5/31/2010

Titleist 585H 17° DG300S


今日は、子供たちを連れてトレッキングに行きました。
普段、公園に連れて行って遊ばせていますが、やはりたまには自然と触れ合う遊びをしないと。(^^)

コト・デ・カザというゴルフ場のすぐ隣りにある野生の自然を残したリージョナル・パークへ車で40分。
暑くなって来ましたからねー、大きな水筒に冷たいお水をたっぷり入れて、日焼け止めをよく塗って。



「ヨーダみたいでしょ?!」といって、やけに雰囲気のある折れ曲がった杖を拾って気に入って歩いているうちの息子君。(^^)
日差しが強くって暑いんですが、日陰に入ると風が涼しくて気持ちいい陽気です。

ここには、数十種類の蝶ちょが生息していまして、何種類か観ることが出来ました。
上空にはイーグルも輪を描いて飛んでいたりして、うさぎかプレーリードッグでも狙っているんでしょうか?



中程にある小川は現在は涸れていますが、なかなかに雰囲気のあるトレッキングになりました。

子供にも登りやすい木だとか、ブランコが作れそうなつるだとか、普段あまり見かけない赤い大きなアリんこの巣だとか、いろいろ楽しみながら、約2時間のトレッキングで、下のお嬢ちゃんは途中から寝てしまいました。

重いのなんの。(笑)




***


ところで、先日「タイトリスト 690.MB アイアンセット」を入手したという記事を書きましたが、ついでにユーティリティーもタイトリストで、と思い、とりあえず1本買ってみました。



ロフトは17度で、シャフトはダイナミック・ゴールドのS300です。
ちょっと古いモデルですけど、かっこいいですねー。


私の買い方はいつもそうなんですが、見た目で「良さそうだな。」と思ったクラブを含めて似たようなのを数本むんずと掴み、ゴルフショップの鳥かごでバシッと打ってみて、1球目が「うん、いいんじゃない?」と思ったら良いクラブ。 ということで選んでます。(笑)

その後、コースに持っていっていきなりラウンドに使い、最初からいいショットが打てると、これはもう良い(というか私に合う)クラブです。(^^)


そういう訳で、今朝早くドライビング・レンジに持っていって打ってきました。
トレッキングに行く前です。



まだ朝モヤが漂ってますね。


実はすでに、9ホールのラウンドに持っていって打ってみたんですが、すごくフックしたんですよ。
最初の1発は、インテンショナル・フックを打ちたい場面でしたのでバッチリだったのですが、2発目は隣のホールまで行ってしまう大きく左にミスショット。


ゴルフ・ショップでは、ものすごく掴まりの良い、私にバッチリのクラブだと思ったんですが、たまにこういうこともあります。(^^;



フックフェースの度合いもあまりきつくなくって、構えやすいし、いい感じだなーと思ったのですが、ラウンドでぶん曲がりましたので、「こりゃだめだ。」と思ったのです。
しかしあまりに掴まりが良かったので、もう一度レンジで確認したいと思ったのです。


これがですね、レンジですと非常に気持ちよくドローで打てるんですね。

フェースを目標方向に向けて(つまりほんの少しオープンフェースにして)構え、スムーズに振り抜くととてもよいボールが出ます。
今使っているテイラーメードのデュアルよりいいぐらい。


しかし、何球か打っているうちに分かりました。

少しミスしてややトゥ寄りで打つと、バビューンと左に曲がるようです。(x_x)


私は、けっこう高い頻度で(アイアンなどでも出てしまうんですが)トゥ寄りで打つミスをやらかしますので、これは使えません。


自分の腕が悪いせいなのに・・・。
という思いにかられつつ、このクラブは90日以内に返却しなくてはならないようです。(x_x;


それにしても掴まりのよいユーティリティー・クラブですね。


5/28/2010

太陽に向かって打て!


