7/01/2010

オーク・クリーク (ゴルフ・クラブ)


ここも、ペリカン・ヒル同様、トム・ファジオ氏設計の美しいゴルフコースです。
海がありませんから、景観的にはペリカン・ヒルには及びませんが、地形を生かし戦略的に造られています。
少し高いですけど、パブリックですしね。


藍ちゃんもここで練習ラウンドをするとか、したとか。


最後にここをラウンドしたのは、・・・ブログ始める前っぽいですから、それからすると丸2年以上前ってことになりましょうか。 ・・と思いつつ調べてみたら、07年の8月にプレーしていました。
約3年前でしたね。


Oak Creek Golf Club
http://www.oakcreekgolfclub.com/


このコースに青ティーの設定はありません。
3年前には、白ティーの後ろのゴールド・ティーでラウンドしていましたが、今回はバックの黒ティーからラウンドしました。

全長は、6,850yですが、パー71です。

3つしか無いパー5はあまり距離がありませんので、その分か、パー3、
パー4にかなり長い距離のホールがあります。
そして、独特のバンカー群には入れたくない感じ。



それではまた、いくつかのホールをご紹介いたします。


この6番ホール(Outback)は、434yのパー4で、グリーンに向かって登りになっていて、グリーンはさらに砲台グリーンです。
グリーン右に外すと、斜面をするする転がり落ちていってしまいます。

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写っているのは、この日我々のパーティーに加わった、20代らしきプレイヤー、ジョシュアくんで、実によく飛ぶのなんの。
シングルで来るだけあって、上手かったです。 フロリダから来たとか言ってました。
昨日もここでラウンドしたとか。

左側のユーカリの木が気持ち邪魔っけですね。
右の方に、縁が深く切れてるバンカーがあるだけに、この木が効いてきます。


私のティーショットは右バンカーの左側のフェアウエー。
残りが登りの190yちょっとでしたので、新しく作った3Wで打ってみたところ、わりといいドローでボールが上がって行きまして、左にガードバンカー、右に落ちる傾斜のあるグリーンを攻めるにはいいボールで飛んでくれました。

グリーン少し奥にこぼれた位置から下りの6歩(約4m)が入ってくれて一番難しいホール(HDCP1)でバーディー。(^^)
(でも、とてもいいプレーが出来たのは、この日は実はこのホールだけでした。(x_x;)



ちょっとレイアアウトも載せておきます。グーグルマップの切り取りです。

画像をクリックで拡大します。


それほどアップダウンがあるような立地に見えませんよね。
かなり造成して付けてあるんじゃないかと思ったりします。 トムファジオらしくないかも?
(事実関係判りません。(^^;)



次の写真は、8番ホール(Saddle) 228yの長いパー3です。

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コースのサイトの説明でも、グリーン左手前のバンカーからの寄せワンは難しく、このホールでのパーは良いスコアです。と書かれています。
右から左へドローボールで攻めると良い、とされているのは私には朗報でしたが、何しろ長いです。

この日はピン・ポジションが奥目(旗黄色)で、軽い向かい風。 やや登り傾斜。
228yに+15yぐらいとして、・・・私には、ドライバーでも良い距離です。
ドライバーが軽く打てない私は、3Wを使いたいさかりなこともあり(笑)、3Wで行きました。

結果的にはグリーン右手前にショート。

54度のウエッジでのチップショットもショートしてしまい、9歩(約6m半)を残して、あわやカップインのいいパットをしたのですが、入らずボギーでした。


どうやら新しい3W、2度ロフトが寝ているだけに、今までの3+Wより飛ばないようです。

実は、16番ホール(その名もLong)のパー3も 220yありまして(これも軽い登りです。)、ここでも新しい3Wを使ってみたのですが、やはりドローで右手前にショートしてバンカー入り。
幸いに、サンドセーブできました。
後から見たらコースのサイトにも、ここの左右のバンカーはセーブするチャンスあるよ、と書いてありましたね。(笑)

2番ホール(Great Depression)のパー3も208yで、この日奥目のピンで +10yぐらい、でも軽い打ち下ろしの-10y、っていうホールでも新しい3Wで打ちましたが、ここは長すぎて奥に外しました。
寄せきれずに4歩(約3m)残してボギー。



