11/27/2008
スコアに対する考え方 -1
これはあくまでも、私自身の今現在までの考え方と言うことでして、これが正しいとか、他の方にお勧めするとか言うようなつもりは全くありません。
でも、ちょっと整理して置きがてら、記事に書いておくことにしました。
私のハンディキャップ・インデックスは(USGAはホームコース作れとか又はグループに入れとかいろいろ制約があって難しいのでSCGCに登録しました。)目下6.5ですが、持てる技とか、ゴルフの上手さ的な、実力的にはハンディキャップ12ぐらいのゴルフのように自分では感じています。正直なところ。
(追記: 後にグループに加入し、SCGA(USGA)に無事加入できました。)
約10年前、日本でホーム持って競技に参加していた頃そのくらいのハンディだったんですが、道具もミュアフィールドのアイアンでしたし、ユーティリティーは持って無かったし、今より飛んでいましたし、その頃に比べて基本的にはあんまり上手くはなってないような気がするからです。
でも、あの頃よりも酷いミスやトータルのスコアが減った自覚はあります。
コース的には米国の方が距離が長くてタフなコースが多いと感じますが、日本にも長いコースはちゃんとありますよね。
OBの多いタフなコースは日本の方が多いですけど、米国にもOBの多いコースや、フェアウエーの狭いコースはあります。
まず言えますのは、練習量が少ないということ。今でも多くは無いです。
プロに習ったことも一度も無い自己流でやってきました。歴は長くてパーシモンの頃から20数年間もやってますけど、ハンディが減るには時間かかってます。100切るのは比較的もたつきませんでしたけど、80切るにはすごい時間かかりました。
スコアにこだわらない練習ラウンドもしますが、常にスコアをどう減らそうか考えてます。
ショットやスイングの美しさにはこだわりませんが、基本を大切にしたいとは思っています。
(私の個人的な整理整頓メモですが、ハンディが12-24ぐらいの方にはスコアアップの参考になるものが、もしかしたら、ある‘かも’知れません。)
以前記事中やコメント欄に書いたこともいくつか重複するかと思います。
逆に、「それは違うよ」とか、「こういうのどぉ?」とかのご指摘は大歓迎いたします。m(__)m
あつかましくって、すみません。(^^;
では、以降メモ。
(下手の恥を晒すようでちと恥ずかしいのですが。)
1. 道具に頼る。(笑)
ユーティリティー・クラブは、フェアウエーウッドが苦手だった私にとって、幸せの福音でした。(←ちょっと大げさ?(笑))
横浜ゴムが一世を風靡したピンクのタラコ・アイアンを出した頃から存在は気になっていたんですが、最初に買ってみたのはつい4-5年前、テイラーメードのRescue Midというクラブです。
今はRescue Dualというクラブの2番と4番を使っています。
カートリッジの手前側をうんと重くしてトゥ側も少し重くしてます。
ちなみに、アイアンと同じ感覚で打てるようにシャフトはスチールのダイナミック・ゴールドです。
自分にとって打ちやすいクラブを見つけると言うことは、間違いなくスコアを減らしてくれますね。見つけるのが意外に難しいんですが。
以前記事にしましたが、100y以下の距離の打ち分けもクラブに頼ったりしてます。ウエッジ今は4本です。一時5本使ってました。
これも10年前にはやっていませんでした。
ドライバーが調子いい日にアイアンの調子が悪く、アイアンが調子いい日にはドライバーがおかしい、なんていうことがある方は、ドライバーのスペックをアイアンと同じ感覚で振れるようにカスタムフィットしてもらうのもひとつの手です。多少飛距離の犠牲は必要かも知れませんけど。
2. 練習内容を絞る
これも以前一部を記事内容にしました。
多彩なショットを身に付けたい気持ちも無くは無いんですが、その前に普通のフルショットもちゃんと打てて無いじゃん?!って事情がありまして、なるべくシンプルになるように工夫しています。
ドライバーを、アイアンと同じ感覚で打てる仕様にカスタムフィットするのもそのひとつ。
