6/24/2010

ジャイナ教信者のゴルファー


お友達のXさんの、「コガネムシ」という小説風記事で思い出したことがあります。
(読んでない方、ご覧になってみてくださいね。 この→「意思の上にも3年」っていうのとか、面白いです。)

ただし、私の話はノン・フィクションです。(笑) (^^;


私の友人に、ジャイナ教の信者の人が二人ほど居るんですね。 もちろんインド人です。
ひとりは仕事上のお付き合いでインド在住ですが、もう一人はご近所さんです。


非常に由緒正しい、歴史の古い宗教でして、インドではそれなりにリスペクトされますし、社会的にもちゃんとした(成功した?)信者さんが多いように思います。

ロサンゼルスやアナハイムにも、大きな寺院を構えていたりします。

(Google Streetviewの画像)


独特の建築様式も有名です。
こちらのサイト(日本語)なども、ご参考までに。


知らない人に分かりやすいように、本人たちは「ベジタリアン」だと表現しますが、私から見るとベジタリアンとは程遠いです。

なにしろ敬虔な信者さんは、小さな蟻んこはもちろん、微生物すら殺さないように、小さな箒を持っていて、掃きながら歩くような人たちです。

微生物を犠牲にしてしまうので、根野菜は一切ダメ。
じゃがいも、にんにく、玉ねぎ、人参、大根、全部ダメです。
食べられない野菜多すぎ。
(果物類は、全部自然の恵みですからOKみたいです。)

卵は無精卵でもダメ。
乳製品は殺生にならないのでOK。

とにかく一緒に出張行ったりすると、食事で難儀します。
どのレストラン行っても、食べる前に入念な打ち合わせとチェック。
基本的にインド料理のレストランを探しますが、普通のインド・レストランじゃダメですしね。

ジャイナに理解あるシェフが居ないと。
シンシナチで探したときはけっこう大変でした。



で、どうやったらジャイナ教信者がゴルファーになれるのかよく判りませんが(笑)、私の友人は、(例の片道6時間ドライブのペブルビーチ行きに同行したぐらい)ゴルフ好きな、ゴルファーなんです。

週2回以上はプレーしてるようですし。
(ハンディはたぶん、25ぐらいかなぁ。)
例の、暗闇で蛍光(発光)ボールをプレーするGlowball Tournamentにも、私のパートナーで出てくれたくらいゴルフ好きです。(笑)


芝は再生するから殺生じゃないかなぁ。
でも、微生物なんて、絶対、打ってるって。(笑)

そういえば彼、なるべくディボット取らない打ち方してるのかな?

木の中入ると、50-50とか言って、必ず無茶ルートでピン向かって打つんですけど(笑)、まぁほとんどの木はお前さんのボールより強いわな。


もう、なにしろけったいな友人です。
(てか、殺生しないと言う、ある意味正しい教義を守ろうとしてるだけなんですよね。)



よく、こちらのゴルフ場ですと、特にショットガン・トーナメントとかイベントの時とかにも多いんですが、外でバーベキューやって、ハンバーガーとか用意されていますのですけれどね、
彼の場合は、ビーフのパティ抜き、玉ねぎ抜き、マヨネーズ抜きの、バンズにレタスとトマトとチーズとケチャップを挟んだ、けったいなハンバーガー
(ってか、サンドイッチ?)食べてます。

敬虔な信者さんの場合は、パンにも卵が使われていないかどうか厳重にチェックするのですけどね。(まぁ、まずゴルフしないでしょう。)



こちらで早朝バック9のラウンドとかやってますとね、コースのスーパー・インテンダントさんたちが、バンカー均しやグリーンの芝カット、カップ位置切り直しなど、まだ作業なさってる場面が多いんですが、大抵、「(お前らのボールなんかに当たんねぇから) 打ってきな!」って合図されたりするんですよ。

全然退く様子もなく。
「どうせ来ないし、来ても俺っち避けられっから。」 みたいな感じで。(笑)

