6/13/2011

モンテベロ (ゴルフコース)の2


こちらは3年前に一度ご紹介していますが、古い記事で写真も撮っていなかったようなので、あらためて少しご紹介いたします。


私の会社から最寄りのコースのひとつで、アフター5に行って運良く混んでいなければ陽が沈むまでに18ホール終えることも可能な、そんなコースです。

市の運営で、いわゆるムニシパル・コースです。


Monte Bello Golf Course
http://www.cityofmontebello.com/depts/golf_course/default.asp


ヒルトンが買い取って結婚式場のバンケット・サービスやヒルトン・ガーデンズのホテル運営もしています。


市街地の只中にある立地ですが、クラブハウスとホテルは小高い丘の上にありまして、下の写真でコース内を斜めに分断して走っている舗装道路は、かなりの斜度で登って下っています。



ドライビングレンジの裏側、写真で手前と左側にあるのが7番、8番ホールでして、ホール自体が斜めに傾いていて斜面の打ち方を要求される難しいホールです。

後で写真でご紹介しますね。


ここのシグニチャー・ホールは、短いけど池越えでグリーンが石垣に乗っている16番の難しいパー3と、真ん中に走っている舗装道路の北側にあって舗装道路に沿って写真の手前側に大きく打ち下ろしてくるグリーンが池で囲まれている10番パー4の二つでしょうか。

(16番の写真は、前回の記事のトップに(当時まだ在った)コースサイトの画像を載せています。)


2-5番、11-16番(写真で言うと、右上の方です。)は、フラットな地形になっています。



それでは、写真を何枚かご紹介していこうと思います。


まずは、5番ホールのグリーン付近。 447yのパー4で、HDCP1です。

画像をクリックで拡大します。


通常ですとこの辺りからサードショットを打つことになるケースもままあります。

ほぼフラットな447yというのは、私の飛距離ですとティーショットのドライバーが完璧に行ってフェアウエー、2打目も3Wか2Uでビシッと打てない限りグリーンオンは難しいです。

強く吹くコースではありませんが風も少しアゲンストになることが多いです。

この日は非常に調子が良かったため、2つとも上手く打てて、初めてバーディー・チャンスにオンしました。(^^)

5歩(約3m半)の軽いフックラインでしたが、思ったほど曲がらずカップ右に外しました。
でもここのパーは満足です。 (前回はダボ打ってますね。)



7番ホールは、ホールHDCPは11ですが、私は個人的にはもっと難しいホールだと思っています。
登っている380yのパー4。

画像をクリックで拡大します。


ピンフラッグは、右側の木の向こう側です。 コースが右にカーブしているんですよね。

写真に旗の頭だけ写っているんですけど、拡大したら見えますかね?
木の間の木の下の斜面に頭が覗いている感じです。


フェアウエーは全体に左に傾斜していて転がり落ちて行きますので右サイドに打っておきたいところなんですが、ボールがもし右サイドのラフで止まってしまいますと、さらに傾斜度の強いつま先上がりの場所から2打目を打つことになり、グリーンへ打つ難易度が大幅に増してしまいます。

2打目以降グリーンまでは上り傾斜が増していまして、つま先上がりの左足上がりと言うライから距離感を合わせてグリーンへ打っていくのは非常に難しいです。

左へ曲がりやすいライだと思いますが、グリーン左にはバンカーが口を開けているんですよね。

私は、安全側のグリーン右手前に打ちまして、寄せてパーが獲れました。(^^)
(ここも前回はボギーでしたね。)



続く8番ホールは、もっと、難しいんです。 404yのパー4でHDCP3。

画像をクリックで拡大します。


ティーショットは左へカーブしていて、グリーンへは今度は右へカーブしていて、S字のホールです。
しかもずーっと登りっぱなしで、404yと言えども長い!

