5/23/2009

ジョン・スモルツ投手


ゴム飛ばしの比喩の記事でも少し触れましたが、ジョン・スモルツ投手です。



Yahooスポーツにこんな記事が載っていました。

「John Smoltz has his eyes on a PGA Tour run (ジョン・スモルツがPGAツアーへの参戦を視野に)」

まぁこれは記事って言うよりブログですね。


MLBの野球を見る方はご存知だと思いますが、ジョン・スモルツ投手は、
200勝150セーブを上げた唯一のメジャーリーガーです。

wikipediaのジョン・スモルツ

1996年には24勝8敗、防御率2.94、奪三振はこの年最多の276個の成績でサイヤング賞(日本で言う沢村賞)に選ばれていますし、オールスターにも8回選ばれています。
昨年は通算3,000奪三振も達成しました。

ファストボールは98マイル(約157km/h)出ますし、スライダーは球界1でおまけにスプリット・フィンガー(日本で言うフォークボール)もありますので、打ち崩すのは容易ではありません。ていうか、コントロールがよいので
(3,000個超の三振数に比べてフォアボールはまだ1,000個にも届いていません)、崩れません。

引退後には間違いなく殿堂入りするピッチャーです。


ゴルフは相当の腕前で、タイガーにして「僕が見た限りでは、ジョンはPGAのツアープロ以外で一番上手いゴルファーだ。」ってことなんですが、ハンディは+2だそうです。
(本人は、「ハンディキャップ・システムとか意味ないでしょ。スクラッチかそうじゃないかだけだと思ってる。」って言ってますけど。)


上記ブログの元になったゴルフダイジェストのインタビュー記事がこちらです。

ゴルフダイジェストのインタビュー記事


いろいろ面白いやり取りがなされていますので、ご興味がある方はお読みになってみてください。

一部分だけですけど、内容をご紹介しておきます。


毎年2月の14日ごろにスプリング・トレーニングが始まる前の時期に、タイガーとラウンドするのが恒例になっているんですね。
アトランタのゴルフリゾートに住んでいるんですが、オーガスタでも5, 6回プレーしているそうです。

オーガスタ・ナショナルでのベストスコアは72。
2年前のスプリングトレーニングの最中で、マスターズの2週間前、タイガーと一緒に日曜日にラウンドしたのだそう。
ひどいゴルフで(ショットは調子よくなかったけど)23パットだったから。って言ってますけど、そのコンディションのオーガスタで72ってすごいですよね。


タイガーとラウンドするときは、いつもナッソーをやるんだそうです。
ハンディはフロント9とバック9にそれぞれ2枚ずつ。いつも3枚ずつにしてくれ、って交渉するんだけどくれないから2枚でやるんですって。


ベストスコアは、フロリディアンっていうゲーリー・プレイヤー設計のプライベート・コースのフルバックで2ラウンド、
38-30-32-33 = 133だそうです。
前の日にもラウンドしていて、63。

プライベートのコースで、コースの詳細はよく判らないのですが、レイティング/スロープが、73.5/138ですから、かなりタフなコースですよね。


最近仕上がったばかりらしいんですが、自分家の裏庭に20エーカーのゴルフ練習場を作ってあって、大きなパッティング・グリーンの他に、大き目のグリーンが2つ(片方のグリーンサイドには池もある)に9つのティーがあって、あらゆるショットの練習ができるのだそう。
ひとつのティーからは308yあって、グリーンに狙ってドライバーを打つことができるんですって。
すごいですねー。

ターゲットが無いと上手く練習できないんだ。 ・・・って、ねぇ。(笑)

裏庭の練習場


ラウンドでのホールインワンも5回経験あるそうです。

そのうちのひとつは、ラスベガスのシャドー・クリークの11番、327yのパー4で達成したそうですから、ダブル・イーグル(別名アルバトロス)ってやつですね。
これはすごいわ。


元々、大きなプレッシャーのかかる場面とかにはめっぽう強い現メジャーリーガーですから、引退後のプロゴルファー転向してもやっていけるんじゃないでしょうか。

体力的にも運動的能力的にも、PGAのツアープロの誰にも引けをとらないと思いますし。
むしろメンタル的にも強いかも。


本人は、「現実的にはシニアツアーに参加できるか?ってところだと思うけど、PGAにもできれば挑戦してみたいね。」って言ってます。


日本でも、大洋の金沢投手がプロゴルファーに転向しましたが、大成功までは行きませんでしたでしょうかね。

でもスモルツ投手は、野球の面でもスケールが違いますから、もっと期待していいんじゃないかと思います。
ひそかに楽しみにしていようと思います。(^^)


