10/15/2011

リベレ・ゴルフクラブ (コンコルド・コース)


先週、ラスベガスで展示会や会議などがありまして、5日間行ってきたわけなのですが、その間に取引先の人と申し合わせをいたしましてラウンドをねじ込んできました。(^^;


こちらのコースは、以前ご紹介しておりますモナーク・ビーチなどと同じくトゥルーン・ゴルフによる運営がされていまして、設計はビリー・キャスパーとグレッグ・ナッシュの設計グループによります。

レキシントン・コースとコンコルド・コースの2つのコースがありまして、全36ホールのゴルフ場です。


The Revere Golf Club
http://www.reveregolf.com/index.php


砂漠とは思えないほどの緑のコースでした。

さほど木は多くありませんで、フェアウエーやグリーンが砂漠に植えてある感じで的当てのような感覚のショットを打つ感じになりますね。

時間帯に寄って風がかなり強くなりますので、風の度合いによって難しさが変わる印象でした。


季節的なタイミングなのだろうと想像いたしますが、グリーンはオーバーシードして若芽が出たばかり、砂を入れた状態で遅めのスピードでした。


前回のペリカン・ヒルの2でもそうだったんですが、寝違いをやって以降どうもショットやパットの調子がおかしいんですよね。(x_x)

ドライバーの飛距離も20yぐらい落ちています。


どうにか戻したいところなのですが、今回もかなりバタバタしたラウンドになってしまいました。
出足、ちょっと復調できるかな?って思ったりしたんですが。(^^;



それではいつものようにコースの写真を何枚かご紹介します。


こちらは3番ホール、443yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


砂漠の中のコース、っていう感じの写真が取れました。(^^)

ティーショットは、まぁまぁながら220y程度しか飛ばずにフェアウエーの左サイドに。
これではとても2オンできません。

3W で出来ればグリーンエッジまで運びたいところですが、ショットがブレブレなため左へブレまして、30y程残しました。

上手く寄せてパーを拾いたいところですが、チップショットはトップに入ってグリーン・オーバー。

4打目は上手く1歩に寄せましたが、このパットも外してダブルボギーに。(x_x)

むむー。 ゴルフがとても難しく感じます。



次の写真は11番ホールの481y、短いパー4です。

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このホールは距離がありませんからドライバーが飛ばない日には助かります。
1打2打と打って、約60yのアプローチが残っていました。

3歩(約2m)に付けて、なぜかこの日2つ目のバーディーが取れました。(^^)



そして続く12番ホールは、218yのパー3です。

画像をクリックで拡大します。


1打目を右のカート道近くに外しまして。
なんかショットがおかしいままの状態です。

暫定球は、ピンの左奥8歩ぐらいに乗ってくれたんですけどね。


で、行ってみたら1球目が右サイドで見つかりましたが、深い深いラフに潜っていました。

クラブフェースを開いて打ち込んでみましたが、ショートしてグリーンに届かず。
しかもまた潜りまして。
3打目はショートしないように上から入れて打ってみましたら、これが勢い良く出てグリーンをオーバー。

結局4つ目で乗せまして、4歩(約3m)のパットは惜しくもカップに蹴られて入らず。
トリプルボギーでした。



さて最後にご紹介いたしますのは 18番ホール、531yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


ティーからの池はほとんど関係ありませんが、コースが真っ直ぐでないのでエイミングは難しいですね。

ティーショットはとても上手く打てました。
2打目はライを鑑みましてU2で打ったんですが、これも上手く打てました。

3打目には9番アイアンの距離が残っていたのですが、フェアウエーの左足下がりで少しだけ前上がりのライでした。

ここで、痛恨のシャンクが出てOBに。

同じ位置からの打ち直しは、グリーン左奥の6歩(約4m)の位置に乗りまして 2パット、ダブルボギーでした。


最後はなんとか無難に良いプレーで締めくくれそうかと思ったんですが、そうは問屋が卸しませんでした。(^^;



ちょっと時間がかかりそうですが、なんとか復調していきたいと思います。

11月10日に、私にとってはとてつもなく大きなイベントがありまして、それまでにはなんとかしないといけないと思っているのです・・・。



10/04/2011

空振り?素振り? Kevin Na


シンボリルドルフが亡くなってしまいましたね。

30歳ですから馬としては天寿を全うしたっていう年齢だと思われますけど、・・・好きだったなぁ。


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では本題に。

先週のジャンスティン・ティンバーレイク招待で、ケビン・ナが優勝しましたね。

何度も2位があって苦労した末の悲願のPGA初優勝だったそうで、こういう感情こもったポーズになったらしいです。



ご存じの方はご存知と思いますが、この人はPGAでも指折りトップに挙げられるスロープレイヤーだったりします。

いつぞやの調査(今年のお話)では、50%以上のショットで規定の40秒を大きく超えているという常習犯で、ペナルティーが課されていないのはゴルフ界のためにならないと思わされるレベルです。


で、そのプレー振りっていうのは(パットの時に顕著なんですが)ショットの時に再三にわたって仕切り直しをするんですね。

何度も。
納得行くまで。

打つのかと思ったら、打たない。

キャディーにつきっきりで方向まで見てもらってセットアップして、・・・打たない。(笑)


