すげー!
ブレイキング大ニュース到来です。
http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111208&content_id=26127586&vkey=news_mlb&c_id=mlb
アルバート・プーホルズ (とC.J. ウイルソンが)今日、我がエンジェルズに加わりましたよ。(^^)
ちょっと工作。(笑)
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もう半年も前になってしまって恐縮ですが、iPING (パッティング・アプリ) という記事をご記憶でしょうか?
画像をクリックでPINGの当該ページにリンクしてます。
ようやく私もBlackberryの2年契約を終え iPhoneを入手しましたので、さっそくiPINGをダウンロードし、試してみました。(^^)
まったくもって気の長く遅いupdate情報で申し訳ありません。(^^;
iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationをパターのグリップのすぐ下に取り付け、パッティング・ストロークを記録・分析するアプリケーションです。
1. ストローク・タイプ、 2. インパクト・アングル、 3. テンポ
の3種類のデータを、iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationに内蔵されている「加速度計」と「ジャイロスコープ」を利用して測定し、表示してくれます。
まだ1度だけ練習グリーンに持ち込んで 5つのボールをパットするセッションを4回、データとして採ってみただけですので、使いこなしているとまでは言えませんが非常に興味深い測定器でした。
これね、iPINGというアプリケーション自体は無料なのですが、
iPhoneをパターのシャフトに取り付ける「クレードル」というただのケースが最寄りのゴルフショップで$29.99もしました。
(しっかり固定さえ出来ればガムテープでもなんでも良さそうです。ただ、ゆらゆらしては駄目です。がっちりしっかりと。
わざとずらしてみたりしたのですが、パター・フェース面に完全に垂直にセットしなくてもデータはさほど変わりませんでした。)
箱から取り出して・・・、
何の変哲もありません。 単純明快。
右下の穴はカメラ用かな?
(・・・さすると、今思うにiPhoneを逆さまに突っ込むのか。私、お尻から突っ込んで使ってしまいました。 ・・・でも影響なさそうです。)
こんな感じ。
これをシャフトにバチッと嵌めて、1セッションに5ストロークをパッティングするだけです。
気になりますのはこれを取り付けた場合の重さの影響ですが、やってみた感じではやはり影響はありますねぇ。
iPhone本体重量が 130-140g ありますですからね。
ただまぁ、私の場合は普段のパターに110gのカウンターウエイトを仕込んでおりますので、普段のパットが出来ないほどには大きな違和感は感じませんでした。
ボールをヒットした瞬間に、シャフトのしなり方が多少違うのを感じます。
カウンター・ウエイトと違って、シャフト内に収まっていなくて重いものが外付けでくっ付いていますから。
このアプリは、基本的には10フィート(約3m)のパットをして測定するようにセットされています。
ですから、ストロークもさほど大きくありませんですし、測定には苦労はしないと思います。(^^)
真ん中の数字「0」が「5」になるまでストロークをして、測定終了です。
ボールは5個用意した方がいいですね。
いちいちカップまでボールを取りに行って5回打ってもアプリの方は待機して待っていてくれますが、リズムよく続けて 5ストロークした方が良さそうです。
測定のトリガーはよく判りませんが、パッティング・ストロークを動きで拾っている様子ですので、ボールをたぐり寄せたりとかパターを多少動かしても測定を起動しないようです。
また、誤って起動したとしても、ストローク1個づつを録り直すことも出来ます。
こうして採ったデータを、プロのデータ等と比較できるわけですね。
(ここからは「続きを読む>>」にします。(^^;)
アプリには、PING契約のPGAで活躍中のプロのデータがいくつか入っています。
無料アプリなことですし、いくつかピックアップしてご紹介してもきっと差し支えないんじゃないかとジャッジしまして、私のデータ(とりあえず4回のアバウトの平均)と比較してみます。
Player
|
Stroke type
|
Impact Angle
|
tempo
|
Hunter Mahan
|
slight arc (3.6°)
|
2.0° Open
