4/26/2009

競技ゴルフ-2 (ダッド・ミラーの4)


以前はよく練習しに行っていたDad Millerへ、久しぶりに行って来ました。

毎月1回場所を変えて24人規模でコンペを行うグループでのラウンドで、ルールに忠実にプレーします。
ロストボールも暫定球が無ければ戻って打ちますし、完全ホールアウト制です。
グリーン周りも乗っている乗っていないに関わらずピンから遠い人から打ちますし、前4 もありません。
(私は、月によって参加したりしなかったりします。)

地元ゴルファーばかり50人ぐらいのグループで、腕前も年齢も色々で、なかなか楽しいんです。

ハンディキャップでAフラッグとBフラッグに分け、ドラコンとニアピンは2本ずつ旗が立ちます。
パット数と、フェウエイヒット&GIR(パーオン数)もポイントが付けられます。
(私自身の記録には、カラーからのパットもパット数に入れていますが、グループ内での成績にはカラーからのパットは含まれません。)


今回のダッド・ミラーは、(タイガーが中学生時代の学校のホームコースとは言え)価格的にもレイアウト的にも距離的にもユーザーフレンドリーな、極めて癒し系のコースです。
(それが最近足が遠のいていた理由のひとつだったりもします。)

タイガーがプレーしていた頃は、650y超のパー6があったように聞いてます。
もっとも、改造してドライビングレンジの場所が変わりこのホールは無くなり、その後タイガーの学校が建った、って話ですが。





青ティーからでもコースレート/スロープは68.6/116、パーは35・36=71です。

1 4 - 0 6S
2 4 △ 2 D9-2-(3パット)
3 4 - 0 U9S
4 4 - 1 U17A
5 4 - 0 D17A
6 4 △ 1 3A
7 3 - / 7B
8 5 - 0 5A
9 3 ◯ / U⑬

10 5 □  0 2B
11 3 - /
12 4 - 0 12B
13 3 ◯ /
14 4 - 0 10S
15 5 - 0 7B
16 3 △ / 16BS
17 4 - 0 U17AL-①
18 5 - 0 3B

36(18)・38(16)= 74(34)


ここでの醍醐味は、各ホールが隣接している部分が多くセパレートしているのが林ではなくて1レイヤーの木々になっている部分が結構あり、隣のホールのラフとかフェアウエーから、変化球を使えば第2打のリカバリーショットを打てるところでしょうか。
下から上から右から左からと、様々な変化球を駆使してグリーンを攻めることが出来たり出来なかったり。(笑)

この日も2番ホールでは、木の間に低く抜け出てから80度ぐらい大きく曲がるフックを使って9歩(約6m半)に乗っけたんですが(^^;、「この棚ぼたボーナスはキャッシュインしなきゃいかん」と気張ってしまったために3パットしてしまいました。せっかくのリカバリーが・・・!(笑)

もちろんティーショットは曲げない方がいいスコアにつながることには違いありませんけど。

10番の素ダボがもったいなかったです。グリーンを外した後のアプローチ、グリーンからピンまでの距離が無くて下っていてグリーン面へは打ち上げでしたので、(出来ないのに)寄せようと思ってショートしまして。
ボギーオン(じゃ無くてダボオンでしたね)で2歩(1m半)につけたもののこれを外してしまいました。


混んでる週末にここでプレーしますと、あちこちから「FORE!」の声が飛んできまして、しかもどの方向から来るのか分からない、グリーン上に居ても油断できない、というスリルが味わえます。(笑)


ニアピンの旗は3回立てましたけど、一個も取れませんでした。(まぁ第1組でしたからね。)
到底残らないと思ったあまり飛んでいないドラコンは取れました。みんなラフへ行ったんですね、たぶん。

ベスグロとベストネットを獲得しました。(ベストネットだった場合のベスグロは、次点のひとに譲ることになってますけど。)
このコンペでは初めてです。(^^)


4/24/2009

ヒューストン旅行


先週、子供の学校が春休みって言うことで、ヒューストンに家族旅行に行きました。
(私は以前独身時代にダラスには行ったことがあったのですが、ヒューストンは初めてです。)


