1/17/2011

イーグル・グレン (ゴルフコース)


今年最初の18ホールのラウンドになります。(^^)
スコアをポストするラウンドは、私の中ではできるだけスコア優先のショット選択をするようにしています。

ここは、「エリカ・ブラスバーグちゃんのメモリアル」 で会場になっていたコースです。
(スコアカードを見ましたら、1番ホールのホール名が「Erica's Beginning」と改名されていました。 以前は「Last Easy」って名前だったんです。)

私としては、ここでプレーするのは初めてではありませんが多分4年ぐらい前に白ティーに相当する銀ティー(5,651y)でプレーしたことが一度あるだけで、「短いコースだったなー。」という印象でした。

今回、銀ティーの後ろの金ティー(6,236y)とそのまた後ろの黒ティー(6,894y)のコンビネーション・ティー(6,493y)を選択しました。
コースレート/スロープは、71.9/134になります。

これですと、短くはありませんね。 黒ティーだとちょっと私には長い感じです。
長いだけなら良いのですが、73.8/139となりますのでちょっと手に負えない感じな上、黒ティーはバックのバックにありますので、ティー位置のロケーション的に数字以上にタフになるんですよね。 12番ホールなんか650yとかになっちゃいますし。


Robert Trent Jones氏の手による設計のコースですから、ご多分にもれず非常にタフに造られています。

追記: (1/18/2011)
すみません情報が間違っていました。 こちらも有名な設計家ですが、Gary Roger Baird氏による設計だそうです。

400フィートものアップダウンがあるのだそうです。


Eagle Glen Golf Course
http://www.eagleglengc.com/


南カリフォルニアでも屈指の難しいグリーンと評されていまして 、本当にアンジュレーションも起伏に富んでいるし、時として曲がる方向がまるで読めない時もあるかなり難しいグリーンです。
(スコア記録に出てきますが、苦戦しました。)

USGAミッドアマのクオリファイなども行われているそうです。

いやー、銀ティーからはコースとしてはさほど難しかった印象は無かったのですが、(もちろんグリーンは難しかったというより、ぜんぜん読めなかった記憶がありますが)、認識が間違っていました。
すごくタフなコースでした。(^^;

まぁ、銀ティーからですと5,651yですからね。
しかもその時はただでさえ短い2番ホール(黒でも325y)のティーが工事中で、さらに70-80y短かったのだったと思います。

今回は、珍しく友人3人と車同伴で出かけまして、4人でラウンドしました。
朝、4時半起きして5時半に友人宅に集合、ティータイムはトップの6:40amです。

最初の2-3ホールこそ朝の凛とした涼しさでしたが、ラウンドを終える10時40分ごろには半袖でも汗ばむほどのゴルフ日和でした。(^^;



それではいつものように、写真をいくつかご紹介していきます。

出だし1番2番は連続してティーショットを曲げてしまい、自然保護区域に打ち込んでペナルティ。(x_x)
ちょっと着込んでいると体が回っていなくて手だけが動き、フックを打ってしまうようです・・・。


最初の写真は、3番ホール、549y(黒)のパー5のグリーンです。

画像をクリックで拡大します。


コースの一番高いところに近いグリーンで、後ろ側半分はグリーンからすぐ外が切り立った渓谷になっていて、ものすごく見晴らしがいいんですよ。
このグリーンは、私のプレーした中でもトップ5に入る気持ちのいいグリーンでした。
(とは言っても 3パットしまして、パー5なのにボギーにしてしまったのですが。(^^;)



そしてこの3番ホールのティーから後ろを見ますと、コース全体、7ホールを除く残りの全ホールが見渡せます。

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見晴らしいいでしょう?(^^)
若干逆光で携帯の写真写りがよくありませんけど。 18番を左右に横切る池が光って写っています。

クラブハウスは、左はじの山の向こう側で、写っていませんですね。



次の写真は5番ホール554yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。

遠くの山が綺麗です。
(そうか!あれMt. Baldyが見えてるのか。 いつも見るのと別角度で分かりませんでしたわ。)

なんだろう、これ?
どこへ打つんだろう?
って感じですが、左のフェアウエーへ打っておいてそこから渓谷越えで右のフェアウエーへ打つんですよね。



ここで唯一のバーディーが獲れたんですが、ティーショット、そして特に3Wでのセカンドショットが上手く打てまして、手前側ほぼグリーンエッジ近くまで運べました。(^^)

でもそれはたまたまで、難しいホールだと思いました。



8番のパー3は、金ティーからで、151yでした。

画像をクリックで拡大します。


このレイアウトで、ピンの右側、グリーンの右端に近い方に乗せる私のショットもどうか?と思わないでもありませんが :-p 、よく乗ってくれました。(^^)

上手く振り抜けましたです。



9番ホールは金ティー 363yのパー4ですが、尾根のてっぺんに左右が切り立っていて空中に浮いているような感じのホールにレイアウトされています。

画像をクリックで拡大します。


心理的に緊張しますね。
でも、3番ホール以降はドライバーがよくなっていたので気分良く振ってしまいましたが。(^^)

このホールは、グリーンも崖の上です。



次の写真は、16番ホール黒ティー365yのパー4、ティーからのショットです。 

画像をクリックで拡大します。


なんだこの写真?
左へ行くんじゃないの?

