5/04/2009

アナハイム・ヒルズ (ゴルフコース)


このコースも、距離的に遠くは無いのになかなか足が向かなかったコースで、初めてのラウンドです。

「非常にトリッキーで狭く、ボールが沢山無くなるコースだ」、と聞いていましたので、意欲が沸かなかったんですよね。(^^;

行ってみた感想としましては、確かにトリッキーなホールもあるけど、言われているほど悪く無いなー、という印象でした。
(と、いいながら3つもボールが無くなるところに打ち込んじゃったんですが(^_-;、うち1つは明らかに打ち方が酷かったもので、レイアウトのせいではありませんでした。2つは、コースを知っていればホールを広く使ってハザード避けられたと思います。)


Anaheim Hills Golf Course
http://www.playanaheimgolf.com/golf/anaheimhills_course/


確かにアップダウンはすごくて、殆ど全てのショットが(場合によってはティーショットさえも)傾斜地から打つような感じで、なかなか71.4/124という数字よりは、難しい印象のコースでした。



ではまた、いくつか写真を。


スタートホールからかなりの打ち下ろしです。

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私はよくやらかしちゃうんですが、スタート前にレンジでボールを打てないときに、最初のティーショットをトンでもないところに打っちゃうんですよね。

この日も、右の川の中へプッシュアウト(というよりそっちを向いていたのかも。)で打ち込んでしまいました。
暫定球は、仕切りなおして(別な位置にティーアップして)、ものすごくいいボールでフェアウエイに打てたんですけどね。
まぁ、そんなもんですよね。(x_x;

(暫定打った時点では、ご覧の通りで川なのかなんなのか、判りませんでしたので。)

フェアウエイの真ん中にいかにも邪魔な木が1本植えてありますが、その左後方にドッグレッグしていくパー5です。
最初の粗相のために4打めの距離が残りましたし、下りの15歩(約10m半)のファーストパットも大きくショートして3歩(約2m)も残してしまいましたが、これをなんとか入れてやっとこさのボギー。



4番ホールはかなりトリッキーな短いパー4です。
3番のパー4が428yで、4番は296y。すごいギャップです。

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グリーンの方向は、実は写真の中央ぐらいの位置で、フェアウエーに沿って写真の右方向へ真っ直ぐ220yほど打ち、90度どころか手前に110度ぐらい左に曲がる感じでグリーンへ戻してくる感じのルートを取ります。

写真正面の方向へ右からドロー気味に打つとしたら、高いボールでキャリーを275yぐらい出せるロングヒッターじゃないと無理です。私には、見えているところに220y打つしかありません。
おまけに左側は全域OBになってますしね。

一緒に行った友人は、ティーショットがちょっと噛んでしまったために180yぐらいしか出なかったところ、2打めは130yぐらいの、グリーンが全く見えない高い土手越えのショットを打たされていました。
(私は幸い3Wで220yぐらい打てていましたので、罠に嵌らずに済みました。)



このパー3はユニークでした。5番ホール、なんと254yのパー3です。

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ピンは、グリーンの左端の方にありますよね。
写っていませんが、グリーンの左手前はバンカーです。そして、グリーンの奥と左後ろに行ってしまうとハザードで、助かりません。

この日は、アゲンスト。このホールは大抵アゲンストなんだそうです。
奥(と左)が危ないと言うので、ピンは左ではありますが、グリーン右側の方の花道からロールさせて・・・とか考えまして、3Wで打ってみました。ものすごく打ち下ろしてますしね。

会心の当たりが打てて、おー!乗るかも ♪ って思ったんですが、風にも戻され、グリーン手前カラーから1ヤードぐらいショート。惜しい。

このホールをプレイして、なんかExtreme 19th (←この前の記事)を思い出してしまいましたよ。(笑)

だいぶスケールは違いますけどね。(^^;、軽く20yは高低差がありそうな打ち下ろしで、DRとか3Wを打つパー3のホールって言うところが。
まぁ、スケール違いすぎて、似てないですけどね。
このホールでとてもいいティー・ショットが打てて、記念になりました。



次の写真は12番のパー5、501yです。

しかしティーショットは、フェアウエイが途中230yから265yの辺りまで切れて無くなっていますので、ドライバーを使えません。
しかもそこからがまた、左へ曲がって、(写真で見るよりもっと)もんのすごい登りです。

このホール、電動カートがあやうく登りきれませんでしたから。
(以前このコースはプロパンガスで走るカートを使っていたそうです。)

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この写真は友人の3打め地点。私のボールはフェアウエイ左寄りの木の左向こうのラフにあります。

