3/02/2019

世界一低いゴルフ場 (ファーネス・クリーク GC)


一年中クローズなしでプレーできるのは恵まれているなー、と思いますが、近頃は明け方の時間帯はすごく寒いです。


3 - 4ホールくらいプレーした後に陽が差してくるとすぐに暖かくなってきてジャケットを脱いでプレーできます。

写真は、大好きなコースの一つ Hidden Valleyの 1番ホールのティーインググラウンドです。



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時期としては昨年の夏 7月になりますが、
何年も念願だったデス・バレーのファーネス・クリークGCをついにプレーしてきました。


お友達の、「ゴルフバカの気まぐれゴルフ」という素晴らしいブログをお書きになっている、世界中のゴルフ場をプレーなさっている芝鳥のぶあまさんと、世界最北端のゴルフ場や最南端などのゴルフ場のお話を談義させていただいていたのが元々で、私のところからそう遠くない (とは言っても車で最短でも 6時間半はたっぷりかかりますが) カリフォルニア州内に、世界で一番標高が低いゴルフ場があるということで、ここはいつか行かなくちゃなー、行きたいなー、と思っていました。

こちらの記事、是非ご覧になってください。

世界一、海抜の低いゴルフ場と悪魔のゴルフ場」 by 芝鳥のぶあまさん


私にとってここをプレーするハードルは運転距離のほかに 2つありまして、デスバレー国立公園の中にありますから家族で遊びに行くことはできるのですが、その際にはゴルフするのはちょっと難しい。
(実際、コースまで行って子どもたちと一緒に写真撮ったりはしましたが、プレーにはいたりませんでした。)
もうひとつは、デスバレーというくらいで、夏には灼熱の華氏120度前後 (摂氏50度くらいです) まで気温が上がる砂漠にあるので、プレー日を選ばなくてはならない。
の2点です。

非常に素晴らしい国立自然公園ですので、私は2度ほどもデスバレーまで行ってトレッキングなどまでしたもののゴルフはできずにニアミスしていました。


...で、いくつかブレークスルーがありまして、昨夏にようやくプレーすることができました。


結果的に言いますと、コースは予想以上に良いコースでした。
最北端や最南端など、場所が厳しいとゴルフ場は整備も難しくなりがちだと思いますが、こちらはとても素晴らしい。
夏場は熱風で芝も日照りに焼けてしまうんじゃないかと思いましたが、なぜか水は豊富にある模様です。 オアシス的な立地でしょうか。

標高はなんと、海抜下 214フィート (約65m) です。 海面より65mも低いんですね。

近くに、Bad Waterという観光名所がありまして、ここは一面が白い塩の湖になっていまして、海抜下 282フィートにあります。


後方にある山の上の方の中腹に小さな白い銘板がつけられていまして、「Sea Level」と書いてあります。

このくらい標高が低いんですね。


設計はあの有名なピート・ダイのご長男のペリー・ダイです。

1997年に、ペリー・ダイの手によって、グリーン周りのアンジュレーションを付けたり、リノベーションしたそうです。


Furnace Creek Ranch Golf Course
https://www.oasisatdeathvalley.com/furnace-creek-golf-course/


意外や意外、9ホールで水が絡むレイアウトになっています。

海抜下 214フィート (65m) ですから、コース全体は平坦ではあります。

以前子どもたちと来た時にコースの方とお話をしたのですが、標高が低いので、1クラブか1クラブ半は長いのを持って打たないとボールが飛ばないよ。って聞きました。
確かに軽井沢とかの標高の高いコースはボールが飛びますよね。



では、コースの写真を何枚かご紹介していこうと思います。

まずはクラブハウスというかプロショップとその外側につけられているコース図。


女性が写っていますが、ゴルフショップの方で我々の方が先にコースに来ました。

今日はどのくらい予約が入っているのですか? と聞いてみますと、今のところあなたたち入れて4組かな。とのこと。 ここではオフシーズンの真夏ですからねー。 摂氏 50度近くなるところにそんなにはプレイヤー来ませんね。


こちらが 1番ホールのティーです。 早朝。


くそ暑いのに、黒のシャツに長いパンツを履いてるのは、私です。(笑)
デス・バレーって名前なくらいな場所なのに、けっこう木が生えていまして驚きました。


これは 7番グリーンかな。


一緒に行った友人がパットしてます。

真夏で 50度近くあるとは思えないほど写真の緑色は濃くて綺麗ですね。
フェアウエーもグリーンも Rye芝だそうですが、色が違っていましたから少し違う種類なのかもしれません。
いずれにしても、とても暑さや寒さに強い種類でしょうか。
(冬の夜はすごい冷え込むんですよね。砂漠の盆地(っていうのかな?)ですから。)


