6/18/2023

The US Open at Los Angeles CC in 2023 観戦記録

追記しました。一番下


---

ロサンゼルスでのThe US Openの開催は、なんと1948年のRiviera CC以来となるらしいのですが、今回の第123回大会は、Los Angeles CC でしかも初の開催ということで、大変に記念になる大会でありまして、日本に帰る前に足を運ぶ機会があるなら万難を排して参加するべきと考えまして、友達と連れ立って観戦に行ってきました。

もう本当に良い記念になりまして、感無量です。


これが1番ホール脇のコース入口になっている場所です。

そこに辿り着く前に、外からのメインエントランスになっているゲートがこちらです。


これからチケットを見せて中へと入るところ。


こちらが全体図のマップです。


これを写真に撮っておくと便利ですね。
コース図の右に横切っているのが、川です。そこに1本橋がかかっていて、橋の向こうにファンゾーンっていうエントランスエリアがありまして、我々が購入したトロフィークラブとかいう食べ物とか休むところとかがあるエリアが造られていました。
図で川の右側の緑色が濃く塗られているところは普段はサウスコースというもう一つの18ホールのコースなのですが、すっかり潰されてこのエリアとか駐車場とか外の駐車場からのアプローチ通路とかにされていました。


こちらがそのファンゾーンです。


普段はサウスコースの1番フェアウエーとかだと思いますが、花壇やらテーブルやら、木製のリラックスチェアー(昼過ぎに我々が1時間くらい休んで過ごしました)とか、超大型スクリーンがありまして、プレーを観戦しながらゆったりと過ごすことができます。


腕にIC入りのブレスレットを付けて入るトロフィークラブ。


向かう途中にバンカーがあります。
普段だとフェアウエーセンターにある小さいやつのようです。


そしてこちらが、最初の組がスタート直前の1番ホールのフェアウエー。


はるか後方に見える真ん中の建物が、本来の豪華なクラブハウスです。
今大会は変わっていて、クラブハウス周辺は(ハリウッド近いですしセレブばっかりの)メンバー・オンリーに制限されていまして、1番ティー、10番ティー周辺には近づくことができません。


私はまず、1番グリーン後ろのグランドスタンド席に陣取ることにしました。
朝早く行ったこともあり、一番前の良い席に。
横に座ったおっちゃんが、ものすごい詳しい人で、遼くんが16歳のときのアメリカ遠征の大会で見たとか、このルーキーのキャディは有名なパトリック・カントレーのキャディの息子だとか、いろいろ教えてくれまして。こないだネリー・コルダが自分のキャディが奥さんの出産で休みなので、とかで1大会に借りたりしてましたよね?とか相槌を打ちつつ。
果てはプロレス好きだってことで、ストーンコールド・スティーブ・オースチンとかブルーザー・ブロディとかの話とかまぁ盛り上がりまして。笑


そしてこちらは、PGA下部組織のコーンフェリー・ツアーに参戦しながら、米国内のクオリファイアーを優勝して今回出場権を得た桂川有人プロです。6時53分スタート。


1番ホール、グリーンオーバーしたところからのチップショット。



7時12分だったかぐらいの、石川遼くんプロ。
日本で開催されたクオリファイアーを3位で通過しての出場らしいです。


その遼くんの1番ホールのピッチショット、...というかロブショットかな。


前評判では、スポッと埋まると上からじゃないとボールが見えない厳しいラフ、って話でしたけど、バミューダのラフはあんまり大したことない模様。
みんな簡単そうに打ってます。
ですから、通常のUS Openのようなロースコア・ゲームでの勝負、にはならなさそう。ロサンゼルスは急に暴風雨になったり絶対しませんし。

