2/11/2011

ドバイの Al Ruwaya ゴルフコース


現在、(ペブルビーチ・プロアマを蹴飛ばして?) ヨーロピアン・ツアーのドバイ・デザート・クラッシックに出場しているタイガー。

2日目を終わり、トップのローリー・マクロイに4打差の-7アンダーで5位タイ、先週のトーリー・パインズように決勝二日で失速すること無く、強いタイガーの復活を見せてもらいたいところです。


追記:

結局、3日目をトップとわずかに1打差の4位タイのグループで終了したんですが、最終日に75とまたもや失速してしまいました。

グリーン上で唾吐いてヨーロピアン・ツアーから罰金喰らったそうですし、復活にはまだまだですかね。


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そんな中、やっかんだのか足を引っ張ろうとしたのかそのへんの事情はよく判りませんが・・・、

アラビアン・ビジネス誌が昨日、タイガーが関わっていたけど開発が凍結されたリゾート建設で、すでに契約金として$55.4MM(5,540万ドル、約45億円)を手にしている。

と言う話を暴露して、ちょっとした話題になっています。↓

Revealed:  Tiger Woods paid $55.4m for failed Dubai golf resort
http://www.arabianbusiness.com/revealed-tiger-woods-paid-55-4m-for-failed-dubai-golf-resort-379679.html



先月、ドバイの開発グループの資金繰り悪化に拠る計画凍結が発表されていた、Al Ruwaya ゴルフコースはこちらです。
タイガーのドバイ・クラッシック出場に際して、タイガーからも凍結の話はアナウンスされました。




写真で見られますとおり、現時点では砂漠の真ん中に青々と6ホールが完成しています。
なんというシュールな光景。

(因みにわたし、このまんまでいいから「今のうちにこの6ホールをプレーしておきたい。」と思ってしまいました。維持費も相当でしょうから、このまま枯れて砂漠化していくのかなー、と。)


約1000億円をかけて建設される予定だったこのコースは2006年に計画が立てられ、100件のヴィラ(大邸宅)と、75件のマンション(大豪邸)と、22件のパレス(宮殿)と、バンケット(結婚式とかのできる)ホテルの中に造成され、

ここのリゾート全体しては大型ショッピングモールや、ユニバーサル・スタジオ、(うちの息子も大好きな)レゴ・ランド、それにローラーコースターがすごくて有名なシックス・フラッグズ遊園地なども建てられて、大規模な総合リゾート地になる予定だったそうなんですよね。

クリックでアラビアン・ビジネス誌の暴露記事にリンクしてます。


2006年の6月20日に、タイガー・ウッズ・ドバイ・リゾートを建設するという契約がサインされ、$26,250,000ドル(約21億円)が、10日以内にタイガーに振り込まれ、


さらに2008年の8月22日には、ゴルフコース・デザイン(設計)とライセンス合意の新たな契約がかわされて、

サインしてから10日以内には $26,166,177ドル(約21億円)が 支払われる。
・正式のゴルフ場のオープニングにタイガーが現れればさらに、14,583,333ドル(約12億円)、
・さらにもうひとつのリゾート建設にタイガーが合意した時点で、別口の契約ボーナスとして、$28,800,000ドル(約24億円)が支払われる。

と言う内容になっていた、と書かれています。


ここでとても面白いのは、2回目の約21億円が支払われたはずの契約の日付が、このリゾート計画棚上げの直接的な原因とも言えるリーマン・ブラザーズ・ショックのわずか24日前だった、というところです。

サインしてから10日以内の支払いですから、微妙なタイミングでタイガーは頓挫したリゾート計画にもかかわらず無事に大金を手にしていることになる、というわけです。



なんかね、どれとどれを足すと$5,540万ドルになるのか記事を読んでもよく判んないんですが、いろいろと細かい支払いもあったんでしょう。


この頃は、ドバイの金融バブルが弾けるとも、タイガーが不倫騒ぎでスランプに入るとも、全然想像できなかったんでしょうね。

(ってか、我々日本人としては経験者ですからバブルはどこかで弾けるぞ!っては思ってましたけど、タイガーのここまでの不調(ならびに不倫による評判悪化)は私も想像していませんでした。)



それにしてもアラビアン・ビジネス誌、Revieled:(暴露)て。
タイガーが不正したわけじゃないだろ? (ラッキーだったかも知んないケド。)


2/10/2011

タイガーの新スイングは改悪?(somax sportsの解説)


朝のバック9、霧で全然見えませんでした。
かすかに見えるって感じで、コース覚えていればなんとか、っていう濃度でした。

画像をクリックで拡大します。


このホールは実はすごい打ち上げになってます。


一方、こちらは打ち下ろしです。
なんとなく雰囲気的には判りますよね。 プレーできないことはないけど、グリーンの位置やピンフラッグは全く見えませんです。

画像をクリックで拡大します。


でもねー、楽しいんですよねー。(笑)

