2/07/2009

21歩を練習中


パッティング練習で、最近練習グリーンに行く機会があるごとに(空いていればですが)積極的に取り入れてやっている練習があります。

名付けて「21歩を得意距離にしようじゃないか」練習。(笑)
(性懲りも無く名付けなくってもいいんですが、まぁ本人は楽しいのでお許しを!(^^;)



デジタルパットの伝承師、golfreak銀さんのご指摘を受けまして、16歩以上のパットの時に3パットの確率が多いんじゃないの?ってことでの単なる思いつきでの取り組みです。(^^;

まずは21歩(約15m)を攻略して自分の得意距離のひとつとして位置づけてみようじゃないの??っていうのが主旨です。
自分の中の基準距離作りですね。今まで、中距離パットにも四苦八苦でしたので、このぐらいのロングパットにはあまり明確な基準無くテキトーに雰囲気で打っていたんですが、やはりいつまでもそれではダメだろう、と思いまして。


実は、14歩(約10m)の距離は、私の中では得意距離(もしくは基準距離のひとつ)だとすでに位置づけておりました。
たぶんに強引に決め付けている感も否めませんが、まぁそれはそれとして。(笑)
何のことは無い、14歩ぐらいを練習グリーンで練習する機会が多かったので、なんとなくいい感じがするんです、14歩だと。
実際には上り下りもありますし、グリーンの速さによって違いますけど、ある一定の(よく練習する)グリーンの速さで自信を付けておきますと、なかなか精神的には良いものがあります。

ヘンなこと言いますが、得意距離なんだと思うと、たとえ3歩残しても返しが入る気持ちがしますから人間の思い込みとは恐ろしいです。(自分でいうのもナンですが。(笑))


もうひとつ、つい最近ドロップイン・ウエイトを使い始めたことに伴いまして、長距離パットの感覚を掴まないといけないなぁ、と思っていたこともあり、ついでに打ち方もなるべくストローク式で距離感を作ろう、という意図もあったりします。


私が時々練習に行くグリーンは(練習グリーンも含めまして)、スティンプメーターで9-10フィートといったところだと思います。
割合に(素人レベルとしては)速めの、滑らかなベントグリーンが好きです。
値段も高かったりするいいコースへ行きますと、大抵グリーンは速めですしね。そのために練習しているって言いますか。

往復で、軽い登りと軽い下りのラインになるような長く取れる場所を選び、
21歩を歩測します。
それで、ボールを2つ使いまして、繰り返しパットしながら行き来するのが基本練習です。


2球しか使わない理由は3つです。

1. 普段2つは必ずポケットに入っているから。(笑)
2. 実は1球目が肝心だと思っていて、なるべく1球目を打つ回数を多く取ることと、2球目はストロークの再現性の確認・練習に重要だから。
3. パッティングの構えを長時間続けて取ることは、ゴルフをする上でもっとも腰に負担がかかる悪い運動になりがちなので、2球ぐらい打ったらすたすた歩くことが(以前別なスポーツで痛めたことのある)腰にとっては大幅に優しい。



14歩の経験で言いますと、出来れば往復が同じ強さになる平らな、スライスもフックもしないラインで練習するのもいいかも知れ無いんですが、21歩の場合はそういう場所はまず殆ど見つかりません。

ただ、傾斜の上り下りは強さにして1-3歩の違い以内ぐらいのなるべく平らな場所を見つけた方がいいと思われます。

この距離になりますと、カップのイメージは直径2mぐらいの大きさの円に入れる意識です。
リビエラのトッド・ヨシタケ・プロの“The Lag Putt”というレッスンビデオクリップにあったのですが、カップにビーチパラソルが刺さっていて、その下に収まるようにイメージしてパットします。



最初は、目測でカップから大体21歩だと思った位置にボールを置き、パットを打ってみて、その結果を見た上で歩測して確認してみます。
これには2-3歩前後の誤差がありますでしょうかね。
目測の訓練です。

そしてこんどは21歩をパット前に歩測しておいて、21歩の軽い登りと21歩の軽い下りを交互に2球ずつ繰り返し打って往復し、その都度パット前に
21歩を歩測します。
上りと下りで多少歩幅が違っていたりすることの確認と修正もここでします。


同じ距離を繰り返し往復しているうちに、段々慣れてきて、このくらいのロングパットの距離でも距離が合って来ますね。

私は、この日はそれだけの練習でいいと思っています。
他の距離はやらずに、21歩の日は21歩だけ。

打ち方にはこだわりません。
目に入る情報と、歩測した情報と、何度か打って得た情報と、考えられる情報を全部脳にインプットして、カウンター・バランスで感じ取りやすくなったパターフェースをなるべく感じるようにしながら、ゆったりしたストロークで繰り返します。