バンカー周りとか、コースのすごい端の方だけにあるフェスキューの長いラフは大変そうですが。

遼くんのバーディパットがこちらです。



ジャスティン・トーマスはグリーンの右サイドに打ってきて、下りの速いロングパットです。



こっちからの方が全然難しそう。いきなり3パットスタートでした。


アダム・スコットもグリーン奥に来ました。
我々の座っているスタンドの目の前です。


ロブショットですが、写真に写っているボールの位置を見てください。
クラブよりはるか後方です。


こちらはコリン・モリカワのチップショット。
ジャスティン・トーマスと同じアングルで、これも下りをぴったりスピンで止めて合わせるのは至難の業。直後に似たような場所から打つマックス・ホーマも、ふたりとも寄せ切れずにバーディを逃す。



私の一番好きなスコッティ・シェフラーは、2打目をバンカーに入れていました。


このバンカーショットは上手かったです。


動画がこちらです。
傾斜もよく読んで打って寄せていますが、このパットをもったいなくも外してしまいパー。

こちらがバック9からの早い時間のスタートでまったく追うことができなかったもう一人の日本人選手、永野龍太郎の18番のティーショット。


日本で開催されたクオリファイアーを2位で通過しての出場だそうです。


こちらはスコッティ・シェフラーの2番ホールのティーショットです。


彼のお陰でと言いますか、私が打つときにときどき右足が後ろへ滑ることがあるんですけど、悪い動きだと誰も思わなくなりまして(笑)、助かっています。
(個人的には、山本道場のスケーティングの動き、ボーリングのボール投げるときの動きなのですが。)


マックス・ホーマのショット、2番ホールかな?




そして私は友達としばし別れて、この、18番グリーン(左)と 9番グリーン(右)を両方見渡せるというグランドスタンドの右端で絶好の位置を確保して陣取りまして、人気プレイヤーのグループが続々と18番と9番に来るのを待ちつつ観戦しようという最高のポジションに。


待ち時間には係員のおばちゃんとは随分色々話しました。笑
プレーヤーが来るの待ちつつ、隣のおっちゃんたちともやいのやいの喋って。

こちらは9番ホールに遼くんが来たところ。



こっちは18番に来たセルヒオ・ガルシア。



そんなこんなで、リッキー・ファウラー、ジェイソン・デイ、ジャスティン・ローズの組が来まして、うっかりしていたらジャスティン・ローズの打ったボールが我々のいるスタンドに飛び込んできました。
なんか、野球観戦のときのファールボールが来たときみたいでした。


ガコーン、ガーン、って音がした後、青シャツのおっちゃんにボールが乗っかった模様でした。


ジャスティン・ローズ来ましたけどね、フリー・リリーフで別のボール出してプレーしました。


このショットはダフってグリーンに届かず、今いっちょでした。


同じ組のジェイソン・デイ。



と、2日目まで -11アンダーと独走中のリッキー・ファウラー。
不調からの復活の、そして念願のメジャー初制覇、なるのでしょうか? 厳しいか?


頑張って欲しいですね。


シェフラーが9番ホールにやってきました。


ここはバーディーパットを決めてくれました。





そして私が大好きなマット・クーチャーが18番に。


このバーディーパットを決めてもらって、「クーーーーーーッチ!」っていうやつを叫びたかったんですが(パッと聞きブーイングに聞こえるやつ)、残念ながらパットが決まりませんでした。



こちらはホブランドとラーム。バック9スタートの18番グリーンです。


ザンダー・シャフレも同組で、すごい人気でした。
グランドスタンドにもワーっと人が増えて、サーっといなくなるっていう感じ。


午前スタートの組の観戦を堪能しました後に、お昼を食べにトロフィークラブの方に。


チキンフィンガーのセット食べたんですけど、お腹いっぱい。


このあとみやげ屋に行きまして、記念品をゲットしまして。


それでこのスクリーンの裏側の木製デッキチェアーのところへ行ってしばし待ち、チェアーをゲットして充電池とスマホの両方をサービスステーションで充電しながらのんびりスクリーンで1時間ほどTV観戦しつつ、休憩。
一日中いる予定でしたので体力温存が必要でした。でも天候には恵まれて一日中曇っていましたから、体力的には余裕でした。


