5/01/2009

Navy ゴルフコース (デストロイヤー・コース)


ここは実は、私の家から最寄のコースだったりします。

去年まで、一般にも部分公開されていることを知らなくて、ずっとプレーしたことがありませんでした。(詳しく判りませんが、軍専用施設だったのが3年くらい前に一般人にも利用できるように部分開放されたらしいです。)

プレーできることをゴルフ屋のグレンさんに聞いて知ってからも、早朝の
Back 9プレーが用意されていませんでしたし(まさにOUT/INで、10番がクラブハウスからすごい遠くにある為)、土曜日にトーナメントの予定が埋まっていることも多くて、なかなかプレーしに行けませんでした。

もっと早く行っとけばよかった。(^^;


The Navy Golf Course (Destroyer course)
http://www.navygc.com/


地図で見ていただきますと、住宅街の中に忽然と滑走路を含めた広大な軍の敷地がある感じです。
少し北に写っている緑の楕円形のトラックは、ロスアラミトス競馬場です。

海に近い立地で、海風も結構強く吹き抜けます。
ゴルフ場と滑走路のある敷地の南側のそれより大きい敷地(地図で水色)も、Navyの海兵隊の武器庫関連の敷地になっています。


コースは立地条件からも全体にフラットです。
フェアウエーとラフは、キクユ芝とバミューダ芝の混合だそうです。
グリーンはベントとポアの混合。

フラットなレイアウトですが、グリーン周りはどのホールも造成が盛り上げてあって、アンジュレーションの強い、とても楽しめるけれども攻略するのは難しい設定になっています。
特に後半には池がふんだんに配してありますし、16-18番は滑走路に面していて風を遮るものがありませんから、フラットながらなかなか難しいコースになっています。

パー72の「デストロイヤー・コース」(戦艦にちなんだ名前ですね)と、パー31で9ホールだけのミニコース、「クルーザー・コース」があります。


では写真をご紹介して行きましょう。


まずは練習グリーンの写真。

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なんか、雰囲気出ていますでしょう?

ここには、時々パッティング練習に来ます。写真の右側はレンジになっています。(私はまだここで打ったことがありません。)



2番ホールは短いパー4です。

長いホールも沢山ありますが、短い設定のホールもちらほら。
椰子の木がなんかいい感じでしょ?

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右側前方に木で壁がブロックしていまして、グリーンはその右後方です。
左の開口部分に向かって打って行きますが、大分狭くなっています。

私のドライバーは風にも押されて少しフックして行って、まんまと左の木の方へ掛かってしまいました。
椰子の木ってのはですね、こう見えても、全然風を遮ってくれません。(笑)


2打めは低くーく、枝の下を(ピンは中央奥目ですが)やむをえずグリーン手前の花道がわに打っていってぎりぎりカラーに。

キツイ登りの17歩(約12m)に距離が合わせ切れず足りなくて3歩(約2m)もショート。3パットしてしまいました。
悪くないドラーバー・ショットだったんですけどねー。

短いホールは得てして侮れませんね。



これは、5番ホールのフェアウエイ右にある池です。

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次の写真はユニークですよ。
9番のパー3です。
(パー3はここが最初で、前半9ホールはパー3がひとつしか無くってパー37になっています。)

画像をクリックで拡大します。


軍艦の模型が池に浮かんでいますね。(^^)

なんかいい感じでしょ?


(私には、サンディエゴに以前Navyに勤務していたヘリコプター技師の友人が居りまして、いくつか彼に連れて行ってもらって軍所有のコースでプレーしたことがあるのですが、その経験からしますに、)軍の所有するコースだからといっても、こうしたモニュメントがあしらってある例は珍しいと思います。

通常は、ゴルフ場が大抵軍の施設に隣接していて、モニュメントを置かなくても、本物が周りにごろごろしているからじゃなかろうか?って思ったりしますが、ラウンドしていてこういうのが出てきますと、ちょっと楽しいですね。

この日はご覧の通り、大きなグリーンの一番左手前の方にピンが立っていてティーイング・グラウンドからではアングルがよくなかったので、8番の方へ戻って行ってこのアングルから写真を撮りました。

時間的に少し逆光気味で、写真の木からこちら側が暗くなってしまうので露出を開けたために、後ろの空の方は白く飛んでしまっています。
空と池が青く写るように撮るとピンとグリーンが真っ暗に写るし、あんな距離まで届くフラッシュとかありませんし、私は写真に詳しくないので、このくらいが限界です。(^^;
(どうやったら上手く撮れるんだろう?)