余興ですが、3歩以上残してしまった時は、気合を入れて2パットを決めるようにする。(外れもしますが。)


他の方へのご参考になりますかどうかは甚だ怪しいですが、私はしばらくマイブームで21歩練習を続けるつもりです。(^^)


まぁ要するに、巷のレッスン書でよく言われている、「5m、10m、15mの距離感を身に付けよ」ってことに帰着するんですが(申し訳ないです、身も蓋も無くって。(^^;)、15mの距離がビシッと身に付いているプレイヤーさんって、私の知る範囲では、すでにカテゴリー1(ハンディキャップ5以下)のプレイヤーさん達(およびノリさん)ぐらいだったりするような気がします。
(ノリさんも近いうちにカテゴリー1でしょう。)


***

ちなみに私のラウンド・データを実際に振り返ってみますと、実は9歩以内の3パットも意外に多いことが分かります。(x_x) !!・・・ !

ファーストパットをAL/BL(Above&Long/Bellow&Long)に外しているケースが殆どだということから見まして、寄せに行くより入れに行く意識が強く、返しの難しいラインに残してしまうことが主原因のようです。
そしていくつかのケースでは、DSライン(Down&Side Line)で発生していますが、この難しいラインのケースではグリーンを読み違えて打ち過ぎていることが多いようです。


パットの記録と分析、本当に役立ちます。

後は、これをどう活かして改善につなげていくか、というところなんですが、今後も試行錯誤が続きます。(^^;


2/06/2009

悲しみのZ



夢のPebbleは、夢のままBubbleになって消えてしまいました・・・。


実は予定していた明日の現地モントレーベイ付近の天候が、前日の今日になっても確立90%のThunderstormで・・・
雷が来てしまってはプレーできません。

雨対策はばっちりなのですが、片道6時間かかるため、少ない確立に賭けてとりあえず行ってみるという訳にもいきません。
東京からですと大体、盛岡ぐらいの距離でしょうかね。


ということで、今回の夢の計画は当分先に仕切りなおしになりそうでして、実は少々(というかかなり)凹んで居ります。

普段の行いがよっぽど悪いんだろうか・・・?(T_T)



2/05/2009

シャフト・スタビライザー(続報2)



シャフト・スタビライザーの続報第2弾です。

ドロップイン・ウエイトシステム
シャフト・スタビライザー(続報1)

ぱぱさん、さすがです!
ウエッジに使ってみましたが、これが一番感じがいいです。(^^)

セットしてみた私のウエッジはこれです。↓

キャロウエイX-Tourのロフト58度(バンス11度)のMD(Mack Daddy)というモデル。
クロムメッキのサテン仕上げのものもありますが、私のは“vintage”と呼ばれる黒さび(?)仕上げのものです。
私はもっぱらロブウエッジとして使っていますが、実際のロフトは58.5度に調整してあります。ライ角も64度に調整。

ご存知の方もおありかと思いますが、バンス11度のソールには“PM Grind”と呼ばれる凹みが施されています。
今はX-Forgedが出て旧モデルになってしまいましたが、同じロジャー・クリーブランドさんの設計でクリーブランドのTA588と非常に似通った感じのウエッジです。

オリジナルはバランスD2ですが、私は、ヘッドの後ろ側に鉛を張ってD4.5ぐらいになっています。
(シャフトスタビライザー挿入前)



まだコースに持ち込んで色々なライの状況から使い込んでいませんが、レンジのマットで打っただけですでにすごくいい感触があります。

なんていうか、ヘッドがシュバっと走る感じがしましてスピンが余計にかかっているようです。
測定した訳ではないのですが。

重い方の50gのシャフト・スタビライザーを挿入しましたが、ウエッジの場合は、アドレス時にもあまり重くなった感じを受けません。元々重いクラブで、振り切るには無理の無い重さ(短さ)ですからね。

スイングはまったく変えず、ハーフ・ショット、スリークォーター・ショット、フル・ショットと打ち比べてみましたが、いずれもヘッドが走る感じがします。
私は(特にフル・ショットの時)打点が安定していない傾向にありますが、これも少しまとまってくれるような感じです。


バランスが軽くなると、軽すぎてしまってヘッドの重さを感じにくくなるとか、振り回してしまって打点が余計にバラつくとかの懸念もあろうかと思いますが、全く心配ありません。