8番アイアンとかPWを打っていれば、全部のクラブの練習をしていることになるだろう、というのが理想です。
アイアンの距離の打ち分けは、しません。各クラブの距離に頼るだけ。
練習するのは、フルショット、3/4(スリークォーター)、それにたまに1/2(ハーフ)ショット、ぐらいです。
それも、大抵8番かPWの3/4(スリークォーター)ショットがほとんどの練習時間を占めます。
インテンショナル・フック、スライスもたまにレンジで練習してますが、セットアップを変えるだけでスイングは変えませんので、それ程沢山は練習しません。コースでの使用頻度も多くは無いですし。
他のクラブの練習が必要ないと思っているわけでは無いのですけど、少ない練習量で、どうやって安定したスイングを作ろうか、というやり方で取り組んでいます。
その代わり、ドライビングレンジであっても、pre-shotルーティーンは1球1球欠かさずにやります。
3. システムをシンプル化する。
1.で、120y、100y、80y、60yと、距離の方にあわせてウエッジのロフトを調節したのもその一環なんですが、なるべくシンプルにすることに重点を置いています。
以前ご紹介しましたノックダウン・ショットを打つ際にも、6Iを1インチ短く握って8Iの長さにし、8Iのスタンスを取って、9時-3時(実際には9時半-3時半ぐらい)のスイングで8Iの距離を打つ、といった風に簡略化しておけば、7Iで9Iの長さ・スタンスで9Iの距離、とか、8IでPWの長さ・スタンスでPWの距離、とか、練習しなくても応用して使うことが簡単です。
アイアンは元々、各番手で半インチずつ長さが違っていて、ロフト角も約4度ずつ、ライ角も約0.5度ずつの差でリニアに流れるようになっています。
この間方向指示ティーの記事で触れました、グリーン周りでD-Chopを打つときのPWの構え方も同様の発想で、パターに長さをあわせて半インチ短く握り、パターのスタンスで構えます。
ロングパットのつもりで打つアプローチ・ショットですので。
バンカーショットの飛距離もシステム化したいのですが、今はいろんなアゴの形態や深さ、砂の質の違うバンカーの違いに対応して出すだけで精一杯です。
フェースを開く角度やスタンスの開く角度、違う番手の使用などで距離を変える工夫はしていますが、いまいっちょシンプルなシステムがまだ具現化していません。
4. 現在持てる技量の範囲でスコアを作る。
上手い人のゴルフを見ますと、コースマネジメントとかが本当にしっかりしていて感心させられますが、私も下手なりにマネジメントをしっかりやって、スコアを作ろうとしています。
自分のミスの傾向を把握し、ミスショットを含めた最大公約数で狙う方法・場所・弾道、使うスイング・クラブなどを考慮します。
例としては、バンカーが苦手なら絶対入れないようにするとか、上げるアプローチが苦手ならバンカー越えをなるべく残さないとか、ダウンヒルのアプローチは極力避けるとか、まぁそういう組み立てのことです。(←これ全部私の例です。)
その日に出る球筋も、日によって違いますので(なんでだろ?)、それによっても攻め方を調整します。
ショットが調子悪い日は、ドライバーもアイアンも両方いっぺんに調子悪いですので、例えばそういう日の組み立ては大きく変わって来ちゃいます。徹底して刻むとか。
ミスショットするなら、弾道が予定より低くなってしまうミスの方がダフるより全然いいですね。ランも出ますし、スピンもかかりますし、結果オーライになることも少なくありません。
一方、ウエッジでブレードショットしてしまうのは最悪です。私は朝早くにこのミスが多いのですが。
最近はレイアウトで許される限り、長めのクラブでハーフショットなり、8時-4時なりでバンプ&ランとかで打つようにして(つまり小さいスイングで打つのでミスヒットしてトップとかしても大きくぶっ飛んだり、軽くダフってもザックリはしない)、大怪我を防ぐようにしています。
スタートの短いパー5とかを3打めウエッジでHR打ってOBとか、がっくりするにもほどがありますので。(笑)
なんだろう?
もっといいスコアで上がれそうなはずなのに。っていつも思います。
もうちょっとやり方があるんじゃないだろか?
