昨年の暮れに入手しましたSTARWARSのキャディバッグに合う良い感じのアイテムを見つけました。
ミレニアムファルコンがなかなか精巧にできていまして、重量感も多少ありまして、なかなか良いです。お気に入りです。
もう最近はクラブには買うものがなくなって来まして、こういうものを購入して気分を上げて行こうと思ったりしています。
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昨年のラウンドのデータの分析をして気が付いた点がありました。
1.まずは、パーオン率の低下とGIR時のパッティングの増加です。
コピーして持ってきて比べてみます。
2023年
Score Average: +5.3
Score Average: +5.3
Putts per Round: 29.80
(パーオン率は8.17/18ホールで、平均15.85パットでした。)
(ただし6/27/2023まで米国のデータ。以降は日本へ帰国後)
↓
2024年
Score Average: +9.4
Score Average: +9.4
Putts per Round: 30.72
(パーオン率は6.64/18ホールで、平均16.20パットでした。)
これはちょっと由々しき悪化です。
スコアで+4.1打/round、パーオン数で-1.53/18holes、ラウンドのパット数で+0.88打/round、パーオン時のパット数で+0.48打/holeも悪くなっていました。
1ラウンドあたりのバーディ数も悪化しています。
そりゃあそうのはず、パーオン時のパット数が+0.48打/holeも増えていましたので、ワンパットより3パットの方が多いということです。
2.Z版頑張り率 もう一つ顕著なのはこちらの指標の数値が低下したことです。
(ボギーオンでどれだけパーセーブできているか、という指標です。)
2023: 261/482 = 54.1% (59ラウンド)
2024: 142/308 = 46.1% (39ラウンド)
2023年後半の日本に戻ってきたばかりの時は、37.5%まで低下してしまっていました。
どんだけ対応できてないのよ?っていうことなのですが、技が多彩ではありませんので、経験値を積むのに時間がかかります。
この指標は、ラウンドのパット数(Putts per Round)にもダイレクトに影響します。
上記2点の改善が必要ですが、どういった取り組みをしてどう改善をしていくか、を考えていかねばなりません。
まだ方法論は見つけておりませんが、問題を整理してどの状況下で何を改善していくのか、というところですが、データから思い当たる問題点が、実はロングパット(LP)でもなく、ショートパット(SP)でもなく、ミドルレンジのパッティング(MP)です。
日本のゴルフコースには、2グリーンで個々のグリーンの大きさは小さいものが多く、直径で30yかそれより小さいものも少なくありません。したがって、15y以上のロングパットはあまり発生しません。
ポテトチップ型のうねっていて大きなグリーンのロングパットがスコアにとってはひとつのカギだったゴルフとはうって変わりました。
ロングパット(LP)が減って3パットが減少するかと思いきや、かえって増加しています。
自分では意外だったのですが、これは自信を持っていたはずのミドルレンジのパットで3パットをやらかす機会が増えているということになります。
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以上を鑑みまして、当面のあいだ取り組んでみたいと思っております内容が以下です。
A.ショートMP(1.2m〜3m)のカップイン率の改善
B.合わせてロングMP(3m〜9.6m)の3パット削減
3.クロ狙い2.3の改良
以前カリフォルニア時代に工程分析の手法を取り入れて、距離別に取り組んだ経験を活かしまして、状況を分けたいと思います。
A.と B.はどちらともミドルレンジのパットですが、4フィートから10フィート(1.2m〜3m)、10フィートから32フィート(3m〜9.6m)の二つの距離で分けて考えたいと思います。
理由は以下の通りです。
2008年ごろのちょっと古いデータですが、
ツアープロは、
3フィート(約91cm)で90%、6フィート(約1.8m)で50%、9フィート(約2.7m)が30%、12フィート(約3.6m)が20%、18フィート(約5.4m)で10%、30フィート(約9.1m)で5%、42フィート(約12.7m)でも約4%がカップインします。
一方のアマチュア(HDCP15-25)では、
3フィート(約91cm)で75%、6フィート(約1.8m)で25%、9フィート(約2.7m)が10%、12フィート(約3.6m)が5%、18フィート(約5.4m)で2%、30フィート(約9.1m)で1%、42フィート(約12.7m)では0.5%しかカップインしません。
パットの成功率はこのくらいになります。
(ツアー・プロは、かなり遠くても4-5%の確率でワンパットを決めてバーディを獲っていくのですよね。)