続く9番ホール(Fortitude)は、グリーン手前に池のある500yのパー5です。
ティーからは左ドッグしていて、グリーンはブラインドで見えません。

写真は、私の2打目地点から撮ったものです。

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ドライブが私の30y先に行っていて、2打目アイアンでグリーンを狙っているのがジョシュくんです。(^^;
これはフィニッシュの写真ですが、見事に2オンしています。

私はもちろん、8番アイアンでレイアップ。 長くないパー5ですが、この状況で2オンは無理ですね。
100y残そうという作戦です。

チップショットをミスしてまたもやボギーでしたが。(^^;



次にお見せするのは、一番短いパー3の12番ホール(Brady’s Pond)、黒ティーからは173yです。
とても美しいホールです。

画像をクリックで拡大します。


前のゴールドティーで打っているおじさんは、私と一緒に行きました日本人の方です。

ここは実はグリーンの後ろも水なんですよね。
ピンが右寄りに立っていた日には、ドキドキのティーショットになります。

私は普段、池越えホールは大きめのクラブで打つのですが、ここは打ち下ろしていますし、大抵フォローの風になるそうなので、グリーンの後ろがけっこう気になります。

6番アイアンを選び、心して打ったボールはピンに真っ直ぐ。
ジョシュアくんが飛んでいく途中褒めてくれたのですが、わずかに短く、グリーン面にぎりぎりのところに跳ね、そして敢え無く手前に転がり落ちて池ポチャでした。(T_T)
岸から10cmぐらいの水の中で、ボールは回収出来ましたけど。

グリーンやや左サイドのピンの、さらに少し左を狙うべきでしたかねー。(^^;
まぁ私はフェードで打てないので、ナンですが。(x_x)

ラテラルの赤いマーカーがあって、ピンに近づかないようにドロップしてアップ&ダウン、ボギーで済みました。




最後にご紹介しますのが、実はこのコースで本当に一番難しい(←私の独断判定)18番ホール(Bunker Hill) 456yのパー4です。 (HDCP6)
非常に難易度の高いホールでした。

まずはティーからの写真。

画像をクリックで拡大します。


ティーイング・グラウンドの周りに見えるフェスキューの長い芝は、グリーン周りやコースのあちらこちらにもあって、コースを難しくしています。

このホールは、左に曲がったあと、グリーンへは右に登っていくレイアウトで、写真に写っていますすくっと高いユーカリの木の後方ぐらいにグリーンがあります。

ティーショットは思い切ってフェードでユーカリの木を左からかわすのもありかも知れませんが、通常は右からドローでかわすショットでしょうねー。
右のフェアウエー・バンカーが効いてきます。ティーショットは6番ホールと似たセットアップですね。


2打目地点の写真はこうなります。

画像をクリックで拡大します。


私のボールの位置は、この少し右、右のフェアウエーバンカーに向かって下っているホントに縁のラフにありまして、ボールは芝に沈んでは居ませんでした。
写真は気持ちズームしましたので、もう少し右後ろになりますでしょうかね。

残りは、約200yです。
(はるか先に見えるボールは、さすがにジョシュくんのものではなく、別の人の2打目です。)

ここで私は大きなジャッジミスをして、新投入で打ちたいさかりの3Wを握ってしまいました。(x_x;

芝がネックに絡まり、ヘッドがぐるっと回転してしまいながら打ったボールはダック・フックで左のバンカーに。

このバンカー、私はあまり経験していなかったのですが、バンカーの縁がオーバー・ハングしていて思ったより角度付けてボールを上げないと出ないんですね。

使ったのはバッグの中では一番ロフトの大きい54度のサンドウエッジだったのですが、あごにヒットして出ず。
同じ位置に戻ったボールを少しフェースを開き気味で打つも、またオーバー・ハングのあごにヒットして出ず。

3度目は、少しだけあごから遠ざかったものの、もう意識してエクスプロージョンで出すことに専念し、ようやく出ました。

6駄目打目になるチップショットも寄せきれずに5歩(3m半)を残し、このホールをクワドロプル・ボギーにしてしまいました。

2打目のクラブ選択が命取りでした。(T_T)



前半はなんとパーなし。
後半は逆にバーディーが来ないものの辛抱してプレー出来ていたように思いますが、最後のホールで大叩きしちゃうと、なにかラウンド全体が全然ダメだったように感じてしまいますね。


