11/13/2009

ミリタリー・スタイル・ハット


今月号のゴルフ・マガジンで取り上げられていたのですが、今米国ではひそかに(今までのベースボール・キャップ・スタイルとは違った)こういったタイプのゴルフ・ハットがじわじわ流行りつつあります。(^^)


記憶に新しいところですと、USオープンで3日目までトップを走ったリッキー・バーンズが被ってましたから、ご記憶の方も多いんじゃないかと思います。
(この人のキャップは、つばが小さいタイプでしたね。余談ですが、バーンズのお父さんはNFLペイトリオッツのプレイヤーでした。)

Ricky Barnes




あとは、コロンビアのカミロ・ビジェガスも近頃はコブラが出したちょっとつばが大きいタイプのミリタリー・スタイルの帽子を被ったりしています。

Camilo Villegas



これからじわじわ来そうな感じがしないでもありませんね。



プーマからも、なかなかカッコイイのが出ていますね。
ロゴマークのピューマが切抜きの縫込みみたいになってて、なかなか凝ってます。



私も実は、この7月にエンジェルズの応援に行って球場のギブアウェイでもらったエンジェルズ・ロゴのミリタリー・スタイル・ハットを持っていますので、その後 “なにも知らずに” 愛用していました。(笑)



上の写真で私が被っていますのは、↓これの色違いでして、地の部分は真っ黒です。



これは、特にゴルフ用ではない迷彩色バージョン。



流行には全くと言っていいほど疎い私ですが、まぁたまにはこんな記事もいいんじゃないかと。(^^;


11/11/2009

フィニッシュの重要性 (パッティング)


このカテゴリーの記事を書くときはなんかウキウキしますね。
確実に上手くなれるような気がして。(気のせいかもしれませんが。(笑))


経験的にですが自分でもおぼろげに感じていたことなのですが、デーブ・ペルツの配信メールで解説されているものを読んで、再確認することができました。

パッティングの際に、フィニッシュをビシッと決められたときって言うのは(結果はカップインしていようがカップインしていまいがそこは別にして)
自分でも非常に気持ちがいいものですし、特に厳しい状況のショートパットでこれが出来たときには周りからも、「Solid!」とか、「Good putting!」って声をかけて貰える時が多いです。

この「solid」という英単語は耳にすると非常に嬉しい表現でして、中身の
詰まった、しっかりした、内容の充実した、ゆるぎない、と言ったニュアンスのある表現なのです。
「うん、しっかり打ったね。」が一番近い日本語になりますでしょうか。(^^)





配信された内容をなるべく原文に忠実に直訳してみます。

After you putt, it is important to hold the finish position of your stroke until the ball stops and you can see the results.
パットをした後、ボールが止まって結果が見えるまでストロークのフィニッシュ・ポジションを保持しておくということはとても重要です。

The correlation between your stroke and how the ball rolled will never
be fresher in your mind.

あなたのストロークとボールがどう転がったかの相関関係は、頭の中でこれ以上ないくらい鮮明になります。

This is the feedback you need to prepare your subconscious to play
your best in the future.

これこそが、今後ベストのプレーをするためにあなたの「潜在意識」に準備をさせるのに必要なフィードバックなのです。

Biofeedback studies have shown that a human’s short-term memory is very short: Every eight seconds you lose about 30% of the sensations or feelings you have generated - if no new one comes along.
生体自己制御の研究によれば、人間の短期記憶はとても短いのです。
あなたが生み出した感覚やフィーリングは、8秒ごとに30%が失われていきます。 - 新しい感覚が出現しなかった場合です。


But if you move and add new sensations before your putt has stopped, the new feelings immediately cover up the old.
しかし、もしパットが止まる前にあなたが動いたり新たな感覚を加えたりすると、新しいフィーリングはただちに古い感覚に覆い被さってしまいます。

If you can make a habit of holding your finish and retaining you feel of
the stroke you just made as each putt rolls, then what you see and feel within those first eight seconds will be correlated in your mind.