レストランには面白い (けど、すごく良いアイディアな) ドライブスルーがついています。


カートごとこの板の坂を登ってカウンターに行って食べ物飲み物を取って、そのまま降りてこられる仕様です。
この日はオフシーズンで閉まってたのは残念でしたが。


レストラン内の柱には、ここは海抜下 214フィートです。と書いた張り紙がしてあります。


これは何番だろう? 5番ホールですね。
左側がバウンダリーでグリーンに向かってフェアウエーが狭まっていってます。


この日は幸いにも午後からStormが来ているってことで、雲がだんだん厚くなって来てます。

暑さを避けて、朝一番にゴルフショップが開く前から来ているんですが、この時点ですでに華氏 95度 (摂氏35度) を超えてきてます。


この写真は、自分で撮っていませんのでよく分かりませんが、後方の木の感じからして 10番ぐらいでしょうか。


だいぶ雲が増えてきています。
この日は結局、華氏 111度 (摂氏約44度) までしか上がらず、とても助かりました。

夜には道路の冠水警報が出まして、ホテルまでたどり着けるかどうか不安なくらいでした。
何しろ標高が低いですから、ちょっと周辺で雨が降りますと全部流れ込んでくるわけです。 普段は砂漠なのですが。


それにしても、ゲーム性の高いレイアウトですし、グリーンの状態も毎日摂氏50度まで上がっているとは思えないほど良い状態ですし、オフシーズン価格でグリーンフィーはたったの $30 (カート代込み) ですし、ものすごく素敵なコースでした。


ところでボールの飛距離ですが、ほとんど普段どおりでした。
標高が1000mも違うと飛距離は 1クラブは優に違ってきますが、65mではそんなに影響ない模様です。

コースの人が 1-1.5クラブ大きめ持たないと届かないよ、って言ってたのは、もしかしたら暑くてバテちゃって飛ばなくなるからっていう感じだったのでしょうか。


本当に本当に、機会があったらまた是非もう一回プレーしたいコースでした。
のぶあまさん、ここへいらっしゃるときは是非お声をかけてください。 私お供いたしますので! (^^)



2/24/2019

muse - brain meditation (瞑想用のデバイス) EEG technology device / スイング動画-19


muse (TM) という瞑想用のデバイスのご紹介です。

https://choosemuse.com/


けっこうなお値段するのですけれどね、家内がヨガ用に大いに活用するので...ということで購入しました。
 おでこの部分に 5つのセンサーと、両耳の後ろの部分にもセンサーが 2つ付いていまして、脳の状態を観察・記録するデバイスです。


こんなふうに、「お父さんのゴルフゲームをMuseで熟練させてあげよう」的な宣伝もされています。

 私は実のところ瞑想が大の苦手でして、もう のべつ幕なし色んなくだらないことを考えてしまっていて、瞑想しようとしても気が散ってしまって上手く集中&リラックスできません。(笑)

趣味でヨガの先生をやってる家内から『柔軟性もでるし、ヨガとかやると良いよー』って勧められるのですけれど、体が硬くて気持ちよくなれませんし、瞑想も苦痛なので今のところ敬遠しているくらいです。


スマホにアプリを入れて、Bluetoothで接続して使います。


アカウントの登録をして、その人ごとにデータの集積をして累積していきます。


初めに脳の状態のキャリブレーションをして、それから雨音などの自然環境の音が流れ、インストラクションに従って行って心を落ち着けてから瞑想に入ります。

クリックで拡大します。

そうするとこのようにデータを取ってくれるんですよね。
大まかに、Active、Neutral、Calmの 3状態に分けて、それぞれの時間帯を測ります。 
Calmの状態が一定時間続くと鳥のさえずりが聞こえます。

できるだけ脳が Calmの状態でアルファ波を出してくれるのが望ましいです。

んー、まさにゴルフのセルフ・マインドコントロールに良さそうな感じもします。



私も早速挑戦してみました。

初回は 1分から。 二度目は 3分、三度目は 5分と伸ばしていって、最終的には 15分位まで瞑想できるようにしたいと思ったりしています。
(時間の設定は、個々人で 30分でも 1時間でも数時間でも自由に設定できますが、私の場合は 15分以上は無理だし続かないと思いますので。)


思ったより数値的にはまぁまぁ落ち着いたデータが初回から出ました。

海の情景を思い浮かべて・・・とか思ったりしていたのですが、私の場合はいつの間にか好きなゴルフ場にいてショットを打ったりしている情景が浮かび、フェアウエーを歩いているイメージが一番 脳が落ち着く状態になる模様です。

これ、前からちょっと思っていたのですけれど、ストレスの解放という点から見ても、週末のリラックス、そして日頃の諸々の思案事項などや頭の澱みをリフレッシュする効果から見ても、私にとってのゴルフというのは瞑想に近いものがあって、瞑想は大の苦手にしているけれどもゴルフのラウンドを通して心のバランスを良い按配に保っている自覚がありました。