|
1.7/1
|
Bubba Watson
|
slight arc (4.0°)
|
0.3° straight
|
1.6/1
|
Daniel Chopra
|
straight (3.5°)
|
0.7° Open
|
2.2/1
|
Nick O'Hern
|
straight (3.0°)
|
-1.7° Closed
|
1.4/1
|
Lee Westwood
|
slight arc (4.6°)
|
-0.1 straight
|
2.3/1
|
Angel Cabrera
|
straight (1.3°)
|
1.9 Open
|
1.5/1
|
M.A. Jimenez
|
slight arc (5.9°)
|
0.4° straight
|
2.4/1
|
L. Oosthuizen
|
slight arc (6.7°)
|
-0.3 straight
|
2.0/1
|
yspz
|
strong arc (11.7°)
|
-0.9° Closed
|
2.2/1
|
ストローク・タイプは、3.5°以下をストレートと分類しているようですね。
ピンの分析では、この3タイプには最適のパター・タイプがあります。
straightはフェース・バランスのパター、
slight arcはmid-hangの (45度ぐらいに傾く) パター、
strong arcはトゥ・ダウンのパターが合うそうです。
インパクト時のパターのフェース・アングルは、PGAのトッププロといえども結構なオープンやクローズの人も居るようです。
こちらは0.5°以下をストレートとしているのかな。
アドレス時のパターフェース・アングルとの比較でOpen/Closedをジャッジしていますので、必ずしも目標ラインに対してオープンかクローズドかを表してはいません。
そして、パッティングが上手い人は、この数値が非常に一定しているのだそうです。
必ずしも0°に近ければ良いというわけではないのだそうです。
テンポは、バック・ストロークとフォロースルーの時間を比較しているようです。
振り幅の大きさではなく、かかっている「時間」です。
こちらも、常に一定していることこそが重要で、特に理想的な数値というのは無いそうです。
パターヘッドやシャフトの重さをアジャストしますと、この数値のばらつきが減って安定してくるそうです。
練習以外にも、自分に合ったパターを選んで手にすることが大切なんですね。
最後に、コンシステンシー (Consistency) です。
結局重要なのはどのくらいいつも一定して打てているか、になりますね。
5 以下が Excellent
5-15 が Good
15 以上が 平均以下
と分類されています。
Player
|
Consistency
| |
Hunter Mahan
|
+4.1
| |
Bubba Watson
|
+3.6
| |
Daniel Chopra
|
+4.3
| |
Nick O'Hern
|
+3.6
| |
Lee Westwood
|
+4.0
| |
Angel Cabrera
|
+4.4
| |
M.A. Jimenez
|
+3.8
| |
L. Oosthuizen
|
+3.8
| |
yspz
|
6.5, 3.1, 6.1, 2.6
|
本当は、最近の10回のセッションの平均を取るものらしいです。
私の場合は、ごく15分程度の間にやった4回の数値を入れておきました。
4回目の2.6は良すぎますが、この数字は1回1回のセッションは大きくばらつくことがあるそうです。
その日の調子とかにも拠るのかも知れません。
長く録っていると上達が数字で見えてくるらしいです。
さらにこのアプリには Practiceモードというのがありまして、分析をした後に、今度は一定したストロークが出来るように練習をするためのモードです。
ただ、これをくっ付けていますと重さがあるぶん多少ストロークの感じが違いますので、練習は外してやった方が良いかなぁ、と私は思いました。
自分でもうすうす分かっては居ましたが、私のストロークはL字を使った方がいいんじゃないか?ぐらい、すごく強い方のアーク型ストロークですねぇ。
ブログタイトル通り、開いて閉じる、みたいな感じ。
それから、ボールをすごく左足寄りに置いていますからこれも自分でもある程度は予想できていましたが、インパクトではややクローズドのアングルになっているようです。
(余談ですが、私のショットの方はドライバーからウエッジまで全部、ボールをスタンスの左足かかとの内側の線上よりボール1個ぐらい右足寄りに置いて打っていまして、インパクト時にはオープンフェースでアーム・ローテーションを積極的に使って打つタイプみたいです。)