まぁ、こういった説明は不要かもしれないのですが、この人はそういったことを日常的にやっているという経緯があって今回の珍事が起きました。


こちらがその記事 (と動画)。↓

Kevin Na Whiffs And Wins


3日目の15番ホールなんですけどね、見事なまでの空振りを披露しました。


動画はこちらでも。 ↓



まぁ、見たまんまなんですが。(笑)

どう見ても、申し分のない見事な空振りです。
ルーリングとしては、本人の申告通りに空振りではなく素振りの扱いになっています。


曰く、

「あのショットは仕切り直すべきだった。 僕はいつも仕切りなおしているんだけどね。」
「なにかがしっくりしていない、って感じたら仕切り直すんだ。」
「あの時はスイングに入ってしまってから、まずいと思った。それで、スイングを止めようとしたわけだけど、止まる訳はないからそのまま振って引き上げたんだ。」


ルール上、ボールをストロークして打つ意思を持って振ったのでなければ、ボールの位置にスタンスを取って素振りしてもストロークとは取らない、すなわち1打として数えないことになっているのは事実です。 意思ですから、本人の申告制ですね。


ともあれ、プロとして、これをやってのけてしまうナにはいろんな意味で感心してしまうといいますか、感心いたしません。(^^;



本人にとっては悲願の優勝かも知れませんが、ゴルフ界にとってはこの優勝は良い優勝ではなかったな、と(正直)思いました。



※ みなさんからも色々とご意見を伺うことができました。

私としては、この空振り自体については「ルール上もはっきりとストロークとみなさなくても良い」という結論で良いと思います。

しかしながら、ケビン・ナのスロープレー振りは普段から目に余るものがあり、このストロークではなくて時間遅延のペナルティーを受けるべきだと思っています。
40秒以内に収めようとしていれば、このような馬鹿げた素振りは起きないはずだとおもうのです。

9/29/2011

ちょっとすごいよ、ロジャーさん。


プレジデンツ・カップのメンバーを各キャプテンが決定しましたが、米国キャプテン、フレディ・カプルスの選択が物議を醸していますねー。


プレイヤーズ・チャンピオンシップを勝って同時にFedExカップも獲得したビル・ハースがラスト・ミニットで選ばれたのは良いのですが、

今年のPGA(全米プロ)に勝ち、ルーキー・オブ・ザ・イヤーは確実、もしかするとプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるかも知れないキーガン・ブラッドレーが選ばれなかったんですよね。

Couples and Norman (Officially) Make Their Captain’s Picks


彼はルーキーで、昨年のポイントが無いのでランキングでは20位にしか入れなかったようです。

で、キャプテンズ・ピックのもう一人は誰だったかと申しますと、言わずと知れたタイガーです。
もちろんタイガーはランク外もランク外、25位にも入っていません。


ぎりぎり落選した11位のブラント・スネデカーが弾かれたのは、まぁ、文句言う人少ないかも知れませんけれども。(ちなみにビル・ハースは12位です。)


これはフレディとしては難しいところですねー。
ビル・ハースがガガっと食い込んで来なかったら、ブラッドリーだったのでしょうけれど・・・。

私には、「タイガー外せばいいじゃん。」と簡単には言えませんです。



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さて、話題変わりまして。

このビデオはすごいです。 ・・・まずは百聞は一見にしかずで。 ↓




なんだこれ?

キャロウエイの64度のウエッジかな?と思うのですけれどもね。

立っているロジャー・クリーブランドさん (←以前の記事)、6フィート3インチ(約190cm)のフィルとそんなに身長変わんないですから185cmはあろうかという大男なのですけど、その上をわずかサンドウエッジ1本分離れた距離 (35-36インチでしょうか) からフィルがウエッジのフロップショットで越えようっていう曲打ちを披露している動画です。

打ってるフィルもすごいにはすごいんですけど、ロジャーさんの“馬鹿げているほどの度胸”とフィルへの信頼感がとても私には信じがたいですね。


自分の設計したウエッジへの揺るぎない信頼感がこういうことをさせるんでしょうか?


だって、フィル・ミケルソンがいくらいいプレイヤーだからって言ったって、トーナメント観ていてもミスショットを打ったりして居ることもあるわけじゃないですか?


このビデオ、プレッシャーを避けるためかなんかわかりませんけど、フィルはロジャーさんに促されたショットの説明をしゃべりながら、心の準備もへったくれもなく会話中にいきなり打ってます。
打った後もそのまましゃべってるし。(笑)


ロジャーさんがショット後にぼそっと言ってるコメントが、またこれ。

「俺、まばたきしなかったよ。」

ですからねー。(笑)


フィルの返事が、「ボールが越えた頭の上、そんなに余裕なかったよ。 わははは。」で、

二人揃って、「わははははは。」って。


・・・なんかズレてるよ、おっさんたち。(笑)


事前のフィルの説明もフィルの説明で、「もし僕がここでこう手を止めてフロップを打とうとしたりしたら、リーディングエッジの歯がボールを打つことになって、あなたはボールを食らって痛い目に遭うことになります。」 (「このショットのカギはリーディングエッジを低く保つこと。」) とか言って、二人で笑ってますし。




なんかすげーなぁ。 と思いました。

やっぱりね、世界のトップに立つ人たちってのはどこか、私のような凡人には理解しかねますね。(^^;