午後スタート組は誰から見ようか?っていうことで、3-4番あたりをプレーしているフィル・ミケルソンの組を観に行こうってなりまして。

それで我々が陣取ったのが、こちらの7番ホールのグリーン脇の斜面です。
ロープ際を確保しまして。


ここにいますとね、目の前の7番(多分280yのパー3です)のグリーンの向こうに8番のティー(右へ打っていく)と、その向こうに5番ティー(左へ打っていく)と、割と狭い場所に3ホールが密集している面白い場所でした。


5番ホールのミケルソンのティーショット


こちらが動画です。


7番グリーン越しに見ています。


ダスティン・ジョンソンのティーショット、5番ホール。



トム・キムが打ち終わって歩きだしていますが、7番グリーンもミケルソンの組が進行中。



こちらが7番ホールです。


打ち下ろしで280yぐらいのパー3です。

あまりに近いので、7番でティーショットが左にブレて「Fore, left!!」っていう声がかかると、8番ティーと5番ティーのプレイヤーが頭を抱えてダッキングします。
この3ホール混み混みです。


フィル・ミケルソンもティーショットを左に曲げて木に当てました。
そこからの寄せのショットがこちらです。


これはちょっとダフリ気味であまり良いアプローチではありませんでした。
フィル・マジックを期待したのですが。


こちらがパドレイグ・ハリントンがティーショットを打った直後にダッキングしている動画です。



同じ組のキーガン・ブラッドレーのティーショット、同じく8番ホール。



続いてフィル・ミケルソンのティーショット。8番ホール。



こちらは7番グリーンのアブラハム・アンサー。


こちらは日系のカート・キタヤマです。



さて、この後に我々は、16番ホールのグリーン脇のグランドスタンドに移動しました。

こちらがキャメロン・スミスの組です。ハーマンとクリス・カーク。



そして、この日一番人気の、ローリー・マキロイ、ブルックス・ケプカ、松山英樹の組がやってきました。



松山英樹のバーディーパット。入らず。



ローリー・マキロイのバーディパット。これも入らず。


そしてすかさず我々は先回りして18番グリーン横のグランドスタンドに移動しました。


9番ホールをプレーしているダスティン・ジョンソンが、18番グリーン脇のバンカーに打ち込んだ様子で、9番から18番に現れました。


ここの席はなかなかに面白いです。
先ほどの午前中にジャスティン・ローズの打球が飛び込んできたスタンドです。


そして松山英樹の組が18番へやってきました。


ケプカも来ました。



松山英樹、この日最後のバーディーチャンス。惜しくも入らず。


それにしても豪華なクラブハウスですね。
さすがセレブ御用達のコースです。


ラウンド後のインタビュー、それ用の部屋がテントで用意されているんですが、ダスティン・ジョンソンはなぜかクレーン上でインタビュー。



私も最後にお土産を買いまして。


パターヘッド・カバーと、金属製バッグタグと、お土産用のヤーデージブックをゲット。


Wowowのお仕事できていて通りかかった今田竜二プロに話しかけることができまして、サインなんかももらっちゃいました。


前々から気になっていた、26打罰を受けたトーナメントのお話なんかをご本人から伺えまして、感激でした。

まだLos Angeles CC でのUS Openの開催は1回目ですから、日本のゴルフマスコミの方々でも未体験だったりするようで、レアな経験ができました。

...というような感じで、朝の6時から夕方の7時まで、堪能し尽くして楽しんで帰ってきました。

本当に貴重な、私のゴルフライフの記念になる体験ができました。


—-


追記:

友達がTVで見つけてスクショを送ってくれました。


これはちょうど、1番ホールグリーン後ろのグランドスタンドの最前列に座って観ていたときです。本文中に出てきた色々やたら詳しいおっさんは、「荷物見といてくれ」って頼んで電話かけにどこかへ行ってしまったときですね。

