7/31/2020

歴代 愛車の変遷 (2020.7 追記) / リビエラCCの10番 (Genesis Open)




さて、気まぐれに思い出しまして、今まで乗り継いできた愛車を振り返り、(写真は自分自身の車ではありませんが) 同型・同色・同グレードの車種の写真を探してきまして、列挙してみます。

特に意味はありません。
本人のノスタルジーで、あの車は良かったなー、やっぱりあの車が好きだったなー、とかそういう思い出だけです。

難しいマニア的なことも何も思い出せません。


−−−

免許を取って最初に運転したのがこの赤い三菱ミラージュでした。 
83年型ですかね。


親が買ってきた車を勝手に乗り回していたろくでもない大学生でした。(笑)
当時アマチュア無線機を積んでいて、友達と埠頭に行って車でかくれんぼとか、B級ライセンス買ってサーキットでタックインかけてドリフトとか、実に馬鹿げたことしてましたがティーンなんてそんなもんでしょう。

−−−

自分で購入した最初の車はこの、黒のセリカXXでした。
5年落ちの中古車で、84年型だったかと思います。



当時 日産自動車の技術開発部門に勤務していたんですが、直列6気筒のエンジンを積んだロングノーズのこの車に乗りたくて、しかもこのワニ口のモデルが良かったので、もう最後だし、みたいな感じで躊躇なく購入。(当然社員用の低金利の日産ニコニコローンも使えませんし、会社の駐車場にも止めさせてもらえない、的な。(笑))

スキーに行ったりとか色々しましたけど、FR (Front Engine, Rear Drive) の車はやっぱり運転が楽しかったですね。ヒール・アンド・トゥとかダブル・クラッチとかよく練習しました。・・・安全のためにです!(笑)

ここまではマニュアル・シフトで運転してました。

この車には思い入れがありますねー。本当に好きでした。

(この車の購入時に候補として他に検討したのは、トランザム・ファイアーバードと、シボレー・カマロでした。燃費と車体のデカさにやや躊躇しまして。5.3LのV8のエンジンがかかるとグラスファイバー製のボディ全体が左右に揺れる感じにもすごく惹かれましたが。)

−−−

これを買ったのは、XXが10年車検になるって辺りで94年頃、日本フォードの代理店で何故か並行輸入車が売られていて、2,000kmしか走っていない新古車で購入した、グレーのフォード・プローブです。 3.0Lのノン・ターボ。


この頃、南箱根にゴルフ会員権を買っていてゴルフに行く機会が多く、毎回 登坂の傾斜がきついところが多くてスピードの速い箱根ターンパイクを走っていたので、馬力はともかくトルクの大きいエンジンが欲しかったんです。ですからこの当時の主力グレードだった 2.2Lターボ車ではなく 3.0Lの直噴エンジンのこの車にしました。

並行輸入車でしたから左ハンドルでした。
乗ってからドアを閉めるとシートベルトがツツーっと自動で動いてカシャンとかかる機構はお気に入りでした。
この車以降は全部オートマチック車です。
ブレーキペダルが大きな車でしたので、この車以降から左足ブレーキ専任になりました。
(それまでの車でもFF車でタックインをかけるときとかにちょこっと左足を使うことはありました。)

家内が結婚後に免許証を取り、この車は晩年練習台になりました。初めての練習にはちょっとサイズが大きかったんですが。
そして晩年には原因不明のソフトウエア不良によるガソリン・ポンプの不調が起こり、どうにも直らないため手放すことになりました。米国フォードにも問い合わせを入れましたが解決しませんでした。

トラブルは多かったような気もしますが、意外に思い出深い車でした。

(この車の購入時に候補として検討したのは、三菱ディアマンテでした。2.5Lのモデルだったと思います。右ハンドルですし、登坂道路も気持ちよく走ってくれそうだな、って思いましたが、電動シートベルトに傾倒してしまいフォードになりました。(笑))

−−−

次に買ったのが、この黒のオペル・アストラのカブリオ (コンバーチブル) でした。95年型だったかと思います。 GSi 2.0i 16vっていう、GMのエンジンを積んでたと思います。



買い換えることになって、まだ初心者に毛の生えた状態の家内は左ハンドルしか運転経験がなく。 そしてフォードはちょっと大きくて駐車も難しかったので(←ホイールベースが長くて回転半径大きかったんです)、少し小さめにして欲しいと。日本の首都圏ですから夫婦で 1台を共同で乗る訳でして。

色々中古車屋さんを見て回っているところに、ちょうど私の大好きで憧れていた黒のコンバーチブルの車の出物があるじゃないですか?!
サイズのコンパクトさをアピールしてこれに決定。(笑)
「私は絶対に屋根開けない。」とか言い張ってましたけど、譲歩してくれました。

この車は本当によくできていました。
さすがに高くなくてもドイツ車だなー、っていう感じ。
特にカブリオレは最上級車種になりますし、屋根がないのでボディー剛性も上げてあり、ほぼフルオプションでした。 エンジンも何種類かある中の大きめのスポーツ仕様でした。

トップを開けた状態で高速道路を走ってもとても安定していましたし、長距離運転でも疲れのこないしっかりしたシートでしたし、屋根の開け閉めはボタンひとつで簡単でしたし、よくできたドイツ車って感じでした。

メンテナンスがヤナセで、これは面倒くさかったですけど代官山のオートバックスの横にあったヤナセに、点検したり小物買ったりよく行きました。


−−−

ここからは米国に赴任してから以降の車になります。

まだ子供がいませんでしたので、まず買ったのがこちらのクライスラー・セブリング、黒のコンバーチブルです。(米国ではシーブリングに近い発音です。)
2.5LのV6エンジン。 購入は2001年ですが 98年型だったと思います。



この車はアメ車って感じでした。
大好きな黒のコンバーチブルですから、好きでしたけどもすみずみに手が届いている感じではありません。
まだ車が動いていても屋根が開け閉め出来ちゃうのはアメリカっぽい仕様だな、って思ってました。
バッテリーの交換が、タイヤハウスの後ろのすごいところから外さなくちゃいけなくて驚きました。