私はこの日唯一だったドライバーが満足の行かない当たり。
ドローで持って行こうと思ったけど、前の7番ホールで慣れないフェードを打っていた影響が残ったかどうか、曲がらずに右のバンカーの手前に行って距離も出ませんでした。

そこからですと、2打目も登りの200yが残り、しかもまた苦手なフェードで行かなければならない。

3Wで上手くフェードを打ったんですが、ちょっと曲がり過ぎグリーン手前右サイドの小さな木に当たって、残り約30yの花道に来ました。


この日は調子がとても良かったので、「ここから寄せてパーを!」なんて思ったんですが、チップショットが右に出てグリーンを外れ、3オンもしませんでした。
斜面になっていて、易しくないんですよね。

わずか12歩(約8m半)からの寄せがもう一つ寄せ切れず2歩半(約1.8m)ぐらいの軽いスライスのパットも真っすぐ行ってカップの左に外して、ダブルボギー。
(このホール、前回はパー獲ってますね。(^^;)



ちょっと豪快な打ち下ろしの写真を撮り忘れまして、グリーンから振り向いて撮ったのですが、こちらが10番ホール、371yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


ティーイング・グラウンドは左側の木の向こう側、高い位置にありまして、池を避けて左手のカート道の方へ打ち下ろしてきます。
この写真で言うと、右側の方ですね。

このグリーンは、噴水が二つ設置されている大きなUの字型の池に手前から右側、後ろ側までを囲まれています。


もしドライバーをミスると、左足下がりからの池越えになってこの池が大いに脅威になってきますが、

この日はショットが調子良かったですからねー。(^^)
残り100yの比較的平らな位置まで持って来ていて、そこからのアプローチショットも2歩(約1m半)に付けて、バーディーでした。(^^)



最後に12番ホールも写真をご紹介します。

実質一番短い351yのパー4です。 (実は1番ホールが一番短いのですが、そちらはドライバーでティーショットしませんので。)

画像をクリックで拡大します。


ここもドライバーが気持よく飛んでくれて、残りは約100y。
アプローチをピンの右、4歩(約2.8m)の距離に付けましたが、パットは決まらずパーでした。


ちょっと写真が暗くって見えにくくて申し訳ないのですが、グリーン左の池の向こう岸に、「MCC」と植木でかたどられているのが写っています。

このコースはかつて、プライベートのモンテベロ・カントリー・クラブ(MCC)だったんですよね。

Max Behrという方の設計で1928年に作られたコースを、1941年に市が買い取ったらしいです。
(市が買い取るなんてことあるんですね。)


その後、98-99年にDavid Rainville氏とGary Bye氏の手によって、池が3つ加えられ、リモデルされたと市のコースサイトに記載されています。

真ん中の「C」を「G」に直すの簡単じゃんね? とか思いますけど、なんかスコアカードとかもカントリー・クラブのままになってますし、どっちを使うかコースの方も適当なんでしょうか。



6/08/2011

とある女子プロ(イザベル)の快挙


こういうデータは、ばんばん公開すべきですね。

On the Clock:   Slow play study pits Joe's vs. Pros
http://www.golf.com/golf/tours_news/article/0,28136,2074942,00.html


ショットのうち約半分が規定の45秒以内を超えて違反しているなんてのは、酷すぎますよ。

Kevin Na: 58% (18 of 31 shots)
Nick O'Hern: 52% (16 of 31)
J.B. Holmes: 47% (15 of 32)
John Senden: 44% (14 of 32)
(Shot totals exclude tap-in putts)


全体では、約18%が違反ショットになっているそうですね。

一番早いのはリッキー・ファウラーで、平均16秒しかかかっていないのだそうです。


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つい先日引退したシャキール・オニールのゴルフ振りが話題になっていました。




1分5秒ぐらいのところからスイングする場面が出てきます。(^^)


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先週のニュースですけど、いろんな意味ですごいと思いました。


Isabelle ‘Izzy’ Beisiegel (イザベル・“イズィー”・ベイジーゲル)という女子プロが、カナダのプロゴルフ・ツアーのQスクールと突破し、non-excemptのステイタスですが最後の2つの席のひとつをゲットしたのです。

全部のトーナメントに出られるわけではありませんが、基本的に男子のツアーのカードを獲得した女性は彼女が初めてということになるそうです。


Beisiegel makes history
By James Clarke - Parksville Qualicum Beach News
Published: May 31, 2011 9:00 AM

画像をクリックで元の記事にリンクしています。
ブリティッシュコロンビア・ローカルニュースの記事です。


実は彼女、Qスクールに挑戦するのは3度目の正直だそうで、かなり本気ですね。

元々はモントリオールの出身のカナダ人(苗字とか顔からするとドイツ系でしょうかね?)だそうなんですが、オクラホマ大のゴルフ部の出身で、ご主人と共にオクラホマに住んでいらっしゃるみたいです。