昨年手術をして、今年移籍したレッドソックスでもうすぐ復帰登板する予定(来月頭ぐらい?)なんですが、20年以上もブレーブスで投げた投手でしたので、もうレッドソックスなんかで投げないで、早くゴルフの方のトレーニングに入ったほうがいいと思うんですけど。

てか、そうしてください。(と、レッドソックスを目の上のたんこぶに感じる私は、思っていたりします。(笑))



***

追記: 5/11/2010

ジョン・スモルツ投手、2010年のUS Open qualiifierに出場していた模様です。

+6の76で、次のステップにコマを進めるには6打及ばず。

パットがイマイチの調子だったみたいですね。
2-footer(約60cm)のパットを外したのだとか。

今後もこういったチャンレンジは続けるつもりだそうですが、具体的にどれに出るかは言及していません。



5/21/2009

ゴルフスイング-14


今回は私のスイングではありません。


この間ウエストリッジというゴルフ場をラウンドしたときに、一緒の組でプレーした二人の飛ばし屋さんのうちの一人、「J」というニックネームの好青年のスイングです。

ちなみにこのゴルフ場は、丘陵地の傾斜地に造られていてコース全体にアップ・ダウンがかなりあり、全体に横に傾いているホールも多いですしキックしてOBに行ってしまうこともあったり、ブラインドになるホールもありますし、距離が短いわりに難しくてスロープ・レートもなかなか高くなっているという、なにか日本の山岳コースを髣髴とさせるコースです。


これは、10番375yパー4、うち下ろしのドライバーショットです。
ドライバーを打つ必要の無いホールなのですが、このコースの中では比較的広々と打てるホールなのもあって、全員ドライバーでした。



左のフェアウエーバンカーよりも左へ行くとアウトで、グリーンの左と後ろもアウトです。右はよほど曲げない限りブッシュまでは行かないでしょう。


Jのドライバーショット


ものすごいパワーフェードで、左のフェアウエーバンカー越えを狙って打っていますね。
黒ティーからですので、打ち下ろしとはいえども越えるにはキャリーで270y近く必要です。
打っているのは、クリーブランドのハイボアかな。

(私はもちろん越えませんので、左のフェアウエーバンカーの右、見えているグリーン右のガードバンカーの方向狙いです。もう少し右に行ってしまうと動画では隠れていて見えない右のフェアウエーバンカーにつかまってしまいかねません。)


Jくんは、黒人系と東南アジア系のミックスみたいな感じでしたが、とてもナイスガイで、撮ってあげた動画を見て、「うわぁ、すげぇ。初めて見たよ。emailで送ってもらってもいいかな?!」って言ってました。

私はスイングのことはあんまり詳しく判んないんですが、セットアップのポスチャーもいいですし、これは飛ぶ訳だわ、っていうスイングですね。(^^)
本人は、「・・・直したいとこがいっぱいある・・・。」っていうことでしたが。