このところのラウンドでは無かった2回/ラウンドの3パットもしてしまいまして、これはグリーンが大きいコースで20歩以上の距離での3パットですから許容範囲ですが、逆にそれほど大きなグリーンなのにパー・オン(カラー含む)が6ホールだけ、と言うのは、難しいコースに苦しんだ現れだと思います。


しかしあれですね。
トム・ファジオの設計がいろいろな人に好かれ、評価されているのがよく分かりますね。(^^)

スコアはともかく、非常に楽しいゴルフでした。(^^)


6/28/2010

3Wのリシャフト


いま、実は3Wに新しいシャフトを試しています。
(新しいとか言っても、モデルは古いんですが。)


現在、主力に使っている3Wは、 以前記事に書きましたこちらです。



シャフトには、アルディラのNV85 stiff-X tip-350が挿さっています。


ユーティリティーは2番4番の2本とも、シャフトはダイナミックゴールドの
S300ですので、3Wもその方が打ちやすいかも知んないな?
と、思いまして、まぁ安いし試してみようかと。

そういう単純発想です。


新しい3Wも考えたのですが、どうもこの頃は大MOI、シャロー・フェースが主流で、縦にブレの大きいスイングを持つ私としては、フェースとクラウンの角で打っちゃうイメージがちょっとイヤ。
(打ってみると、決してそんなこと無いんですけどね。)


以前に、パーシモン・ドライバーと比較して記事にしたのですが、今見直してみても、



パーシモン・ドライバーとほとんど変わらないくらいのディープ・フェースです。
上から見た形状もよく似ていて、大きさも同じくらいです。

やっぱりこのヘッドは好きだなー、と。


そして、現行のアルディラ・シャフトの3Wは、長さも43 1/2インチになっていまして、これは一昔前のパーシモン・ドライバーの標準的長さです。

この3Wも満足して気に入っては居りますので、そのまま温存し、中古の
3Wをわざわざ買い求めてそれをリシャフトすることにしました。



出来上がってきたのが、こちらです。



左側が、今回のDG S300シャフトのもの。
知りませんでしたが、DGのS300っていうのは米国では一番ポピュラーなシャフトで、安いしいつでも在庫があるもんだとばかり思っていましたが、ウッド用となると取り寄せになるんだそうでした。


ちょっと悩んだのですが、長さは43 1/2インチにしました。

振り切れるか少し心配して、もう少し短めにしようかとも思ったのですけれど、よく考えたら、パーシモンのドライバーとロフト以外はほぼ一緒ですから、心配要らなかったんですよね。

ハイロフトの直ドラ(パーシモン)打つようなもんですし。


それで、レンジに持っていって新旧3Wで40球ほど打ってみましたが、どうやら両方きちんと打ったときで比較して、ずいぶんボールが高く上がるんですよね。

ええー?こんなにちがうのー?
と、思いつつ、よく見ると。↓



あちゃー!
今まで使ってたのは、3+だったか!
DGで作った3Wは、3でした・・・。

でも、ロフト的には多分、14度(または13度)vs15度とか、その程度の差だと思いますけど、弾道的にはもっとうんと違う感じです。

明らかにシャフトがボールを上げている感じ。


うーん・・・。

弾道的には、キャリーは減っても低い方が好きなんですが、ボールが上がりやすいし、明らかに打ちやすい・・・。

これはもしかして、3+Wの方にスチール・シャフトを挿して、3Wの方にアルディラを挿すように、入れ替えてもらった方が良いのでは?
もしくは、両方DGのスチールでも良いかも?

悩みます・・・。


飛距離的には・・・、平らなレンジでは180y超えていると、よく判りません。(^^;


また取り寄せは面倒くさいし、やっぱり2本のシャフト入れ替えがいいでしょうか?
出してる間は3Wなしでラウンドしなければなりませんが。(てか、2-3日で出来上がるかな。)

感触いいもんなー。



6/25/2010

ペブルビーチの14番ホール @USオープン2010


もう終わったのに申し訳ないのですが、USオープンの最中にデーブ・ペルツのブログで、フィル・ミケルソンと大会前の準備でコースを下調べし、これは要注意ホールだ、ということで大会中の土曜日にアップした記事をご紹介しようと思います。

非常に面白い内容です。

2010 US Open - 14th Green - a Damage Control Red Flag Alert

Damage Controlっていうのは、デーブ・ペルツの、「パッティング・バイブル」、「ショートゲーム・バイブル」に続く、最新刊のタイトルですね。
(私も、「ショートゲーム・バイブル」を読み終えたら次に読む予定にしています。♡)