グリーン面どころかピンの頭の旗さえも見えません。
しかも強烈な左足上がりのライ。
私は3打めの70yぐらいをまんまとショートしてしまいまして、4打めも寄せきれず7歩(約5m)を残してしまってボギーに。



15番は、左ドッグレッグ、366yのパー4です。

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ものすごく景色がいいですね。
真ん中後方に写っている建物が、クラブハウスです。

写真を見ていただきましても、一体どこを狙って打って行って、どこで左にドッグレッグするんだろうか?って感じしますよね?ホント初めてだとよく判んないです。(^^;
景色はいいんですけど。


この日、16番のグリーン付近で、電動カートが充電不足で止まってしまいました。
電話でレスキューを呼んでからパッティングをしました。(笑)


5/01/2009

Navy ゴルフコース (デストロイヤー・コース)


ここは実は、私の家から最寄のコースだったりします。

去年まで、一般にも部分公開されていることを知らなくて、ずっとプレーしたことがありませんでした。(詳しく判りませんが、軍専用施設だったのが3年くらい前に一般人にも利用できるように部分開放されたらしいです。)

プレーできることをゴルフ屋のグレンさんに聞いて知ってからも、早朝の
Back 9プレーが用意されていませんでしたし(まさにOUT/INで、10番がクラブハウスからすごい遠くにある為)、土曜日にトーナメントの予定が埋まっていることも多くて、なかなかプレーしに行けませんでした。

もっと早く行っとけばよかった。(^^;


The Navy Golf Course (Destroyer course)
http://www.navygc.com/


地図で見ていただきますと、住宅街の中に忽然と滑走路を含めた広大な軍の敷地がある感じです。
少し北に写っている緑の楕円形のトラックは、ロスアラミトス競馬場です。

海に近い立地で、海風も結構強く吹き抜けます。
ゴルフ場と滑走路のある敷地の南側のそれより大きい敷地(地図で水色)も、Navyの海兵隊の武器庫関連の敷地になっています。


コースは立地条件からも全体にフラットです。
フェアウエーとラフは、キクユ芝とバミューダ芝の混合だそうです。
グリーンはベントとポアの混合。

フラットなレイアウトですが、グリーン周りはどのホールも造成が盛り上げてあって、アンジュレーションの強い、とても楽しめるけれども攻略するのは難しい設定になっています。
特に後半には池がふんだんに配してありますし、16-18番は滑走路に面していて風を遮るものがありませんから、フラットながらなかなか難しいコースになっています。

パー72の「デストロイヤー・コース」(戦艦にちなんだ名前ですね)と、パー31で9ホールだけのミニコース、「クルーザー・コース」があります。


では写真をご紹介して行きましょう。


まずは練習グリーンの写真。

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なんか、雰囲気出ていますでしょう?

ここには、時々パッティング練習に来ます。写真の右側はレンジになっています。(私はまだここで打ったことがありません。)



2番ホールは短いパー4です。

長いホールも沢山ありますが、短い設定のホールもちらほら。
椰子の木がなんかいい感じでしょ?

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右側前方に木で壁がブロックしていまして、グリーンはその右後方です。
左の開口部分に向かって打って行きますが、大分狭くなっています。

私のドライバーは風にも押されて少しフックして行って、まんまと左の木の方へ掛かってしまいました。
椰子の木ってのはですね、こう見えても、全然風を遮ってくれません。(笑)


2打めは低くーく、枝の下を(ピンは中央奥目ですが)やむをえずグリーン手前の花道がわに打っていってぎりぎりカラーに。

キツイ登りの17歩(約12m)に距離が合わせ切れず足りなくて3歩(約2m)もショート。3パットしてしまいました。
悪くないドラーバー・ショットだったんですけどねー。

短いホールは得てして侮れませんね。



これは、5番ホールのフェアウエイ右にある池です。

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次の写真はユニークですよ。
9番のパー3です。
(パー3はここが最初で、前半9ホールはパー3がひとつしか無くってパー37になっています。)

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軍艦の模型が池に浮かんでいますね。(^^)

なんかいい感じでしょ?


(私には、サンディエゴに以前Navyに勤務していたヘリコプター技師の友人が居りまして、いくつか彼に連れて行ってもらって軍所有のコースでプレーしたことがあるのですが、その経験からしますに、)軍の所有するコースだからといっても、こうしたモニュメントがあしらってある例は珍しいと思います。

通常は、ゴルフ場が大抵軍の施設に隣接していて、モニュメントを置かなくても、本物が周りにごろごろしているからじゃなかろうか?って思ったりしますが、ラウンドしていてこういうのが出てきますと、ちょっと楽しいですね。

この日はご覧の通り、大きなグリーンの一番左手前の方にピンが立っていてティーイング・グラウンドからではアングルがよくなかったので、8番の方へ戻って行ってこのアングルから写真を撮りました。

時間的に少し逆光気味で、写真の木からこちら側が暗くなってしまうので露出を開けたために、後ろの空の方は白く飛んでしまっています。
空と池が青く写るように撮るとピンとグリーンが真っ暗に写るし、あんな距離まで届くフラッシュとかありませんし、私は写真に詳しくないので、このくらいが限界です。(^^;
(どうやったら上手く撮れるんだろう?)