米国ではまず車をローンで買ってそこからクレジット・ヒストリーを作っていく、とかで無理やり借りましたけど、べらぼうに高い金利でした。ヒストリーなしの得体の知れない外人扱いですね。
もったいないので半分ぐらい頭金入れて少なくしました。

(この時に私が通勤に乗っていた社用車は米国で一番売れている、なんてことないトヨタ・カムリでした。)

−−−

セブリングも私はかなり気に入っていたんですが、子供が生まれることになってベビーシートの乗せ換えやすさや、安全性の高さ、荷物の積みやすさ、諸々を考え合わせて、このボルボ・ワゴン V70 になりました。2.5Lの変則 5気筒エンジン、初めての4WD。
98年型かな。家内が旧型の方が好みだって言ったのもありまして。 古い方が安いですし。



この車は本当に使い勝手が良いですねー。
ただちょっと部品とか整備とか修理とかできる整備屋さんが限られているのが少しだけ不便でした。
システムに繋いで自動診断するんですが、それ持ってるとこに行かなくちゃいけないんですよね。幸いけっこうリーズナブルにやってくれるボルボ専門の整備屋さんをそんなに遠くない所に見つけましたので大丈夫でした。古い車でしたから、ちょいちょい整備は必要でした。

この車は追突事故でお釈迦になってしまいました。直す方が評価額より高いってなって。
でも安全なVolvoで誰も怪我せずに良かった。

−−−

Volvoの代わりに買ったのが、こちらのマツダ CX-7です。 2010年型。


この車は急遽で800マイルしか走っていない新古車の、グレードは低い方の車種を買ったので、悪くはなかったけどすごく良くはなかったように思います。

突然ボルボが廃車になったし、あまり高いのもなんだし、っていうことで買ってますから手早く決めたんですよね。

(この時に候補として検討したのは、ルーフがフルサイズのサンルーフになってるVW ジェッタのワゴンでした。サンルーフでか過ぎて雨漏りしたり、問題は多かったみたいですね。でも南カリフォルニアはほとんど雨が降りませんので大して困らなかったかも?)

それと故障の方も、最後はギアが故障して効かなくなって前だけにしか進めなくなり、すぐにドライブギアも走らなくなって、けっこう苦労して車屋さんに持っていって買い替えました。

−−−

この間に私が乗っていたのは、空色のトヨタ・カムリ XLE です。
2012年型。2.5Lの4気筒エンジンです。


これ以降、車はリース契約にして乗っています。
新しいと面倒がありませんですね。 タイヤとか、ブレーキパッドとか、摩耗する前に乗り換えてしまいますので。

この車は、色だけは割と好きでした。歴代カムリの中ではスタイルも嫌いじゃない方かも、って思ってました。
全体にはよくまとまってて室内もトランクも広くて値段も安いんですけど、でもあんまり思い入れはないかな。
フロントのスカート部分は結構低くて車止めとか縁石とかに底を小摺りやすいんですよね。

−−−

赤いスバル・クロストレック、4WD。
2016年型、2.0Lのエンジンです。 Eye Sight 搭載です。 主に家内が運転する方。
家内は小さめの方が車庫入れしやすいし運転もしやすいので、ということでクロストレックにしました。

この車は実に走りが良いです。
小回りも効くし、4輪駆動なので登坂でもスタートでもグイグイ出ますし、燃費もものすごく良いです。
小さいサイズの割には室内はかなり広くとってあって、本当によくできているなと思いました。

かなりスポーティなデザインでカワイイしかっこいいです。

これを買ったのは、実は CX-7が故障して走らなくなった直前で、まだ納車までに 2週間はあったんです。 で、スバルのディーラーさんが 2週間無償でレンタカーを借りてくれました。 素晴らしいサービス。あれも良かったな、白いフォレスター。

−−−

日本ではもう数年以上前から搭載されているのに米国ではまだだった Eye Sight (アイサイト) が、ようやく米国でも搭載されるようになったということで、安全性のために空色カムリからこちらに変更。

 2015年型のスバル・アウトバック、青。4WD。
レガシーを4インチ車高を上げてクロスオーバーに作り変えたモデルです。フロントマスクやフレームなどの基本部分は全部同じです。
2.4Lの4気筒エンジンのグレードですが、LImited。アイサイトを要望するとほぼ自動的にLimitedになってOptionがほぼ全部ついてきます。



現在もこのモデルなんですが、本当に良いです。
だんだん年齢とともに安全システムの充実した車になっていくのは自然な流れだと思いました。

衝突防止・緩和の自動ブレーキングは米国カリフォルニア州では2019年現在でもメルセデスとスバルくらいしか搭載していません。

オートクルーズも前方の車を追尾する形式でフリーウエイを走る距離が長い環境ではものすごく便利です。

本当はレガシーを、と思ってディーラーを訪れたのですが、こちらを勧められて乗ってみたら気に入ってしまいました。
この青は少し紫がかっていて、光の加減や見る角度で違う色合いに見えるカラーでした。

RVっぽくない低い座位置のシートやセダンと同様に縦の角度のステアリングとか、クロスオーバーの割には乗り込み易いですし、お気に入りです。

−−−

青いスバル・アウトバック Limited。 2.4Lの4気筒。 2018年型。



一つ前の車とほとんど同じです。
アイサイトの安全運転アシストのシステムは、レーン・キープの自動ステアリング制御や、バックする時の衝突防止自動ブレーキングや、ハイビームの自動調整など、さらにパワーアップされていました。

この型式の青は少しグレー味の入った明るい色です。

この車は本当に気に入っていて、乗り換えるのがもったいないくらいです。

−−−

白のスバル・クロストレック Limited。 2019年型。
去年のクリスマスからこの車です。

もちろん Eye Sight 搭載で今回は家内の車もせっかくなので Limitedにアップグレードしました。 本人は必要ないって言い張ったのですが、「絶対違うから。安全な方が良いよ!」ってことで納得してもらいまして。



