8/02/2011

モロンゴGC (旧イースト・バレー) レジェンド・コース


ここは名前が複雑です。

私はよく判っていないのですが、昨年までは韓国系のオーナーが所有していてイースト・バレーGCという名前だったのが、モロンゴ・カジノのリゾートグループに買収されて、今年からモロンゴGC at タクウェット・キャニオンという名前に変わりました。

7月に南カリフォルニアPGAプロフェッショナル・マッチプレイ・チャンピオンシップが行われているコースですので、いわゆるチャンピオン・コースでして、フルバックの金ティーからの距離とコースレート(7442y, 75.9/141)は凄まじいモンスターコースになっています。(まぁ私は青ティーからプレーしますから別物ですが。)

しかもすぐ近隣にオーク・バレーというコースがあるんですが、ここモロンゴの入り口にはオーク・バレーという名前のコミュニティーがあったりして、1時間運転して到着しても、「ここで場所は合ってるんだろうか?」みたいな感じでした。

どこにもモロンゴって書いた看板がありませんし、スコアカードなんかにはイーストバレー以前のThe PGA of Southern California Golf Courseって書いてありますし。

そういう訳で、人によってはここをThe PGA of SCと呼んだり、イーストバレーと呼んだりモロンゴって呼んだり、タクウェット・キャニオンって呼んだりするのです。


Morongo GC  (またの名をThe PGA of Southern California)
http://www.morongocasinoresort.com/golf

またの名をTukwet Canyon Golf Club
http://www.tukwetcanyon.com/


ここにはチャンピオン・コースとレジェンド・コースの2つの18ホールのコースがありまして、私は昨年の11月にチャンピオン・コースの方をラウンドしています。

Lee SchmidtとBrian Curleyいう人の設計です。

あまり木が多くなくてしかしアップダウンはかなりあり、大きな深いバンカー群が特徴的な私が好きなタイプのコースです。

と、書いていますですね。(^^)

風が強く吹くと非常に難しくなるコースです。

この日は、前半珍しく雨がぱらついていました。
助かるんですよね、夏はこの辺りは100度Fを超えますので灼熱になりますから。

後半には雨が上がりまして、ものすごく蒸し暑くなりました。
バテますねー。 湿気がこんなに大変なものだってこと、忘れてました。
(本当、日本での夏のゴルフを思い出しましたです。)


ここのコースマネージメントとしては、徹底してバンカーを避けること。
・・・と、バンカーが得意じゃない私は思います。(笑)



それでは、コースの写真の方を何枚かご紹介していきます。


こちらは3番ホール、左ドッグレッグが強烈な351yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


ティーグラウンドの方向に写真を撮らず、カート道の方から左側の土手の向こう後方にかすかに見えるグリーンをセンターにして撮ってみました。

フェアウエーの左側といいますか、こちら側といいますかのラフはご覧のとおり凹んでいる上、粘っこい芝が長くてとても打てたものではありませんでした。

フェアウエーに乗せたかったんですが、方向と距離がばっちりでないと斜めになっているフェアウエーに置けないんですよね。

ここは2打目がラフから出すだけ、ボギーでした。
(この日はこういうのが4回もありましたです。)



続いての写真は、4番ホールのパー3です。

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写真だと判りにくいのですが、深い深い30mはあろうかという渓谷越えで、青ティーから88yしかありません。
黒ティーからでも106yしか無いんですよ。

後方の空に、雨がまるで竜巻かのように写っているのが見えますでしょうか?

お天気雨のような、そうでもないような、不思議な天気でした。

その分、この一番高いところにあってもろに風の影響を受けるホールであまり風の強くはない状態、しかも柔らかくなっていてよく止まるグリーンでプレーできたのは助かったと思います。(^^)

ティーイング・グラウンドの並びが面白いですよね。


レイアウト的には、2番のパー5の方がユニークでしたですね。

クリックでコースのレイアウトのページにリンクしてます。

飛ばし屋は、2打目を右の山越えで2オンを狙っていけると思いますが、実際フェアウエーからはかなりの高さの山が邪魔で何も見えません。

私はもちろん距離が足りませんから左の川向こうのフェアウエーに刻んで行きました。



さて次は7番ホール396yのパー4です。
(ここは金ティーからですと、打ち下ろしにはなりますが517yもあります。)

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ご覧のとおり、青ティーからですと、ティーショットはフラットになります。
このホールもティーに対してフェアウエーは斜めに横たわった左ドッグレッグになっていまして、落とし所が難しいです。

私のティーショットはまぁまぁ上手く行ったんですが、2打目の5番アイアンのショット(も当たりの良いショットではあったんです)が右の深い深いガードバンカーに捕まり、ボギーでした。

