5/20/2008

BSパットとALパット



golfreak銀さんの素晴らしいゴルフ上達のヒントが詰まったブログに出会いました。

シングルからのヒント100選

http://blog.golfdigest.co.jp/user/golfreak/

それはそれは素晴らしいブログです。
といいますのも、ショットのヒント、パットのヒントといった具合に体系だってゴルフ上達のヒントが惜しみなく整理されていまして、目から鱗が何枚も!という感じ。

練習時間を作るのもなかなか大変な環境にいらっしゃるのに、とても真摯にゴルフに取り組んでいらっしゃいまして、頭が下がる思いがします。


中でも特に、golfreak銀さんご提唱の『デジタルパット』に非常に深く興味を抱きまして、コメント欄に書き込ませていただいて、意見交換させていただきました。

これまた丁寧にお返事いただきまして、感銘いたしまして、GDOブログに私も自分の方法論を整理して行ってみようかな、ということで、こうしてブログまで始めたりしている次第です。


で、コメント欄でやり取りさせていただいた中で、統計的なパットのデータを取ってみる、ひいては、そこからパットのラインの読みの修正に反映させる、という試みをご一緒していただける事になりました。

その時の私の書き込んだコメントが以下です。


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私が考えた必勝法じゃないんですよ。(^^;

で、ここ2週間検証中です。私にとって効果的かどうかも含めて。

デジタルパットと平行して出来るので、ご一緒に試していただけませんか?

すでにご存知かもしれませんが、デーブ・ペルツの統計的なアプローチです。
アマチュアの90%のパットは曲がりの読みが足らない。みたいな数字です。

そこで、ラインを上に外した(読みすぎ)場合は(A)bove、下に外した(いわゆるアマチュアライン)場合は、(B)elowということで、A、Bをスコアブックに記入します。

これに私はさらに加えました。
アマチュアは、実に80%以上のパットはショートして外している。ということなので、ショートしたら(S)hort、長すぎたら(L)ongということで、S、Lもついでに記入する事にしました。(^^)
BS、BL、AS、AL、Aだけ(距離はぴったりだった)、Sだけ(ラインには乗ってた)、って具合です。

で、ですね、最初に始めた時は、BSばっかりだったんですよ!これが。(笑)
3パットを極端に嫌ってましたんで、返しを入れやすいように、真っ直ぐ目に出来るだけ距離をあわせて打って、なるべく登りの短いパットを残そうとしていたんですね、私の場合特に。

ちなみにBSって言うのは英語で"Bull Shit!(最悪!)"ってスラングの頭文字でして、まさにBS!って訳で、ペルツの言う、入るチャンスの無い一番駄目なパットってことで丁度いい名前なんです。(笑)

私のパッティング、見事にBS!(笑)


で、ですね、目標とすべきなのは、ALパットを1ラウンド中に増やす事。
でもやたらにALだらけでも駄目なんですね。
AとBをバランスよく混ざるような結果が望ましいそうです。一方、SとLは、Sが少ないなら少ないほど良い、ってことになります。

これね、練習グリーンで練習する類のものではなくて、ラウンド中の、いろんなプレッシャーがあった上での結果を統計取らないとだめなんですよ。
ですから、ご一緒していただいけたらなー、と。(笑)

日曜日にも9ホールだけ回りまして、2つバーディー獲りました。(調子こき過ぎて4メートルを4パットもしましたけど。(笑))こっちは短くてやさしいコースですけど38です。

ここのところ2ヶ月くらいスコアは良かったんですが、どうもパーが多くて大崩れしないものの、バーディー来ないなぁと思ってたんですよ。どうりでBSパットばっかりでした。

この間の土曜日・日曜日、すでに少しだけ効果出てきたような気がしてならないです。つか日曜日の片っぽのバーディーはパー5のツーオンでしたんで2パットなんですけどね。(^^;

私、気が早すぎますけど、この検証は数ヶ月かけてやって行きたいと思います。
目指せアメリカン・リーグ(AL)パット!(笑)

この統計的方法論、どう思われます?