近所のなんてこと無い箱庭パブリック・コースでして、混んでるしグリーンの状態は良くないと言う評判でして行ったこと無かったんですが、会社の後輩に付き添いを頼まれまして、690.MBの具合を確かめがてら、9ホールラウンドしてみました。

いやー、もうグリーンがもかもかのふかふかで、全然転がらない。
まるで18世紀のゴルフかと思いました。(やったことないけどね。(^_-;)
まいった、まいった。

パットは大体どこも160%ぐらいのスピードで打つと丁度良いんです。
これは次のラウンドに悪影響出るぞ、と思いながらも160%で打つ私。(笑)
で、距離があってても転がりが“lumpy bumpy(ガタガタ、ポコポコ)”で、入りやしません。

まぁ、それはともかく。

アフター5とはよく言ったもので、5時ちょい過ぎに会社を出て、5時45分ごろスタート。


で、来たのがこの9番ホールです。



私は一応黒ティーでラウンドしていたんですが(後輩は白)、箱庭コースかと思っていたら、いきなり251yもある、なっがいパー3でした。(x_x)

グリーンの後ろに写っているのは、大きめの練習グリーンです。
コース上にある弧を描いた白い線は、なんか浅い排水溝みたいなコンクリートです。

方角の印を書き入れておきましたが、これが真西に向いていまして。


ティーイング・グラウンドから取った写真がこうなります。

画像をクリックで拡大します。

撮影時刻は、19時31分。


これね、カメラの露出を変えて写してますから、そこそこ写ってますが、肉眼で見た感じはもっと眩しくって、えらいこっちゃでした。

写っているのは、我々と一緒にラウンドした、別の方です。
会社帰り、みたいな格好で来てますわね。(笑)


ご覧のとおり、ティーイング・グラウンドなんかちっとも高く盛土なんかされていない全くのフラットで、グリーンはやや持ち上げてある感じ?
私の飛距離だと、ドライバーで目一杯ですかね。

っつーか、旗がどこにあるかなんて皆目見えません判りません、と言うかたとえ判かっても、私のドライバーにそんなコントロールなんかありゃぁしません。(笑) (^^;


で、表題のように、太陽に向かって打て!って感じで開き直って打つしかなかったわけなんです。


レイアウト図に白い×印を入れておきましたが、行ってみるとあそこに着弾。
ピンは同じく白で書き入れた位置にあったことが判明。

めでたし、めでたし。
いつまでも末永く幸せに暮らしましたとさ。 ...happily ever after. (笑)




ティーイング・グラウンドがえらい右向いてるな、ってのは、以前ご紹介しました携帯アプリのGPSで見て分かったんですよ。
まぁ、ティーに居て、すごい逆光でもそのくらいは見えるし感じますが。


この携帯アプリ、私は距離を表示して貰うって言うよりもむしろ、コースの上空からのレイアウトを見るのによく使ってます。
グリーンへの距離自体は、スプリンクラーヘッドとか、距離の色マーカーとかで分かりますからね、基本的には。
(現在実はベータ版のモニターに参加して、実用体験中です。 バグ探しや、新たなFeature(機能)を提案したり、フォーラムに参加している格好です。(^^))


出てくるのがGoogleマップの航空写真なので、この辺は本当にすごく役立ちます。

グリーンの真後ろに高めの木があるのがレイアウト写真で判るでしょう?
で、逆光の中、左右に動いてみて、ああ、あの辺が後ろの木か。ってジャッジしまして。


このアプリはいいですよ、無料ですし。
(話いきなり変えましたが。(笑))


5/26/2010

プル角がわかりません → ました。


前回の記事で、もしかしてプル角?とか書いてみたんですが、ちょっと調べてみようと思ったら、余計に訳が分からなくなってしまいました。(x_x)



ざっと検索して読んでみたプル角についての説明がされているところを列挙してみます。


教えてgoo 「プル角ってなんですか?」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3690657.html

ここでは、かなりのメーカ批判が展開されていますね。
・・・ちょっと疑問。


シャフトの入り方
http://www.wafu.ne.jp/~don/tng/gear/gear61.html

こちらはドライバーの例ですね。
ドライバーのフックフェースは、ヘッドが大きくなって重心距離が長くなり、MOIが大きくなってローテーションによってヘッドをスクエアに戻してくるのが間に合わなくなるため、あらかじめフックフェースにして帳尻を合わせています。