バランス計での測り方の限りでは「バランスが軽くなる」訳ですが、右手と左手の中間辺りにウエイトが入っていますので、本当の意味でのスイング・バランスとでも申しましょうか「実際に振った場合のバランス」は、挿入する前のクラブとほとんど変わっていない感じがします。

ヘッドが軽く感じるということは、ホント全然ありません。
クラブの長さと、ヘッド単体の重さは変わっていない訳ですからね。

自分のスイング・プレーンに対しての安定性が増し、ヘッドが走ってくれる感じです。


もう1本、キャロウエイX-Tourのロフト56度(バンス13度)のウエッジにも試してみました。
こちらも実際のロフトは58.5度に調整してありまして(ライ角も64度に調整)、バンスは14度強ぐらいになっていると思います。
マットの上からでは少しだけ打ちにくいハイ・バンスのウエッジなんですが、バンカーや沈んだラフではこちらの方が使いやすいので、私はもっぱらこっちの方をラウンドでは使用しています。

これは、実際に芝の上で打った感じとか、バンカーからバンカー・ショットをした感じとかを試してみる必要がありそうです。(^^)


中には、アプローチの感性が鋭くて、ウエッジのヘッドの裏側にドリル穴を開けてヘッド重量を軽くしている方もいらっしゃいますが(ヘッドが軽い方が、基本的にはヘッドを感じて振れる、という傾向ですよね?)、ちなみに私は感覚が敏感ではなくて、全体に重めのクラブが好きでヘッドにもシャフトにも鉛を張って、オートマチックに“dull”に打っているタイプです。

インプレッションの条件として、この情報のご参考までに。(^^;



また、このことによってちょっと思ったのですがドライバーの場合も、シャフト・スタビライザーの評価としてよく聞く「ヘッドが走って、飛距離が伸びた。」というケースも考えられるなぁ、ということです。

私の場合は、スイングの安定性のためにすでにシャフトを気持ちよく振れる範囲で(自分のパワーに対して)かなり重めに設定したドライバーを使っておりましたので、前回のご報告では飛距離の伸びる効果は体験しなかった訳ですが、73gではなくて、純正の55gのシャフトのドライバーにシャフト・スタビライザーを使えば、ヘッドが走って飛距離が伸びることに繋がらないだろうか?と考えました。

55gのシャフトが私に合わない理由は、振り回してしまってショットが安定しないというのが最大の理由です。
ヘッド・スピード自体は、私のパワーでは55gのシャフトの方が速いことは判っています。

これにシャフト・スタビライザーを使うことによってスイング軌道自体を安定させ、ヘッドスピードを確保すれば・・・。

これはまた近々、試してみる価値がありそうです。(^^)


私は当面は、25g(実測23.5g)の軽い方のシャフト・スタビライザーを入れた元々のエース・ドライバーで行きます。
飛距離も予定通り戻りました。(^^)
とてもよい感じです。 (ほんのすこーし打球音が変わったかも知れません。)

グリップを新しく上から被せてしまいましたので、外からは見えません。
上から被せますと、約5mmぐらいクラブが長くなりますが、バランスは軽くなりますので、相殺してくれるだろうと思っています。


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追記:

あとひとつちょっと気が付いたことがあるのですが、クラブによってはシャフト・スタビライザーが入らないケースがあります。

例えば私の3Wには、径が合わなくて入りませんでした。
アルディラ・シャフトのドライバー用 NV85 stiff-X tip-350がバット側カットで入っているからだと思うんですよね。それで径がちょっと小さいからだろうと思います。

それと、私のオールド・ピン・パターのシャフトには、長い11のドロップ・イン・ウエイトは入りましたが、シャフト・スタビライザーは奥まで入りませんでした。
他に持っているティドロップのパターTD21にはシャフト・スタビライザーもすっぽり入りましたので、大半の新しいパターには入るものだと思われます。

きっと古いシャフトはまだ加工技術力が低くて今より肉厚で、内径が気持ち小さいんじゃ無いでしょうか。


現物合わせしないと分からないぐらい微妙な差ですので、ひゃっぽ+さんのドライバーなんかはもし試される場合には、最初は工具セットを買わずお店でウエイトだけをお試しになって、ちゃんと入れば購入する、という手順にした方がいいと思います。

非常に簡単な作業なので、どのお店も工賃は取らないと思いますので。(^^)


***

青いカバーを剥ぎ取った中に赤い錘部分が入っているのですが、少々きつめの時(ほんの少しであれば)、その赤いカバーも剥ぎ取って装着することも出来ます。

私のPW(X-Tour)は、そうしないと入らなかったのですー。(^_-;


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シャフト・スタビライザー(続報3)、upしました。