(長くて申し訳ありません。)

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これに対し、


どうせやるなら手間ですけど何歩のパットだったかも記録できれば、後から検証しやすいんじゃないでしょうか。
10BS-②:10歩のパットBSに外し2歩を入れた
15BS-3LS-①:15歩をBSし、3歩がLSで1歩を入れた
ってな具合です。


というご提案を頂きました。

・・・さすがです。(^^)

やはり情報交換させていただくと、いいことあります。(^^)
確かに、15歩以上のパットは、ALよりB、またはBSの方が3パットを防ぐには良いのです。
なるほど、これは別に考えて対処する必要があります。
(↓のスコアカードは、まだ距離の記入はしていない前のものです。)


そもそもは、バーディーを決める確立を上げるには?という統計的取り組みです。
つまり、これは決めたい!なバーディーパットをねじ込むパット法ではないのです。

10歩以内ぐらいのバーディーチャンスを数作ればそのうち何%とかは入ってくれるようにしようよ、その割合(%)を上げるにはどうするの?という形の取り組みなのですよね。



こんなに少ないパット数は、実のところ生まれて初めてぐらいです。(笑)
その前のラウンドでは、見事にBSパットだらけでした。

取り組みが早くも成果を上げているのか?というとそれは全然違います。(^^;
この、Aパーマー設計のネイションワイドツアーで使われるコースは、グリーンが速いのです。
それで、結果的にS(hort)するパットが少なかったんです。
でも、Bを減らしてAを増やそうとする努力はしました。(それまでが私はあまりにB系のパットが多かったので。)

ちなみに、A、Bは、(Dペルツによると)50/50ぐらいになるのが良いそうです。


で、上の例で言いますと、7番ホールで3パットしていますがこれがまさに
15歩を超える21歩の距離でした。距離感は良かったものの、ラインの上に外した(A)ために、セカンドパットが下りになり、カップのふちに外しました。
これからは距離も記入する必要がありそうです。(^^)



5/19/2008

秘密兵器になるウエッジの作り方


まず1番目にご紹介する必殺技。

秘密兵器になるウエッジの作り方です。(笑)


特に90-110前後のスコアの方に多いと思うのですが、一番スコアアップに肝心な100y以内の距離が苦手な方いらっしゃると思います。
私も正直苦手です。(^^;

100y切っちゃうとフルショットで打つクラブが無いんですよね。人によっては、PWで140y打っちゃう、なんて方もいらっしゃると思いますけど、そうなると120y以下を打つクラブがサンド1本、てなことになって、それはもう大変な距離の打ち分けが出来ないといけません。
10y刻みで打てるようにするにはサンド1本で8種類ぐらいの大きさのスイングが必要?


で、こんな手をご紹介しようと思います。

ピッチングウエッジがロフト46-47度ぐらいだとしますと、50度のギャップウエッジ、56度のサンドエッジ、60度のロブウエッジの4本をプロみたいな軟鉄鍛造のウエッジで揃えます。

これらのウエッジ4本をレンジで入念に打って、コースでも何度も打ってみて、フルスイングでそれぞれ例えばですが、120y、100y、80y、60yちょうどぐらい飛ぶ様に、ロフト角・ライ角をクラフトマン・ショップで調整してもらうんです。

結果的にロフト角がどういう風な並びになっても構わないから、距離に合わせて調整してもらっちゃうんです。打ちながら、2度3度と直してもらって完成します。そのために調整しやすい軟鉄鍛造のウエッジを選ぶんですね。

(私の場合は、約47.5度、約51.5度、約55度、約59度、てな感じになってます。正確にはもう測り直さないと判らなくなってます。)

そして、私の場合は8分目のスイングをするんですが(ちょっと短く持つとか、スピードを落とすとか、テークバックの大きさを変えるとか人によってやり方があると思います。)、約10y距離を落とす打ち方を使います。

わずか2種類の大きさのスイングと4本のウエッジを用意することで、PWで120yと110y、GWで100yと90y、SWで80yと70y、LWで60yと50y、といった具合に、50y-120yまでを10y刻みでカバー出来ます。(^^)