って言う感じがしちゃいますが、真っ直ぐ正面(上の段)が向かう方向です。
このホールの金&黒ティーは、13番ホールのグリーン近くのフェアウエーの方にすっ飛んでいます。↓



ちょっと高めにティーアップして、多少距離は犠牲になってもいいから高いボールが出るように気をつけて打ちました。
(高い低いのドライバーでの打ち分け、実はほとんどできないほど苦手ですけど、気持ち的にはやらないと、ですね。(^^;)



最後の写真は、18番ホール金ティー467yの短いパー5ですが、短くてもレイアウトが難しく出来ています。



この最終ホールのティーショットは、subconsciousが池を避けるかのように左へ引っ張ってしまいましたが、低く出ていましたので怪我はなく、2オンを狙うのは完全に無理ではありますが、フェアウエー上左サイドのこんな位置に。

画像をクリックで拡大します。


池自体はキャリー142yで越える計算でしたので、U4を使って正面の家の方向の向こう岸にレイアップ。

3打目は112yのかるい登りを残していましたので、PWで打ちましたが何故か大きすぎてグリーン奥のマウンドの傾斜に外してしまいました。
友人のひとりも、約75yの3打目をウエッジで打って同じような場所にオーバー。

ピンが奥でしたのでカップまでほんの11歩(約8m)の距離でしたが、マウンドが急角度に下っていてさらにグリーンも右へ下っていて難しい。
彼の方はウエッジでチップショットしましたが大きくオーバー。
私はもうパターで行きましたがそれでもオーバーし、右へ下っていって7歩(約5m)も残してしまいました。

このパー・パットがちょっと強すぎたんですがスラムダンクでカップインしてくれてパーが獲れました。(^^)
ほぼ真っ直ぐの登りが残っていたので助かりましたです。

エリカはこの近くで生まれ育ったんですよねー。
高校のゴルフ・チームが、こんなコースをホームにしていたなら、それは上手くもなるわ。って思います。

本当にショッキングな事件でしたね。


1/15/2011

ゼニアスのビンテージ・ドライバー ZX-100


この間友人が、昔懐かしい感じのドライバーを持ってきて駐車場で見せてくれました。
こちらのドライバーです。



木目模様の入ったドライバー。
クラウンには、Vintage(ビンテージ)っていう筆記体のロゴが入っていますね。
でも、心なしかややクローズド・フェースに見えます。
よく見ると、シャフトにも木目模様が入っています・・・。

フェースとソールが見える画像はこちらです。



フェース・インサートは黒で、ソール・プレートにはZX-100のモデル名が入っています。
糸巻きのホーゼルが懐かしいですねー。

構えたときの上から見た様子はこんな感じです。



シャフトにはZenieusのブランド名と、Flex Rと入っています。
でも、ヒッコリーの訳無いよなぁ。  と、思います。



・・・まぁ、白々しいおとぼけはこのくらいにしまして、そろそろこの写真を見ていただきましょう。:-P



隣にあります、私のFT-3ドライバーとの比較です。
これ、実は460ccの最新テクノロジー搭載のドライバーなんです。

ヘッドもシャフトも木目調のプリント柄です。


まだ打たせてもらっていないのですが、スイングバランスがけっこう重めにできてまして、私の好きな感じのクラブでした。
重心距離とかその他の情報もよく判んないんですけど、ウエブサイトをリンクしておきますね。


画像をクリックでリンクしてます。


打たせてもらった後で、感想などまた後日。
(おそらくここに追記としてアップいたします。)



1/13/2011

パッティング成功率: 人間の限界値



実は「パット・エイミング教本」の著者、細貝隆志さんから、先だっての「G-Macの強さの秘密」という記事を読んでくださったということでメールを頂きました。

中身は、人類が到達できる限界のパッティング精度というお話です。

(クリックで細貝さんのHPに。)


非常に興味深い内容とデータですから、私だけが楽しむのでは勿体ありませんので、みなさんにご紹介しようと思います。(^^)

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まずは、ベースになりますのが、細貝さんのホームページ、

パットのお悩み相談室

の、よくあるQ&Aコーナーの最新更新Q&A、「パットが入る「確率」についてもっと説明して下さい。(←クリック)と言う記事を読んでいただく必要があります。


ちょっと難しい内容ですが、細貝さんが統計計算上で予測したパットが入る確率を、アベレージ・ゴルファーと、プロレベルの正確なパッティングに分けて想定し、標準偏差の正規分布を基本にして計算してみた、というデータです。