日本と違いますからね。


こういう場面に来ますと、この友人、からっきしダメなんです。

待ってみるんですけど、どいてくれない。

で、「打つよー!」って合図して、「あいよー!」って感じで(Come on!)って手で合図されますね。

・・・もうそうなると、おしりがむずむずしているような、ひやあせたらたらみたいな、そんなそぶりになって来て、ただでさえ頻繁にはグリーンオンしないんですけど、もうチョロとか、どスライスとか、どダフリとか、間違いなく必ず酷いことになるんです。(x_x)


人間に向かってボールを打つって言うことが、ものすごくプレッシャー(と言うか罪悪感の極み?)になるのでしょう。
本当に善良な方達です。


そんなジャイナな彼のご愛用もキャロウエイのクラブです。(^^)
ユーティリティーがテイラーメードで、「お、同じじゃん!」みたいな感じで、その昔に友達になりました。

パターは、なんかフェース(というよりネック?)が曲がっているオデッセイを使っていたので、私の2ボールパター(アニカが使っていた機種です。)をあげたんですけど、それを気に入って使ってくれています。

先日亡くなってしまった友人とも彼は大の親友でした。



こんな結論、実は書く必要無いとは思うのですが、

生きてる昆虫や小動物は、ルースインペディメントの扱いやめるように
ルール改正出来ないもんでしょうか?
もちろん微生物を助けるために大幅な救済、とかやってたらゴルフになりませんけど、そんなに複雑になるとも思えませんし。

小さな花を助けるためにとか、虫を殺さないために、アンプレイアブルの処置を選択するって話、いい加減ルールで何とかしたらどうなの?って思ったりしてます。

例えばバンカー内でボールにアマガエルがぴとっとくっ付いていたら、40秒以内にそのまんま打てる人(特に女性の方なら)居ませんよね? 私も打てません。

どんなにゴルフに真剣でも!
ジャイナ教に入っていなくても!!



6/22/2010

スケッチャーズのシェイプ・アップス


USオープン、父の日でしたので思う存分にTV観戦出来ました。(^^)

7時間ぐらいの録画土・日分ををCMとかキャスターのしゃべりとか早回ししながら4時間ぐらいで見ました。

最終日、こちらの放送では、遼くんが全く映りませんでしたねー。

デービス・ラブIIIの後ろに一瞬映って、「あ、白シャツに赤パンツだ。」って判りましたけど、ホントに1回もショットが映りませんでした。
土曜日にはたくさん映って、べた褒めされていたんですけどねー。



ちょっと面白かったのは、土曜日に履いていた白黒チェックのパンツの話になって、『ヘッドカバーもイアン・ポールターのを使ってるようだし、きっと影響受けてるんでしょう、ああいうファッションしてるのは。』

・・・みたいなこと言われてましてね。

笑ってしまいました。


ゴルフにはあまり興味ないうちの奥さん、遼くんはあんなに若くてゴルフすごい上手いんだし、感じはいいし、すごく好青年なのに、どピンクでゴルフバッグまでピンクとか、あのちょっと柄が大きすぎるチェックのパンツとか、似顔絵入りのボールとか、なんであんなにダサくしちゃうんだろう?

・・・って不思議がっています。


「世界ランキング50位に入ってるプロなんだから、イアン・ポールターのヘッド・カバー使わないんじゃね?」って私は思いましたけど、イアン・ポールター・ヘア付きサンバイザーとか、イアン・ポールター・ヘッドカバーとか、商品としてはこちらではすごいポピュラーで浸透していますからね、まぁ勘違いされるかもなぁ、って思いますけど。

リンク切れのため、参考画像を補足


3日目を見た限りでは、25歳のダスティン・ジョンソンが次世代のアイコンとしてのし上がってきた感じしましたけどねー。

ペブルビーチでのUSオープンに勝つのはアメリカのアイコン的プレイヤーに限る、って感じで歴史的にも来ていましたしね。
4番の278yの登りのパー4を3番アイアンで乗せてくる辺り、只者ではない風格でした。