この日は180yぐらいだったかな?
上手いこと左手前にグリーンを外しましたので、寄せてパーが取れました。



最後の写真は、滑走路沿いになる440yの長いパー4、16番のグリーンから振り向いた風景です。

画像をクリックで拡大します。


右側に写っているのが、滑走路の方ですね。
これだけフラットですと、(打ち下ろしていない分)自分の飛距離が大したこと無いのを思い知らされます。

このホールに限っては、グリーンも平坦です。


で、案の定リキんでしまって、なんだか知らないけど珍しくスライスしまして、2打めは3打め勝負ってことで残り90yぐらいのところに刻むはめに。

3打めは上手く打って、本人は「ベタピンに付けたか?」なんて思ったんですが、風で押されて奥に12歩(8m半)も行ってしまいました。


4/29/2009

Extreme 19th 初のパー(パドレイグ・ハリントン)


Extreme 19thでプロゴルファー初のパーを達成したパドレイグ・ハリントン


以前ご紹介しました、南アフリカにあるExtreme 19th(以前の記事)という超絶なパー3のホールを、アイルランドのパドレイグ・ハリントンとフランスのラファエル・ジャクリンが実際にプレーしたビデオが最近話題になっていて、あちこちのブログで取り上げられています。
Yahoo Sportsで取り上げられた記事が、今月の4月2日だったからかも知れません。)


そのうちのひとつをリンクしてみます。
The hardest golf shot in the world... (DailyMail.co.uk)


写真は、上のリンク先にあるものです。


↑このリンク先にもYouTubeの動画がリンクされて置いてありますが、まずは百聞は一見にしかず、この驚くべき動画をご覧下さい。

私もこちらに貼り付けておきます。↓



実際にプレーされたのは、どうも今年の1月26日あたりのようですね。

情報がちょっと錯綜していて、ハリントンとジャクリンがプレーオフで19番ホールをプレーした(どの大会とは書かれておらず)とか書いてあったりしますが、これはこの19番ホールはトーナメントではプレーオフにしか使わない、とされている為に勘違いされたのだろうと思います。

他にも、映像から見て、ハリントンもジャクリンも3Wを打ったようだ。とか、いろいろと憶測が書かれている状態です。(笑)


いやー、それにしてもすごいですね。
さすがメジャー・チャンプのパドレイグ・ハリントン。ここ2年で3つもメジャーを勝っているだけのことはあります。

動画中の、打つ前の画像をご覧下さい。



遙か彼方下の方に、あんなにちっちゃく見えるグリーンに打っていくなんて、もう尋常な技ではありません。


動画を見ますと、



ハリントンのボールはグリーンをわずかに左に外して、コート・ジ・ボワールの海岸沖ぐらいのところの砂地に(白丸印)、ジャクリンのボールはカメルーン辺りのところ(ピンク丸印)にワンオンしています。なんという正確なショット!
ピンの位置は、ちょうどボツワナの辺りですね。

カップまでは約35yのアプローチ。
ここからハリントンは見事に寄せて、記念すべきプロゴルファー初のパーを記録したのです。
ジャクリンの方は、せっかくワンオンしていたのに3パットしてしまい、パーを逃しています。惜しいなぁ。


パドレイグ・ハリントンの公式ホームページを見てみました。

どうもですね、使ったのはドライバーだと書いてあります。

練習を4球ほど打ち、風の影響などを考慮した上でのプレーとなったようです。
しかも、練習球のうち1球は、カップからわずか5フィート(1.5m)のところに落ちたんだそうです。スゲー。


ハリントンも、ジャクリンも、このLegend Golf & Safari Resortを設計した18人のプロのうちの一人です。
ハリントンが担当したのは、10番ホールだそうです。


