12/05/2008

パット数40%!の法則



パッティングは、全スコアの約40%を占めます。

ちょっと気が付いたんですが、これはほとんどのレベルで当てはまる比率では無いでしょうか。
(と、言い切ってみる。(笑))


スコアに対する考え方 -3 (パター編その2)という記事に、PGATour.comのリンクを2つ貼ってありますが、ここのスタッツを使ってこういう計算をしてみます。


PGAツアーのトップ中のトッププロは、年間の平均スコアが(パー72換算で)、大体70-71でまわります。↓
PGATour.comのリンク(2008 Scoring Average)

平均スコアが71を切っていれば、ランキングで70位以内ですね。


そして、パット数/ラウンドの方は、大体28-29。↓
PGATour.comのリンク(2008 Putts per Round)

平均パット数が29を切っていれば、ランキングで60位以内です。


ということは、「28/70 = 40.00%」 ~ 「29/71 = 40.85%」、
真ん中とって、「28.5/70.5 = 40.43%」、という数字になります。


さて一方、平均スコアが100のアベレージプレイヤーが40パットした場合に、ちょうど40%です。

平均スコアが90のプレイヤーなら平均が毎ホール2パット相当の36パットで、ちょうど40%。

平均スコアが80のシングル・プレイヤー(たぶんハンディキャップで6-8ぐらい?)が、良い日も悪い日もを全部平均して32パットで上がれるとして、ちょうど40%です。

もちろんトッププロのラウンドするグリーンのコンディションは、もっとずっと速くてアンジュレーションがきつくて難しいのは百も承知で、みんなそれぞれに合ったレベルのそれぞれのコンディションでプレーしていることを前提にしています。


ね、言い切っちゃいましたが、大体どのレベルにも当てはまっていると思いませんか? 40%
もちろん、個人差は出るとは思いますが。

これが前置きです。(笑)



そういう訳で、以前コメントかどこかにも書いたんですが、スコアの実に40%を占めるパッティング。
すべからくは、あらゆるショットの40%を打つパターに、少なくとも全クラブに使う金額に対して40%の金額をパターにつぎ込んでも罰は当たらない、とあらためて思ったりしちゃった訳なんです。(笑)


スコアに対する考え方 -3 (パター編その2)という記事に、取ってみたデータを書きましたが、実は結構ショックを受けました。(x_x;

平均のパット数が、33.53パット/ラウンドで、平均スコアが+9.3ということは(パー72換算にすると)、
33.53/81.3 = 41.24%!!

げげっ!
40%よりずいぶん上回ってるじゃない!(x_x)


・・・パッティング、大好きなのに。(T_T)
どちらかと言うとパットは得意だと思っていたのに。

実は私のウィークポイントのひとつだったとは!!(x_x)


まぁ今、デジタルパットの取り組み中なので(今で7ヵ月半ですか)、よくなって来てるとは思うんですよ。
もう少しの頑張りだと。(^^;


冬のボーナスも近付いてきましたし。
(↑これはただのこじつけですが。(笑))
masan72pt。さんのブログも拝見していて、これは1本欲しいぞ、と思いまして。(^^;



いつもお世話になっているショップのオーナー、グレンさんからKARSTEN CO.のANSERパターを購入しました。
オリジナルグリップが現存していないので、少し割安です。
(コレクション目的でない私には好都合。(^_-))


画像をクリックで拡大します。


有名なスコッツデール・アンサーはちょっといいものが見つからないと言うか、みつかっても手が出ないといいますか、ちょと無理ですので、
もしKARSTEN CO.のデールヘッドのいいのがあったら是非欲しいなぁー、と思っていましたものが、ついに入手できました。(^^)

キャビティ形状は、平底(Flat Sole)と呼ばれる方のものです。
(船底(Rocker Sole)のものと2種類あるそうです。)
長年、普通のPING ANSERを愛用してきた私にとっては平底の方が馴染みがある感じです。(^^)

画像をクリックで拡大します。


ファーストステップも私は長い方が好きなんですが、数少ない方の9インチのモデルに運良く行き当たりました。
(KARSTEN CO. ANSERは、7と3/4インチの方が主流なんだそうです。)