さらにジャストタッチ(30cmオーバー)で打つ場合で想定される差でありますとか、また、3パットが出てしまう確率の計算ですとかが、計算結果として表に整理されています。


プロとアマではどの距離でどのくらいの差があるのか。
3パットの確率は?
どの距離はどのくらいの確率でカップインするものなのか?
非常に面白い考察です。


私が今年の目標を書いた記事の中で、

> 「1歩に寄せていれば85%はカップイン出来る確率が、2歩ですと約50%3歩残すとカップインは20%弱になってしまうのが私くらいのアマチュアの平均値ですから、そこの微妙な差が大きく打数には反映します。」

と書いておりましたのですが、ずばり細貝さんの想定で計算されたアベレージのアマチュアの数字と適合しています。


これが前提です。
(リンク先の詳細の内容はちょっとハードル高いですかね?)

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そして、私のG-Macの記事で、PGA Tour.comで非常に詳細なデータを公開していることを知った細貝さんが、上記の想定して計算で出てきたデータと、PGAのデータとの照合にトライしてみた、ということでわざわざメールを下さったのです。

メールの中の、そのデータ照合の部分の記述をそのまま載せます。


先日の私の記事の関係で、私自身は「putting」の中の
距離ごとのワンパット成功率(Putting from xx feet)と、
距離ごとの3パット確率(3-Putt Avoidance xx-xx feet)の二つに
特に興味を持ちました。


各該当項目の中のランキングトップと100番目のプレーヤーの
データを抜き出して、先日の私の記事中の数値モデルから得られた、
「トッププロ」(あるいは『人間の限界』)レベルの計算値(理論値)と
対比してみたのが次表です。

Putting from ○○feet(カップインした確率)
パット距離   #1確率 #100確率   理論値
---------  -------  --------   ------
0.9m以下    100  % 100  %      99.8 %
0.9~1.2m    99.0       91.0          97.4
1.2~1.5m    95.5       80.6          94.2
1.5~1.8m    87.8       69.0          85.3
1.8~2.1m    81.5       58.6          78.0
2.1~2.4m    66.7       49.1          71.2
2.4~2.7m    69.0       45.0          64.6
2.7~3.0m    60.9       40.7          58.9
3.0~4.5m    37.7       29.8          45.4
4.5~6.0m    30.5       17.5          30.8
6.0~7.5m    21.3       12.1          22.6
7.5m以上    10.1         5.4    (約12mで10%)


3-put Avoidance (3パットする確率)
パット距離  #1確率 #100確率   理論値
--------   ------   --------   ------
1.5m以下    0  %    0    %        0   %
1.5~3.0m   0           0.46           0.0
3.0~4.5m   0           0.97           0.6(未満)
4.5~6.0m   0           1.47           0.7
6.0~7.5m   0           2.50           1.0
7.5m以上   3.80        9.71       (約13mで3.8%)

上記の二つの比較表で見るように、数値モデルで
『人間の限界』として計算した理論値に、各スタッツ項目の
ランキングNo.1のプレーヤーの成績は非常に近いと思いました。



驚くべき合致だと言って良いと思います。

細貝さんがおっしゃっているとおり、各距離における、PGAでトップのプレイヤー(それぞれの距離で別々のプレイヤーです)のデータの最高のデータを集めますと、ほぼ細貝さんが理論上で組み立て想定した数字と互角に渡り合えるのですから、この辺りがまさに人間としての限界値であろう、と断言してしまって申し分ないだろう、という結論に達します。


と、同時に、100位のプロと1位のプロのあまりの差に少々驚きますね。

もっとも差が大きいのが、2m前後のパットです。

1.82.1m    81.5%       58.6%          (78.0%)

トップのプロは、人間の限界の理論値を上回り81.5%を決めていますが、100位のプロ(ということは十分にシード権が取れる堂々たるPGAのツアープロということですけれども)は、58.6%しか決めていないのです。

この差は大きいですよー。


たかが2mのパット、されど2mのパット、という訳です。


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いつも引き合いに出しております こちらのグラフ、デーブ・ペレツがいうところの「ザ・ゴールデン8」という領域の距離での凌ぎ合いが、スコアには非常にクリティカルに反映されるわけなんですね。





これは、ツアープロでなくても同じです。

我々アマチュアであっても、2mのパットをどのくらい決めるか決めないか、その辺りがスコアには非常に大きく影響してくる、という訳なのです。(^^)


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ところで、「パット・エイミング教本」ですが、在庫切れしてヤフオクで倍を越える3,500円とかの値段が付いて売られているようですが、細貝さんが増刷の英断をなさいました。

製本分全部売り切った後にやっととんとんの慈善事業なんだそうですけどね。
パッティングへの情熱で純粋に動いていらっしゃるお姿に胸を打たれます。m(__)m

私なら、(読んだ後の今でも)3,500円でも買うなぁ、という シンプルかつ貴重な内容の本です。