一時期は嫌われていましたが、今ではプロモデルでもフックフェースのものが少なくありません。
(ただし例えば私の愛用しているFT-3などはTourラインの8.5、9.5、10.5度ロフトのものはスクエアから-1度とかオープンになっています。 コンポジット・ヘッドで、重心距離が昔のパーシモン並に短くしてあるからです。)

でも、アイアンとは事情が違うような・・・。


KUTSUMAオリジナル SW
http://www.interq.or.jp/world/eliot/henaiteki/kutsuma/kut001.html


どれがスクエア?
http://www.wafu.ne.jp/~don/new/gear/gear020307.html



どうもですね、総合してみますと、スコアラインを目標にあわせソールを座らせたときに、シャフトが左から入っている角度がプル角、と言うことらしいです。
右から入っていれば、マイナスのプル角(プッシュ角?)。



さて、そういうことでこちらの写真をご覧下さい。



左がプル角の付いたアイアンで、右がほぼストレートか若干マイナスのプル角が付いたアイアンです。




・・・そんな訳ないですね。(スミマセン )

これは両方同じクラブです。
こういうふうに写真を撮りました。



いまいっちょ、もやもやしますねー。


ちょっと考察してみます。

trimetalさんと少しコメントでやり取りさせていただいたんですが、構造を単純化して考えてみます。



お箸がシャフトで、名刺がアイアンのフェース面だとしますね。
赤い丸が付いている1点で接触しています。
(私の手が邪魔ですが、無視して下さい。)

クラブフェースとシャフトの関係は3次元的ですが、立体的に3つの軸に分けて考えてみます。

ロフト角方向の黄色の自由度をx軸としまして、ライ角方向の水色の角度がy軸とします。

残る方向z軸の自由度はお箸を軸にしたピンク色の回転方向になりますので、シャフトが断面が円の棒である限り、変わって来るのはグリップの向きだけ、と言うことに。

まぁ逆に言いますと、クラブフェースとシャフトの位置関係は、ロフト角とライ角のみで決まってしまうと言うことです。

アイアン・フェースとシャフト“のみ”の関係に限っては、プル角は物理的に存在しません。


ますます府に落ちませんね。


上記のリンクをよくよく読んでみますと、ソールの座り具合によって、ソールが一番しっくりと座る位置でスコアラインを目標に向けて、シャフトの入りを見るんだそうです。


ラウンドソールになっているアイアンではプル角が測定しにくい、・・・らしい。


で、もう一回、私がふざけて撮った写真を見ていただきたいのですが、左右の違いは、ソールの仕方だけです。

左はロフトが少し立っていて、右はロフトが少し寝ているだけの話。

芝の上ですと、どちらも特に座りが悪い感じはしません。
一人で写真撮ったぐらいですから。

それとこれ(構えたロフトの違い)って、バンス角の違いがそのまんまでるような・・・。



では、アイアンの座りとはなんなのか?


試しに、X-Tourと690.MBの両方のPWを、平らな滑らかなコンクリートの上でソールしてみました。

両方とも、少しラウンドソールになっていて、微妙なところだったんですが、どうやらしっくり座るところは、両方ともシャフトがまっすぐ見えましたから dead straight(ど真っ直ぐ)でした。

うーん、両方プル角0か。
(でもこれ、PWですよ?)



でも、ちょっと考えてみますと、どこの工房でも、グリップは真上がスコアラインが目標を向くような位置で装着してくれますよね。
そのグリップ位置でグリップして打つ分には、ソールがラウンドしていようと平らであろうと、自分の握った部分とアイアン・フェースの関係は一定です。

ソール形状は、クラブの芝からの抜けには影響が大きいにしても、フックフェースとかスライスフェースとかには関係なくないですか?



・・・尻切れトンボなエントリーですが、ここでいったん終わります。




追記します。

ちなみになんですが、和製英語と知りつつ、「pull angle」で検索したり、
意味合いから言って、「iron, hook face」で検索かけたりしてみたのですが、該当するような内容は今のところひとつも見つかりません・・・。

日本だけにある概念なのでしょうか・・・?



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さらに追記:

是非、コメントいただいたみなさんのご意見をご参考下さい。
コメント欄にて疑問点が解決したように思います。


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実は続編があったりします。 → 「 プル角のヒント?


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8/20/2022