7/21/2009

下りのスライスラインはゴルファーの悪夢


The worst combination is downhill and left-to-right; human beings don't make those.
を意訳したのが、表題です。



前記事「パッティングの距離感(続き2)」の記事にリンクしました、Tiger's 5 Secret Keys to Score Low「良いスコアを出すためのタイガー5つの秘密」という記事には、我々アマチュアゴルファーが大いに参考に出来るエッセンスが書かれています。

今日は、このうちのひとつ、ショートパットの部分を取り上げてみたいと思います。


前記事にも書きましたが、タイガーは、3フィート(約91.5cm)のパットを2002年から2008年の間の7年間で、2,700回打ち、その内の実に2,691回を沈めています。

この恐るべき記録は、この91.5cmのパットをいかに練習して上手くなるかという以前に、その前のアプローチに拠るところが大きいのだと言う点を見逃してはなりません。

同じ3フィートでも、入れやすいパットと入れにくいパットがあります。


3フィートが残るのは、a) グリーンサイドの程近いところ(20y以内ぐらい)にグリーンを外しカップに向かってアプローチを打ったとき、b) ファーストパットを外して残ったとき、c) セカンドショットや長く残ったサードショットがベタピンに打てたとき、の3種類があります。

c) のケースはコントロールするのは難しいですから除外します。
a)、b) のケースにおいて(特にa)のケースにおいて)、どこへ残せば易しいのかを考えて打つことは、我々アマチュアにも出来ます。

もっと言えば、そのグリーン周りに外したショットの段階で、どこへミスをすればカップに寄せ易いかを考慮に入れて、まるでチェスのように次の次の手を考えて(もちろん自分のミスの傾向も考慮に入れて)打っておくことが重要でしょう。




いまさら和訳するまでも無いかとは思いますが、解説されているコンビネーションを説明しておきます。


・登りのパットは下りよりも易しい。(いつもカップの下に残るように打とう。)


・右から左へのパット(いわゆる日本語で言うフックラインですね)は、ストレートのラインよりも易しい。(と、いうことは、受けグリーンではカップの右へ、奥へ下るグリーンではカップの左へ狙っておくのはいい考えだ。)


・ストレートのパットは完璧に真っ直ぐ打たないといけない。例えば右から左のライン(フックライン)では、膨らましすぎても、弱く打ったりして入ることもある。強く真っ直ぐ目に打って入れることも可能だ。


・ The worst combination is downhill and left-to-right; human beings don't make those.

さて、これが表題に持ってきた文章ですが、直訳しますと、
「最悪のコンビネーションはダウンヒルの左から右へ曲がるラインだ。
・・人類には、これをカップインすることは出来ない。」となります。

いくらなんでも大げさですよね。1mのパットの話してるんですから。
でも言い換えれば、そのくらい「右打ちにとっては外しやすいラインだよ。」と言うことでしょう。

私はアメリカ人のこういう表現が、けっこう好きです。

「人類には無理。」とか言われちゃうと、諦めつきますわね。(笑)
そこに残した自分が悪い。って。

以前、golfreak銀さんのブログのコメント欄で、「私、2mぐらいの下りのスライスラインがどうも苦手なんですよね。」って相談したことがあるんです。

軽いフックラインが、真っ直ぐより入りやすいっていうのも一理あると思います。
気持ちトゥ寄りでヒットしちゃったときって、ラインも膨らみがちですし、逆にヒール寄りでヒットしたときって、ラインが薄くなって強めにカップに向かってくれるんですよね。

下りのスライスはそれが逆側になってしかも強調されちゃうから、まるで入らない。


タイガーの話ですから、3フィート(約91.5cm)ってな数字になってますが、私はこれを自分用に2-3歩(約1m半-2m)、としたいと思います。

チップショットを打つときに、グリーンへのアプローチショットを打つときに、いつもこのことを頭に入れて、2歩に付いたのにパーを逃す、っていう悔しい思いを、出来うる限り減らしていこうと目論んでます。(^^;



***

追記:
続きをアップしました。↓

「ゴルファーの悪夢」を回避するマネージメント


4 comments:

Anonymous said...

参った!
高度なレベルでついていけません。
確かにスライスラインよりもフックラインの方が打ちやすいですね。
カップの内側にしろ、外すにしろ、そこへ真っ直ぐ打ち出してるつもりでも、やや引っかけ?が多いかも知れません。
もっと自分のパッティング観察せねば!

Posted by:ノリさん at 2009年07月21日(火) 06:37

Anonymous said...

おはようございます。

以前 紹介のありました「ハンク ヘイニーとNBAのチャールズ」の矯正プログラム。
初回、 2回とみました。

怖いもの見たさの心境もなりました。

Posted by:cobra at 2009年07月21日(火) 06:52

yspz said...

cobraさん、おはようございます。

4回目の放送以降のふぉろー記事が無くてすみません。

こちらの放送では人気ドラマなんかでもよくあるのですが、連続モノのはずがしばらく中断して再放送を何度かはさみ、また突然始まったりするんですよ。

そんなこんだで、全部見るには見たんですが、どれがどれの前で後なのか前後関係がわからなくなり、加えてバークレー自身が、治ったり再発したりでややこしいもんですから(笑)、記事にできませんでした。

結果的に言いますと、バークリーはすごく良くなったんですが、まだところどころでヒッチが顔を出します。最終回でもそうです。

前記事のトム・ワトソンも思い起こしますけど、ゴルフでアキレス腱を作ってしまうと(今回のイップスみたいな症状は特に)、ここって時に顔を出すような気がしてなりません。

おそろしや。



Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月21日(火) 11:54

yspz said...

ノリさん、どうもです。

私の記事はレベル高くなんか無いですよ。

短くまとめますと、「ショートパットには、入れやすい(登りの)フックラインを残すように努力してみよう」ってだけだったりします。


ちょっと、この件に関しては、さらに考察を進める予定で居りますので、申し訳ありませんが、またまたまたお付合いください。

今度は、パッティングというよりコースマネジメント的な考察です。

私的には、私自身やみなさんへのいいヒントになりそうな予感がしてます。
(こうしていつも獲らぬ狸の皮算用。(笑))


Posted by:やきそばパンZ at 2009年07月21日(火) 11:54