さらに可愛いしかっこいいですね。
家内が白を選びました。パール・カラーで上品な白です。
スヌーピーって呼んでます。

結果的には、家内もアップグレードして良かった、今まで乗った車の中で一番いい。って言って。とても気に入ってくれているようです。

私から見てもすごくスタイリングも良いしハンドリングも良くて、個人的な好みにすごく合う良い車だなー、と思っています。


−−−

2020年6月27日 追記:

白いスバル・アウトバック。 ノンターボの2.4L。 2020年型。

前の青いアウトバックのリースが終了しまして。
COVID-19の影響でディーラーさんは豊富な在庫を持っていなかったのがひとつと、ちょうど車の乗り換え手続きにディーラーさんに行ったときにその目と鼻の先でたまたま追突されまして。

ありのものの中から決めるしかなくて今まで一度も選んだことのない白に。
夫婦そろって白のスバルになりました。(笑)

今回のアウトバックはすごく良いです。
細かいところでの改良がとても工夫されています。
一番の難点だったゴルフバッグの積み下ろしも、開口部が広くなったハッチバックで楽々に変わりました。全然要らないと思っていたゴルフバッグ積むのに邪魔なトランク内のスピーカー位置も移動。
新しいEyesightの機能も細かい改良がとても良いです。(^-^)




−−−

こうやって振り返ってみますと、あと何10年くらい経って子供たちも手から完全に離れたら、また黒のコンバーチブルの車にしたいなー、と思えてきました。
マスタングとかいいかもなー。(^^)

当分先ですけども。


6/15/2020

超フラット中尺パター、トライアル at Dos Lagos


いろいろと新型コロナウイルスの影響で制限がある中でのゴルフ、それでもやっぱり気持ちが良いです。

このコース、向こうの方に見える16番の傾斜はすごいきつくて3クラブ長いやつで打つくらいなのですが、手押しカートで歩きでラウンドしました。


写真をクリックで拡大します。


早朝の午前 5時台のスタートで、歩きでも 3時間半、気温が上がってくるちょっと前に18ホールを終えて快適なラウンドでした。(^^)


---


さて、前記事でご紹介しました、超フラット中尺パター (もうちょっと良い名前ないですかね?) を持参してのラウンドに行ってきました。
事前のパッティング・グリーンでの練習は、ほぼなし。ラウンド前に一度だけ、動画を撮るために7‐8回ボールを転がしに行きました。
(私のところの周りには、ゴルフ場は開いていてもソーシャル・ディスタンスを守るためにパッティング・グリーンがクローズしているコースが多いんです。)


今回のテストを行いましたコースは、以前 3度ほどご紹介しております。

ドス・ラゴス (ゴルフコース)
ドス・ラゴス (ゴルフコース)の2
ドス・ラゴス (ゴルフコース)の3 ~夏ver.~

いくつかトリッキーなホールはありますが、すごく好きなコースです。

Dos Lagos Golf Course
http://www.doslagosgolf.com/


一時期は前後半が入れ替わっていたので、2の記事は逆になってます。

コースの紹介の方は、過去の記事を見ていただくとして、まずはラウンド前にとっておいた動画をご紹介します。 雰囲気がつかめるかと思いますので。


まずは正面方向から ↓


マスクの代わりにBuffを被ってます。
(クラブハウスとか、練習グリーンとか、人口密度が高まるところではフェイスカバーを付けることが義務付けられています。)

1つ目のボールは、スプリットハンドのhammY式ストロークで。
2つ目のボールは、5番アイアンの様に構えるFGX式ストロークで。

hammY式は、もう少し右手を離してもっと下の方を握った方が良かったかもしれません。
ホッケー式はあまりやり慣れていないもので、すみません。
ビデオを撮った時は最初の最初で、せいぜい拳 1個分くらいでしたが、初めての身としては結構離れているように感じていました。コースでのラウンドでは、拳 3個くらいは離すスタイルでやってみようと心掛けましたが、拳 2個くらいになっていたかもしれません。

FGX式も、両方とも、ストロークとしては、練習やトレーニングなしで違和感なくスムーズに打つことができました。
目標からもそれほどズレることなくエイミングできる印象でした。

ちょっとビデオ画面が傾いていたので (後ろの照明塔に注目) 分かりにくいんですが、ボールは全然目の下に来ません。でも、5番アイアンをセットするときの要領でボールの先に目標物を決めてそこに向かってパターヘッドをセットし、打つ時には思い浮かべたラインに乗せていくようにすれば、そんなに違和感なく目標に向かって打ち出せます。


次に横からの映像を ↓


こっちが正面からですかね? (笑)

今度は逆に、
1つ目のボールは、5番アイアンの様に構えるFGX式ストロークで。
2つ目のボールは、スプリットハンドのhammY式ストロークで。

私の場合は、ホッケーの経験が全くありませんで、右手主体の片手打ちのようなスタイルは感覚に慣れるのに少し練習が必要だな、と思いました。
3‐4球を転がした印象では、距離に対してやや強く打ちすぎるきらいと、例えば右から左にゆるく切れるフックラインの時に、より膨らましたラインに打ち出してしまう傾向があるように感じました。
練習して慣れるよりも以前の、こうした感覚って重要だと思うんですよね。

ただ、例えば下りの切れる「ダウンヒル・スライダー」のような短い距離だけど切れて難しいパットの時に、45度オープンスタンスにしていてすごくラインが見やすい hammY式のストロークがとても有効なんじゃないか?っていう気がしました。
ラウンドで実践して使ってみたいと思います。

動画映像を観ていただけますとおり、なかなかに柔らかく打ち出すスムーズなストロークができそうな雰囲気は感じていただけるかと思います。 (^^)


---


この実験にはスコアは重要ではないのですが、一応ラウンド・スコア記録です。(実に久々。)


青ティーのコースレート/スロープは71.4/128、パーは34・36=70の変則です。

1 4 △  U20AL-D7AL-③ (3パット)
2 4 △  4B 
3 3 -  16A
4 5 □  6B  (WH) 
5 3 -  9AL-①
6 4 △  D11AL-④
7 4 -  14BL-②
8 3 -  U13S-①
9 4 -  7AL-①

