9/03/2008

グース・クリーク (ゴルフコース)


約3週間ぶりの18ホールのラウンド、入れ込みすぎが心配されるものの(笑)、非常にワクワクして行って来ました。
かねてから、いいコースだよ。って聞いていたグース・クリーク・ゴルフクラブです。

早朝6時50分のスタートを予約して4時半起き、Mira Lomaまで遠征です(車で50分ぐらい)。


Goose Creek Golf Course
http://www.golfgoosecreek.com/




噂にたがわず、フェアウエイが非常によく整備されていて綺麗なコースです。(^^)
全長はそれほど長くないのですが、短くてレイアウトの難しいパー4がいくつかあるためで、特にバックティーからですと長いホールはきっちりと長くて、決して易しくありません。

OB(ではなくて実際には赤杭でラテラルハザードになっていますが)も沢山あって、ホールによってはグリーン周りに手前のフェアウエイに食い込んで崖になっていたりして、日本のコースを髣髴とさせます。



ファエウエイのど真ん中に、大きなバンカーがしつらえてあるホールも2つほどありました。
短いホールも侮れません。

まぁその辺りがコースレートやスロープの数字に現れているのでしょうね。

グリーンは、かなりうねった大きなグリーンが多かったかな。ヤーデージブックによると長さが43ヤードもある3段グリーンもありましたしね。
速さは、「今日は普通。」ってゴルフ場の人が教えてくれましたが、練習グリーンでは、内内で7歩、中中で9歩、外外で12歩ぐらいでした。平らなところがなかなか見つからないんですが。


青色のバックティーから、コースレートは71.6、スロープは127。
パーは35・36の71です。

1 4 ◯ U①
2 3 - 18S
3 4  3BL
4 5 - 14AL-①
5 3 - U15
6 4 △ U13S-②
7 5 - 4S
8 4 △ 9S
9 3 - D13B

10 4 - S12A
11 3 ◯ US⑦
12 5 △ 4A
13 4 △ U11A
14 4 △ DS9A
15 4 △ 5A
16 3 △ 4B
17 5 - DS④
18 4 - D④

38(17)・40(15)= 78(32)


一緒に行った例のウィスコンシン出の友人が朝のドライビングレンジですごくいいボールを打っていたので、「今日は良さそうだなぁ。」と思っていたらスタートした途端にミスショット続きでガタガタに崩れてしまいました。
なんかね、知らない人とラウンドするのが実は苦手らしいです。(いつも9ホールではやっているんですけどね。)

当日一緒にラウンドする事になったMikeとKevinっていうお二人も感じのいいプレイヤーでして、プレッシャーを感じるほどのこともありませんでしたし。
私はここ初めてだったんですが、片方の人は近隣にある以前ご紹介しました、Empire Lakesゴルフコースに勤めているそうで、よく来るらしくてホールごとにレイアウトを説明してくださいました。
この方の情報と、当日プロショップでもらっておいたヤーデージ・ブックは本当に助かりました。

一緒に行った友人は13番の2打目を打った後、自分に腹を立ててブチ切れてしまい、その後はプレーしませんでした。
少し間をおいて何度か声かけたんですが、結局プレーせずじまい。
「あのまま続けても、(精神状態が)悪化する一方だからやらない方が賢明なんだ。」って言ってましたが私には皆目見当が付きません。(うちの奥さんは分かるような気がするって言ってますが。)
あんなの初めてだったからびっくりしましたよ。


私はといえば、初めて会った人とのラウンドも、ギャラリーが溜まっちゃって大勢に見られているティーショットも、緊張はしますがいつもかえって上手く行っちゃうことの方が多かったりします。(^^;
自分でそう思い込んでるだけかも知れませんけど、その方が都合がいいですからね。(^^)

1番ホールでは、友人に「こいつはね、いつも真ん中にスムーズに結構飛ばすんですよ。」とかちゃちゃを入れられながら(そんな訳無いんですよ、よく一緒にやってるんだから。(笑))打ったドライバーがフェアウエイ真ん中に飛んでくれまして、2打目は7番アイアンでピン左1歩に付いちゃいまして、バーディー・スタート。

