8/22/2010

しれーと人気がある(そうな)、キャロウエイ・ドライバー FT-3


GDOの有名人気ブログのひとつ、Big Managerこと麻生@店長さんの、
「元キャロウエイスタッフ店長のブログ」
のちょっと前の記事に、私にとってはとても嬉しい記事が載っていました。


これです。↓

FT-TOUR と FT-3 どっちがいい?
(あと、こっちも追加で。8/26/10→ 「キャロウエイ エポン ゴルフ事情」)



(写真はあちらからそのままフィードして、さらにリンクしてます。)


この記事で右側に写っているのは、FT-3ですからクラウンにキャロウエイのマークがサイトマークのように入っていますが、私の愛用しているFT-3 TOURにはこのマークは入って居りませんから、新しいFT-TOURドライバーに、さらに似ている感じになります。
(代わりに、FT-3 TOURにはキャロウエイ・マークがフェースのスイートスポットに透かし彫りのようにして入っています。)

記事にありますように、横幅はFT-3 TOURの方が気持ち小さいくらいですし、上から見た投影面積では、明らかにFT-3 TOURの方が小さく見えます。
(新しいFT-TOURの体積は440ccで、約20cc小さいのですが。)


460ccのヘッドの中では、もっとも小さく見えるドライバーのうちのひとつだろうと思います。
ディープフェースっぽくなっているんでしょうかね?

3Wでさえもディープフェースが好きな私ですので、もちろん歓迎の傾向です。


いままでにもドライバーに付いては何度か記事にして居りますけれど、
このドライバー、本当に本当にお気に入りです。


一番良いところは、重心距離の短さです。
パーシモン並みの31mm前後。
言い様によっては、曲がりやすい仕様です。ヘッドのターンを積極的に使う昔のパーシモン風の古い打ち方(←たぶんそうなってるかと思います。)には、この重心距離の短さが非常に良く合ってくれます。
(私は基本フッカー傾向なのに敢えてドロー・バイアスのヘッドを選んでいますが、ドローを打つためでは無く、重心距離がより短いから、という理由です。 フェード・バイアスのヘッドですと、ミスしたとき余計にどフックしてしまうんですよね。)

それと、フェースアングル。
重心距離が短いからこそなせる業ですが、ハーフロフト設定( 8.5、9.5、10.5°ロフト)のFT-3 TOURの方は0.5度オープンになっています。(上の写真のFT-3(9、10、11°ロフト)は1.0度クローズです。)
キャロウエイのFT-シリーズ以外の460ccのデカデッドには多くは無いと思われます、わずかにオープンのフェースになっていて、目標に合わせてとても構えやすいフェースなのです。
(体積の大きい、MOIの大きいヘッドは、どうしても返りのタイミングが遅くなってきますので、最初からクローズ気味にして置いて間に合わせる必要があるんですよね。)

一方で、(クラブを水平面上にシャフトで支えて重力で出来るフェース面の角度、)重心アングルは29度前後と、非常にボールが捕まりやすいスペックになっています。
重心深度も数値は手元にありませんがかなり深めに出来ていて、さらに重心高も現在ではそれほど低重心の部類では無いため、ボールは上がりやすい仕様です。


上記のようなスペックの組み合わせは、他のドライバーではあまり見ない組み合わせの数値です。
クラウンがグラスファイバーの複合素材ヘッド、ネックも無いという、特殊な素材&設計のドライバーだからこそ出来る組み合わせだと言えるかなと思います。


ユニークなスペックの割には、アニカ・ソレンスタムが長年愛用していましたので、(私的には)むしろオーソドックスなスペックなのでは?というイメージも勝手に持ったりしています。(^^;


あともう一つ、私が特に気に入っている特徴として、とても静かな打球音があります。
人によっては、「情けない音」と表現なさる方もいらっしゃいますが (笑)、「plonk(ぼこっ)」 という感じのややこもった静かな低い音がします。

ボールの種類とかにも拠りますが、場合によってはシャフトがたてる風切り音の方がよく聞こえるときもあったりして。


あまりに静かに飛んでいきますし、今やちょっと古い部類のクラブとなったためもあって、たまたま同伴したプレイヤーとかに、「それ、どこのドライバー?」って聞かれることもしばしば。
(この辺りも、(今になって打つと音もなく飛んでいくように感じる)昔のパーシモン・ドライバーに通ずるところを感じるんですよね。)

いわゆる左右方向の「ギア効果」も昔のパーシモン並に出やすいクラブだと思います。


FT-5も実は購入しましたがお蔵入りになっている理由は、スペックは大きく変わっていなかったものの、この音が甲高い音に‘改善’されてしまった点が大きいです。

FT-9では、音はFT-5よりはぐっと抑えられていましたが、投影面積が大きくてちょっと馴染めず。


その後、FT-TOURが出て、俄然欲しくなりました。

ブログお友達でキャロ・マニの hallyさんが、すでにFT-TOURをご使用なさってますので、ご紹介させていただきます。(^^)