スコアに対する考え方の項目はまだまだ続きます。(^^;
11/25/2008
パッティング動画1-2
前回のパター動画2つの続きです。
私はパター練習する時、ボールを2つとか3つとかでやるのですが、並べといてそれぞれを打つのではなく、同じ位置にボールを置き直して打つようにしています。世界のアオキがそうしろって言ってたからです。(^^)
3つめは約8m(11歩半)のパットです。
ここも、11歩半というより13歩か14歩ぐらいの強さで打たないと、という状況です。
ただしこれは撮影のし方が全然ダメ、失敗でした。カメラもグリーンのカラーあたりに置いていましたので、セットする時にグリーンの傾きに沿ってしまいました。(x_x;
前回upした2つを撮った後、カメラの向きをその場でほいっと変えて撮っちゃったんですよね。
本当でしたら、後方に映っていますフェンスの縦線が垂直に近いですので、それに合わせてカメラを調節しないといけませんでした。
目標の旗が傾いてしまっているので、余計に錯覚してこれに合わせてしまいました。(^^;
このため、目の真下からボール3つ分ぐらい離れて後ろ体重で構えているように見えてしまいますが、実際には目の真下からボール半個分ぐらいです。
そういう訳でかなりの登りにも関わらずグググーっと右に切れるラインです。そういう風に見え無いんですが。(^^;
右に押し出してしまうミスをしないように、カップ左、後方に見える椰子の木ぐらいの方向の目標に向かって、極端に言いますと、被せ気味に打っていく気持ちの出ているパッティングです。
それが、2球目のボールを打つ直前のワッグル動作でパターヘッドのトゥ側をぐっと押し込むような動きに現れています。
これは本人は完全に無意識の動作でした。(^^;
このパットはオープンスタンスにはなっていませんでしたね。むしろ両かかとの位置で言えば気持ちクローズドぐらいな感じです。(本人はあくまでも意識しておらず、目標(スパット)に対してスクエアスタンスのつもりで居ました。)
時にこういうきつい傾斜の横のラインは打ちすぎると返しが難しくなってしまいます。
カップから30cm以内に付けられるのでなければ、できれば普段は入れに行かずにBS気味に打って、なるべく真っ直ぐに近い登りのラインを残したいところです。
今回の場合、1球目も2球目もライン取りがちょっとA気味です。
こういうラインは登っているというのに、曲がった後は下りに転じてしまいますので、余計に難しいです。
下手にBS気味が過ぎますと、つつーっと右にどんどん下がって行ってしまって大ショート、長いセカンドパットを残しかねませんのでホントに難しいです。
次は、約10m(14歩)の距離。
ちょっと場所を変えました。
このグリーンはスムーズで、なかなかいいグリーンです。Heartwell (タイガーが3、4歳の頃通っていたパー3が18Hのコースです)の練習グリーンです。
大体、内-内の強さで7歩ぐらいでしょうか。
この動画もすみません、カメラ傾いていますね。
グリーン上の旗、特に両脇の2本とは垂直に合っているんですが、これが間違いでした。
後方の照明灯や木が左に傾いています。{汗}
だからですね、画面ではパッと見フックラインなのに、ボールは右へ曲がっていくんですよ。
この類の錯覚によるミスを、私はコースでもやっているんじゃないだろうか?って思ったりしました。(^^;
画面上では、かなり後ろ体重で立っているように見えますが、これはカメラの傾きのせいです。
このグリーンぐらいの速さでの10m(14歩)は、私はけっこう好きな距離です。ボコボコ入るわけではありませんが。(^^)
1球目は、BSに50cm程度ショート。まずまずです。14歩はアグレッシブに入れに行く距離ではありませんので。
先般までの3つの動画のグリーンと違い、小さい振り幅で距離感を出せます。転がりがいいですからね。
2球目も同じ位置からです。
目印も同じで、直後ですから距離感も修正して、ラインも同じで打っていきます。
10cmぐらいのショート。上出来です。
1球目は、若干スピードが足りなかったため、早めにブレイクして、2球目よりも多めに右に行きました。
それと、2球目の方が転がり出しがスムーズなのは、どうやらボールを打つ位置が少しだけ上だったようです。
1球目がぽこぽこっと撥ねたのは、多分松葉です。
(ここの松葉は、日本の松葉ほど強くありません。葉っぱも薄くて、日本の松葉のような大きな影響はありません。余談ですが、アメリカの松葉には、2つ股では無くて3つ股の松葉なんかもポピュラーにありまして、3本とも長くて30cmぐらいあったりして、けっこうびっくりします。)
両方スライスラインでしたので、フックラインもおまけに。
(私は実のところ、フックラインの方が好きです。(^^))