「Believe me, I am not that good. I wish I would, but I know I am not. You guys will see it shortly. :-p」なんて、初めての人たちに弁解しながら始まりまして。
自分自身、バーディスタートには正直あまりいい思い出は無いんですよね。(笑)
(でもこの日は3パットもなく、悪い事起きませんでした。良かった。(笑))


そうです。今日は3パットなし、OB無し。(^^)
レイアウトから見て、そう来るとは思いませんでしたけど、運良く全然ボール無くなりませんでした。(^^)

3番もフェアウエイのいい位置だったんですが、ディボット跡に埋まっていまして、上手く打てなかったんですよね。で、3打目もグリーン外しまして、
4打目D-Chopが3歩残してしまい、外してダボ。

11番までに8ホールでパーオンは上出来でした。
11番は184yのパー3でピンは奥、195yぐらい見て打ったんですがフック目に入りました。ところがグリー上左側奥の高ーいマウンド部分にささり、カップの方向にするするーっと降りて7歩に寄る大ラッキー。登りのスライスラインがボコンと入ってラッキー重ねのいんちきバーディー獲りました。(笑)

12番以降は逆にパーオンなし。
少しダフリとかのミスショットが出だしたのと、それと425y前後のパー4が
2つとか220yのパー3とかが続くので普通にパーオンが難しいって言うのもありまして、それなのに今日はD-Chopが炸裂してくれない!(T_T)
14番の短いパー4もホールの罠に嵌っちゃいましたし。
ここの5連続ボギーはホントに我慢のしどころでした。

17番パー5でもパーオンを外し、D-Chopで残したのがダウンヒルでサイドヒルの難しい4歩。
このパーパットが入ってくれました。(^^)

18番は、最初から3オン狙いです。ボギーでも上出来。
このホールは466ヤードもあるパー4で、しかも右に大きな池がグリーンまで続いています。
ティーショットを完璧に配置してmaxの飛距離で打ったとしても、2打目は池越えの180-200yが残ります。



これは難しいでしょう、いくらなんでも。 ドライバーの落としどころも広くは無いですし。
(これがせめて左側に池であったなら、私の球筋には危険ではあるものの、まだ攻めようがあります。右に曲がっていくのは厳しい。)

しかし分からないものですね。ティーショットはそこそこに左に短めのショット、池を回り込んで6番Iで刻んでいって85y残していた3打目がこの日のベストショットになりました。(^^)
SLJで打ってグリーン手前に1バウンスさせてグリーンに乗せたボールは
4歩で真っ直ぐの登りに付きました。
こんなホールでパーが来るとは。

ホントに厳しく楽しいラウンドでした。(^^)




***

ホールアウトした後にカートリターンのところでコースの人に聞いたんですが、「ここのグリーンは6カップ曲がると思ったら3カップで打つんだよ。」ってことでした。
どうりでA残しが多い訳だよ。
芝の種類なんでしょうね、きっと。

「芝目(grain)が池(lake)の方に向いてるかと思ったら、違ったでしょ?」とも言ってました。

ええ、ええ。曲がる方向、まるっきり逆に読んでいたホールがいくつあったことか。
びっくりしましたがな。
ボールが高い方に坂を上って曲がっていくようにしか見えませんでしたよ。

3パットしなかったのが不思議ぐらいですが、この日のグリーンには私の距離感がぴったりだったんですよね、運良く。

パットの距離感に不安がないラウンドは楽しいですよね、ホントに。(^^)
いつもこうだと嬉しいんだけどなー。そんなわけ無いんだよなー。(笑)



2連続ラウンド 3パット無しは、ちょっと驚異的です。(笑)
もっと易しいグリーンでいくらでも3パットしちゃうのに。(^_-)


8/31/2008

生命線(Life Line)を使おう


亀人さんのコメントを見て、特効薬を思い出しましたのでupします。
OKUさん、やりたいんですけど青木スタイル私には出来ないんです。(笑)


またもやデーブ・ペルツです。
余談ですが、私はこの人のゴルフに対するアプローチ(取り組み方)がとても好きです。


今回はパターのグリップのおすすめです。
(私、ゴルフマガシン誌を定期購読しています。)

パターのグリップについては、一般的には下のリンク先にもありますようにクロスハンドとか色々なグリップの紹介はされますし、ペンデュラム式/ショルダー式などの構え方なども紹介されますね。

