12/21/2010

ゴルフ英語シリーズ第11回 (OB)


すごい雨が続いています。

いくつかのゴルフ場のいくつかのホールは、水の下に沈んでしまっているんじゃないでしょうか。
近隣の思い浮かぶコースだけでも、あそことあそこは沈んでるだろうなぁって思います・・・。

So-Calに生まれ育った人が、こんなのは生まれて初めてじゃないかなぁ。 って言ってますのでね、そのくらいの珍しさらしいです。


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久々のゴルフ英語シリーズです。
(いまでも期待してくださってる人がいらっしゃるのかどうかちょと疑問ですが。(^^;)


前回、前置詞の「down」に注目してニュアンスを表現いたしましたので、今回は、前置詞の「out」に注目してみたいと思います。


まずは表題の「OB」。

和製英語だ、とまではいいませんが、米国ではあまり使われません。
英語版wikipediaの「OB」の曖昧表現のページにも「OB (golf)」というような項目は出てきません。
(日本語のwikipediaにはありますね。)


「Out of Bounds」ですから、略すなら「O.O.B.」かな、と思ったりしますが、「O.B.」という表現が使われないこともないかな?程度の使用頻度です。

杭(stakes)にOBと書かれたり、短く書く方法としては使われますが、話し言葉で「OB(オウ・ビー)」と使うことはほとんどありませんのでご注意下さい。





それから、典型的な和製英語でよく使われる「オーバードライブ」ですが (第9回の「スコアメイクの鍵」でも少しだけ触れましたけれども)、 英語では「out-drive (アウト・ドライヴ)」といいます。 動詞です。

You've out drove me pretty well.  (←米語なのでdrivenじゃなくてOK)
(ずいぶんオーバードライブされちゃったよー。)

なんて言う風に使います。


このニュアンスの「out」は、「outer space (大気圏外(の宇宙))」なんて言う表現にも通じるところがあるのですが、私の飛距離の範囲よりも向こうへ行った、と言うイメージから来ているのが一つと、

もうひとつは、スポーツ全般に使われる「out perform (上回った良いプレー/ 成績)」にも代表される、「上回っている」というニュアンスと、両方からイメージできる英語らしい表現です。


ちなみに、「なんてオーバーな。」・・・ですとか、「over」という前置詞はオーバーという日本語(和製英語)にもなっていますが、「over」には「やり過ぎ」というニュアンスが強いので、「over driven」などと英語でいいますと例えばドッグレッグのコーナーを突き抜けてOBを打ってしまった時などを連想してしまうんですね。

「over swing (オーバー・スイング)」のオーバー。
まさにやり過ぎです。



それから、ゴルフ独特の表現に「hole out (ホールアウト)」というのがあります。

この「out」には、「お終い」というニュアンスがありますね。

Johnson close out the deal by sinking the birdie putt on the 18th.
(ジョンソンは18番のバーディーパットを沈めて優勝を締めくくった。)

なんて言う具合に、「お終い」ってニュアンスで使われます。

(ゴルフで)優勝する」には、「pull out the victory」なんていう言い方もされます。



あとは・・・、 「golf outing」って表現もありますね。

トーナメントとかコンペのことを指します。
SCGAの「member outing (メンバー・アウティング)」とか。


プロがクラブハウス内でのインタビューとかで、

It's really hot out there today.
今日は(コース上は)暑いからねー。 

なんて言ったりしているのと同じで、「外に出ている」イメージですね。
「out door sports (アウトドア・スポーツ)」の「out」です。



あとはゴルフでよく出てくる表現としては、どこかから「out (出る)」という意味での使われ方です。

hit out of the sand trap (バンカーから出る)

ですとか、

chip out from the trees(林の中からチップ・アウトする)

とか、そういう使い方ですね。
この使用法は、日本人にもよくイメージが掴める用法だと思います。


前回の「down」で説明させていただきましたとおり、前置詞を理解するコツはこれらの用法全部を「いろいろな意味があるのね。」として捉えず、こう言った表現全部に共通する前置詞としての「out」のイメージを掴むと良いのです。

例えば、申込用紙とかスコアカードとかを「fill out (the form) ((用紙に)記入する)」とか、スイングの悪い癖を「smooth out (直す)」とか、の「out」は、「全部やる」というニュアンスがあります。 修正するには「iron out (直す)」もよく使います。 アイロンでシワを伸ばすイメージ。

「tired out」は、疲れきる。

「out and out」で、完全に、徹底的に、と言う意味になります。


クラブをインターネットでポチる(オークションなどで)ときの「out bid (金額で上回る)」される、の「out」は、「out drive (オーバードライブ)」の「out」と同じ、「上回る」のニュアンスですね。

Keep the head down through out the swing. (スイングの間中、頭を上げないようにしよう)

の場合の「out」は、「ずーっと全部」というニュアンスです。


「golf outfit (ゴルフウエア)」 は外側に着てる服。
「Fore! Look out! (フォアー! 気をつけろ!)」は「Heads up! (気をつけて!)」とも言いますけど、外をよく見るイメージです。

「outstanding! (飛び抜けて素晴らしい!)」なんていう言い方も、イメージが湧きやすいでしょうかね?