以前、LPGAのツアーカードも持っていて 2年ほどプレーしたのですが、甲状腺の手術をした関係で2006年に一旦引退し、この3年ほどまた練習を重ねて復帰したと記事に書いてあります。

現在は32歳。

トーナメントでは 20歳の男の子達と同組で、ちょっと可笑しかった。ってコメントしてます。


会場のMorningstar Golf Club in Parksvilleがあんまり難しいんで、途中で帰ろうかと思って旦那に電話した。なんてもコメントしてますね。(笑)


アニカ・ソレンスタムやミシェル・ウィーが、スポンサー招待で男子のトーナメントに挑戦したってことはありましたが、正式にQスクールに挑戦してツアーカードを取ったって言うのはちょっとすごいですね。

カナダのツアーは今週から始まるそうですが、イズィーの出場できる大会はいつなんでしょうか。


注目してみたいと思います。(^^)




ちなみに、このおっさんと比べると桁違いにすごいと私は思います。(^^)



6/06/2011

ジャックさんと、テラネア (ゴルフ・リンクス)へ


先の土曜日、念願叶ってNYのジャックさんとお会いすることが出来ました。(^^)

前にNYに出張したときに携帯電話でお話ししたこともありましたしブログ仲間ですから、皆さんおっしゃるように初めてお会いした感じがしませんでした。(^^)
ホットラインは繋がってますからね。(^^)
(以前何回か間違えてショートカットキーで4歳の娘が電話かけちゃったり・・・。すみません。(^^;)


トム・ファジオ設計の名門コース、ペリカン・ヒルへお連れしようか、KIAクラシックの行われたインダストリー・ヒルズへお連れしようか、はたまたとにかく景色は絶景なトランプ・ナショナルにお連れしようか、いろいろ思案をしてお待ちしていましたが、トラブル発生!

ちょっと予感(悪感)はしていたりもしたのですが、ジャックさんのゴルフバッグが搭乗便に載っていませんでした。(←飛行機到着当日のラウンドではとかくこう言うことが起きがちですからね。)

早くて3時間半後の便で来るとのこと、・・・ですがその保証はありません。


ジャックさんのご希望は、まぁ「海が見えるコース、いいですね。」っていうことで、トランプ・ナショナルに行ってはみましたが、ただでさえグリーンフィーが高いのにレンタルクラブも$80と破格でしたので取り止め。

(クラブハウスのバッグドロップに居たポーターの従業員のお兄ちゃんに高いかどうか聞いたところ、「I don't remember exactly, but it is actually a ridiculous price.」って言ってたぐらいです。(笑))


そこで、ジャックさんには私のセカンダリのクラブで我慢していただいて(←念の為に前の日にトランクに積んでおきました。)、私もまだ訪れたことがなかった海岸線にあるパー3コースに行ってみることにしました。

ご自分のクラブじゃないのに、せっかく値段の高いコースへ行ってもちょっと勿体ありません。
ひつじちゃんのカバーのキャメロン・パターもありませんから。


でもね、結果的にはゆったりと手押しカートで歩いてご一緒できて、素晴らしい景観の意外にタフなコースでジャックさんとの楽しいお時間を共有させていただくことができて、大正解でした。(^^)


The Links at Terranea
http://www.terranea.com/california-golf-resorts.php




コースのホームページのトップ写真です。
(8番ホールのフェアウエーの途中を撮った写真ですね。)

クリックしますと、コースのサイトにリンクしています。


すごい綺麗でしょう。?(^^)
(私のカメラじゃ、こうは撮れませんですね。(^^;)



コースの写真をいくつかご紹介してみます。

まずは 1番ホール、123y。

画像をクリックで拡大します。


わずか123yのホールに、リンクスらしい荒々しい感じのバンカーが左右にあしらわれています。

コース攻略云々ではなくて、見た目にも本格的に考えて作られていますねー。
このホールは、写真の左手側とまっすぐ遥か後方が太平洋になっています。

私はグリーン右サイドのピンに打って行って、右にグリーンを外して、寄せてパー。



3番ホールはここで一番長い172yの軽い打ち上げのホールです。

画像をクリックで拡大します。


このホールは1番ホールとまったく同じ方向、さっきの写真の真っ直ぐ後方に当たる位置にありますから太平洋が左側です。
左から右への風で、ほんの少しアゲンストになりますね。

写真に見えますとおり左サイドにバンカー群が口を開けて待っていますが、右から左へドローボールで攻めることが出来るレイアウトは私にはとても助かります。(^^)