パッティング基本 - グリップとストローク

でも、今回の「Life Line」グリップのような説明はそれまで見たことがありませんでした。


記事はここ(ウエブサイト)にもあるのですが、「左手の生命線を使え!」という内容です。

Dave Pelz's Putting Tips

3つ左に引っ張って外し、今度は右に2つ押し出して外した。とかいう風な(特に2mぐらいの)パッティングが安定しない人はこのグリップを試しましょう。となっています。


リンク先を読んでいただければよく分かっちゃうんですが、実感・雑感含めてご紹介しますね。


パターのグリップが、左手の生命線に沿うようにパームで握り、手首を小指側に折るようにしてパターを上から釣るような形、パターのシャフトが前腕と直線になるように握るグリップを生命線(Life Line)グリップと呼びます。

通常のアイアンやドライバーを握るグリップは、パワーを伝えるには非常に適しているのですが、これをパターのグリップに使った場合、ストロークがスムーズに行かなくて押し出したり引っ張ったりしてしまうんですね。


リンクの写真をみましょう。


握り方



左手がよく見えるようにアドレスした写真(デーブ・ペルツ)



いずれも左が普通のアイアンと同じグリップ、右が生命線(Life Line)グリップです。


このグリップは、リストの動きを最小限に抑えることが出来るのが最大の特徴で、またパターを釣るようにして構えられるためラインが出しやすく、前腕と一体化してされて自然なリストの動きを作ってくれるため、パターをスムーズにストロークできるようになります。


例えば鉛筆を指で握った場合は手や手首をどんな方向にも自由に動かすことが出来るが、鉛筆を生命線に沿って握り前腕と直線になるように手首を小指側に曲げると手はロックされ動きが制限されます。と解説されています。

鉛筆持って写真とってみました。(笑)



ロックされるとは言っても、(書かれていませんが)グリップはゆるくゆったり握った方がいいのでしょうね。
鉛筆が細いので力入っているかに見えてしまいます。(^^;

私はひょんなことから知らないうちにこれに近いグリップで生命線に沿って握っていたんですが、これを読んでさらにもう少し小指側にロックしてもいいかも知れないな、と思いました。

当時パターを、35インチから34インチにシャフトカットしてもらったんですよね。(後に間違いが判明します。)
33インチのパターも試しました。
私は前傾が深めなので、短めの33インチのパターは、非常にしっくり握れたんですよ。いい感じしたんです。
鉛も増やして貼って、バランスも違和感ないように調整しまして。

ところがですねー、右に左に外すんです。特にショートパットを。
自分ではいい感じにスムーズにストローク出来ているのに。

なんかわかんないけど自分には握りやすい33インチより34インチの方が合いそうだ、って思っていたんです。

で、今使用中のパターなんですが、おととしこれに変えてしてからすごく距離感のフィーリングが出るようになりましたし、ショートパットも(外しはしますが)割合に引っ掛けたり押し出したりしにくくなりました。(それまで使っていた34インチのパター(現在日本に置き去り)と全く同じピンのオールド・アンサーです。)

ところがですね、同じくシャフトカットしてもらって34インチにしてもらったと思い込んでいたら、実は35インチでした。(驚)

で、35インチですとパターの長さのせいで、グリーン面に自然なソールをするとシャフトが立って、手首を小指側に曲げてグリップしないともてなかったんですね。

そんなこんだで、この記事を読む前にこの形に近いグリップを使っていたのです。
そして理由は分からずに、持ちにくいけど結果はいいなぁー?!と思っていた訳なんですよ。

私同様、すでに知らず知らずにこれに近い形で実践されていた方も多くいらっしゃるかと思います。(^^)


でも、メカニズムを理解することによって、よりスムーズなより正確なストロークを目指して「Life Line」グリップをあらためて意識して作り直してみるのもいいんじゃないかなと感じました。

感覚としてしっくりくるグリップが駄目で、窮屈なグリップが意外に好結果出ていたので??だったんですが、メカニズムが分かったのと、ペルツお墨付きの説明があったので納得です。



手相のことは、Palm Readingと言います。
米国でもけっこう普及してるんですよね。(笑)




***

ペルツ曰く、「ベン・ホーガンやバイロン・ネルソンなどの古いフィルムを見るとかなりリストを使ったパッティングに見えるかもしれないが、これは、当時のグリーンはスティンプメーターで5フィートとか7フィートといった速さだったからです。」ということらしいです。