フィニッシュを保持することを習慣にしてしまえば、パットを転がすたびに今行ったばかりのストロークのフィーリングを維持することが出来て、最初の8秒以内にあなたが見てそして感じたものが、頭の中に相関されます。

This will optimize your stroke improvement process and your future
putting touch.

こうすることで、ストロークの改善プロセスを最大限に効果的にすることができ、将来のパッティングのタッチを最適化できるのです。

(この内容は、デーブ・ペルツのパッティング・バイブルの第5章に詳しく書いてあるそうです。)







さらに、ペルツはつい最近のTwitterでこんなことを発言しています。

Everybody knows if you putt balls too fast-they’ll never stay in the
hole, too slow and they’ll never get to it-but what speed is optimum?

パットを強く打ちすぎると決してカップには沈んでくれないし、弱すぎると決してカップに届かないのはみんな知ってると思うけど、 - 一番効率のいい強さって知ってる?(注: 英語ではパットの強さをスピードで速いとか遅いとか表現します。)

Since most putts miss hole-watch how far your missed ones roll past:
17-inches past means optimum speed, farther=too fast, shorter=too
slow

ほとんどのパットはカップに入らないんだから、 - 外したパットがどのくらい通り過ぎるか観察してごらん。
カップを17インチ(約43.2センチ)過ぎるのが一番効率の良いスピードなんだ。 17インチより遠いのは強すぎ、短いのは弱すぎ。


Optimum speed gives best chance of hitting/staying in hole:
faster creates more lip-outs, slower means more get knocked off-line
and miss

一番効率のいいスピードで打てば、カップインするチャンスが一番大きくなる。
強いのはカップに蹴られるし、弱いのはラインを外れてミスするってわけ。



また別な場面では、こう言っています。

一般のゴルファーからの、「あなたはアマチュアはパットの曲がりを小さく読みすぎてほとんどのパットを下側(B側)に外す、とおっしゃっていますが、それはなぜなのですか?」という質問に対する回答です。


「人間って言うのは自分に甘くて、実際は相当体重オーバーしているのに、本人は『ちょっとオーバーしてるかな』って現実を見ないのとよく似ていると思います。現実を見たくないんですよ。大きく曲がるパットはあまり曲がらないパットよりも難しいので、潜在意識的に真っ直ぐ目に打ちたがってしまうんです。」
「もうひとつは、目線をあげてボールを見ると、見えるのはボールの転がりの最後の方だけなんですよね。最初の方の転がりとか途中の曲がっていく様子を見ていないから、その分の読みをちゃんと計算に入れられていないんですよね。」


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つまり、パットをした時の転がりを出来るだけ目に焼き付け、なるべくフィードバックをかけて行ってパットの読みとストロークを改善していく。
その時に、フィニッシュでピタッと止まってイメージを、脳裏に焼き付けて行けば、より鮮明に記憶したフィーリングとボールの転がりとを関連付けてフィードバックをかけることが出来る、という寸法です。(^^)


幸か不幸か、私はボールの転がりのほとんどを見ながら打つ変則パッティングをしています。
フィニッシュもテークバックの大きさに比べて割合に大きくとっています。

今後はこの生体自己制御とフィードバックを強く意識して、改善につなげて行きたいと思います。(^^)

11/08/2009

ラウンド記録 (エル・ドラドの2)


ここは、普段(記録はとりませんが)練習している早朝バック9でよく回っているコースです。 (以前のラウンド記)

この間リシャフトしたドライバーを打ち込んで慣れていくのが最大の関心事、というラウンドでした。

料金も手軽なパブリックコースでして、早朝スタートで10時半ごろには18ホール終了、比較的手軽にラウンドできます。

前回書きましたが、ここはホール・セパレーションの木々が生長していて空中ハザードになっているところが多々あって、私はかなり苦手にしているコースでして、ドライバーの出来が大変に重要なレイアウトですから、ドライバーを打って試していくにはうってつけです。