ポイントは、あくまでも芝から打ってみた距離を基準に、ロフトの角度にはこだわらずクラブの方を自分に合わせて、100yとか判りやすい距離に調整しちゃうところです。

ロフトをいじってもらう時に、ついでにライ角も、自分のスイングに合わせて真っ直ぐ出るように調整してもらうととてもいいです。
やけに右に出やすいとか、逆に左に引っ張りやすいとかのウエッジは、ライ角を疑って掛かる必要ありです。特に軟鉄鍛造クラブは調整が利く代わりに工場出荷時のバラつきが意外に大きくてずれてるものも多いですから。


あと、サンドウエッジは大抵バンス角が大きいですから他の3本と挙動が違う場合があります。
バンス角の小さめのものを選ぶか、割り切って砂用にはもう一本専用SWを用意するぐらいの思い切りも(ウエッジ5本体制ですね。)あってもいいかも知れません。

なにせ、スコアを決めるのは120y以内のこの距離が味噌なのだと言っても過言ではありませんから。


さらにグリーンに近づいた40y、30y、20y、10yっていうのは、距離の打ち分けというよりもむしろ、グリーン周りのショートゲームとして、イマジネーションの大事な世界ですよね。

距離自体よりも、傾斜とか芝目とか、グリーンのアンジュレーションとか、ボールのライとか、そういったことの方が結果に対する影響が大きかったり。


1本で8種類ぐらいの距離を打ち分ける練習を、繰り返して繰り返して自分のものにするだけの練習時間が取れ無い方々には、お勧めの作戦です。

私の下手くそな手の内がバレバレですね。(笑)


5/18/2008

1種類のスイングを練習





もうひとつ、自己紹介的なエントリーを。

私の練習量についてですが、ドライビングレンジには週に1回行けるか行けないか、です。
小さい子が二人居るのを理由にしていますが、レンジでの練習は嫌いかも。(笑)

行った時は、ウエッジから打ち始めて8番アイアンを練習します。
そして4番アイアンとドライバーは3-4球程度、最後にちょっとだけ8番打って、ウエッジの短いショット(20y-50y)を練習します。 全部で30-40球でしょうか。
45分ぐらいレンジに居て、帰ります。

今はたまたまゴルフ環境が良い南カリフォルニアに居りますので、早朝に9ホールだけラウンドして朝9時前には家に帰るラウンド練習が主体です。
18ホールのラウンドは、月1ゴルファーぐらいの感じです。


私にはスイングは1種類しかありませんので、どのクラブを練習しても、実際のところ大差無かったりします。(^^;

セットアップの違いで、フックやスライス、低い球など打ち分けてはいますが(ラウンドで上手く行くいかないは別として(笑)、練習では打ち分けます。)、スイングは変えません。
ロフト以上に高く飛ぶ球は打てません。高さが欲しい時はロフトのあるクラブに変えます。

(バンカー越えとかで、ウエッジのフェースを開いて上げる事はたまにやってはみますが。)
あくまでもロフトなりで、セットアップが変わるだけ、高い球のスイングは私には無いです。


ドライバーも、アイアンと同じフィーリングで打てるスペックにしてあります。
(ボールの位置が違いますが。)

まぁ、逆にそうする事によって、練習量が少なくてもスコアを作れるように、という考えです。(^^;

ですから、私にはドライバーがいいけどアイアンが悪い日とかその逆の日とかが無いんです。
両方悪いか、両方良いか。(笑)


スイングも普段はフォームとかメカニズムとかあんまり考えないです。
「Nice & Smooth」ってことだけ考えて振ります。

スイング改造やりだしますとね、崩すし、直すのに時間かかるし、練習は倍以上必要になりますし、とても私の状況では手に負えないんです。(^^;


「スイングは1種類しかやらない、スイング改造も自然に任せて変わるもの以外自分から積極的にはしない。」

これは実は、練習量があまり作れない人にはとてもよいスコアセーブの方法になるんじゃなかろうか?って思います。それでいて、向上心が無いとか、技術的なブレイクスルーが無いとか、そういうことでも無いと思うんですよね。小さい変化で進歩していければいいな、って思ってます。

そんな訳で、今後もスイング理論のようなものはほぼ0か、ちょびっとしか登場してこないと思います。
すみません。(^^;