10 4 △  10B-①  (Sx)   
11 3 -  ⑤
12 5 -  U⑪
13 4 △  8B
14 5 △  D8A
15 3 -  ①
16 4 △  7A
17 3 -  D11B
18 5 △  4B

39(19)・41(15)= 80(34)



新型コロナウイルスの影響でまだ練習グリーンがクローズしているコースがとても多いです。この日もいつものように朝5時50分のスタート。
1番ホールではいきなり打ちすぎてしまいました。上記ビデオのコースの練習グリーンよりもグリーンのスピードが速かったものと思われます。

運よく3歩の軽い登りが入ってくれて、まぁまぁのスタート。(危なくパットするところでしたが。)

このコースは硬くて速いグリーンなのです。朝露が乗っているときもありますが、この日は乾いていました。

6番ホールの下りの11歩のパットは、2歩の距離で尾根を越えた後にボールがスピード上げて下っていくラインで、通り過ぎて4歩残ったのは悪くないと思います。 返しが入ったのはラッキーですが。 このパットはhammY式でやってみました。

10番のパットは右に切れるサイドのラインで、そこまで切れるとは読んでいませんでした。スルスルーっと1歩近くもB側 (谷側) に流れて横に外れました。強さはジャストタッチだったと思います。

15番は実はパットしていません。1グリップくらいにチップショットが付きましたので。

こうしてみますと、後半は S(Short)とか L(Long) がありませんですね。
(ほぼオプティマム・スピードの 0~17インチ(43cm) オーバー内外の距離で打てているときは S や L を記録していません。)


今回の実験としては、どうだろうかな?と思っていました 1.5m~2mくらい (2~3歩) のショートパットのエイミングに関しましては、前半に 2つしかありませんでしたが両方ともカップインしています。目の下にボールがなくてもさほど支障はなさそうです。

あまりアプローチショットが寄っていないとも言えるかと思いますが、グリーンエッジからのパットもこの中には含めていますので、34ならまずまずかと思います。グリーン上からだけをカウントしたら 31パットになります。

予想通り、カップというか目標に向かって構えるのは (ヘッド形状も関係があると思いますが) 構えやすかったと思います。


中・長距離のパッティングに関しましては、むしろ打ちやすいです。
アイアンの様に構えていますから、チッピングのようなパッティングのような感覚で、それでいてチップショットのようなのを「打っている」感覚ではなくて、ボールを「転がす」感覚が出やすいように思いました。

ベリーパターを改造して作りました手前、パター自体がちょっと重いという傾向はあったかもしれません。FGXパターや hammYパターを手にしたことがないのですが、もう少し軽くできているかも?と思いましたが、39インチもあって垂直から離れる方向にフラットなライ角ですから、軽く作ったとしてもある程度重さは感じるであろうと想像いたします。
(そういえば FGXパターの方はカーボンシャフトでした。でもヘッド・ヘビーになりますよね?)


今回は、いつも使っているデジタルパットの距離管理システムが使えませんので、ほぼ感覚でストロークしましたが、最初のホール以外は距離感は悪くありませんでした。
パッティングの感覚としては、なかなかに新感覚です。

パターを損傷してしまって、グリーン上で 4番アイアンとかウエッジの歯を使ってとかでパッティングするときのストロークに近いはずですよね。ウエッジの方は違うかな?

私の実験でも、練習ほぼなしのぶっつけでコースに持ち込んで、普段と変わらないパット数でラウンドできていますから、むしろゴルファーにとって自然な動きで使える道具、ということになっているように思いました。


パッティングの距離感を出すのに苦労しているプレイヤー、とくに30インチとかに短くしたパター使っていたりとか、すごくチョークダウンしてパターを短く使っているゴルファーの方々が使ってみたりすると、目から鱗かも知れません。



6/09/2020

超フラット中尺パターの効能 (ライ角59度、長さ40インチ)

このコースは本当に気持ちが良いです。(@Hidden Valley 3rd green)


更新が途絶えていましたが、2020年は大変な年になりました。
武漢から漏れ出したCOVID-19のウイルスが世界中に蔓延し、ゴルフ場も1か月以上クローズになり、マスクなどのフェースカバーをしてのラウンドがスタンダードになり、バンカーレーキも無くなり、カップは浅くなり、ゴルフもプレースタイルが随分と変わりました。

こうなりますと、コースに出られるだけで本当に幸福です。


---


Facebookの広告だったかと思いますが、FGX Putterというユニークなコンセプトのパターの存在を知りました。

ウエブサイトはこちらです。 →   FGX Sports

Rick Shieldsの YouTubeでの紹介のビデオが判りやすいので、こちらをご覧ください。


笑っちゃってますね。すごい楽しそう。(笑)

これまでのパッティングで常識とされてきた、「目に下にボールをセットする」ということは全く無理になります。
(私の場合は変則デジタルパット方式を実践していて、まるで目の下にボールをセットしていませんのでこの点は違和感ありません。)

このパターのスペックとしては、長さが39インチ、ライ角はものすごくフラットになっていて59度です。
ライ角も長さも 5番アイアンくらいの数値になっていますので、感覚的には 5番アイアンを構えるようにセットしてカップを狙う目標に合わせ、アイアンをストロークする延長のような感覚でパッティングをする、ということなのだろうと思います。

たしかに考えてみれば、パッティング・ストロークというのはゴルファーにとって、他のクラブとは全くの別物のストロークになっていて、両肘を張っていたり、なかなかに不自然なケースも散見します。
もし 5番アイアンのロフト角が4度になっていたら、グリーン上で自然なストロークで転がすことができるのでは...というような感覚ですね。おそらくですが。

我々ゴルファーの自然な感性を使って、案外フィーリングのよい、距離感のよいパッティングを、良い感じのライン出しで打てるんじゃないかな?って気がしてきます。


---


で、このパターを検索して調べていくうちに、hammY Putterという商品も存在していたことに気が付きました。

Reviewをしているウエブサイトはこちらです。 →   hammY Putter

こちらも YouTubeでの紹介のビデオ をご覧ください。



こちらのパターも、38インチの中尺パターの長さになっていまして、ダブル・ベンド・シャフトという2回曲がったシャフトが付いていて、ライ角はすごくフラットな59度になっています。