しかしよくTVでスタンドにいるところを見つけたなと思いますし、分かりましたね。


6/13/2023

Oak Quarry GCで良い友達と記念ラウンド

* 実はホールインワンのラウンドと、こちらのラウンドは時系列が逆で、こちらが先でした。


普段いつも一緒にラウンドしている友達3人が、もうすぐ帰国する前に記念に、ということで以前みんなでよくラウンドしたオーク・クエリーGCにサプライスで招待してくれました。
涙が出るほど嬉しいはからいでした。

私からは2019年に廃止になってしまったゴルフルールの裁定集(The definition of golf rules)を1冊ずつ、そして記念にしてもらうようにウエッジを1本ずつ、お返しするつもりです。

(あちらの記事は、みんなにあげたウエッジを実際にラウンドで使ってみて気に入ってもらえて良かったなー、っていうラウンドでした。)


このコースは、この辺りの普通のコースでは見られない壮観な景色と、戦略性のあるレイアウトが楽しめる、One of a kind (他に例をみない) という感じのコースで、私が好きなコースのトップ5に入るコースです。


この、16番から17番へのカート道の途中の景色なんかは、ゴルフ場なの?!といった光景です。


元石切り場だった立地を上手く利用して造られています。

以前ご紹介した記事のころとはホールの番手が変更されていまして、旧17番ホールが現1番ホール、旧1番ホールは現3番ホール、という格好で、2ホールずつズレました。
元々設計されたときには、現行の順番で設計されいたそうで、20年以上経って元にに戻したということのようです。

以前16番ホールだった18番ホールは、左に池を回り込む18番ホールらしいパー5ですし、以前スタートホールにしては谷越えで短くてセカンドが登っていてグリーンがブラインドになる旧1番は現3番ホールになり、広々としたティーショットが打てる旧17番ホールが現1番ホールになりました。


Oak Quarry Golf Club


こちらの写真は、シグニチャーホールの16番ホールのパー3のグリーンを8番ホールのグリーン脇から撮りました。


グリーン脇のバンカーの向こう側の崖ギリギリまで行って撮りましたので、このアングルの写真はあまり見ないと思います。
すごい光景です。


こちらがスコアカードです。

下段の数字はパットの距離です。(歩数で)

この日はものすごくショットの調子が良くて、記念のラウンドが一層記憶に残るラウンドになりました。
前半は長いパットも入ってくれまして -2アンダーで折り返し、自分でも後半どこまで頑張れるかワクワクしてプレーしましたが、後半は+3オーバーで、トータル +1オーバーでした。
パープレーかアンダーパーにしたかったところでしたが、このコースでのベストスコアですし、自己ベスト以上のプレーだったと思います。
コースレート/スロープレートが 71.8/131 ということで、この日のディファレンシャルは 1.0でした。


こちらの写真は1番ホールのグリーンです。


写真に写っているのが私のボールです。セカンドショットは打ち上げてくるレイアウトで、上手く打てて4歩につけていたのですが、このパットは入りませんでした。


シグニチャーホールの現16番ホール(旧14番ホール)の全体像のビデオを撮りました。


ティー方向からグリーン方向までゆっくりと写していますが、このホールは本当にいつ来てもワクワクします。
メンタルにプレッシャーが大きくかかるホールです。


私のティーショット、この日はすごく上手くいきました。


この日はティーが少し前の位置で約168yでした。
長い日には、200yありますので気持ちにプレッシャーがかかります。
このホールのショットも良い記念になりました。


こちらは5番ホール、パー3のグリーン手前のバンカーです。


バンカーからグリーンへ掛けてのアンジュレーションもすごいですね。グリーンにも大きなアンジュレーションがあります。
私はグリーンの右の奥側に乗っていましたが、13歩のパットが入ってしまいましてバーディでした。


