まで転がり落ちてしまいました。
実際の場合でしたら、画面上の色分けでいうと緑色の領域に止まってさえくれればOKですね。


今回の25y設定は、本当、微妙な強弱が合っていないとカップに寄ってくれませんし、手痛い結果につながりますから、楽しんで練習ができます。


シミュレーションゴルフでの練習、なかなか有意義なものになってきました。


ーーー


さて、今度はパッティング練習です。

先日の練習ではパッティング練習のメニューは使いませんでしたが、パッティング練習にはFlatモードの他にUphillとDownhillモードがあり、それぞれに 5y、10y、15yの距離設定があります。


まずはUphillモードから。

5yのパットは、高低差 +0.19yで右にカップ2.5個分のフックラインとの表示です。


お友達のsyoballさんの情報によれば、高低差は大体10倍して足し引きすれば距離が合うとのこと。
5y +1.9y = 6.9yということで、2カップ半右に合わせてエイミングしまして打ちます。
シミュレーター画面ですので、実際にはマットからアバウトの目線で目途を付けなければなりませんので、スパットは見つけにくいです。


10yのパットは、高低差 +0.58yでフックラインとの表示ですが、「Over」となってまして、カップ6個を超える曲がり幅です。


曲がり幅に合わせたエイミング方向が表示されていますが、カップ何個分かもしくは何フィートというデータは判りません。
画面に表示されている黄色い線と、立てられた仮想ポールの方向に合わせるような角度で構えます。
10y +5.8y = 15.8yということで、16yぐらいの距離感で打って行きます。


15yのパットは、高低差 +0.99yでフックラインとの表示ですが、「Over」となってまして、カップ6個を超える曲がり幅です。


こちらもカップ何個分とか何フィートとかいうデータは判りませんので、画面に表示されている黄色い線と立てられた仮想ポールの方向に合わせるような角度で構えます。

15y +9.9y = 24.8yということで、25yぐらいの距離感で打っていくことになりますが、この距離に至りましては、私のデジタル・パットでの距離範囲を越えますので、転がしのアプローチだと思って距離感出しますが、バーチャル画面ですので少々難しい面はあります。


ということで、実際にパットしてみた動画です。


1球目の 5yの上り2.5カップのフックラインは、上りですしフックラインですし入れ頃ですね。上手くカップインしてくれました。

2球目の10yは、16yぐらいということでカツーンと打って行きました。
距離感と方向性が、カップから1ヤードの円内に入りそうなときには、カメラの向きがすぐに切り替わってカップ側からボールを迎えるようなカメラアングルになります。
この演出はちょっと気持ち良いです。
結果的にはちょっと山側に外れました。
良いパットだと思います。

3球目の15yは、25yぐらいということでChiputtの技術を使って打って行きました。
結果的には若干ショートで左に曲がり、カップまでワンピンぐらいに残した感じのパットになりました。

ですのでもう1球、4球目はさっきより少し強めにChiputtでストロークしましたところ、カメラアングルが切り替わってくれました! カップのちょい右を通過して1yほどオーバー。
これは良いパットでした。


シミュレーションゴルフでのパット練習、距離感の確認にはとても良い練習になると思います。



次にDownhillモードです。

5yのパットは、高低差 -0.12yで右にカップ 1個分のフックラインとの表示です。


5y -1.2y = 3.8yということで、1カップ右に合わせてエイミングしまして打ちます。
シミュレーター画面ですのでスパットに合わせるのには慣れが要ります(が、だいぶ慣れてきました)。


10yのパットは、高低差 -0.42yで右にカップ5.5個分のフックラインとの表示です。


カップ5.5個分右を狙えとのことですが、画面上の5.5個でエイミングするにも慣れが必要だと思います。こちらも画面に表示されている黄色い線と立てられた仮想ポールの方向に合わせるような角度で構えます。
10y -4.2y = 5.8yということで、6yぐらいの距離感で打って行きます。


15yのパットは、高低差 -0.79yでフックラインとの表示ですが、「Over」となってまして、カップ6個を超える曲がり幅です。


下りのパットでこれだけ曲がり幅があると難しいですね。
15y -7.9y = 7.1yということで、7yぐらいの距離感で打って行きます。
上りの時以上に曲がり幅は大きくなりますから右を向く必要がありますね。
ただし、7y打てばよいということでストロークの強さの調節はデジタルパットでコントロールをしやすいです。

私が全般的に下りのパットの方が好きで、速いグリーンが好きな理由は、デジタルパットの範疇でストロークすることができるからです。


ということで、実際にパットしてみた動画です。


1球目の 5yの下り1カップのフックラインは、下りですが届かせたいので 4yで打ってしまいます。上手くカップインしてくれました。仮に外しても真っ直ぐ目の上りが残りますから、こういうパットは届かせるように打ちたいです。

2球目の10yは、6yぐらいということですが、曲がり幅が大きいですのでラインをやや膨らませ気味にエイミングしました。これもカップインしてくれました。
カメラアングルが切り替わる演出は気持ち良いです。笑

3球目の15yは、7yぐらいということで膨らませ気味にエイミングして打って行きました。
結果的にはカップの左側を通過してカップを過ぎてダウンヒルに入り、12フィート(約3.6m)くらいも通り過ぎてしまったようでした。

もしかして、15y程度になって来ますと、1/10で近似する方法がちょっと離れてきて調整値が必要になってくるのかもしれません。
4球目、ストロークの方のブレもありますから確認のためもう一度同じ7yの距離感のストロークで打って確認してみましたが、同じようにカップのかなり左側を外れて通過し、10フィート(約3m)ぐらいオーバーしました。

5球目は、少し修正しまして 6yの距離感のストロークで打って行きました。
カメラアングルが切り替わってくれました! 
距離感はちょうど良さそうですが、まだまだカップのだいぶ左、約1yほどに止まりました。
これはこれで 1y横のラインが残ってしまいます。セカンドパット頑張らないとなりません。
通り過ぎた10フィートの上りの返しのパットと難易度は良い勝負かも?

もう少し余分目に曲がり幅を厚めに打てたら残るにしても真っ直ぐ目の上り(もしくは稀に下りのすごく近いやつ)のパットが残る良いパットになりそうです。


15y程度の距離がある場合には、上りの場合は1/10プラスよりもうちょっと追加、下りの場合は1/10マイナスよりもさらにもう少し削減してアジャストするのが良さそうです。


システムは物理計算が基になって作られていると思いますので、こういった学びがあると思います。
今回撮影しませんでした Flatモードも含めて、パットの距離感を確認しながらのストロークの練習をするには、とても良い環境かも知れません。