4番アイアンで狙い通りに打ってバーディーチャンスに付けましたが、パットはもう2-3転がりぐらい足りなくてショート。



そしてこちらは6番ホール145yのグリーンサイドです。

画像をクリックで拡大します。


ここで、ジャックさん写真に登場です。(^^)

きれいに掴まったボールで距離感ぴったりのティーショットだったものの(慣れないクラブで)左へ外していたジャックさんのチップショット。

マウンドを越えてグリーンがうねりながら下っているグリーンに、見事なアプローチでした。

たなびいているピンフラッグを見ていただきますと、海の方から(この角度でいいますと)右から左のアゲンストに風がけっこう吹いているのが分かりますよね。



こちらは打ち下ろしの8番ホール、173yです。

画像をクリックで拡大します。


いいでしょう? ものすごく。(^^)

このホールの名前は「Catalina」で、海の後方にカタリナ島が写っているのが写真で見えますでしょうか?
コースサイトのトップ画像のホールですね。

ジャックさんに写真を撮っていただいたんですが、気持ちの良いホールでしたねー。


このホール、グリーンの左と右手前にバンカーが口を開けていますから、距離的に長めですし風もありますし、私はグリーン左手前の花道狙いで5番アイアンを打っていきました。

しかしこのティーショットは打ち下ろしで肩のラインが下がってしまったかどうか、クラブが被って入ってしまいフックのミス。
右から左のアゲインストの風で増幅されて大きく外れて、グリーン左のガードバンカーのさらに左へ行ってしまいました。

そこのエリアは窪んでいてちょっと下がウエットになっていまして、芝は逆目。
ダウンスロープのライからバンカー越えでグリーンに上げる難しいアプローチにトライしましたところ、ダフってこの日3度目のバンカーへ。

ここのバンカーはどれも、深くてエッジがハングしていてものすごく難しかったです。

このバンカーも、かろうじて出ただけのラフに出てくるのが精一杯でした。
痛恨のダブルボギー。(x_x;

でも、下手するともっと打ったかも。

この日は前の組がゆっくりな方たちでスローペースしたので、試しに(ルール違反ですが)ティーショットの暫定球を打ってみましたが、こちらはグリーン左手前のエッジ辺りに打って転がり乗せることが出来ました。 難しいホールですね。



最後の9番ホール121yも、ピン位置の関係もあって難しいホールでした。

画像をクリックで拡大します。


太平洋に向かっての打ち下ろし、ものすごく気持ちがいいです。

こちらもジャックさん登場。(^^)

絵になりますねー。 良い写真になったかも。
車のトランクに三脚があったんですけど、持ってくるの忘れちゃいまして。
ホントは二人で写りたかったのに。(笑)


拡大したら、グリーン右の木のほんのちょっと左、グリーン右いっぱいぐらいのところにピンフラッグがあるの見えますでしょうかねー?

風は右から左のアゲインストですし、フェードで打てない私には短い121yと言えどもピンを攻めることができません。

グリーン手前のバンカーの左端ぐらいを狙って、少し左に落ちながらグリーンセンターに落ちるくらいのボールを、ノックダウンショット気味に打ちました。

私としては、このティーショットは完璧に思ったように打てましたので、たとえパットの距離が残っていても、最終ホールのショットとしてはとても満足です。(^^)

1つくらいバーディーを決めたかったけど、11歩(約8m)のパットはいい感じで転がってくれたものの入らず。
でもナイス・パーで上がれました。(^^)



ラウンドの後は、ドナルド・トランプのコースに移動してゆっくりとコーヒー・ブレイクしまして。
18ホール詰め込まなかったから、時間的にゆっくり出来ました。(^^)


それからうちの家族の面々と待ち合わせをして、サンペドロの魚河岸でシーフード・ディナーもご一緒させていただいて。(^^)

その帰りに、噴水ショーに立ち寄ったりもしまして、本当に楽しい半日を終えました。


画像をクリックで拡大します。


ジャックさん、本当にありがとうございました!

とても楽しい時間でした。(^^)


***


ジャックさんが書いてくださった記事はこちらです。

☆焼きそばパンzさんに会う!
◆その2◆焼きそばパンZさんに、会う
◇最終回◇焼きそばパンZさんに会う、、、☆その秘密とは、、、


どうもありがとうございます!!(^^)