こちらの6番ホールも雄大な景観のホールです。
短いパー4なのですが、フェアウエーは左右2段のフェアウエーになっています。


写真で右サイドに見えているフェアウエーが下の段の左フェアウエー、その右に上の段のフェアウエーがあります。
だいたい200y前後のショットでレイアップします。

セカンドショットはそこから今度は写真の真ん中で奥の方に写っているグリーンに谷越えで打っていきます。


私のティーショットがこちらです。
3Wを2つのフェアウエーの間、やや左を狙って打っています。


ティーショットを左の崖とどのくらい勝負したか(笑)で、残り距離が100y〜180yぐらいになります。私は約140y残っていまして、セカンドを安全側のグリーンの右に外し、寄せがぴったりに寄ってくれてパーセーブしました。


こちらは現8番ホール(旧6番ホール)の写真です。


当ブログのトップ画像はこのホールのセカンドショットの写真です。
他では見ない大きな岩は谷を挟んだ向こう側です。


このホールのパットを友達がたまたま撮影してくれていました。


8番ホールのバーディーパット、16フィートの距離です。
基準の距離ですので、「It's the distance I like」とか自己暗示を掛けながら打ちました。笑
いままでブログに上げたパットは入っていないものが多かったのですが、これは運良く入ったパットを動画に撮っていてもらえました。


個人的に一番難しいと思っているのが、この15番ホールです。ホールHDCPは2です。


400y超のパー4で、私の飛距離ですとセカンドショットに140-200yも残り、グリーンにはうち上げていて、グリーン右サイドには大きな大きなバンカーがあり右に大きく落ちているレイアウトで、グリーンが縦長で細いんですよね。
グリーンの左手前の土手上のところが一応の安全な狙い目にはなりますが、そこからの寄せもやさしくはありません。
このセカンドショットは残り約158yの登り、珍しく上手くいきまして、カップから5歩に付きました。パットは惜しくも入らず。


もう一つ、こんな動画を友達が撮っていました。


5番ホールのパー3のティーで、前の組がグリーンを終えるのを待ちながら談笑しているところです。撮ってた友達はなんでこんな場面を撮っていたのでしょう?笑
でも、こういった動画もなんか良いですね。

いやー、今回は本当に記念になりました。
良い友達との楽しいラウンド、とてもかけがえのない時間だと思います。


これも1番ホールの写真です。よく飛ぶ友達のセカンドショット。




6/09/2023

グリーンに近い位置からのクロ狙い2.3 (約9.5yと21y)

私のショートゲームの根幹を担うEdel Golfのウエッジ、ハイバウンスモデル

ウエッジは溝が減りますし、日本ではこの旧型は手に入りにくいだろうとの予測の元、予備のウエッジを買っておくことにしました。


おそらく新型の方は日本でも代理店から購入できると思いますが、値段が3倍くらいしますので。

この2本は、本当に有用ですし、よく使います。


運良くすごく状態の良い個体が見つかりまして、両方とも溝はまだ全く擦れてもいません。


置き方があれですが、左が58°、右が54°です。
ステンレスのヘッドで、故にノーメッキです。しかも多少のロフト角ライ角調整も利きます。

Edelのウエッジ、本当によくできています。

リーディングエッジは丸みを帯びていまして、セットアップでフェース面を合わせる時は、下から2本目と3本目のグルーヴ溝を見て合わせています。


これは良い買い物をしました。


シャフトも同じKBSのHi-Revのシャフトです。

現行のウエッジも傷が増えてきてはいますが、まだまだ使える溝ですので必要なかったっちゃ必要なかったのですが、まぁ持ってると安心です。


---


こちらも Navy Golf Courseのチッピングエリアでの動画です。

先日の「チッピングエリアでグリーン周りの寄せの練習」では、20-35yのショットを打っていましたが、今回は題記の通り、約9.5y(12歩)の距離と21y(27歩)の距離を打っています。