友だちと馬鹿話しながら楽しくラウンドしている訳ですけれども、ラウンドの4時間中に少なからず無心になっている状態があるんですよね。
すべてのショットを無心で打てればもっと良いスコアが出るのでしょうけれど(笑)、それはそれ。
楽しい時間が過ごせてさえいれば、そのところどころでの無心状態が脳をリセットしてくれていると思っています。


奇しくも、このデバイスでデータを取りながら瞑想をするに当たっても、ゴルフの脳内ラウンドをすることになろうとは!(笑)

それは私個人の問題として、このデバイスはなかなか有用だなー、と思いました。


2/20/2019

Dixon Golf の地球にやさしいボール


いつも練習に行くドライビングレンジで虹を撮影しました。 二重になってます。
端から端まで見えました。



雨が降る中で日が差しまして、ちょうど良い感じ。まだ7時前の早朝です。
写真の右側にあるのが打席で、その右に打っていく方向です。

で、この後にボール打ち始めたら、どわーっと降り出しました。
ずぶ濡れで練習して帰りました。(笑)


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友だちのトニーから、『地球に優しいボールってのもらったんだけど、試してみる?』っていうことで、ボール 1スリーブを入手しました。

この間、Cut Blue Ballを 1スリーブあげたのでお返しって訳じゃないでしょうけど、私がいろいろ新しい商品に興味あるの知ってて残しといてくれたんですよね。(^^)


T:『なんだっけ、あの...エコな、何とか言うやつ...』
Z:「なにそれ? Bio-Degradable (生分解性) とか?」
T:『あー、うん、それだっけかな?』
Z:「そーか、すごいね!」
T:『性能もいいらしいんだけど、俺が打ったら変な感じだったよ。硬そうな。』
Z:「ディンプルが浅いのは最近の傾向かもだけど、確かに高そうには見えないね。」
T:『まぁ使ってみてよ。』
Z:「ありがとう。 使ってみるよ!」

とか言ってたら、このボールけっこう高いんですね!




これは、ラインナップのうちの主力商品で、Dixosn Earthというグレードのボールでした。


こちらが、Dixon Golf のサイトです。

Dixon Golf
http://www.dixongolf.com/



無印良品っぽいイメージの企業戦略って感じのパッケージです。
この Earth が 1ダースで $39.96。 Titleist の Pro V1 よりは約 $10 安い計算になりますが、


もっと高いグレードのボールもありまして、こちらの Dixon Fire の方は、$74.96 で、プロ・パフォーマンスと謳われています。

これだけ高いボールは今までそんなに出ていなかったかと思いますので、今後どのくらい普及するのかちょっと興味津々です。


ウエブサイトの説明を読んでみたのですが、ちょっと私にはよく判りません。

All golf gear presented by Dixon Golf has eco-friendly attributes. Golf balls are comprised of heavy earth salts rather than heavy metal fillers and hats are made from bamboo/cotton that is not chemically treated. Moreover, with the purchase of a designated item you are contributing a tree to our respected eco-system. Dixon has pledged to plant one tree in honor of the all marked products sold online. The company also makes every effort to use materials such as SEC certified bond paper and recycled Kraft paper in its packaging needs.

Dixon Golfのすべてのゴルフ商品は、エコ‐フレンドリー属性に作られている。
ゴルフボールは、重金属の詰め物の代わりに、重アース・ソルト (Heavy Earth Salt) を包んで作っています。帽子は化学薬品を使わない竹や面で作ってあります。


って書かれていますけれども、Heavy Earth Saltって一体なんだろう??
high-velocity GreenCore™って名前を付けてプロモーションしているみたいです。

まぁ従業員さんたちは使い捨てじゃない水のボトルとかコーヒーマグとかを使うようにしていてリサイクルや、相乗り通勤とかを心掛けていたりとか、製品が売れるたびに植樹をするシステムになっているとか、エコ‐フレンドリーには会社として力を入れているようです。

カバーの樹脂とかもリサイクル可能なエラストマーのウレタン樹脂で作ってある模様です。 Bio-Degradableではないんですね。
(もし、ロストボールになるやつが、Bio-Degradable (生分解性) だったらホントにすごい良いのにな。)


性能的には、データが載っていないんですけど、主要ゴルフボール・メーカーのハイエンドの製品を凌駕する飛距離とスピン性能がある、って書かれています。

Cut Blue Ballもそういう謳い文句でしたけど、近頃のボールはどれも出来が良くて、私の実力ではスピンが利きやすいとか飛ぶとかの違いは正直なかなか分かりにくいです。


エコ‐フレンドリーな方向性っていうのはマーケティングとしてはありかもしれませんですね。