タイガーと月曜日の練習ラウンドしたらしいですけど、あのタイガーをして「stupid long (ふざけてるほど飛ぶ)」って呆れているらしいです。

ペブルビーチのプロアマで2回も優勝しているのに、信じられない崩れ方をしてしまいましたけれど、強く印象に残りました。
(全然違うコース・セッティングですし、レベルも次元も全然違いますが、私自身もシグニチャー・ホールではなくてノーマークだった3番ホール4番ホールで連続して叩いてしまいましたので、なんか変な親近感沸きました。(^^;)



***


で、父の日のプレゼントとして、

スケッチャーズの「シェイプ・アップス」って言う、かかとがぐいーっと切れ上がったスニーカーをもらいました。




ニューポート・ビーチのファッション・モールで撮影したらしき景色がたくさん出てきますね。


姿勢がよくなるとか、血液循環がよくなるとか、腰痛を防ぐ筋肉が強くなるとか、脇腹を締めるとか、膝や関節のストレスを軽減するとか、ふくらはぎや脚を強化するとか、いいことづくめの説明が書かれています。


早速履いてみていますが、スニーカーのわりには重さもあるし、なかなかいい感じです。
腰には良さそうな感じします。
ちょっと足が張りますけどね。 でも、心地よく。

ゴルフの練習場で履くにはちょっと難有りですが、つま先寄りの体重で打つ分には大丈夫でした。




もう一つもらったのが、息子が目下大好きなダース・ベイダーのヘッド・カバー。



息子が選んでくれたんですが、大好き過ぎて早くも息子のものになってます。(笑)



ちょっと手抜きバージョンのカードももらいました。(笑)



とても嬉しいFather’s Dayになりました。



6/17/2010

23年振りのヤンキースタジアム


今日はフィル・ミケルソンの誕生日らしいですね。


駆け足の出張ですが、NYに来ました。

ジャックさんにお知らせして、ディナーでもご一緒に、と思ったのですが、今回は急でしたし、予定が合わなくって残念。

でも、電話でお話しできただけでも。
今後も、ジャックさんが私の近くにいらっしゃることもあるかも知れませんし。(^^)


で、昨年のワールドシリーズと同じ組み合わせ、フィリーズとヤンキーズが対戦中というせっかくのチャンスですから夜はヤンキースタジアムへ足を運びました。(^^)

画像をクリックで拡大します。


ヤンキースタジアムへは、87年に日本から旅行で行った時に来て以来ですから、23年ぶりになりますか。

あの時はもちろん旧スタジアムの方でしたですね。
偶然でしたが、ゲーム前にキャットフィッシュ・ハンターの殿堂入りを記念したセレモニーがあって、ハンターの他にも、ディマジオやマントル、ヨギとか、レジー・ジャクソン、もう伝説のヤンキーたちが駆けつけていて、ものすごく感激した思い出があります。

ちょうど、ヤンキーズ主砲のドン・マッティングリーが8ゲーム連続ホームランと言う離れ業(この8ゲームで10本HR打ってます。)をやってのけた年で、相手のタイガーズにもカーク・ギブソンも居ましたし、すごく興奮したことを思い出しました。
この年には満塁ホームランも6本打っていて、両方いまだに記録になっているんですよね。(タイ記録になってます。)

当時のエース、リック・ローデンが先発投手でしたが、この人はものすごくゴルフが上手いんですよね。
野球を引退してからも、ずいぶん競技に出ていたと思います。


この日は、フィリーズの47歳で頑張っているジェイミー・モイヤー投手が
8回を3安打に抑える素晴らしいピッチングを見せてくれました。

対するヤンキーズの先発は剛腕100mph投手のAJバーネットでしたが、大乱調でした。



前日には結局何を食べようか迷いましたが考えつかず、タイムズ・スクエア周辺に。

画像をクリックで拡大します。


けっこう看板が入れ替わってましたですね。


お決まりのNYステーキを食べに行きました。



リブアイ・ステーキ、たいへん美味しゅうございました。 ;-d



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いよいよ、ペブルビーチでのUSオープンですね。

エリック・コンプトンのストーリーは、すでに始まる前から感動的です。