こないだの写真

こちらのチッピングエリアです。


今回はぐっとグリーンに近いエリアに陣取りまして。芝の状態も前回より少し良いライです。(これが近い理由です。)

グリーン上に、例のカップインしないカップを設置しています。
(たまたまですが、上のリンク先の13年前の記事にも、このNavyコースの練習グリーンの写真があります。)


この状況ですと、普段のラウンドでは私の場合はほぼ間違いなくパターで打っていきます。
12歩の軽い登りでグリーンの外部分が1歩ですから、15歩のストロークで転がしていけば距離がピッタリ合うはずです。余談ですが。

しかしここは(スプリンクラーヘッドが間にあったときなども想定しまして)、クロ狙い2.3で打って練習していきます。

イメージ的にはパターで転がしていくような雰囲気で打っています。もちろんD-Chopのときのようなパッティングの構えもしていませんし、クロ狙い2.3は基本的には58°で打ちますので、6-7割の距離は空中を飛んでいます。
だいたいですが、7-8歩分キャリーしていて、4-5歩分転がって寄っていく感じです。
私の58°はハイバウンスのウエッジですので、特にフェースは開いていません。
開いて使うこともありますが、せいぜい6-18°、時計の針で1秒か3秒くらいまでしか開きません。開かなくても存分にバンスが使えるからかな、と思います。

距離感的には、パッティングをイメージしています。距離感というかインパクトの力感でしょうか。
全然弾道が違いますし、スピンもかなり効いている感じのボール挙動ですが、錯覚の上で距離感が成り立っていまして、なんとなく結果的に距離が合います。下りでも同じです。
どういうメカニズムなのかは自分でもよく分かりません。


次に、今度は青い旗に向けて21yの寄せをクロ狙い2.3で打ってみました。


登り傾斜の受けグリーンで58°ですからランが3-4yしか出ないと思いますので、イメージとしてはかなり突っ込んで打っていく気持ちで打っていきます。16-17yはキャリーしていく感じ。

16-17yとかのキャリーの指標とかは持っておりませんのですが、そこがこのクロ狙い2.3の役割です。カップの根本までズーンと持っていく弾道をイメージしまして、トーン、トン、トン、ってなる感じをビジュアライズして。
頭に弾道イメージがあるうちに、ボールに構えて打ちます。

3球とも幸いにだいたいワンクラブ以内に付けていますけれども、この場合の距離感は...実際の距離を歩測して把握することと、弾道イメージの残像が残ってる間に打つ、っていう2点がとても大切で、グリーンの硬さや速さを念頭に置いておくと良い結果が出るようです。

ポイントになるのは、素振りというか、本気のリハーサル・ストロークです。
まるでボールを打ったかのようにイメージしまして、ボールの弾道を目の前に見ます。想像で。仮にちょっとしっくり来なかったら、もう一度。
このときに芝の抵抗感ですとかバンスが地面を叩く感触とかを確認しておきます。

思い描いた弾道イメージが消えないうちに、実際のストロークに。
(デーブペルツ先生によりますとマッスルメモリーを維持して使うには8秒以内が良いそうなのですが、私はリハーサルから4秒くらいで実際のボールを打つようにしています。)


一体 クロ狙い2.3では、どんな感じで距離を打ち分けているのか、というところをなるべく詳しく書き留めておこうと思いましての、このブログ記事です。



6/03/2023

Dos Lagos GC (お気に入り)の17番でホールインワン!

いやー、ついにやってしまいました。
13年ぶりのホールインワンです。

いつものお気に入りのDos Lagos GCで、いつも一緒にラウンドしている友達とのラウンドでの達成、到底忘れることのない良い記念になりました。


いつものように、なんとも美しい朝焼けの中で1番ホールをティーオフ。


本当に好きなコースですから、感慨もひとしおです。


13年前は、8/10/2010のことでした。


このEast Courseの 8番ホールはグリーンは別のホールに、そしてティーインググラウンドも別のホールのティーへと造り変えられまして、今では2つの別なホールとして存在し、旧8番ホールそのものはなくなってしまっています。

追記:  そのBreamer CC(完全プライベートコース)をさ来週プレーできることになりました。 ...どういう縁なのだろう?