こちらはコンセプトがFGXパターとは異なっていまして、グリップには長尺パターで使われる左右の離れたスプリット・グリップが装着されています。

スタンスをカップに対して45度開いたオープンスタンスで構え、スプリットのグリップでセットアップして、右手を主体に、アイスホッケーのスティックの様にパターを使ってストロークします。

これも従来の、目の真下にボールをセットするパッティングとは大違いです。

偶然にもこの二つのパター、打ち方のコンセプトは大きく違いますが、ほぼ同じフラットなライ角、通常より長めのシャフトになっていました。


---


この 2点の興味深いパターのスペックを踏まえまして、こんなパターを作ってみました。

写真をクリックで拡大します。

ベースにしたのは、クリーブランドのクラシック・シリーズの、ベリー・パターです。

なんといっても私はピンのスコッツデール形状のヘッドが好きで構えやすいです。
FGX や hammY のようなセンターシャフトにはなりませんが、パターヘッドを目標に合わせるのに慣れている形状の方が良いでしょう。
むしろ、5番アイアンも、ホッケースティックも、センターシャフトではありませんからね。この方が良いくらいではないかと勝手に思ったりします。

それと、このパターは中尺のべリー・パターなので重くなるグリップと長いシャフトとバランスをとるために、パターヘッドが400gと通常のパターよりも約50g程度重くなっています。これも普段から 50g程度重く錘で調整したヘッドのパターを使っている私には好都合。

シャフト長はいろいろ選べるのですが、今回 FGX や hammY に大体合わせる目的で、40インチにしました。(必要であれば、39、38インチと切ることもできます。)


そしてここからが重要ですが、ライ角を元々の72度 (極めてスタンダードなパターのライ角です) から大きく曲げて、59度の超フラットなライ角に調整する必要があります。

写真をクリックで拡大します。

写真を見ていただくと、ネック部分がぐいーっと曲げられているのが見えるかと思います。(13度もぐいーっとフラットに。)

このクリーブランドのクラシック・シリーズのパターは、マルテンサイト硬化の 17-4ステンレスが使われていまして、しかもヘッドは贅沢な削り出しで、ネック部分は溶接されていませんので、根元が強いです。

これをバーナーで熱してネック部分を柔らかくしておいてぐいぐいーっと曲げてしまおうという算段でこのパターを選びました。通常の鋳造ステンレスは折れてしまいますが、この磁石にもくっつく削り出しの 17-4 鋼であれば行けるんじゃないか?と踏んでいました。

こうして出来上がったのが、YSPZ特製の 超フラット中尺パター (ライ角59度、長さ40インチ) です。


アンカーリングはこのパターが売られていた2011年頃はOKでしたが、2016年以降は禁止されていますし、もちろんベリーには付けません。

超フラットなライ角ですので、構え方は大きく異なってきます。


写真をクリックで拡大します。

グリップは、ベリー・パター用の長いWinnグリップが装着してありますので、FGX式に5番アイアンかの様にグリップすることもできますし、hammY式にスプリット・ハンドで握ることもできるようにしてあります。


ボールに構えた時に、上から見た感じは、こんな感じになります。

写真をクリックで拡大します。

ネックの曲げた部分は気になりませんね。
ものすごく出来栄えよくできたと思います。(自画自賛)


このパターを使って、異次元のパッティング感覚の体験をしてみたいと思います。

FGXも、hammYも、どちらもパッティングがあまり得意ではなく、距離感を出すのに苦労していたりとか、ライン出しが上手くいかなくて苦労している、例えばラウンドで40回以上もパットしてしまうゴルファーが、全く違ったコンセプトのパターを使うことでラウンドのパット数を 32回程度に改善する、っていう目的のパターのようですので、現在気に入っているエースパターにとって代わるようなことはなかろうとは思いますが、

・・・ゴルフ物理学・心理学的な知的興味を満たすべく、なんどかこのパターでラウンドをし、体験レポートをしようと思っています。


リビューをレポートしました。  ---> クリック



1/03/2020

2019年の成績と、2020年の数値目標


毎年恒例の2019年の成績の振り返りと、2020年の目標を更新します。

昨年の記事はこちらです。 → 「2018年の成績と、2019年の数値目標

ブログもまたしばらくほったらかしでしたし、ひっそりと記し、今後も不定期の長いインターバルで自分だけ用に。


昨年の記事に沿って、数字を並べてみます。
青字が加わった昨年のデータです。

2008年 (5月-12月)
Score Average:   +9.2
Putts per Round:  33.53
Putts per GIR:     2.029
(パーオン率は9.1/18ホールくらいで、平均18.4パットぐらいでした。)

2009年
Score Average:   +9.4
Putts per Round:  32.23
Putts per GIR:     1.967
(パーオン率はぴったり8.00/18ホールで、平均15.738パットでした。)

2010年
Score Average:    +9.1
Putts per Round:  32.18
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は8.11/18ホールで、平均15.786パットでした。)

2011年
Score Average:    +8.7
Putts per Round:  31.83
Putts per GIR:     1.947
(パーオン率は7.81/18ホールで、平均15.195パットでした。)

2012年
Score Average:    +8.5
Putts per Round:  31.08
Putts per GIR:     1.990
(パーオン率は7.83/18ホールで、平均15.575パットでした。)

2013年
Score Average:    +12.9
Putts per Round:  31.65
Putts per GIR:     2.016
(パーオン率は6.00/18ホールで、平均12.097パットでした。)

2014年
Score Average:    +11.7
Putts per Round:  30.44
Putts per GIR:     2.027
(パーオン率は4.80/18ホールで、平均9.730パットでした。)


2015年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.051
(パーオン率は7.03/18ホールで、平均14.42パットでした。)