最近のトーナメントのセッティングでは、10-12フィートが主流で、パワーは必要ないがスピードに対して正確なタッチが必要なのだそうです。

(スピードというのは、ボールの転がりのスピードのことで、米国英語でいうところの距離感の事です。)


そうすると我々が行くゴルフコースでは、両方アリってことですかね?10とか12フィートとかはほとんど無いもんなぁ。


8/29/2008

ゴルフスイング-4


今までブログにアップしてきましたいろんなショットを実践して動画を撮ってみました。
以前upしました8月10日日曜日の早朝にドライビングレンジで撮影した腰のドリルと同じ時に撮ったものです。


まずは、 D-Chop

詳しくは、過去の記事に書いてあるのですが、これはグリーン周りからグリーン上を転がす距離がある時に使う転がしショットです。クラブは人によるのですが私の場合47度ロフトのPWで打ちますと、パターと同じ距離感で打つことが出来ます。
低くキャリーして、それからグリーン上を転がっていきます。


ボールの後ろから、グリーン上のラインを良く見て、目標を決めます。
クラブを少し釣るような感じで軽く肘を曲げています。
私はパターで肘を曲げるものですから、同じように。
あまり短く持っていません。ロングパットと同じようになるべく背を高くスタンス幅を狭く構える方が距離感が掴みやすいです。

もっとよく練習した後にはボールがワンバウンド目をする位置をびしっと狙うべきだろうとは思いますが(← D-Chopの追記参照方。)、今の段階では(もしかするとよく練習した後にも)ピンまでのアバウトな距離感覚の方を大事にして打った方が寄ると思います。

このショットは20歩ぐらいを想定しました。
目の前にグリーンが無いのにあるかのような想像をしてやっておりますので、ちとやりにくい面がありましたのは否めません。(笑)
ボールのキャリー具合から言って、グリーン周りの4-5m、もうちょっとグリーンエッジから距離があっても使えるショットです。
ただし、グリーン上で転がることが出来る距離は必要です。
この動画では、グリーンがありませんのでボールは転がってませんが。

ちなみに私の背中が丸まって見えるのは、それが私にとって自然で楽チンだからでして、青木功の大ファンだからです。(笑)



次は ノックダウン・ショット

だいたい9時までのテークバックで打ちます。
ボールは2個分ぐらい右、右足前に近い方にセットしますが、上から打ち込みません。
このショットは6Iを使っていますが、1インチほどグリップを短く持ち、8Iの長さにします。
オープンスタンスは、8Iのとき程度のオープンに。

フォロースルーは低く、リストを返さないように振って、3時まで。
テンポに気を付けて振って、向かい風の中を進んで行かせるため加速し過ぎて余計なスピンをかけないようにします。パンチショットとちょっと違う点ですね。


私は6I(ロフト31度、長さ37.5インチ)のフルショットで約160y打ちますが、このショットは約140yです。
ロフト39度、長さ36.5インチの8Iの風が無いときのフルショットとほぼ同じ距離ですね。

このショットは私は過去に勘違いをしてパンチショットを打って逆にかえって風に煽られてしまったりしていました。(笑)

このショットは、風があろうと無かろうとグリーン手前が花道で空いている時に使いやすいショットですが、実はバンカー越えで使っても全然問題ありません。向かい風ならなおさらに。(^^)




***

もうひとつ、 SLJ(サミュエルLジャクソン)です。
名前付けりゃいいってもんじゃないんですが。(笑)

動画ではそう見えないかもしれませんが、イメージの中ではパターの延長で、体のアクションを少し加えて打っています。(詳しくはショートゲーム・カテゴリーの過去ログの記事をご参照下さい。)
使用クラブは、54度のウエッジで、50yぐらいを想定して打っています。


実は、逆オーバーラップグリップにはしていません。

ランの距離は、グリーンの硬さや傾斜、風などに拠りますが、5-10yってとこです。スピンかけないですけど、それほど転がりません。

ターフをあまり取らない分、打ち込むショットほどには芝の種類の影響とかフェアウエイの硬さの影響とかを受けにくいので、距離感が出しやすいショットです。距離感自体もロングパットのイメージです。


詳しくはこちらの記事でどうぞ。→ サミュエルL.ジャクソン