今大会の14番ホールのセッティングがいかに難しい、ヘタをすると命取りになるホールだったかを詳しく解説してあります。

日本の池田勇太プロも初日にトリプルボギーの8を叩いてやられていますし、’07年マスターズ・チャンピオンのザック・ジョンソンは今大会で一番多いクワドロプル・ボギーの9を叩いてしまっているホールです。

ちなみに、この14番のレイアウトは、こんな感じになっています。

(ヤーデージブックの写真です。クリックで拡大します。)


ご覧のとおり、ティーショットの落とし所辺りにバンカーが沢山並んでいて、そこから大きく右にドッグレッグしてグリーンまで海を背に、どぉーっと登っているパー5です。


ペルツ・ブログでは、グリーンとその周りの写真を、できるだけアンジュレーションが立体的に伝わるように撮った写真をたくさん使って、どういう風に難しいホールだったのかを詳しく説明してくれていますので、読み応えありますよ。


例えば最初の写真。



この写真は、14番グリーンの右手前から撮った写真です。
グリーンの後方にTVタワーが見えますが、あれほど高い位置から撮影しますから、TVではグリーンはフラット目に見えてしまいます。
しかしプレイヤーのショットを見ていれば、このグリーンがもっともアンジュレーションが強く、チャレンジングな高低差を持つグリーンだと分かります。

12.5フィートと言う速いグリーンのスピードとの組み合わせで、Red Flag
Touch状況を作り出しています。

急勾配+高速グリーンの組み合わせです。

このグリーンの右サイドの傾斜はグリーン右側後方から右側前方にかけて斜度がきつ過ぎて、このポジションにカップを切れる可能性はありません。
(どのボールも全部、写っている黒いネットのカバーされているエリアに転がり降りてきます。)



・・・なんて言う風に、細かく解説されていますから、是非ご覧になってみて下さい。


グリーンの奥は、ペルツが立っている尾根を超えると全部グリーンの外まで転がりでてしまう。

グリーンの左奥は左で、はやり傾斜に乗るとグリーンを転がりでてしまうどころか厳しいラフまで転がり出てしまう上に、情報には木の枝が張り出していて、さらに難しい。

っていうような詳細を、写真を何枚も使って分かりやすく解説されています。

ちなみに、こうやってペルツと一緒に対策を練ったフィルは、パー、パー、パー、ボギーのトータル+1で4日間この難ホールを乗り切っていますね。


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この14番では、例えば、

デビッド・デュバルがグリーン手前からカップに寄せるべくピッチ・ショットを打ったところ、ほんのわずかに大き目でボールは止まらず、グリーン奥に転がり出てコロコロ降りていってしまいます。
グリーン後ろの刈り込まれたスロープの下の方からパターで戻したものの、カップを2mほどオーバー。
そのボールが止まりかけたものの止まらず、コロコロコロコロとスピードをあげ始めるボールの後ろをデュバルが為す術無く追って歩き、2打前とおとんど同じ場所に戻っていく光景など、典型的でした。

このホール、実は4日間ともほぼおんなじような位置にカップが切られていたんですよね。


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大会後に、USGAのひんしゅくを買うと覚悟しながらも、苦情の声を上げてしまったシアトルのライアン・ムーアの記事もご紹介します。





“U.S. Opens are U.S. Opens. I feel like (the USGA) is … going for trick-iness, to be honest. I’ve played in five now. Three out of five were just extremely tricky and they had nothing to do with being difficult.
(USオープンはUSオープンだけどね。 個人的には(USGAは) ・・・率直に言って、(コース設定が)トリッキーな方向に行ってると思う。 今のところ 5回出場したけど。 5つのうち3つは、難しいっていうより単にトリッキーなだけだった。)



“They know they can do something about hole (No. 14). It would take not much to make that green halfway reasonable. They refuse to do it.
Beyond that, they make it more severe and tricky on top of it. I think they go for a spectacle or something. They want something to draw attention … or make everybody look stupid, I guess.
((14番)ホールみたいな設定をやるんだよね。 あのグリーンをもう半ばくらいリーズナブルにするのはそんなに手間はかからないのに。 わざとやらないのさ。 それどころか、もっとシビアに、もっとトリッキーにしてある。 見世物かなんかにしようとしてるじゃないかな。 注目を浴びるようにしたいのさ ・・・ もしくは、みんなが馬鹿に見えるようにでもしてるんじゃないの?)