2016年
Score Average:    +10.4
Putts per Round:  31.98
Putts per GIR:     2.047
(パーオン率は6.98/18ホールで、平均14.31パットでした。)


2017年
Score Average:    +11.6
Putts per Round:  31.57
Putts per GIR:     2.111
(パーオン率は5.93/18ホールで、平均12.51パットでした。)


2018年
Score Average:    +11.2
Putts per Round:  30.71
Putts per GIR:     2.068
(パーオン率は5.74/18ホールで、平均11.86パットでした。)


2019年
Score Average:    +9.9
Putts per Round:  30.21
Putts per GIR:     2.003
(パーオン率は5.86/18ホールで、平均11.73パットでした。)




2019年はスコアもパットも2018年より少しだけ改善しました。
誤差範囲のような改善ですが、悪化するよりずっと良いです。


前の記事で書いていた努力目標とは裏腹の結果です。

現実問題として歳を取るにつれ飛距離が落ちてしまったこと、これは大きな課題です。
このままでは青ティーから白ティーへの移行も考慮しなければなりません。


2012年 → 2013年の悪化は肘の故障でしたが、今後とも年齢との戦いになってきそうです。


スコアの方は、こんな風になってます。

2007:    +5.1 +4.7 = +9.7
2008:    +4.6 +4.6 = +9.2
2009:    +5.3 +4.1 = +9.4
2010:    +4.6 +4.5 = +9.1
2011:    +4.1 +4.7 = +8.7
2012:    +4.5 +4.0 = +8.5
2013:    +7.3 +5.6 = +12.9
2014:    +6.5 +5.2 = +11.7
2015:    +5.3 +4.7 = +9.9
2016:    +5.5 +4.9 = +10.4
2017:    +6.1 +5.5 = +11.6
2018:    +6.0 +5.3 = +11.2
2019:    +5.2 +4.7 = +9.9

2007年のデータは、11コースだけ。 プレーは近所の市民コースばかりです。
2008年の5月にブログをスタート、08年は延約39ラウンドしました。
2009年は、約40ラウンドでした。
2010年は約30ラウンドです。 (諸事情でラウンド数やや減少)
2011年は約41ラウンドです。
2012年は約40ラウンドです。
2013年は約30ラウンドです。 (肘痛発生)
2014年は約39ラウンドです。 (スランプ継続)
2015年は約72ラウンドです。 (以前バック9だった多くを18ホールでプレー)
2016年は約42ラウンドです。 (特に取り組みなし)
2017年は約56ラウンドです。
2018年は約49ラウンドです。 (メディテーション効果に気付く)
2019年は約62ラウンドです。 (飛距離が徐々に落ちてる…)


ランド数はコンスタントに週末18ホールをプレーする友だちとラウンドすることで増加しました。楽しむラウンドが増えています。
メディテーション効果でメンタル面に良い効果があるので、スコアにもさほどこだわらず積極的にラウンドしています。


昨年は、『2018年の最後のラウンドで、飛距離を20Yほど伸ばして戻すきっかけをつかめました。』と書いていましたが、これは弾道を高くする結果にはなりましたが、トータルの飛距離は戻ったとはいいがたく、もう一工夫が必要です。
飛距離を伸ばし、0.12/18だけの良化では到底足りません。
パーオン率を復帰させることが目標です。


---


バーディー数も集計してみました。

2007:  23個 (22ラウンド)
2008:  42個 (39ラウンド)
2009:  42個 (40ラウンド)
2010:  34個 (30ラウンド)
2011:  44個 (41ラウンド)
2012:  37個 (40ラウンド)
2013:  22個 (30ラウンド)
2014:  21個 (39ラウンド)
2015:  60個 (72ラウンド)
2016:  34個 (42ラウンド)
2017:  24個 (56ラウンド)
2018:  26個 (49ラウンド)
2019:  46個 (62ラウンド)

バーディー数も2018年よりは改善しました。
しかしまだまだ、1個/ラウンドのレベルまでは戻っていません。やはり飛距離が必要かと思います。

2019年は、上りのパッティングを残すには? という取り組みを試してみたい、と書いていましたが、これはなかなかに難しいです。
ただ、セカンドショットのクラブ選択は昨年よりも安定してきたと思うので、そこは成果が出てきたと感じます。

また、2019年は秋口以降からアイアンをマッスルバックのMB2に戻しました。
友人がミズノのMP-4を使い始めたのに合わせて、一緒に見直しを図りました。


---


さて今回も、Z版「がんばり率」の結果です。

(データのピックアップをシンプルにするためにダブルボギー以上にしてしまったホールは除きまして、ボギー・オンしたホールで 2パット以上なら失敗、1パットでパーなら成功としてデータを抽出したデータです。)


何年も達成に至っておりませんが、基本的には「Z版がんばり率 50%達成」を掲げて目指しております。

2008:  2/6 = 33% (1ラウンド)
2009:  95/291 = 32.6% (40ラウンド)
2010:  68/205 = 33.2% (30ラウンド)
2011:  129/328 = 39.3% (41ラウンド)
2012:  142/303 = 46.9% (40ラウンド)
2013:  94/237 = 39.7% (30ラウンド)
2014:  160/360 = 44.4% (39ラウンド)
2015:  237/560 = 42.3% (73ラウンド)
2016:  208/493 = 42.3% (42ラウンド)
2017:  178/454 = 39.2% (56ラウンド)
2018:  181/412 = 43.9% (49ラウンド)
2019:  232/526 = 44.1% (62ラウンド)


このデータでも、若干の改善がみられました。
1ラウンド毎だと分からないくらいの差ではありますが、少しづつ上達しているのかな、と思います。


ボギー・オン数も2017年と2018年のデータはがくっと増えています。
アベレージで10年7.36回から、11年は8.00回、12年は7.58回、13年は7.64回、14年は9.27回、15年は7.78回、16年は7.70回、17年は8.57回、18年8.40回、19年8.48回。

