今週はいよいよ全英オープンですね。
なんと言っても、セントアンドリュースのオールドコースで行われるジ・オープンは特別、って感じがします。
17番のホテル越えのホールではセベが駐車場に打ち込んでもリカバーして優勝したとか、いろいろな逸話が残っていたりしますし、グリーンの後ろも壁になっていてすぐ近くに止まったボールを壁に打ってグリーンに乗せたり、とても特徴的なホールで楽しみにしています。
今年は、ティーイング・グラウンドが40yほど後ろに下がり、495yのパー4になるそうです。
ほぼ真っ直ぐ下がったそうで、依然としてホテル越のティーショットを打つことになるようです。
そのホテルの写真が、こちらです。
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写真は、こちらのサイトのものです。↓
www.worldgolf.com/photo-galleries/a-photo-tour-st-andrews-old-course-golf-6198.htm
ティーはこのホテルの右後方にあります。
実は下がる場所が無くって、以前のティーの後ろのOB区域の中、道路を挟んだ向こう側にティーを作ったそうなんですね。
どんなかんじのところでしょう?
Google Mapで、上空写真を確認してみました。
こちらです。↓
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見やすいように、南北は逆さまにしてあります。
グーグルマップ
http://maps.google.co.uk/maps?f=q&hl=en&q=KY16%209SP&ie=UTF8&om=1
緑色で囲んだのがグリーンの辺りで、以前のティーが白丸で囲んだところ、そして今回下がってOB区域内に出来たティーが、水色で囲んだ辺りです。
ご覧のように、ホテルの建物の左側で、白い低い建物部分の上を抜けていきます。
旧ティーから見た写真はこちらのようになります。↓
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www.worldgolf.com/photo-galleries/a-photo-tour-st-andrews-old-course-golf-6198.htm
黒っぽい塀に、OLD COURSE HOTELとの字がありますが、ちょうど「OLD」の上辺りを通過すれば、概ね良いショットになるのだそうです。
USオープンで活躍したダスティン・ジョンソンが新ティーから、Dの上を通過するティーショットを打って、フェアウエーど真ん中だったそうです。
ウエストウッドによると、「HOTEL」のLよりも右へ行かなければ大丈夫。
逆に「OLD」のOよりも左へ打つようだと、レイアウト図に赤で囲んだ辺りの、スネまである長いラフに掴まってしまい、2打目がグリーンまで到底届かなくなってしまうそうです。
こうやって見てみますと、より鮮明にイメージが湧いてきますね。 ♡
放送を観るのが楽しみです。
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追記です。
このティー位置変更に伴って、16番グリーンの右側のOB杭が撤去されたそうです。
グリーンに右に外してしまうとすぐにOBだったのですが、大丈夫になったわけですね。
過去にもOBでは無かった時代があるそうです。