書き忘れていましたが、直線距離にすると約720yも先にグリーンがあるこのホール、打った人にはボールは途中から見えなくなるらしいです。
そこで、4つのボール追跡カメラが監視して、下ではフォアキャディがボールの落下地点を教えてくれるそうです。
てか、それは命がけの仕事なのでは?(笑)
その以前に、グリーンどころかフェアウエーと併せても上から見るとちっちゃ過ぎて、とても一般アマチュアのショットがその範囲に収まるとは思えないんですけども。



4/26/2009

競技ゴルフ-2 (ダッド・ミラーの4)


以前はよく練習しに行っていたDad Millerへ、久しぶりに行って来ました。

毎月1回場所を変えて24人規模でコンペを行うグループでのラウンドで、ルールに忠実にプレーします。
ロストボールも暫定球が無ければ戻って打ちますし、完全ホールアウト制です。
グリーン周りも乗っている乗っていないに関わらずピンから遠い人から打ちますし、前4 もありません。
(私は、月によって参加したりしなかったりします。)

地元ゴルファーばかり50人ぐらいのグループで、腕前も年齢も色々で、なかなか楽しいんです。

ハンディキャップでAフラッグとBフラッグに分け、ドラコンとニアピンは2本ずつ旗が立ちます。
パット数と、フェウエイヒット&GIR(パーオン数)もポイントが付けられます。
(私自身の記録には、カラーからのパットもパット数に入れていますが、グループ内での成績にはカラーからのパットは含まれません。)


今回のダッド・ミラーは、(タイガーが中学生時代の学校のホームコースとは言え)価格的にもレイアウト的にも距離的にもユーザーフレンドリーな、極めて癒し系のコースです。
(それが最近足が遠のいていた理由のひとつだったりもします。)

タイガーがプレーしていた頃は、650y超のパー6があったように聞いてます。
もっとも、改造してドライビングレンジの場所が変わりこのホールは無くなり、その後タイガーの学校が建った、って話ですが。





青ティーからでもコースレート/スロープは68.6/116、パーは35・36=71です。

1 4 - 0 6S
2 4 △ 2 D9-2-(3パット)
3 4 - 0 U9S
4 4 - 1 U17A
5 4 - 0 D17A
6 4 △ 1 3A
7 3 - / 7B
8 5 - 0 5A
9 3 ◯ / U⑬

10 5 □  0 2B
11 3 - /
12 4 - 0 12B
13 3 ◯ /
14 4 - 0 10S
15 5 - 0 7B
16 3 △ / 16BS
17 4 - 0 U17AL-①
18 5 - 0 3B

36(18)・38(16)= 74(34)


ここでの醍醐味は、各ホールが隣接している部分が多くセパレートしているのが林ではなくて1レイヤーの木々になっている部分が結構あり、隣のホールのラフとかフェアウエーから、変化球を使えば第2打のリカバリーショットを打てるところでしょうか。
下から上から右から左からと、様々な変化球を駆使してグリーンを攻めることが出来たり出来なかったり。(笑)

この日も2番ホールでは、木の間に低く抜け出てから80度ぐらい大きく曲がるフックを使って9歩(約6m半)に乗っけたんですが(^^;、「この棚ぼたボーナスはキャッシュインしなきゃいかん」と気張ってしまったために3パットしてしまいました。せっかくのリカバリーが・・・!(笑)

もちろんティーショットは曲げない方がいいスコアにつながることには違いありませんけど。

10番の素ダボがもったいなかったです。グリーンを外した後のアプローチ、グリーンからピンまでの距離が無くて下っていてグリーン面へは打ち上げでしたので、(出来ないのに)寄せようと思ってショートしまして。
ボギーオン(じゃ無くてダボオンでしたね)で2歩(1m半)につけたもののこれを外してしまいました。


混んでる週末にここでプレーしますと、あちこちから「FORE!」の声が飛んできまして、しかもどの方向から来るのか分からない、グリーン上に居ても油断できない、というスリルが味わえます。(笑)


ニアピンの旗は3回立てましたけど、一個も取れませんでした。(まぁ第1組でしたからね。)
到底残らないと思ったあまり飛んでいないドラコンは取れました。みんなラフへ行ったんですね、たぶん。

ベスグロとベストネットを獲得しました。(ベストネットだった場合のベスグロは、次点のひとに譲ることになってますけど。)
このコンペでは初めてです。(^^)