2月と、8月の記事です。↓

フィル・ミケルソン使用モデルFT-TOUR (ジャパンゴルフフェア2010)
FT-Tourで初のフルラウンド

hallyさんは、アイアンセットもキャロウエイのX-プロトをご使用なさっていまして、筋金入りです。♡



ところで、「元キャロウエイスタッフ店長のブログ」さんですが、次の記事もまたいいですねー。

ベンホーガン 往年の名器

(ちなみにこのアイアンは、ブログお友達で我が神奈川県を代表する競技ゴルファーのお一人、charさんのエース・アイアンです。



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追記です。

愛用のFT-3ドライバー、アルディラ RIP シャフトにリシャフト (←クリック) したものもつくりました。


非常に良い感じです。




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「元キャロウエイスタッフ店長のブログ」さんは、overdrivewinというアカウントで、ツイッターもなさっているそうです。
(e-mailアドレスも同様のoverdrive_win@は、英語的には少しいただけない面もありますが。(^^;)

読んでおりますと非常にお店に伺ってみたくなる、とても楽しいブログです。

(しかしもしカタカナ(もしくはローマ字)で、“オーバードライブ (OH-BAH-DORAIBU)”とかなら、日本語ですからアリだと思っては居ります。(^_-)  余談ですが。)


ツイッターがお好きな方、並びにキャロウエイがお好きな方は特に、フォローなさってみてはいかがでしょうか?


8/20/2010

クリーブランド CG15 ウエッジ


昨日(8/18)、全米規模でサルモネラ菌によるタマゴ なんと 3億個の自主リコールがありましたね。
8/13日付の自主リコールに続き、2回目らしいです。


うちの冷蔵庫も確認してみたら、プラント番号 P1946ってのが入ってました。
日付が、136-229の間のものだと、該当します。
(1/1から数えての日数ですから、4月-8月ぐらいでしょうか。)

買ったお店へ持って行くと、取り替えてくれることになってるそうです。


正確な情報は、こちらのFDAのサイトへ。

http://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm223139.htm

あと、こちらもご参考です。

http://www.eggsafety.org/mediacenter/alerts/84-voluntary-egg-recall-expanded-less-than-one-percent-



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先日、ブレイマー・カントリークラブをラウンドしたときはスクランブル・フォーマットでしたが、それでも自分のショットがかなり調子良いことは感じていました。

この間の日曜日には、いつものようにコヨーテ・ヒルズのバック9をプレーしましたが、ドライバーもアイアンショットも調子が良く、9ホール中8ホールにGIR(パー・オン)できて、それもことごとく4-10歩(約3-7m)。 ひとホールだけ1歩に付いてバーディー。
1バーディー、2ボギーでした。(18番は10歩をバーディーが欲しくてアグレッシブに行きすぎて3パット。(^^;)
(もうちょっとパットを入れたいなぁ、ってのはとりあえず置いときます。(^^;)


まぁ、練習ラウンドのスコアはどうでもいいんですが、リシャフトした3Wもすこぶる好調、こういう時期にこそ試すには持ってこいだな、ということで。

・・・今のうちにいくつかウエッジを試してみたいと思いました。

長続きしないから、急げ!(笑)



現在は、アイアンとお揃いのX-Tourを使用中ですが、このウエッジ、すぐにX-Forgedに切り替わってしまいましたので、今ではもうなかなか手に入らないのと、(フェースもすり減っていて)決して激スピンではないので、ルール改正前の激スピンウエッジが店頭に並んでる間に(しかもぼちぼち安くなり始めてるのもあり)、買って試してみたいと思ったからなんです。


とある友人が使っているCG15がとてもスピンが効きそうでしたので、普段スピンなんぞかかっていない私でも多少は短い距離で止まってくれるかも知れませんから(笑)、試してみたいのです。


(写真はクリーブランド・ゴルフのサイトのものです。リンクしてます。)


写真は56度ですが、私が買うのは54度です。
しばらく使って、結果が良かったら、50度も買いますし、場合によっては58度にも再挑戦するかも?!

それと、(写真はバックフェースですが)ショップで構えてクラブ・フェースを見たときに、「うーん、CG12の方がちょっと好きかなー?」と思いました。


(写真はクリーブランド・ゴルフのサイトのものです。リンクしてます。)


なんだろう?(詳しいことはよく分かってません。(^^;)
リーディング・エッジに丸みがついて、CG15の方がちょっと出っ歯っぽく見える感じでしょうか。

クリーブランドのツアーアクション(TA588)のウエッジを、かなり長い間愛用していたこともありまして、今のX-Tourもほぼ同じような形で、好きなのです。
CG12の方が形が近い感じ。
(でも、考えてみますと、その前に使っていたマグレガーのミュアフィールドのSWは、CG15っぽい形をしていたかも?とかも思いました。)



で、何発か鳥かごで打ってみますと、CG15の方がやや“forgiving”のように感じました。

CG12は安くなっていてお買い得なのですが、54度とかのマイナー・ロフトはすでに手に入りにくくなって来ていますしね。
まずはCG15の方を選びました。
ドット二つ、ミドル(と言うよりはハイに思えます)・バウンスの14度のものです。