まずはNASAのスペース・センターに行きまして。
子供達が楽しく遊べる科学館みたいになっているんですが、その一角からトラムに乗ってNASAの敷地内に見学に行くことも出来ます。

うちの息子くんもはしゃいで喜んでいましたが、私の方が楽しかったかもしれません。(^^;



こちらは、スペースセンター内にある模型のロケットですが、



こちらは、NASAの敷地内にあるサターンV ロケットの2段目部分です。
このロケットは本当にでかいですね。

現在のスペースシャトル計画の場合は、フロリダのケネディ・スペース・センターから打ち上げるのですが、通信は「こちらヒューストン、こちらヒューストン。」って感じで、このジョンソン・スペース・センターで行っています。

私は、こんな話がそれまでのヒューストンの思い出でした。

大学院の研究室に所属していた時代に、毛利衛先生と向井千秋さん(当時は内藤さんでした)と土井隆雄さんが日本人初のスペースシャトルの宇宙飛行士として宇宙に向かう直前に、うちの研究室で依頼していた無重力下での実験の練習をしに2週間ほど滞在したんですね。
親善のソフトボールなんかもやりました。
毛利先生のスパッタリング(真空蒸着)の本を持っていましたので、(ミーハーに)サインもらったりしましてね。

打ち上げ当時は、うちの研究室の先生がヒューストンの管制センターに地上からのサポート部隊ということでヒューストン入りしていたんですが、この先生熱烈な南海ホークスファンでして。
当時ダイエーに身売りされてしまい、ご本人は悩みに悩んだ挙句、ダイエーになっても応援していこう、と心に決め、新しく出たばかりの背中に大きく鷹の絵の入った革のスタジアムジャンパーを着ていた訳です。

で、打ち上げの時にTVで注目してみていたら、管制室に人影が小さく写っていたんですが、背中に大きな鷹を背負ってる人が映っているじゃないですか。(笑)

「あ!M島先生だ。」なんて、みんなで盛り上がった、そんな思い出です。(笑)



そして、ヒューストンといえば私にとってはノーラン・ライアンです。
郊外のちいさな田舎町、Alvinというところがライアンの生まれ故郷なのですが、せっかくですから行って来ました。



これは、「ようこそノーラン・ライアンの生まれ故郷へ」という、町の看板のところで記念写真を撮ったものです。(^^)


そして、ヒューストン・アストロズの新しくなった野球場、ミニッツメイド・パークへも行って来ました。



球場の前にも古いSLの保存車両が置いてありまして、球場の中にもSLの模型がありましたし、ポップコーン屋さんの屋台にもSLの格好をしたのがあって、汽車が大好きなうちの息子くんは大喜び。

スタンドでは、(よく分かってないもんですがら)大きな声で「レッツゴー、エンジェルズ、レッツゴー!!」ってやっちゃいまして、周りに人みんなから振り向かれてしまいました。(笑)


そして、私はヒューストン近郊は海に面しているって認識をあまりちゃんと持っていなかったんですが(^^;、海際にあるKemahという町にも行って来ました。



ここには水族館やちょっとした遊園地があったりして、子供達も喜んでくれました。


実際に訪れてみると、イメージどおりのところもあるしイメージと違っていたところもあるし、やっぱり行って見ると楽しいなぁ、と思うのでした。


4/22/2009

グリーンの スパインを見つけよう


これは4年前のゴルフダイジェストの記事です。
どういう訳か切り抜きにして保管していたのですが、「スパインを見つけよう」という記事です。

スパインといってもシャフトのスパインでも背骨のことでもなく、パッティング・グリーンのスパインです。

ジョニー・ミラーが、PGAトーナメントの中継の時に、「fall line」と表現しているものです。


web上にもう記事が残っていないようですので、コピーを掲載しますね。

クリックして拡大したものは、かろうじて文字が読めるかな?ぐらいの大きさです。
(ホントはもっと大きく載せようと思ったんですが、200kBまでしか載せられないんですよね。)