El Dorado Park Golf Course
http://eldoradopark.americangolf.com/


ずーっと苦手にしてきたコースですが(といっても回数こなしているのはバック9だけですけど)、ドライバーがある程度コントロールできている時にはそれほど難しいコースではなく感じます。


青ティーのコースレート/スロープは70.9/126、パーは36・36=72です。

1 4 - 1
2 4 +3 2 U6AL-1-(3パット)
3 3 - / S9S-②
4 5 △ 2
5 4 - 0 U9A
6 4 - 0 S10B
7 5 △ 2 U7S
8 4 △ 2
9 3 - / D9AL-①

10 5 - 0 11A
11 4 ◯ 0
12 3 +3 / 4B
13 4 △ 2
14 4 - 0 U5S
15 4 △ 0 4AL
16 4 - 1 7AL
17 3 - / 2-
18 5 ◯ 0

41(17)・39(15)= 80(32)


***

このコースでは、ティーショットがどうしても木がらみになってきます。
しかし敢えてパー3以外の全ホールでドライバーを使用しました。

青字のDAPスコア(ティーショットの自己評価)で12というのは、今までのラウンド記録にも殆ど無かったと思いますが、ここではどうしてもこういう感じになってきますねー。
(一方、OBになる箇所はあまり無いコースです。)


出だしのホール、グリーンをショートして外し、寄せきれずに8歩(約5m半)残りましたが、第4象限に残していたのが幸いしたか、ラッキー・パーでスタート。

しかし2番ホールではフェアウエー・バンカーからのショットを薄めに打ってしまって高さが出ず、あごに当ててしまいました。 その上、次ショットが木の下を抜かなければならないという状況でグリーンまで届かず。
チップショットもショート目でやはり第4象限からの6歩(約4m)のパットでしたが、これを強引に決めに行ったため、第2象限の悪夢のラインを残してしまい、1歩ちょっとの距離(約90cm)でしたがカップに蹴られて3パットしてしまいました。
これは痛いトリプル・ボギーです。

スコアを落としたホールは、どれも木がらみですね。
池の場合ですと、ほぼペナルティの1打のみで、距離の罰がありませんから立て続けに入れない限り1打の損で済みますが、木の場合は確実に出していかないとドツボに嵌って2打3打と落としてしまう場合があるので油断禁物です。


後半の12番パー3のトリプルボギーは、約195yのティーショットを右に大きく外し、そこからバンカー越えのピッチ・ショットではやってはいけないショートをしてバンカーに入れてしまい、バンカーショットは出ただけでまだグリーンにショート。
そこからチップ・ショットでもうひとつ寄せきれず4歩(約3m)のパットでしたが、自分としてはいいストロークをしたものの切れる大きさが読みきれず、Bに外してトリプルにしてしまいました。

6歩(約4m)のバーディーパットを決めた直後のホールだったため、悔やまれます。
(ABFというやつですね。(^^;)

16番ホールは2打目が木の中ではあったのですが、距離が約110yとさほど無かったことと、低いややフックのボールで非常に上手くグリーンを捉えることが出来たため、DAPスコアを「1」としてあります。

17番のパットは入れたかったですねー。
2歩としてありますが、実際には2歩弱で約1.2mぐらいでした。
エアーレーションの跡がまだ残っていて、そのパンチ・ラインにつられるような感じでボールが傾斜とは逆に転がり、カップの右淵で蹴られてしまいました。(x_x)


もう少し精度を上げたいところですが(正確に言いますと、ドロー気味に出るときとフェード気味に出るときをもう少し思う方に打てたい、という感じです)、エル・ドラドでこれだけやれれば、このドライバーは十分にこれから使っていく目処が立ったと思います。(^^)