私から見ますと、インパクトでボールを叩く寸前の捻転差がすごいですねー。
スイングのキレがいいですし。



~~~




8番ホールは447yで登りのパー4なんですが、彼らはドライバーでティーショットを打ち、7番Iで2打めを打っていました。
確かにパー4ですわ。(笑)

私は、会心のドライバーを打っても登っているので残りはまだ200yちょっともあり、登りも計算して2打めは3Wで打って届くかどうか。(この日は左にミスして左のカート道まで行ってしまいました。)
まぁ、あそこまでではなくても、もう少し距離を伸ばしたいなー、と思いましたですね。(^^;



一応、ラウンド結果をメモしておきます。


ウエストリッジ・ゴルフクラブ

黒ティー、コースレート/スロープは72.7/135、パーは36・36=72です。

1 4 △ 0 U19S-U3A (3パット)
2 5 - 0
3 3 ○ / - (チップイン:12歩)
4 5 □ 0 5AL-② (2nd池)
5 4 △ 2
6 4 △ 0 6B
7 3 □ 3 4A (ラテラルハザード)
8 4 △ 0 DD8AL-④
9 4 - 0 U6

10 4 △ 0 S5AL
11 3 - /
12 4 - 0
13 4 △ 0 U5A
14 5 △ 3 DDS8B-③(ラテラルハザード)
15 3 ○ /
16 4 - 0 8S
17 4 □ 0 6B
18 5 - 0 D8A

43(15)・40(15)= 83(30)


5番は、450yのパー4。
長いホールだと思って下手にドライバーを力むと駄目ですね。(^^;
案の定、左へ曲げました。
分かっているのにやらかしてしまいます。(x_x)

7番はですね、197yうち下ろしのパー3なんですが、グリーンオーバーして後ろのブッシュに打ち込んでしまいました。

4番は480yのパー5なのですが、2打め地点からグリーンまではずっと池、右の迂回ルートを行って3オンを狙った方が正解でした。(^^;
グリーン右手前の花道狙いぐらいの池越えルートを取ったんですが、左下がりつま先上がりの傾斜地でしたので低くフックに出てしまい、池に突入。
(ボール自体はグリーン側から回収できましたが。)

この日は裁判所に出向くため、会社に午後から半休を申請していたのでその足でラウンドしました。
パターの方は、いきなり3パットしましたがその後は距離感が大体合っていたので、まずまずでした。
パーオンが6つと少ない方でしたので、反作用としてもう少しパット数が少ないとよかったのですが。

4-6歩(3m-4m)ぐらいの距離をもう少し入れたいですね。

5/15/2009

ゴルフスイング-13


このところちょっと忙殺され気味なんですが、頑張っていってみます。
お友達のみなさんのところへの訪問とコメントが滞っておりまして、申し訳ありません。m(__)m



さて、場面ごとの動画ということでのアップをしてみようと思います。
私は、レンジでの練習で撮影するのと、実際にラウンド中に撮るのはやっぱり違うなー、って思っています。

一緒に行った友人が、余裕があり、かつ私のボールと遠くないときに限られますので、そうそう思うようには撮れません。スロープレイは絶対に避けたいですしね。


ちなみに、今回の動画は210fps(1秒210コマ)で撮影し、再生スピードはデフォルトの30fps(1秒30コマ)です。



先日のNavyコース、3番ホールのパー5、570yの第3打めです。
ハンディキャップ1の長いホールで、まったくのフラットです。


図中に白い線で、ボールの軌跡を記入してみました。

ティーショットは、ドライバーがヒール気味にあたり、弱いスライスで右のフェアウエイ・バンカーにさえ届かず約240y弱くらいだったでしょうか、ぎりぎりバンカーの手前のちょっと盛り上がった部分のラフに止まりまして、2打めは確実に脱出し距離もある程度出そうという選択で、6番Iのスリークオーターでパンチ気味に打ち込みました。
うまくフェアウエー真ん中に向かってくれたのですが、150yちょっとでしたでしょうか最後にちょっとフックして左のファーストカットのラフまで転がり込んでしまいました。

ライは悪くありません。残りは178y(GPSに拠る)の3打めです。

Navy 6th, HDCP1

これはミスショットでしたね。でもナイスミス。(^^;
たしか4番Iだったと思いますけど、トップに打ってすんごい低いボールが出て行ってます。

でも幸いボールを右に置いたトップボールでしたので、低く軽いフックボールになり、ランがよく出てグリーンの花道からピンの方向へ向かってくれています。
さすがに距離が足りなくって、左右のバンカーの間、グリーン手前の花道のグリーンまで5yぐらいのところまで行ってくれました。

ボールが行った後に左から右へ飛んでいく黒いものは、鳥です。(^^)



こんどは、13番ホールのパー5、516yの第3打めです。
ハンディキャップ2のホールで、ティーショットの左右にはあまり影響のない池、そしてグリーンの手前には別な池が入り込んでいて、2オンを狙うのは得策ではありません。・・・というか、まったくのフラットですので私には距離的に無理が。(^^;


今度も図中に白い線でボールの軌跡を記入してあります。

ティーショットは、ドライバーをドロー気味に打ちたかったのですがほぼまっすぐに出て行き、やや左に曲がっていくフェアウエーの右端でした。ティーイング・グラウンドの向きがズレていて構えにくかったです。250yくらいでしょうか。

池の手前にレイアップするため、このホールも2打目には6番Iを選択。160yくらいでしたでしょうか、残りは109y(GPSに拠る)のフェアウエーから左端寄りからです。

池越えの3打めです。風はフォローでやや左から右。

Navy13th HDCP2


このショット、打ったときには意識していませんでしたけど、(距離が遠くなって行っていてより危険な)左に行かないようにフェース面を返さないようにフォローを抜こうとしていますね。
風にもすこし押されてやや右奥に3オン。
ここはキクユ芝とバミューダ芝の混合のフェアウエイなので、そんなにわらじのようなディボットが取れる訳じゃないんですが、このショットはディボットがぶっ飛んでますね。(笑)
ちゃんと拾って戻し、目土しましたよ。(^^)

距離に絶対の自信があった訳ではないので、心配そうにボールの行方を見ています。



こういう企画の動画も面白いかな、と思って撮ってもらいました。

スイング分析をやりますと、反省点がどかどか出てしまうので、自分で分析するのはやめときます。(笑)