パッティング練習で、最近練習グリーンに行く機会があるごとに(空いていればですが)積極的に取り入れてやっている練習があります。
名付けて「21歩を得意距離にしようじゃないか」練習。(笑)
(性懲りも無く名付けなくってもいいんですが、まぁ本人は楽しいのでお許しを!(^^;)
まずは21歩(約15m)を攻略して自分の得意距離のひとつとして位置づけてみようじゃないの??っていうのが主旨です。
自分の中の基準距離作りですね。今まで、中距離パットにも四苦八苦でしたので、このぐらいのロングパットにはあまり明確な基準無くテキトーに雰囲気で打っていたんですが、やはりいつまでもそれではダメだろう、と思いまして。
実は、14歩(約10m)の距離は、私の中では得意距離(もしくは基準距離のひとつ)だとすでに位置づけておりました。
たぶんに強引に決め付けている感も否めませんが、まぁそれはそれとして。(笑)
何のことは無い、14歩ぐらいを練習グリーンで練習する機会が多かったので、なんとなくいい感じがするんです、14歩だと。
実際には上り下りもありますし、グリーンの速さによって違いますけど、ある一定の(よく練習する)グリーンの速さで自信を付けておきますと、なかなか精神的には良いものがあります。
ヘンなこと言いますが、得意距離なんだと思うと、たとえ3歩残しても返しが入る気持ちがしますから人間の思い込みとは恐ろしいです。(自分でいうのもナンですが。(笑))
もうひとつ、つい最近ドロップイン・ウエイトを使い始めたことに伴いまして、長距離パットの感覚を掴まないといけないなぁ、と思っていたこともあり、ついでに打ち方もなるべくストローク式で距離感を作ろう、という意図もあったりします。
私が時々練習に行くグリーンは(練習グリーンも含めまして)、スティンプメーターで9-10フィートといったところだと思います。
割合に(素人レベルとしては)速めの、滑らかなベントグリーンが好きです。
値段も高かったりするいいコースへ行きますと、大抵グリーンは速めですしね。そのために練習しているって言いますか。
往復で、軽い登りと軽い下りのラインになるような長く取れる場所を選び、
21歩を歩測します。
それで、ボールを2つ使いまして、繰り返しパットしながら行き来するのが基本練習です。
2球しか使わない理由は3つです。
1. 普段2つは必ずポケットに入っているから。(笑)
2. 実は1球目が肝心だと思っていて、なるべく1球目を打つ回数を多く取ることと、2球目はストロークの再現性の確認・練習に重要だから。
3. パッティングの構えを長時間続けて取ることは、ゴルフをする上でもっとも腰に負担がかかる悪い運動になりがちなので、2球ぐらい打ったらすたすた歩くことが(以前別なスポーツで痛めたことのある)腰にとっては大幅に優しい。
14歩の経験で言いますと、出来れば往復が同じ強さになる平らな、スライスもフックもしないラインで練習するのもいいかも知れ無いんですが、21歩の場合はそういう場所はまず殆ど見つかりません。
ただ、傾斜の上り下りは強さにして1-3歩の違い以内ぐらいのなるべく平らな場所を見つけた方がいいと思われます。
この距離になりますと、カップのイメージは直径2mぐらいの大きさの円に入れる意識です。
リビエラのトッド・ヨシタケ・プロの“The Lag Putt”というレッスンビデオクリップにあったのですが、カップにビーチパラソルが刺さっていて、その下に収まるようにイメージしてパットします。
最初は、目測でカップから大体21歩だと思った位置にボールを置き、パットを打ってみて、その結果を見た上で歩測して確認してみます。
これには2-3歩前後の誤差がありますでしょうかね。
目測の訓練です。
そしてこんどは21歩をパット前に歩測しておいて、21歩の軽い登りと21歩の軽い下りを交互に2球ずつ繰り返し打って往復し、その都度パット前に
21歩を歩測します。
上りと下りで多少歩幅が違っていたりすることの確認と修正もここでします。
同じ距離を繰り返し往復しているうちに、段々慣れてきて、このくらいのロングパットの距離でも距離が合って来ますね。
私は、この日はそれだけの練習でいいと思っています。
他の距離はやらずに、21歩の日は21歩だけ。
打ち方にはこだわりません。
目に入る情報と、歩測した情報と、何度か打って得た情報と、考えられる情報を全部脳にインプットして、カウンター・バランスで感じ取りやすくなったパターフェースをなるべく感じるようにしながら、ゆったりしたストロークで繰り返します。
余興ですが、3歩以上残してしまった時は、気合を入れて2パットを決めるようにする。(外れもしますが。)
他の方へのご参考になりますかどうかは甚だ怪しいですが、私はしばらくマイブームで21歩練習を続けるつもりです。(^^)
まぁ要するに、巷のレッスン書でよく言われている、「5m、10m、15mの距離感を身に付けよ」ってことに帰着するんですが(申し訳ないです、身も蓋も無くって。(^^;)、15mの距離がビシッと身に付いているプレイヤーさんって、私の知る範囲では、すでにカテゴリー1(ハンディキャップ5以下)のプレイヤーさん達(およびノリさん)ぐらいだったりするような気がします。
(ノリさんも近いうちにカテゴリー1でしょう。)
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ちなみに私のラウンド・データを実際に振り返ってみますと、実は9歩以内の3パットも意外に多いことが分かります。(x_x) !!・・・ !
ファーストパットをAL/BL(Above&Long/Bellow&Long)に外しているケースが殆どだということから見まして、寄せに行くより入れに行く意識が強く、返しの難しいラインに残してしまうことが主原因のようです。
そしていくつかのケースでは、DSライン(Down&Side Line)で発生していますが、この難しいラインのケースではグリーンを読み違えて打ち過ぎていることが多いようです。
パットの記録と分析、本当に役立ちます。
後は、これをどう活かして改善につなげていくか、というところなんですが、今後も試行錯誤が続きます。(^^;