距離はやはり10m(14歩)です。
これはね、カップインしてません。(笑)
11/22/2008
方向指示ティー
今回はですねー、なかなかいいもの作りました。
(とか言うほどの大した工作では無いんですが。(^^;)
これです。↓
長い方が、私がドライバーで使う長さ(っていうか、460cc時代のスタンダードですね)の2インチ3/4、短い方は昔パーシモンの頃スタンダードだった2インチの白いティーです。
ヘッドを平らに削り、板磁石を丸く切って貼り付けてあるだけです。
で、まぁ昔からよく知られているようにこうやって貼り付けて使うんですが、
まずはウエッジ。
長い方を付けてます。
フェースが本当に向いている方向を右脳に意識させてあげるために視覚化しています。
そんなの前から当たり前じゃん。って思うんですが、実際にくっ付けて立体的に視点を変えてみると、「へぇ、こういうことになってんの?」とあらためて思うことも色々と。
こっちは、短い方をパターに付けてます。
これはですね、この間ゴルフ雑誌のレッスンプロの推奨していた練習法にあったんですが、この状態でボールを打つんです。
(雑誌には接着剤でくっ付けてあったんですが。)
ちょうどこのパターですと、ニッケル素材なのでぴとっとくっ付きますので、写真はいつものピン・アンサーと違うパターです。
このシビアな状況(ティーの先)でボールを打つ練習しますと、芯で打つパッティングの練習に格段に効果的だとかって説明でした。
実際、この場合は磁石で付いていますので、もっとシビアになります。ちょっと曲がって当たるとポロっと取れちゃいますし。
ちなみにですが、このパターは、ティアードロップ社のTD21というモデルのパターでして、ほんの一時期、フレディ・カプルスが使っていたんですね。そん時にミーハー心を発揮して買ってみたパターです。(笑)
カプルスといえば、いつもオールド・ピン・アンサーを愛用している人でして、白いラインを3本引いていたんですが、そんなラインの引き方も真似したりしていました。(^^;
ティア・ドロップ社のパターは、実はフェースが縦にバルジがつけてあって局面になってます。ミルド・ラインも水平に入っていましてね。
ハンドファースト気味にヒットしたり、アッパー気味にヒットしたり、とロフト角が多少inconsistentなヒットをしても、パターが修正してくれて結果はconsistentになるという、ありがたい(昔のパーシモン・ドライバーのような)パターです。
どうしてもっと普及しなかったんだろう?
これは余談ですが。
で、ですね、もういっかいウエッジの写真。↓
これは、いつも打つ時の位置にウエッジをスクエアに構えてスタンスしまして、目の位置から写真を撮り、拡大したものです。
ですから、シャフトが左から右に斜めに写ってますね。ハンドファーストに構えていますので。
くっ付いているティーは短い方のやつなんですが、やや飛球線より右を向いて見えますね。
でも、スコアラインは飛球線に直角に構えていますので、確実に飛球線上に向いているはずです。しかしながら、飛球線上の仰角分、斜めに上を向いていますので、私の目の位置/ラインがボールの飛球線上に無い限り、真っ直ぐ左に向いて見えない訳です。
私の目はボールの飛球線上より体寄りの位置にありますので、その分、写真上のティーは真左じゃなくって、ちょっと写真でいう上方向、飛球線からいうと右方向を向いて見えちゃうんですね。
ティーが曲がって付いているわけじゃないんです。
そんなことも踏まえまして、今度はこの写真を見ていただきたいのですが、↓
これは、47度のPWです。
ヒール側がちょっと浮いています。
「D-Chop」を打つ時に、シャフトをパターと同等の長さに短く持ちまして同等の角度にし、パターのスタンスを取ります。
この時には当然、短く持ってパターの位置に立っている分、ヒール側は浮きます。
ヒールを浮かせて吊るように持ち、トゥ寄りで打ってダフリを防ぐ打ち方がありますが、あれとは違う目的でヒールが浮いている訳です。
そして、目の位置をボールの飛球線上に持って来ます。まぁつまりパターと一緒です。
目の位置がボールの飛球線上ですから、ティーは真左を向くのが正しいフェース向きになる、ということを表した写真です。
ヒール側が浮いていますので、スコアラインはあたかも左を向いているように見えるのですが左には向いて‘いない’のです。
ちょっと錯覚しますでしょう?
まぁ、そんなこんなを練習する小道具を作ってみましたよ、という試みでした。(^^;
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→ 「D-Chopにおける注意点」
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