爽快な打ち降ろしのティーショットが打てる18番ホールはものすごく気持ちが良いです。
こちらのコースはずっと以前にご紹介しております。
一時期、カリフォルニアの水不足とゴルフ人気の低迷で大打撃を受けてしまい、池も干上がったまま、バンカーにも砂が無くなり・・・っていう感じになっていたのと、グリーンフィーが割に合わず高い設定で・・・という感じで足が遠のいていました。
水不足はこの2-3年で解消し、今年に入ってのコロナウイルス特需であちらこちらのゴルフ場は満杯になり、こちらのグレン・アイビーも大幅にコースを改善していました。
バンカーには真っ白な砂が潤沢に入り、池の護岸はコンクリートできれいに仕上げられ、練習場にはソーラーパワー付きの屋根が設置され、といった具合です。
ゴルフ業界にとって喜ばしいことと思います。
ちょっと前のエントリーにも、”米国ゴルフ界は衰退気味でしたが、コロナウイルス禍下にあって好況を取り戻しつつあります。(^-^)” と書きましたが、まさにここもその一例です。
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さて、過去にも何度か雑談的なエントリーを書いていますが、今回も息抜き的に。
先だってお友だちのykさんのブログ、Linksloverに「イップス再発|若洲ゴルフリンクス」っていうエントリーで、久々にスイングの軽いイップスにかかってしまい、スイング始動が出来ず動けなくなったお話が書かれていました。
インパクトバッグを思い切り叩くことで解消なさったということで何よりでしたが、かくもゴルフというのは多分にメンタル面が強く作用するスポーツだというのは本当に実感いたします。
で、これまたゴルフのメンタル面で興味深かった友人のお話を。
もう 1年以上前になりますが、この友人が愛用していた 4番アイアンと 7番アイアンをなくしまして、使っていたのが 20年物の古いクラブでしたので、買い替えるか、ということになり、クラブ探しを手伝いました。
結局彼はテーラーメイドの M2 アイアンのセットの中古品を買いまして、それを使っていたのです。
しかし、一緒にラウンドするたびに、4番アイアンが上手く打てず、嘆いていました。
この友人は、フェアウエーウッドやハイブリッドは時々しか使わず、4番アイアンを打つのが好きなんですよね。
で、何度もがっくりしていたのを見ておりましたので、中古クラブの豊富なゴルフ屋さんに行くたびにチェックしたりしていましたのですが、何しろ年代物で見かけることがありませんでした。
ところがつい先日、eBayで都合よく状態の悪くない 4番アイアンがリストされているのを見つけまして、これは!と思い、本人に確認も入れず速攻でポチりました。
それがこちらの 4番アイアンです。↓
題記しておきました、Taylormade Firesole Tungsten 4-iron M-70 Bubbleshaft Titaniumというクラブです。
懐かしいですねー。
最大の特徴は、こちらの「バブルシャフト」です。
グリップのすぐ下の部分のシャフトがふっくらぷくっと膨らんでいるのが確認できますでしょうか?
このシャフト、当時すごく流行ったんですよねー。今にしてみるとちょっと謎ですが。(笑)
そして、低重心化を図って、ソールには比重がとても重いタングステンが埋め込まれています。
深いキャビティとか、確かによく設計されて技術を盛り込んで造られていたクラブでしたよね。懐かしいです。
こちらは、はるばるケンタッキーから送られてきました。(^-^)
良いクラブとは思いますが、いくらなんでも今どきのクラブの方が打ちやすいはず。
しかしこの友達は、めちゃくちゃ喜んでくれまして、オリジナルのまま残っていたグリップをゴルフショップに持って行って新しいものに付け替えて、ウキウキとこのクラブを使っています。
『もうほんとに全然違う!』とか言ってます。(笑)
いやー、良かった、良かった。
みんな そういうクラブありますよね。
ついでに、Taylormadeのウエブサイトのこのページがめちゃくちゃカッコ良くてノスタルジー感じられますので、ご紹介しておきます。↓
テーラーメイドのアイアン・レガシー
36年間のアイアン・パフォーマンスの再定義 (<-- 是非ともクリックしてご覧ください)
クリックで当該ページにリンクしてます。
1980年のケン・ベンチュリ・デザインから始まってますから、けっこう歴史が若いですね。
逆にその前に全盛だったスポルディングとかマグレガーとか、パワービルトとか、めっきり聞かなくなっちゃいましたねー。まだ業界でクラブは出してはいますが。
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