私のような、アークが強いタイプのストロークの場合、テンポなどあらゆる部分を一定にしないと、フェースアングルが一定しなくなってブレた場合にブレが大きくなる可能性が高いのであろうと分析します。
(全くの勝手な理解ですが) 理想的には、ストロークがストレートに近いほどエラーに対するフェール・セーフの許容範囲が広く、プレッシャーなどにも強いように思います。
私のようにアークが強いと、いざプレッシャーのかかった時にポカッと外す可能性が高まっちゃうんじゃないのか? なんて思ったりしました。
・・・が、私の場合いまさらながらもっと上を目指すためにパッティング・ストロークの大改造をやろうとまでは思いませんので、このままストロング・アーク・タイプのままでConsistencyを向上させる方向で練習していきたいと思います。(^^)
今回は、とりあえず触ってみるという感じで体験しましたが、フックラインやスライスラインで一体 (subconscious的に) ストロークに差は出るのだろうか? とか、また色々と試して行ってみたいと思っています。
20 件のコメント:
ストロークタイプの定義がイマイチ分からないので、私の印象だけでイメージしてみました。L字パターを使っていたプロって特徴ありますよね。トレビノ、クレンショーってL字の代表的なプロですが、彼らのストロークはフェースを返すイメージです。一方、二クラウスも長くL字を使ってましたが、私にはフェースを返さず、ストレートに引いてストレートにフォローするタイプに見えました。Strong Arcって、どんなストロークをする事なんでしょうか。
Zさんのコンシステンテシーは中々に素晴らしいですね。プロに近いんじゃないでしょうか。
私も一度は試したいと思いますが、半年前にもコメントしたと思うのですが、やはり全体にバランスが変わって、実態と違ってくるのかなと思う次第です。
trimetalさん、こんにちは。
ストローク・タイプはですね、ストローク中にパターが開いて閉じるパター・フェースの角度の幅を角度で表現しているそうです。
フォロースルーのどこまで角度を図っているのか私にも少し疑問ですが、私の感覚ではスライスラインの時にクローズする傾向が強くなったりとか、そういうのが数値で出ると面白いなぁと思ったりしてます。
後ですね、今回の私のテストは比較的遅めの7フィートぐらいのグリーンでやりましたので、
PGAのプロみたいにスティンプ11フィートぐらいの速いグリーンでテストしたら10フィートの距離のパットのストロークはもっと小さくなって、私の角度も11°まで行かないでもうちょっと小さい数字になるような気がします。
次回はもう少し速めのグリーン探してやってみます。
野球の記事をスキップしてました。
プーホルスが移ったんですね。おめでとうございます。
彼は、MLBでもA・ロッドに引けを取らないか、越える選手ですね。いやあ、一躍優勝候補になるんでしょうね。ところで、ピッチャーは大丈夫なんですか。ダルビッシュなんかを取ってくれると嬉しいけど、もうお金がないでしょうね。
すみません、後から入れましたので。(^^;
ピッチャーは、同じ日に5年$78MMでテキサスのエース、CJウイルソンを獲ったのですよ。
CJは、ローカルのオレンジカウンティーはファウンテンバレーの出身です。
これで、ジャレッド・ウィーバー、ダン・ヘイレン、CJウイルソンとローカルの若いトップノッチのピッチャーが3人、それにドミニカ出身のアービン・サンタナと4枚揃っていますので、ローテーションはあと一人です。
5番手はプレーオフでも使いませんし、以前シアトルにいたピニェイロってのも居まして、そんなに一所懸命探していませんです。
あとはブルペンの強化も必要ですね。
こんにちは。
やはり興味深いですね。こうなるとパターを替えてみて、パターの慣性で自分のストロークがどのように変わるのか?はたまた変わらないのか?とか逆の見方も出来そうです。距離感はグリッププレッシャーでも変わるはずなので、ストレートに判定されている方達はグリッププレッシャーが強くて、比較的短いストロークでパチンと打っているのかな~等とも思ったり。奥が深いですね。
まーさん、こんにちは。
(ganrefさんですよね?)
私、自分でもアークが入ったストロークなのは自覚して居ましたが、ここまで数値がかけ離れているとは、驚きました。
しかし、上のコメントにも書きましたように、遅いグリーンだとストローク幅も大きくなりますので、こんどちょっとも少し速いグリーン探してやって見ることにします。
この判定ですと私、ピンアンサーよりL字を使った方が全然合うよ、って判定なんですが、試してみるべきでしょうか?(笑)
Pujols移籍のニュース見て、うおーZさんトコだぁ~!