その意味でも、今回のホールはラウンドした人の記憶に残りやすいレイアウトのホールですし、本当に嬉しいです。


パー3へ来るといつも冗談半分に、「ホールインワンするかも知れないからビデオ撮ろう。」とか言いつつ撮ることも少なくないのに、こういうときに限って撮っていませんでした。残念。笑


こちらの動画は、ティーショットを終えて急な下り坂を降りてグリーンへ向かうところから、友達が撮影してくれた動画です。


このホールは、ものすごい打ち下ろしのホールです。
高低差はどのくらいあるんだろう?60-80フィート(約20m)ぐらい打ち下ろしていると思います。

Google Mapのキャプチャー画像。


強烈な打ち下ろしで距離感は難しいんですけど、バンカーは左右とも手前側で奥に外すと下りのアプローチが残るっていうホールです。
打ち下ろしのせいで左に外しやすいかな、と思います。

こちらに別の日に撮った動画があります。
ピンの位置がほぼ似たような位置です。今日はこれより少し左で少し奥目でした。


目線の高さはグリーン後方の木の高さよりも遥かに上の方です。
かなり急激な打ち下ろしです。

いつもプレーしていますから大体の距離感は把握していますが、初見だと距離のジャッジに戸惑うかと思います。
風が吹くと高さがある分影響が大きいですから余計に読みにくくなります。

今日の場合は、軽いアゲンストの風で打ち下ろしの直線距離が159yでした。
6番アイアンで、だいたいキャリー145yを打つ感じでいく選択をしました。


上手く打てたなー、っていう感触はありました。
ティーから見ていて、ワンバウンドして2フィートぐらい跳ね上がってからカップにスコンと入ったのが見えました。

ですから、最初の動画の時点では全員が入ったのを見ていて確信していました。


動画内で「ピッチマークはどこなんだろう?」って言いながら歩いて来ていますが、よく見たらカップの縁を直撃していたようです。


このファーストバウンドで跳ね上がると通常はカップから出てしまうパターンだと思いますが、相当な上方から打ち下ろしてきていますので、落下の角度(ランディング・アングル)が垂直に近くて、真上に跳ねてあらためてカップに入り直してくれた様子です。

本当に運が良かったなぁ。


ドライバーを持っているのは、次のホールのティーがグリーンの左後方にあって、カートまで取りに行くと時間がかかるからです。
ボールを拾い上げたあと、破壊してしまったカップをできるだけ丁寧に修復しました。


こちらがスコアカードです。


いつもは、そして今日も、プラスマイナス式で記入していましたが、「-2」じゃなくて「1」って書きたいがために、ホールアウト後に書き直しました。笑

スコアの方は、37 37 = 74 (パー 34 36 = 70) でした。
71.4/128で、この日のラウンドのディファレンシャルは 2.3です。

写っているボールが、使用したボールです。(どういう訳かProV1x)
バッグに仕舞っておきます。


続く18番ホール、パー5の3打目。


連続イーグルもあり得るかも?!とか思って今度は動画撮影してみましたが、そうは問屋がおろしませんですね。笑
割合良いショットでしたが。


楽しい仲間との楽しいラウンド、かけがえのない思い出です。


---


追記:

SCGAにRegisterしてCertificateを送ってもらいました。



ゴルフコースの壁の旗にも仲間入りさせてもらいました。



記念品も少量ですが作りました。
親しい友達だけに記念に持って置いてもらおうということで。
(ブログ仲間の皆さんもよろしかったらメールください。お送り(押し付け?)しますので。笑)