画像をクリックで拡大します。


シャフトテープも残っていて、

HEEL-TOE
BALANCE

って書いてあります。いい感じ。

グレンさんのお薦めで、今回はちょっと太目のグリップを試してみることになりました。
ご本人もお使いになっているという、winnグリップのAVSミッドサイズというやつです。

(ここしばらくは、winnグリップのAVSというグリップを使用していました。
これとて、ダニー・エドワーズのロイヤルグリップからグレンさんのお薦めで変更してみたんですが。)


実は、ドライバーの青マナS73もグレンさんのスイング解析&お薦めに従いましてリシャフト、非常にいい感じで打てるようになりましたので、今回も素直に従って試してみようと思いまして。(^^)


グレンさん曰く、「俺は、6フィート(約1.8m)以内は全部入るよ。太くしてみな。6フィート以内が俄然安定するから。」ってことなんですが、・・・そんなに上手く行くかなー。(笑)


パター自体の重さも、スイングバランスもDALEHEADの方が重いんですね。
知りませんでした。

私は重い方が好きなので、鉛を貼る前からすでにいい感じです。


33.53/81.3 = 41.24%が、仮にラウンドの平均で約「1パット」減って32.5になれば、
単純計算で、32.5/80.3 = 40.47%。

うん、このぐらいを目指すべきだな。(^^)



追記:

ちなみにですが、トータル7,000ヤードのコースがあったとして、最大で14回ティーショットをドライバーで打ったとしまして、打ち下ろし打ち上げ平均して約250y飛んでいるとしますね。

ということは、ラウンド中の全ショット合計で打つ(飛ばす)距離のうち、最大使ったとして(250x14=3,500y)、距離的には全体の50%をドライバーで賄うことになります。


そういう意味ではドライバーに最大のお金をかけても罰は当たらないんじゃないか・・・

なんて屁理屈を捏ねだすとキリがありませんね?(笑)



12/03/2008

サークルT ゴルフボール・マーカー by スコティ・キャメロン


私、知らなかったんですが、スコティ・キャメロンの画期的ボールマーカーが、この9月ぐらいから売り出されていたらしいです。


スコティ・キャメロン公式HPのページの中の記事。(なぜかちょっとトップページから辿り着きにくいです。(^^;)

Scotty's Ball Tool
(リンク切れして、もうなくなっています。ボール置くのに時間かかるから評判悪かったのでしょうか? 6. 2022)



6枚の写真のスライドショーで、使い方の手順が説明されています。



購入ページ。(ここにも、www.scottycameron.comからだと辿り着きにくいです。(^^;)

http://www.scottycameron.com/webstore/do/products/cameroncreations/32268



ここのサイトに、

http://www.golfwrx.com/Scotty's_Ball_Tool

ものすごく綺麗な写真が載ってます。



裏には、Titleistのロゴと、サークルTのマークが入ってますね。
黄色いのはケースですかね。

定価は、$44みたいです。

ちょっと買って試してみようかなー。♡
これならボールの線をビシッと目標にセットできるかも知れないし。


***

過去の記事ご参考リンク
スコティ・キャメロン


12/02/2008

スコアに対する考え方 -3 (パター編その2)


前回のパター編その1の続きです。


前回は、距離感、パッティグの目標レベル、短距離重視か中長距離重視か、の3点でした。
3点目のどちらを重視か、というのはあくまでも比較論でして、スコアをトータルで少なく済ますには?敢えて選ぶならどちらか?という問題で、両方重要なのは言うまでもありません。
でも、それでパター選びが違ってくるとしたら、見過ごせない要素ではあります。


では、以下続きのメモです。



8. 2mの距離を真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出して打ち、カップインさせる重要性。

2mのパットを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出して打つ練習をたくさんやっていらっしゃる方も少なくないんじゃないかと思います。これが一番重要だっていう意見も耳にします。
家の中でも2mなら出来ますしね。

ただ、この練習は毎日毎日最低30分ぐらいは、出張があろうとファミリーサービスがあろうとなんであろうととにかく毎日やり続けるくらいの心構えが無いと、例えば1週間サボっちゃったら水泡に帰してしまうような気がするんですね。(やったこと無いのに、想像です。すみません。)
私の場合は、性格的にも環境的にも2mのパットを完璧に仕上げるのは無理なように思います。

私にとりましては、5m(7歩)以下の距離というのは、デジタルパットの内-内の距離以下の距離と言うことになりまして、成否は「距離感の問題では無い」と思っていたりします。