このデータを踏まえましても、そしてラウンドしている中での実感としましても、だいたい4フィート(約1.2m)ちょっと、私の指標で2歩(約1.4m)以下を個人的にはショートパット(SP)と認識しています。
ショートパットは、やや強めにショートしないように打っても、少し目標から左右にズレても入ってくれる確率が高く(横の下りのラインなどの例外はあるにはありますが)、パターフェースの向きにだけ気をつけて自信をもってストロークすれば問題なく80%以上はカップインしてくれる範囲とカテゴライズします。
(前提として、2歩以下のパットは読みが大きく外れていなければ基本入ることがほとんどだと感じていまして、ショートパットはどちらかというと得意としています。)
ーーー
そういう訳で、3パットの確率がそう高くはない(デジタル式のストロークのスピードの管理で打ち分けやすい)ミドルレンジのパット(MP)に今回焦点を絞ることにしました。
そのミドルレンジのパット(MP)のなかでも、
A. 3~10フィートの、ショートMP(1.2m〜3m)
ワンパットでカップインする確率が20~80%の範囲でいわゆるスコアを左右する要素が強い領域のパットをショートMP(1.2m〜3m)としました。
こちらは、ワンパットをどのくらい増やすことができるのか?という領域です。
B. 10~32フィートの、ロングMP(3~9.6m)
カップインする確率はほとんど5%以下で、徹底して2パットを目指し、外しても返しを比較的容易に決められるようにすべき領域のパットをロングMP(3~9.6m)としました。
こちらは、3パットを防ぎつつカップを脅かすようにストロークすべき領域です。
(これを超える LP(ロングパット)の領域では、ラグパットに徹して寄せに行きます。)
上り下りや、横のライン、尾根にあって判断が難しい場合や、高麗芝でカップ付近で芝目の影響が強い場合などの例外は一部あるかとは思いますが、こうして距離別にパットの目的意識を明確にすることによって、あらためてストロークのときにどこに重点を置くか、という使い訳をしていきたいと考えています。
昨年はどうやら領域 A.ではワンパットを逃し、領域 B.では不用意に、あるいは読み違えによって3パットを増やしてしまっていたようです。
具体的に、領域 A.、および領域 B.におきまして、どのような取り組みができるのかはこれから考えていきますが、少なくともストロークの重点には意識的に区別をつけて打っていきたいと思います。
3.クロ狙い2.3の改良についてですが、構想しておりますことは、基本的に打ち方そのものを改良するのではなく、状況別に合わせて狙い方やストロークの際の意識付けなど、特に砲台グリーン特有のボール位置の傾斜や、グリーンとの高低差 (←この二つは私が思っていた以上にカップへの寄り方に多大な影響があるようです。)を考慮した狙い方、そして構え方、クラブ選択を含めました打ち方を探ってみたいと思います。
(基本的にこれまでのクロ狙い2.3は58°のウエッジが中心で、上りの受けグリーンなど一部の条件で54°や50°を使っていましたが、今後はこれらでのトゥ打ちも含めまして、砲台グリーン用と冬芝用のアプローチを見直したいと思います。)
以前おととしになりますが「パーとボギーの境界線 (--> ハッスル・ゾーン(Hustle Zone))」という記事を書きました。
グリーン周りの10-30yというゾーンのことを指しますが、昨年はこのゾーンから3つもしくは4つかかってしまってスコアを崩す、ということが多々発生しました。
砲台を乗せきらず止まってしまうとか、冬芝で弾かれてシャンク気味にグリーン右に外れて転がり落ちるとか、バンカー越えでバンカーに入れてしまうとか、バンカー出るのに2回かかるとか、そういった、そもそも取り組み以前のミスも出ていたように思います。
やはり、ライに慣れる、距離が合う合わない以前のミスを徹底して減らす、グリーンの跳ね方に注意力を払い転がりを予想する、といったきめの細かい対応が足りていなかったように思いました。
何を対策して何が取り組みできるのか、いろいろと考えてみたいと思います。
2 件のコメント:
こんにちは。かわせみ!です。
緻密なパット分析は素晴らしいですね。
自分も3パット低減は毎年の課題ですが、パーオン率との兼ねいで増える傾向です。
まあ、自分の場合はそれよりもラウンド当り1回以上あるOBやペナルティの低減が先に来るのですが、Wさんの取組を見守って参考にしたいと思ってます。
かわせみ!さん、こんにちは。
取り組み内容はまだ決まっていませんが、いろいろ試行錯誤してみます。
とりあえず今思い当たることは、お椀を伏せた形のグリーンはポテトチップよりも厄介だということです。微妙に読みにくくちょっとした位置の違いによって逆側に切れたりしますので、見極めのコツが要りそう。
登って、マウンド越して、カップ過ぎて下り、なんていうシチュエーションにも出会いやすく、スルスルーっと行ってしまうと、高々4mから3パットになってしまったりしやすいようです。
まして、富士山からの傾斜がコース全体にかかっていて、その分の加算の読みがバチっとはまらないとカップインしませんし。
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