こちらも微増ですね。ドライバーの距離が戻ることが必要です。


2019年はハザードに入れないゴルフを心掛けてプレーしていました。
ちょっと安全策に走りすぎているかもしれません。


2020年こそは飛距離を伸ばして戻すきっかけをつかみたいと思っています。




8/19/2019

Green Slopes Golf のグリーンデータ・ブックレットをレビューします


こういうの欲しかったんですよねー。


Save Par LLC.っていうテキサス州オースチンの会社から出ている、グリーンの傾斜のデータを載せたブックレットです。
(テキサス州オースチンって言えば、ストーンコールドの出身地で田舎町のイメージでしたが、この頃はマイクロソフトの一大拠点にもなってて、ハイテク企業がどんどん増えてるイメージなんですが、こういうのもデータ収集会社のお遊び的な起業だったりするんでしょうか? …根拠ありません。)


こちらのサイトをご参照ください。

Green Slopes Golf   (←リンクをクリック。)


早速ね、いくつかコースを購入してみました。
今なら 4コース以上の購入で 40%オフ!とかでしたので、まずは 5コースほど。



実のところ、1コース試してみたら気に入ってしまいまして、5コース買い足して今は 10コースになってます。


各ブックレットに使い方のページが挿入されていまして、以下の通りです。


写真をクリックでサイトのGreen Analysisのページにリンクしてます。


グリーンの形は実際のグリーンの各ホールと同じ形、グリーン色の濃い部分が実際のグリーン上で高くなっているところ、白っぽい方が低くなっているところです。

図の下側が、コースでのグリーンの入り口にあたる方向です。

縦・横のグリーンのサイズとか、グリーンの難しさのレーティングが数値化されています。

グリーンの傾斜が、矢印の大きさと方向で示されていまして、さらに色分けされて分かりやすく表現されています。

図中に薄く引かれている等高線は、3インチの高低差を表現して引かれています。

矢印のお尻 (矢尻ですかね?) の位置は、5フィート刻みに配置されています。
実際に使ってみて、細かさとしてはこのくらいで十分だと感じました。
矢印での表現の合間に当たる部分を緑色のカラーリングの濃淡で表現して補っている訳ですね。 さらに等高線も引いてありますし。


販売されているコースのラインナップはどういう選択かはちょっと謎なのですが、私の周辺コースでは、すごく敷居が高いしプレイベート・コースでラウンドする機会もなさそうな、リビエラとかロサンゼルスCC、El Caballero CCとか入ってるかと思えば、ムニシパル(市民)コースのあまり整備のよくないグリーンのデータとか要るの?ってコースも入ってる割りには、私や友人が良くプレーするパブリックの人気あるコースが入っていないところが多かったりして、ちょっと戸惑います。

そのうちにラインナップが充実して、コース数がもっと増えることを期待したいと思います。


パッティングが好きで、こうしてブログ書いていろいろ試しているのに、グリーンの読みや記憶が今いっちょな私としては、これはもうすごい強い味方、新兵器です。

実際キャディさんが付いてくださったラウンドは (普段ほとんどありませんが)、明らかにパットが良く入るんですよね。
そういう意味では、期待大です。

このブックレットはR&AとUSGAのルールに適合するサイズで作られています。



7/29/2019

世界で6番目に危険なゴルフコース (Compton Par3 GC)


お友だちの y.k. さんのブログはいつも面白いんですけど、ひときわものすごく興味惹かれたエントリーがありました。

こちらです。 ↓

世界でもっとも危険なゴルフコース10選」 by Linkslover



うはー、このアフガニスタンのコースは危なそうだわー。

是非リンク先のブログ記事を読んでいただければ、と思います。(^^)


・・・2番と、6番、10番はラウンドできそうだな、って思いましたが、6番のコンプトンのパー3はうちからとても近くで、昼間ならまぁそれほど危険でもなくラウンドできそうだ!って思いましたので、行ってきました。

全ホール100yヤードちょいの全部パー3のゴルフ場です。日本ではショートコースとかって言いますが、こちらではなぜか Executive Courseって言います。
エグゼクティブ・コース?? キッズ・コースとかじゃなくて? って思いますよね。

忙しいビジネス・エグゼクティブの人々が 9ホールをささっと短時間でプレーする、ってとこからきた名前だそうですが、ほとんどのショートコースはエグゼクティブが来そうな感じは全然しませんですね。 (笑)


それっぽかったのは、こちらのコースでした。 ↓

ジャックさんと、テラネア (ゴルフ・リンクス)へ」 (過去のエントリー)



ここはめちゃくちゃ綺麗です。
まさにエグゼクティブ!って感じです。


---


というわけで、どのくらい危ないんでしょうか?
(真面目に危なかったら行きませんけど。(^^;)


コンプトンが全米でも有数の治安が良くない場所だっていうのは本当です。
この辺りでも断トツにアフリカ系アメリカ人が多い地域で、実はすごくおいしい Smoke BBQのお店とか、南部の Creole系の Soul Food のレストランとかありまして、こういう系の食べ物がとても好きな私は、日のある時間帯に買いに行ったり食べに行ったりはよくやっています。


まずコースのクラブハウスはこんな感じです。


まぁ古くてちっちゃい感じです。



駐車場の方から見るとこうです。
カリフォルニアらしいヤシの木が1本そびえてますね。


近隣のお店はコンプトンらしく窓ガラスや入り口のドアに鉄格子が用意されています。
治安のよくない地域のお店や家はここにかぎらず大抵は鉄格子完備です。



で、なぜか大抵こういうお店は韓国系のオーナーがやってます。
以前ロサンゼルスで大規模な暴動があった時、主にヒスパニック系や黒人系の人たちが暴れて韓国系のお店がたくさん被害にあった、ってことがありましたけど、そういうところにお店出してるから必然的にそうなりやすいんですよね。


実はコースのすぐ隣は、小学校です。遊具が写ってますでしょう。




クラブハウスの外でスコアカードを取って、
 (なんか以前はスポンサー付いてたのか、全部カードの一部のページが破り取られてますね。 ・・・ハサミ使おうよ。)