ラインの読み(芝目や傾斜、風を含みます)と正確なエイミング(セットアップ)と打ち出しの問題。
仮に3パットが危ういほど大きく距離感を外す時は(5m以下ならそんなには発生しませんが)、大抵読みが間違ってます。読みが違うのは経験不足(または才能の不足)なので少しずつ改善していくしかありません。

それと、完璧は無理でも、1.5-2mを9割方入れることを目標としますと(今は良い時と悪い時を均してみて7-8割ぐらいでしょうか?)、正確なアラインメントを身に付ければ、さほど真っ直ぐ引く練習をしなくても達成可能だと感じています。

パターフェースが真っ直ぐ目標に向いていさえすれば、多少インサイドアウトで打ってもアウトサイドインで打ってもインサイドインで打っても、ボールとパターの接触時間は比較的他のクラブに比べて短いので、サイドスピンなどほとんどかからずにフェースの向きに出て行くはずです。
(ただし打つ時にフェースを開いたり閉じたりは影響してしまいます。)

つまり2m以下は、打つ練習よりも構える練習が重要だと、そう考えています。


余談ですが、ゴルフショップのパターコーナーに寄った時は大抵、最新型のパターは一応転がしてみます。 まず買わ無いんですが。(^^;
好きなので。

スコティ・キャメロンも、ニューポートとかのピン形状のものがあったりするととりあえず転がしてみたりしますが、なぜか右に左に外れることが多くって購入に至ったことが無いんです。
ピン型のパターは大好きなはずなのになんでスコティ・キャメロンは合わないんだろう?って、不思議だったんですが、最近ちょっと原因が判ってきたような気がしました。

スコティ・キャメロンは、大抵34インチ仕上げのパターが多いんですよね。もちろんバリエーションはあるんですが。パターコーナーに置いてあるのは34インチが多いみたいです。
以前生命線(Life Line)グリップを使おうって記事に書いたんですが、私はどうも34インチとか33インチだと2mぐらいのパットが安定しなくなるようです。

構えて打つ分には、まったく支障は感じないのですが。
むしろ34インチの方がしっくり来るような感じさえするのに・・・。



9. 一ラウンド中のパット数のデータは、その取り方で大丈夫?

私もそうなんですが、1ラウンドのパット数を31とか、36とか、記録しますよね?
このスタッツを、Putts per Roundと言います。
しかし、グリーンをよく外した時はパット数が減ったりしますし、いまいち、パットの出来をダイレクトに反映しているとは言い難い数字になって来ます。

PGAのツアープロは、シード権に入る人は大体平均で30を切りますね。28点台-29点台。
毎年、ラウンド平均28を切る人が一人か二人出るくらいな数字のようです。(up&down(寄せワン)の多い人ですかね。今年はコーリー・ペイビン一人だけ。)

2008年のPutts per Roundののデータ

私のへぼいデータも出してみました。33.53パット/ラウンドです。(^^;



ツアープロの場合、Putting Average(平均パット数)を表す時にはパーオンしたもののみで算出したデータを使います。
これをPutts per GIR(Greens in regulation)と言います。
トップ中のトッププロで1.7-1.8ぐらいの数字です。

PGAのトップ100は、大体この数字の中に入ります。(カッコ内は18hを単純にかけた場合の数字)

1.7 (× 18 = 30.6)
1.8 (× 18 = 32.4)

2008年のPutting Averageのデータ

86年からのデータで今年まで、年間で1.7を切った人はたった一人しか居ないようです。


私のレベルですとパーオン(GIR)したホールだけでデータ取るには、大体半分の9ホールぐらいのデータしか取れません。(^^;
でも、無理矢理に過去ここにリポートしたラウンド記録を調べて出してみました。(笑)

・・・19ラウンドのデータです。

平均で<2.029>という数字が出ました。
18ホール中、大体9.1ホールにパーオンして、18.4パットぐらいの感じです。

パーオンしたホールに限りますので、ダボとかトリプルとか叩いたホールは除かれてしまいます。
寄せワンでパー取ったホールも除外です。

3パットした回数と、バーディーを取った回数のどちらが多いかの分岐点が、2.000になる訳ですね。

是非ともこの数字で、2を切れるように頑張りたいと思います。

近くて遠いかもしれない、あと<0.029>。(笑)