画像をクリックで拡大します。
(開いたウインドウの図をクリックするとさらに大きくなります。)


図中の青い点線がスパインです。

どのグリーンにも、水捌けを考慮してdrainage point(排水する地点)というものが設けてあります。


見つけ方は、

グリーン上でカップより上の高くなっているところを見つけてそこへ歩いて行きます。
そしてそこからカップの方向へホースで水を流しているところをイメージします。
カップに向けられた水は、あるラインに沿ってグリーンの外へ向かって流れて行きます。

これがスパイン・ラインです。


グリーン上にある排水ラインは、1本ではありません。大抵複数本が設けられています。
パッティングをする際に関わってくるのはそのうちの1本です。
カップに一番近いところを通っているスパインに注目しましょう。ボールではありません。



グリーン上の各ポジションからパットしているイラストの、オレンジ色のアドバイスのところを訳してみますね。


Sharp curves:

ボール(を転がすライン)がスパインから遠いほどよく曲がります。
もっとも大きく曲がるのは、スパインと90度に向いていてスパインから遠くに離れていてパッティングをするときです。
傾斜によって、下りのパットであれば曲がりはさらに大きくなります。1.5mから3mも曲がることがあるでしょう。


Left to right:

登りのパットで、スパイン・ラインより左側にあるボールは全部左から右へ曲がります。
ボールがスパインに近いほどより真っ直ぐなパットになります。


Right to left:

スパインの右側にあるボールは、右から左へ切れます。



この記事の中央右寄り、二人のコーチの顔写真の左側には、
「BE YOUR OWN STIMPMETER」っていう囲みがありまして、ノリさんやgolfreak銀さんから私が教わったデジタルパットの基準の部分が書かれています。
12インチ(約30cmちょっと)の足幅で、左足踵の内側の位置にボールを置いて、左右のつま先からつま先までを一定にストロークしてボールが転がる距離をみて、その日のグリーンの速さをジャッジしよう、というアドバイスです。


以上、記事のご紹介でした。

私は、「うん!これやってみよう!」って思って切抜きしておいたんですが、切り抜いただけですっかり忘れてました。

Eagle Eyesで見て、スパインを見つけてみようと思います。(^^)



この記事の右端には、グリーンを読む際の6つのヒントも書かれています。
(まぁ基本的過ぎて、訳してあらためて参考になるようなヒントではないと思いますが。)

1. グリーン面が速いほど、曲がりは大きく読みましょう。
グリーンが速いと言うことは、よりソフトにボールを打つことになり、カップに届くまでの時間がより長いと言うことになるからです。
登っているほど曲がりが小さくなるのは、しっかりとパットを打つのでカップに届くまでの時間がより短いからなのです。

2. パットのラインに沿って見て、芝が光って見え、カップの方からボールを見ると暗く見える時には、順目のパットということになります。
(これは、芝の葉が太陽に向かっているのです。)
速くて曲がりも大きいと予測しましょう。

3. パットのラインに沿って見て、芝が暗く見え、カップの後方から見ると芝が光って見えるときは逆目のパットです。
遅くなって曲がりも小さく読みます。

4. グリーンを歩きながら足の裏で地面を感じましょう。
グリーン面が硬く(速い)感じるか、柔らかく(遅い)感じるか。
足の筋肉が、登っている(遅い)ように感じるか、下っている(速い)ように感じるか。

5. 自分より前にパットする人全員のボールを見ましょう。
曲がりに一番強く影響の出るカップの周辺でボールがどう動くかを感じることが出来ます。
カップを通り過ぎたボールがどう動くかもよく観察しましょう。返しのパットに必要なスピードや(ラインの)読みをパーフェクトに教えてくれるでしょう。

6. 最初にボールの後方からカップに向かって読みましょう。
なるべく低くしゃがむと、それだけ起伏がよく見えます。
水や排水域(パットするとその方向に曲がって行きます)、あるいはマウンド(パットすると丘からボールは離れてきます)にも注目してください。
読みに不安が残っている場合は、カップの後ろへ歩いて行き、違った視点で見るようにしましょう。