総合的な、前置詞「out」の、“外に拡がる/圧倒する”イメージ、掴んでいただけましたでしょうか? (^^)


「You are out!」



12/19/2010

久しぶりの雨ゴルフ


ここ南カリフォルニアも今週は珍しく雨、雨、雨。
今日で4日目ですが、さらにあと3日は雨続きの予報です。

今朝はいつものバック9の練習に行きました。
雨の中のプレーは、3年ぐらいぶりでしょうか?(正確には覚えていません。(^^;)

まず行ってみたアルハンブラではコースの状態が悪いと言うことでNG、約20分南東へ移動して(電話で歩きならということでOKをもらった) ラ・ミラダでプレーしました。



ここは、なかなかいいコースで近いし安いし好きな方なんですが、普段の週末は某国の人が半数以上、18ホールはおろかバック9であっても5サムが目白押しの激混みで、6-7時間コース、私はここにはまず来ません。

でもさすがに風が強くて雨が降ってるコンディション@So-Cal、我々の他には誰もプレーしていませんでした。(笑) 

いつもの友人とは別の友人とプレーしたのですが、実は彼は今までまともに雨の中でスタートしたことがなかったらしいです。
さすが南カリフォルニア・ボーイ。(笑)




10番ホールの池の脇。 溢れた水がカート道の上を横切っています。



私の方は(久し振りではありましたが)、雨のゴルフの用意には馴れています。



一番肝心なのは、レイン・グローブを忘れないことですね、私の場合。 (^_-)
はめている黒いグローブがそうです。

こう見えても気温は極寒ではなくって、ウインドブレーカー程度のレインウエアの下は半袖だったりします。(^^;


他に道具としては、3+Wをボールが上がりやすい3Wに入れ替え、ウエッジをバンスの大きいX-Tourに替えて、2Uを抜くくらいですかね。
ハンド・タオルを2-3枚追加して。



ポストはしませんが、スコアの方は、こんな感じですごく調子良かったです。


青ティーのコースレート/スロープは34.1/121、パーは35です。

10  4 △ 0   4A 
11  3 -   ⑤ (18)
12  5 - 0  ② (20)
13  3 △   2A
14  4 - 0  ④  (30)
15  4 - 0  ②
16  5 △ 1  3A
17  3 ◯   ⑤
18  4 - 0  ① (24)

37(12)


風の計算と、下が濡れている影響で、2打目はことごとくグリーンを外しました。
GIRたったの1/9。
でもグリーンが小さいホールが多いのもあって、私としては珍しい12パットで済みましたです。

私としては非常に珍しい(←んなこと言ってていいの?(^^;) 拾いまくるゴルフでした。


雨のグリーンは強めに真っ直ぐめに打つ、ってのがはまりました感じです。(^^)
(1ホール、水たまりができているところにラインが乗っていたパットは位置を変えましたが。)

雨に備えてwinnグリップをやめて愛用していたイオミックのグリップ も、雨の中非常に良い感じで使えました。(^^)


アイアンは、タイトリストの690.MBを持ち込んだのですが、このアイアンはちょっと思ったよりフック気味に外れる癖が出てしまいます。 (・・・っていうか、私が原因ですが。(^^;)

非常に掴まりは良いし、グリップも全くすべらず問題なかったのですけれど。

やはり、X-Tourの方が結果が良いですね。

新しいモデルが出て安くなった頃に、2014以降の新溝規制の件もありますし、タイトリストの710 AP2を買おうかなぁ、なんて思ったりしてます。
それまでは、X-Tourで全く不満ありません。 いくつかのクラブでdentが付いてしまっている以外は。


久しぶりの雨のラウンド、願わくば大きな暖かいお風呂があると良かったのですが、そこは仕方ありません。

急いで帰って熱いシャワーを浴びたのでした。

(そのあと子供たちを連れて結構遠くの室内遊技場に遊びに行きましたです。)





12/16/2010

アメリカで一番難しい?パー3


ハワイのマウナ・ケア・リゾートというコースの3番ホールだそうなのですが、Golf.comに特集されていました。

おそらくアメリカでもっとも難しいパー3で、ここのバックティーでプレーするのは、レディー・ガガとデートをするようなものだ、と、よくわからない比喩表現がされています。(笑)


Mauna Kea, Lady Gaga and the hardest par 3 in America
http://blogs.golf.com/trips/2010/12/mauna-kea-lady-gaga-and-the-hardest-par-3-in-america.html




綺麗な海越えのホールですねー。
ハワイの風があるとたとえフロントティーからでも厳しいですねー。

フルバック・ティーからは、なんと273yもあって、キャリーでしっかり230yが必要だそうです。


Mauna Kea Golf Course
http://www.princeresortshawaii.com/mauna-kea-golf-course/


で、こちらがその記事にあります、フルバックのティーで撮られた動画です。

画像をクリックでGolf.comの動画のページに。


いいボールを打ったようですが、10yほどキャリーが足りずに海ポチャだったようです。

私だったら・・・ 到底届かないので、180y+120yぐらいで刻み作戦かな? (笑)



Google Mapでlayoutを見てみるとしましょう。



うひゃー、刻むとしてもグリーンより小さいですね、落としどころ。
これはホントに大変なホールだわ。(x_x)


でも、プレーしてみたいですねー。
わくわくしますねー。

レディー・ガガとデートはしてみたくないけど。(笑)



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ここ、そういえばお友達のhallyさんがラウンドなさっていましたっけ。

伝説の海越えの3番ホール


さらに詳しく様子がわかりますので、ぜひともクリックして記事の方をご覧になってみてください。(^^)