(ちなみに理由が理由ですので(笑)、旧溝規格の、適合じゃない方のウエッジです。)


こんどのラウンドで使ってみましてから、もしかするとリポート致します。

(もしかすると、何事も無かったかのように返却しているかも知れませんが。(笑))

8/18/2010

デイビッド・プライス氏側の説明


別な記事の予定でしたが、予定変更いたします。(^^;

ダスティン・ジョンソンのペナルティー問題に関しまして、その時のローミング・オフィシャルだったデイビッド・プライス氏側のコメント(&説明)が載った記事をみつけました。↓

PGA official on gaffe: Johnson just had 'to ask'

プライス氏は、ダラスの方なので、記事はESPNダラスのものです。


(ちなみに全くの余談ですが、デイビッド・プライスという名前は、メジャーリーグのタンパベイ・レイズに同姓同名の左腕ピッチャーが居ます。 2007年のドラフトで、全米いの一番に指名されたピッチャーで、今や球界のトップエリートの一人です。)


この記事の後ろの方に、


***

実は14番でもDジョンソンとキャディはプライス氏に質問しています。
「ここで素振りしてもよろしいか?」と。 そこはフェアウエイから大きく外れていたがバンカー外だったので、プライス氏は練習スイングをしても良いと答えた。

そしてさらに16番でも、Dジョンソンのキャディがプライス氏に、ボールのすぐ近くにある小石を取り除いても良いか?と尋ねました。
プライス氏は、「そこはバンカー内なので、ルールによりボールを動かさない限りルースインペディメントは取り除いても良い。」と答えた。 と書かれています。


18番の2打目を打つときに、なにかして欲しいことはないか?と尋ねるとDジョンソンは、観客にもう少し右の方を開けるように言って欲しい。ということだったので、そうしたが、

バンカーかどうかについては尋ねられなかった。


***

つまり、Dジョンソンは、単純に18番でもプライス氏に質問すれば良かったのだ。

という結論づけです。


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まぁ、Dジョンソン側に落ち度があったという結論には賛同しますが、16番ホールでのプライス氏の発言が本当であれば、Dジョンソンはさらにペナルティを喰らっていないといけないお話になりますね。
バンカー内はルース・インペディメントを取り除けませんから。

例え競技委員が間違って答えたとしても、ルール違反はプレイヤーの責任になります。


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今回の件で私が一番納得行かないのは、記事中のその後に書いてあるところです。


Dジョンソンに、ルール違反のことを告げに行くのは簡単なことではなかった。
もし最後のパットが決まって居たら、私はPGAチャンピオンに対して「貴方は実はチャンピオンではない。」と告げなければならなかったのだ。
最後のパットが外れたからと言って、事態がそれほど良くなるわけではないが、難しいことだった。

しかし、Dジョンソンがもしそのまま(ボギーとして)カードにサインしてしまったら競技失格となり、ライダーカップのポイントにも影響し、賞金も0、もっと大きなインパクトを受けてしまう。

プライス氏は、スコア提出所を去るDジョンソンを大変に気の毒に思った。




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なんでそんなに偉そうなのか?

打つ前に、ここはバンカーだよ、と既知の事実を告げてもルール違反ではありません。

あるいは、プレイヤーが質問しない限り答えないのであれば、最後までそうするべきではないのか? (例え結果がディスクォリファイだったとしても。)

また、質問されていないのに、現に「なにかして欲しいことはないか?」と話しかけているではないか?


「観客のみなさん、ご協力をお願いします。お下がりください。あなた方の立っているエリアはバンカーですから。」という風に言うことも出来るわけです。


また、競技委員長からの事後の説明で、『ローミング・オフィシャルがあれだけ観客が取り囲んでいる状況でプレイヤーに声を掛けるために近づくのは困難である。』という「言い訳」がなされたのも、ただの取り繕い感が否めません。



極論すれば、競技委員の言い方一つ、胸先三寸で結果が違ってしまう。 ゴルフの実力ではなく。

・・・と、いうところが一番もやもや致します。




***

追記:

どうやら、2015年にはまたこのウィッスリング・ストレイツにPGAチャンピオンシップが戻ってくることが既に決まっているそうですね。

それまでに、この事態を何とかしろ!って意見も多く聞かれる中、

コース・オーナーのハーブ・コーラー(Herb Kohler)氏は変えるつもり全く無し。
PGA of Americaの理事長、ジム・レミー(Jim Remy)氏も、900個のバンカーをウエイスト・エリアに指定して、300個のバンカーをバンカーに指定して印付けろっての?無理!とか言って、後押ししている状態です。


やり様がないのなら仕方ないとも思いますが、あんなにフェアウエーから外れたところのレーキもない小さなバンカーは潰して草ボウボウにすればいいだけなんですよね。
ダスティン・ジョンソンは、ルールで割食ったかも知れませんけど、その以前にあんな酷いティーショットから、4番アイアンで打てるライを貰えていたわけで。


結局5年後までにどうするのか、楽しみですね。