この日は180yぐらいだったかな?
上手いこと左手前にグリーンを外しましたので、寄せてパーが取れました。



最後の写真は、滑走路沿いになる440yの長いパー4、16番のグリーンから振り向いた風景です。

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右側に写っているのが、滑走路の方ですね。
これだけフラットですと、(打ち下ろしていない分)自分の飛距離が大したこと無いのを思い知らされます。

このホールに限っては、グリーンも平坦です。


で、案の定リキんでしまって、なんだか知らないけど珍しくスライスしまして、2打めは3打め勝負ってことで残り90yぐらいのところに刻むはめに。

3打めは上手く打って、本人は「ベタピンに付けたか?」なんて思ったんですが、風で押されて奥に12歩(8m半)も行ってしまいました。


4/29/2009

Extreme 19th 初のパー(パドレイグ・ハリントン)


Extreme 19thでプロゴルファー初のパーを達成したパドレイグ・ハリントン


以前ご紹介しました、南アフリカにあるExtreme 19th(以前の記事)という超絶なパー3のホールを、アイルランドのパドレイグ・ハリントンとフランスのラファエル・ジャクリンが実際にプレーしたビデオが最近話題になっていて、あちこちのブログで取り上げられています。
Yahoo Sportsで取り上げられた記事が、今月の4月2日だったからかも知れません。)


そのうちのひとつをリンクしてみます。
The hardest golf shot in the world... (DailyMail.co.uk)


写真は、上のリンク先にあるものです。


↑このリンク先にもYouTubeの動画がリンクされて置いてありますが、まずは百聞は一見にしかず、この驚くべき動画をご覧下さい。

私もこちらに貼り付けておきます。↓



実際にプレーされたのは、どうも今年の1月26日あたりのようですね。

情報がちょっと錯綜していて、ハリントンとジャクリンがプレーオフで19番ホールをプレーした(どの大会とは書かれておらず)とか書いてあったりしますが、これはこの19番ホールはトーナメントではプレーオフにしか使わない、とされている為に勘違いされたのだろうと思います。

他にも、映像から見て、ハリントンもジャクリンも3Wを打ったようだ。とか、いろいろと憶測が書かれている状態です。(笑)


いやー、それにしてもすごいですね。
さすがメジャー・チャンプのパドレイグ・ハリントン。ここ2年で3つもメジャーを勝っているだけのことはあります。

動画中の、打つ前の画像をご覧下さい。



遙か彼方下の方に、あんなにちっちゃく見えるグリーンに打っていくなんて、もう尋常な技ではありません。


動画を見ますと、



ハリントンのボールはグリーンをわずかに左に外して、コート・ジ・ボワールの海岸沖ぐらいのところの砂地に(白丸印)、ジャクリンのボールはカメルーン辺りのところ(ピンク丸印)にワンオンしています。なんという正確なショット!
ピンの位置は、ちょうどボツワナの辺りですね。

カップまでは約35yのアプローチ。
ここからハリントンは見事に寄せて、記念すべきプロゴルファー初のパーを記録したのです。
ジャクリンの方は、せっかくワンオンしていたのに3パットしてしまい、パーを逃しています。惜しいなぁ。


パドレイグ・ハリントンの公式ホームページを見てみました。

どうもですね、使ったのはドライバーだと書いてあります。

練習を4球ほど打ち、風の影響などを考慮した上でのプレーとなったようです。
しかも、練習球のうち1球は、カップからわずか5フィート(1.5m)のところに落ちたんだそうです。スゲー。


ハリントンも、ジャクリンも、このLegend Golf & Safari Resortを設計した18人のプロのうちの一人です。
ハリントンが担当したのは、10番ホールだそうです。


書き忘れていましたが、直線距離にすると約720yも先にグリーンがあるこのホール、打った人にはボールは途中から見えなくなるらしいです。
そこで、4つのボール追跡カメラが監視して、下ではフォアキャディがボールの落下地点を教えてくれるそうです。
てか、それは命がけの仕事なのでは?(笑)
その以前に、グリーンどころかフェアウエーと併せても上から見るとちっちゃ過ぎて、とても一般アマチュアのショットがその範囲に収まるとは思えないんですけども。