いざコースの方へ。



これが1番ホールです。137Y。


一見、まぁまぁ綺麗そうな写真にはなってますが、ちょっとグリーンを外すと、ごわごわのこんな芝と格闘する羽目に。



グリーンは大きさも小さくてちょっと厄介。
乗せても、グリーン自体が結構ワイルドなポコポコ跳ねるサーフェスで荒々しいです。
傾斜も付けてあったり。


バッグからはウッド類を抜いて持って行ってます。


こちらは無理ゲー気味の 3番ホール。158y。


真っすぐ普通に打つと目の前の枝に当たっちゃうんですけど・・・
低いの打って回避。 でも乗らない。(笑)


5番ホール、109yはコース唯一のバンカーでガードされてます。



そこにカップ切られると意外にむずかしくなるよね。
どうしても右の方に打って乗せるショットになって... 3パッツ。



この日一緒にラウンドしたIsaiahとAlex。
良い人たちで、ギャングメンバーじゃなさそうでした。(笑)
入れ墨すごかったですけど。

このフェンスの後ろは川になってます。 ロサンゼルス川。


左側が川の8番ホール、136y。



ちょっとティーインググラウンドも荒れ気味かな。
さっきの 3人で撮った写真はこのホールの途中のグリーン近くの方です。


そしてこれが最終ホール 9番のグリーン。 このホールが一番長いはずなんですけどこの日は156yです。



この写真は目いっぱい綺麗そうなグリーンに写ってますね。
グリーンから逆向きに写真撮りました。


まぁこんなところなんですけど、日中はそんなに危なくはなさそう。(^^)

でも!
今日日夏時間は夜の 8時ごろまで明るいロサンゼルスなんですけど、このコースは午後 3時半までしかスタートを受け付けていません。
...なにをかいわんや、な感じ。(笑)


コースの Google Mapも貼っておきますね。

画像をクリックでGoogle Mapが開きます。

Los Angeles Riverは洪水時に水を引き入れて災害を防ぐ用水路的でほとんど水が入っていませんですね。
この西側すぐのところに コンプトンの中心地があって、そして南へ車で20~30分くらいでロングビーチ、っていう位置関係です。


日本からいらしてわざわざラウンドお勧めできるコースでもありませんので、少し詳しめにリポートしてみました。

たった $6でラウンドできますので、もしすごい暇だったら是非!

無事に世界で 6番目に危ないコースのラウンドを完遂いたしました。(笑)



7/25/2019

フェースバランスのパターの意外な活用法 ?


先週末、友だちとMountain Meadows GCというコースをラウンドしてきました。

ここは友人にとっては初めてプレーするコースで、私自身も7-8年前にプレーしたっきりで2回目、だったと思います。

非常によく整備されていて、ちょっと驚きました。
これからここをセミ・レギュラー的にプレーするかもしれません。(^^)


画像をクリックで拡大します。


この写真は384y登りのパー4、4番ホールです。 前半では、次の5番一番難しい438yのパー4に続いて難しいホールハンディキャップ3のホールです。

後方の山々もとてもきれいです。
いつものように朝焼けの時間帯です。

フェアウエーが左に傾いていてちょっと狭いですね。
左のカート道の左側もプレーは可能ですが、さらに大きく左に傾いていてしかもラフになってしまいますので 2打目はレイアップになってしまうと思います。

この日は二人ともティーショットは上手くフェアウエーに運べたのですが、2打目のグリーンへ打ち上げていくショットはグリーンを外してちょい手前、寄せきれずにボギーにしました。

すぐ横に、レース場や飛行場があって、なかなかに周辺がユニークなゴルフ場です。


---


さて、このラウンド中にちょっと面白いことを友人が思いつきまして、これはメモしておきたいな、と思ったので書き記してみます。


こちらが 13番ホールの長いパー3です。213y。
ちょうど友だちの パトリックがティーショットを打ったところ。

画像をクリックで拡大します。


谷越えになっていて、かなり難しいホールです。
ホールハンディキャップは 2ですから、後半で一番難しいホールですね。

斜めに狙いますから方向にもよりますが、大体 165yキャリーしておけば谷は越えられます。斜めに狙うこと自体が難しいですよね。


コース図もリンクしておきますね。

クリックで、Bluegolf.comの当該ページにリンクしています。
(13番ホールのボタンをクリックしてください。)


ここで、「これってグリーンの方が高いかな? こっち(ティー)の方が高いかな?」ってなりまして。
二人ともレンジファインダーは持っているのですが、高低差を測るスロープ測定機能は付いてないやつを持っていまして。

このコースは友だちは初めてですし、私も覚えていませんでした。

上の写真で見た印象ではどうでしょうか?

私は向こうのグリーンの方が少し高いかな?って感じていましたが、友だちは向こうが少し低いんじゃない?って言ってました。


すると新しいパターを買って持ってきた友だちが面白いことを言い出しました。

『俺のパター、フェースバランスだからこれで見てみよう!』


友だちの新しいパターはこんなやつです。 ↓

画像をクリックでOdysseyのウエブサイトにリンクしています。


まぁパターはフェースバランスのパターならどれでも良いのですが、パター・フェースの水平面を利用して、高低差をチェックしてみようという訳です。

写真に撮ってみました。
撮ってはみましたが、焦点の合わせ方が人間の目ではありませんので上手く補正してくれません。 ということで 2枚撮ってみました。




言わんとしているところは表現できているかなと思います。

しゃがんでなるべく目線を低くして、パター・フェースの水平面に目の位置を合わせて、向こうのグリーン上のピンフラッグに向かって水平線を合わせてみます。

友だちの測定によると、『しゃがんだ目の高さが向こうのピンフラッグの真ん中の辺りに合う』ってことでしたので、そうするとこれはほぼフラットで同じ高さってことか。っていう結論になりました。


後付けになりますけど、Google Mapの地図で等高線も確認してみました。↓

画像をクリックで拡大します。


赤く x印をつけた位置が、13番ホールのティーとグリーンの位置です。
ほぼ同じ高さってことで良さそうです。


これ、意外と正確かもしれませんよ。
私はフェースバランスのパターを持っていませんので、活用できませんですが。(笑)