とまず最初に思ったのはナイショです(笑)
これはもうモノは試しでL字パター行っちゃいましょう(^^
とか勝手に薦めてはみるものの、
もし自分がStraightって出た場合にまたFacebalanceに戻れるかって言うと疑問・・・
でも客観的にパッティングのデータが見れて練習ができるっていいかも♪
PINGのデモデーにiPING持ってきますかね?冬の間に出かけてみようかな~
ひゃっぽさん、こんにちは。
・・・なんで内緒なんですか?(笑)
もうおとなしくボストンのファン止めて、カブスのファンになって下さい。(爆)
ウエイクも引退しちゃうでしょうし。
エプスタインと同じタイミングで、どうでしょう? 強くて楽しいチームになりますよー。
(ティムはね、実はあとヒューストンに勝てば全球団制覇なんですよ、ボストン含めて。でも再来年まで対戦ないしなぁ。)
ちょっとですね、ストロング・アーク型にしても度数が強すぎますので、速いグリーンでどのくらいの角度で出るか確認してみます。
同じ距離を打つのにストローク幅が小さくなるぶん、角度も小さくなるはずですよね。
ストロベリー・ファームのグリーンが今速いって聞きましたんで今週末ぐらいに、できたら。
もし忘れなかったらそんときついでに、持ってるミュアフィールドのL字パターを持って行って、測ってみます。
パター変える気はさらさら無いのですが、興味沸きますもんね。(^^)
Zさん、
Strong Arcについて理論的に考ますと、ストロークする時に変化するフェース角度は、その人のポテンシャルな数値であって、ストローク幅には依存しないと思ったのですが。
ただ、測定の仕方で一概に言えないのかも知れませんので、分かっていたら教えて下さい。
trimetalさん、
アプリのヘルプにあります解説には、
Stroke Type is a classification of your closing angle, which is the amount the putter face turns during the forward swing of the putting stroke.
Straight putting strokes have little face rotation, while arc strokes have more face rotation.
と書かれています。
弧の大きさっていいますか半径っていいますか、それはストローク幅に関わらず個々人のストロークに固有だと思いますが、パター・フェースの「オープン-クローズ」の差の角度っていうのはストローク幅に拠りますよね?
それを同じ10フィートのパットで比較してタイプ分けしようって言うことだと思うんですが、遅いグリーンだと長い距離打ったような感じにストローク幅が大きくなっちゃうかな、と思いまして。
PINGの研究によると、タイプにあったパターを使った方が、consistencyの数値が良くなるのだそうです。
私のデータぐらいアーク度が強いとL字パターを使った方が良さそうなんですけど、どうかなぁ。(笑)
こんにちは。
グーグルアカウントだとまーさんになってしまうganrefです。
アンサータイプはもともと中間的なものですから、比較的どんなストロークでも合うかと思います。L字、とくにグースが効いた物ならさほど違和感無くご使用できるかと。
正直フィルなんか見てると、L字だけどフェースローテーションを使っているようには見えず、ストレートトゥストレートの軌道に見えてしまいます。長さと構え方でストロークは相当違うだろうし、このあたり、興味は尽きない所ですね。
まーさん、
本当ですね、Philのストロークはストレートタイプだと思います。 一緒に練習しているデーブ・ペルツがそう書いていましたので。(^^)
一方、PINGの言う、タイプに合わせたパターだとconsistencyが良くなる、という研究結果が気になるところです。
もちろん個人差は出るのでしょうけれどね。
こんにちわ!
いつも、Zさんのブログはしっかり読んでますけど、
今回は、こんな感じでした。
『ふ~ん。。。?』 ← チンプンカンプンと訳す。
スノーマンさん、こんにちは。
こちらはですね、ジャイロ計と加速度計が内蔵されたiPodまたはiPhoneを使って遊べる計測器です。
PINGが考えた方法で測定しますと、パッティングのいろんな分析ができるんですね。
そんでもってどういう役に立つかといいますと、
1. どんなパターを使いなさい。
ってのが判るのと、
2. いつも同じに打てるように練習しなさい。
っていういわば当たり前のことを、数字で評価するから頑張ってみ?
ってことですね。
ご親切な、説明ありがとうございます。
でも、私には不向きだなぁ~。な~んて、iPhone持ってないから、使えないんだった。
今日、アレ届きました。ありがとうございます。
Have a happy holiday!
iPhoneいいですわー。
老眼にやさしいですー。(笑)
えっ?! もう老眼?
私は、まだ、まだ裸眼ですよぉ~!
私もまだ裸眼なのですけどね、blackberryのスクリーンはちっちゃすぎます。
老眼は進行中ですが、まだ今のところ日常生活でメガネが要ることは皆無ですー。(^^)
ご無沙汰しています。お元気でしょうか?
ついに、というかやっとパッティング練習するときが来たようで、Zさんの記事に行き当たりました。
ストレート軌道志向だと、やっぱフェースバランスがPingの推奨なんですね~。
yamacchiさん、こんにちは。
ご無沙汰してしまいまして申し訳ありません。
パッティングの記事はたくさんありますので、見ていただいてご参考になりましたら幸甚です。(^-^)
なにか気付いたこととかありましたら、是非教えて下さい。(^-^)
試してみますので!
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