“It doesn’t reward good golf shots. That is why I don’t understand why you have a tournament that doesn’t reward good golf shots.
(いいショットが報われないんだ。 だから、なんでいいショットが報われないトーナメントをやろうとするのか理解出来ない。)


“It’s just a horrible golf hole the way (the USGA) set it up. I don’t know what they’re trying to demand. Where is the skill? I don’t know.
If you can’t even hit a shot to stay on the green, where is the skill involved?
((USGAの)コースコンディションの設定はとにかく端から端まで酷いゴルフだよ。 (プレイヤーに)なにを要求しようとしてるのか分からない。 スキルはどこいっちゃったの? 知らないね。 (ピンを攻めるどころか)ただグリーンにとどまるショットが不可能だったとしたら、スキルは関係ないじゃん?)


Moore later said he could not “physically … hit the shots” the USGA requires to score at a U.S. Open.
(ムーアはそれから、「僕には、USGAがUSオープンでスコアするために要求しているショットは物理的に打てない。」とも言っている。)


“I don’t know. I’ll probably keep playing them, just to torture myself once a year. I get angry, and it makes me hate golf for two months.  Then I’m OK again.
((今後USオープンには出るのかと聞かれて→) 分かんないよ。 多分出場続けるとは思うけど、年に1回自分を拷問にかけるだけだよね。 頭にくるしさ、2ヶ月ぐらいゴルフが嫌いになる。 で、しばらくするとまたOKになるけどね。)


“I’m sure all of this is going to be printed, and (the USGA) is going to hate me. But I’m OK with it. I’ve won three of their championships. I’m OK.”
(まぁ、こんなこと言うと活字になっちゃうのは分かってるし、USGAに嫌われちゃうけどね。 しょうがないよ。 僕はすでに(USGA主催の)チャンピオンシップ、3つ勝ったからね。 まぁ大丈夫。)



記事のコメント見ても、賛否両論ではありますが、

ムーアが痛烈に「douche」呼ばわりされていますね。(笑)

この単語って、ジョージ・ブッシュの悪口言うときに使われたことありましたけど、ライアン・ムーアの名前には「sh」って発音の部分無いんですけどね。

(意味的には、(まず辞書には出てないと思いますが、)「女々しい下衆なやつ」って感じでしょうか。)


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でも、流石にトッププロのメジャー大会ですね。
このホール、3日目以降になるとほとんどがボギー以下、先のデュバルの例を含めて少なくともダブルボギー以下に収まっています。
3日目にビジェガスがトリプル打ってるのが唯一の例外かな。


ムーア自身は、4日間14番ホールでは、ダブルボギー、バーディー、パー、パーですから、ちゃんと攻略していると言っても差し支えないと思います。


タイガーに至っては実に、パー、バーディー、パー、バーディーでしたから、驚くべくことにこの難ホールをカモにしてます。
(ちなみに遼くんも14番では4日間トータルイーブンパーで攻略出来ていますね。)

つまり、ライアン・ムーアが言うほどに14番ホールを最悪ホール呼ばわりする必要は無い、と私も思うわけです。


↑ の、前の方のペルツのブログでは、グリーンの右後方からカップへのアプローチは安全ルートではあるが、ただしそこへ2打でいくのは距離的に無理がある、と書かれていました。


非常に面白いことに、タイガーは2打目でグリーン右のバンカーへ入れて、バーディーを奪っていました。
攻略ルートのひとつとして、意識的に入れた可能性はけっこう高いんじゃないかと思ったりします。


私も14番の右バンカーには入りましたが(もちろんコース設定は雲泥の差の中ではありますが)、あごも高くなくて、難しいバンカーでは無いんですよね。
(とは言え、私の場合はバンカーに届くには3打かかります上、バンカーからも8歩(約5m半)にしか寄らず、サンド・セーブ出来ずにボギー打つのが精一杯だったのですが。(^^;)


私は、どちらかと言うとUSオープンがメジャーの中では一番好きなんですが、今回のペブルビーチでのトーナメントは、すごく見応えがあって面白かったと思いました。(^^)



おまけ:

ペルツ・ブログには、ペブルビーチの美しいところを色々写真で紹介した記事も上がっています。
中継では見ないようなアングルも多数写っていますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。

こちらです。→ 「The Beauty of Pebble Beach