朝のバック9は、スコア付けてませんしね。


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私、スイングの分析はよく判んないのですが(^^;、この動画はなかなか面白いなぁと思いました。

ハンク・ヘイニーと取り組んでいたスイングが良かったとは思いませんので、このビデオの言うことに100%賛成なわけではありませんが、本当にそんなに今の取り組んでいるスイングが改悪かどうか、興味が沸きます。

巷では、「今度のスイングの方が良くて復活しつつある」って感じの評価でしたから、ここで真っ向から「ずいぶん酷くなってる」と言い切るのはなかなかの自信ですよね。


っつか、まぁご覧になってみてください。



これは、somax sportsってところの分析なんですけど、確かコーチのショーン・フォーリーはスタック&ティルトの一派だったかと思いますが、ヒップのシフトは推奨してないですよね?

http://www.somaxsports.com/


やけにグリップ位置が高くてスイングプレーンに乗ってるスイングは、かのモー・ノーマンのスーパー・ナチュラル・スイングの一派なのかなー、って思ったりします。
完璧にプレーンが1枚で打っているのって、モー・ノーマンだけなんですよね。

とりあえず私には無理ですが。(^^;



首の故障が原因でパットがイップス気味になってしまうって言うのは、アライメントが狂って短いパットを外すうちにメンタルにイップスに掛かりがちだって言うことなんでしょうね。

パッティング中にヒップが動くのは確かに全く良くありません。
(と、デーブ・ペルツのバイブルにも書いてありました。)


ところで、比較対象(っていうか洒落)で出てきているシャキーラのお尻はいいですよねー。(笑)


2/08/2011

ワニに噛まれたゴルファー


私のオフィスのPCが、WINDOWS7になりました。
日本語を読み書きできる設定にするのがあまりに簡単で驚きました。

一度VISTAになりかかったときに、「これは使いにくいねー。」と思ったのですが、WINDOWS7はXPとあまり変わりませんね。 いきなりでも使いやすくて助かりました。(^^)

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まぁ、あの、NBCのこの記事をご紹介する記事になっちゃうんですが。

Man sues golf club for that time an alligator ate his arm
(ワニに腕を食べられた男、ゴルフコースを訴える)




洒落にならないので、変な可愛い模型の写真が使われていますが、読んでみますとかなりすごいお話です。


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ノース・カロライナ、フリッピスランド・リゾートオーシャン・クリーク・コースで、息子さんとラウンドしていた76歳のJames Wiencekさん。



ワニだからフロリダかと思ったら、違うんですね。
綺麗なコースです。


記事の中に、裁判所の書類の文章がそのまま掲載されていますが、

On the 11th hole, Wiencek hit his ball near, but not into, a big deep pond, surrounded by a steep bank covered by long grass. The pond itself was dark and brackish, at no time allowing a hint of what lay beneath the surface.
“When the plaintiff reached his right arm towards the ball, without warning, a large, 10-foot long alligator spring from the brackish and dark water and attacked the plaintiff, biting and holding plaintiff’s right arm,” the complaint states.
“The alligator then pulled Plaintiff into the water and attempted to initiate a roll, pulling plaintiff underwater. Plaintiff struggled with the alligator, and the alligator tore plaintiff’s right arm off in a violent and vicious manner above the elbow.
“Plaintiff was helped to the shore by his son and attended to by other patrons of the course.

(11番ホールで、ウイエンセクさんは急な土手と背の高い草で囲まれた大きな深い池の近く、しかし中ではない、にボールを打った。 池そのものは暗く黒っぽい色で水面下に何が居るか伺うよしもなかった。
「原告がボールへと腕を伸ばしたとき、突然、巨大な3mもあるワニが黒っぽい暗い水から飛び出してきて、原告を襲い、右腕に噛み付いて離さなかった。」と告訴状にはあります。
「それからワニは原告を水の中に引きずり込み、原告を引っ張りながら回転を始めようとしました。原告はワニと懸命にもみ合い、ワニは原告の腕をとても凶暴で容赦ないやり方で、肘から上をもぎ取りました。」
「原告は、息子に助けられて岸へ上がり、コースの他のお客さんによって看護を受けました。」)


すごいですね。 生々しいです。

それで、コースの管理責任を問うて、裁判に訴えることになったらしいです。


ちなみに、こちらが裁判所からリリースされた文章です。
http://www.courthousenews.com/2011/01/20/33461.htm



目撃者の方の証言に拠りますと、原告のウイエンセクさん、ラウンドのもっと前の次点でこのワニを目撃し、その大きさについてコメントもしていた、って書いてあります。


で、ですね、「吐き気をもよおしてしまう人はクリックしないでください。」 と、注意書きが添えられていますが、ワニのお腹を裂いて救出した腕の写真があります。

すごいです。 ↓  (決断は自己責任でお願いします。)