バンカーショットも、けっこう上手く打てたんですけどね。



前回のチャンピオン・コースとけっこう似たような感じのホールが多いなと思ったのですが、やはり深くてうねったバンカーが特徴的でしょうか。

友人が、この典型的なバンカーに捕まって苦労したホールがありましたのでご紹介します。

15番、322yの短いパー4です。 ヘール・アーウィンという名前。

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この友人、ドライバーがまともに当たるとフラットで280yは飛ぶ飛ばし屋なのですが、登っているホールで運悪くドライバーをミスってフェアウエー・バンカーに入れてしまいました。
(雨の後でバンカー内にカジュアルウォーターが浮いていますね。)

そしてこのショットを向こうに見えていますグリーン左手前のエグいバンカーに入れてしまいます。

その写真がこちら。 ↓

画像をクリックで拡大します。


グリーン上から写真を撮ったのですが、バンカー内の友人が見えません。
バンカーのアゴまで背丈の2倍はありましたから、写真では隠れちゃっているんです。

友人が打った後、後ろが開いていましたので私も記念にバンカーに入って打ってみましたが、これは厳しいです。(笑)

出るには出ましたけど、ピンの頭が見えるのがやっとなんですよ。

このコースに来たら、徹底してバンカーを避けるのが吉ですね。



最後にご紹介しますのは、17番ホールのパー3、135yです。

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ここでも難しいのはやはり風ですね。

わずか135yですが、あのバンカーには入れたくないのでピンの左狙いで打ちました。

この辺りではもう我々は蒸し暑さでバテバテでした。
(この日の朝は別なコースでプレーしていまして、実はここが35ホール目でしたしね。(笑))


このコースは少し標高が高いため、前回は飛びすぎて2打目の距離感が合わなかったんですが、今回は空気が非常に重くて地面も濡れていましたため、普通の距離感で打って丁度良く打てました。

夏場はラフの芝が非常に粘っこくて大変でしたです。
これも、前回とは違った部分だったと思います。



ロビンソン・ランチ (マウンテン・コース)


家族が一足先に日本に一時帰国してしまって、
炊事・洗濯とか出張準備とか以外はゴルフしかやること無いおっさんの私は、週末に3ラウンドいたしました。(^^;

近所のコースで54ホール、とかも考えたのですが、週末の安価なパブリックコースは混んじゃってラウンド6時間とかもあり得ますので、まだプレーしていないコースを体験するべく少し遠出をすることにしました。


その第1弾がこちらです。(笑)


こちらのコースは以前、バレー・コースの方をラウンドして、ガラガラヘビに出会ったり、もんの凄くラッキーな珍しいいんちきバーディーをゲットしたりしております(笑) が、マウンテン・コースの方は初めてです。

ブログお友達のスクラッチ・プレイヤー、サンディエガンさん息子さんがAJGAのクォリファイイングで4ラウンドもプレーなさった時の記事をもう一度リンクしておきます。

こういったトーナメントも行われるチャンピオン・コースでして、グリーンも
フェアウエーもとてもよくうねっています。


Robinson Ranch (Mountain Course)
http://www.robinsonranchgolf.com/


前回は、一緒に回った人たちに合わせるのと白ティーからでも70.0/135と難しいコースですので白ティーでラウンドしましたが、今回は青ティーからでも6,172yしか無いということもあって青ティーからラウンドしました。

この距離でもスロープが134ですから、とても難しいコースだということが窺われます。
前回のバレー・コースと比べますと、短くてコースが狭い、アベレージゴルファーにとってはかえって難しく感じるコースだったように思います。

さて、前回バレー・コースをご紹介しましたときには、フェアウエーより短く刈られているどんどんボールが転がっていってしまうラフに驚いたわけですが、

前回の記事の写真です。(左の色が濃いのがFW。)


マウンテン・コースのラフの芝は、フェアウエーより少し長かったです。

とは言え、依然として非常に短く刈られていまして、ラフらしいラフが無く、その外はいきなりブッシュ、といった風情のコースでした。


この日は、かなり風がありまして遮る木もあまり多くはありませんので距離の計算が難しくはなりますが、久しぶりの午後からのラウンドですし少し内陸に入った位置にあるコースで日中の気温は100度F近くまで上がりますから、風が吹いてくれると日陰は涼しくなって体力的には嬉しいです。


それでは、写真を何枚かご紹介していこうと思います。

まずは3番ホールのグリーンから後方を振り返って撮った写真です。

画像をクリックで拡大します。


綺麗でしょう?

このグリーン自体は池越えになっていてかなり難しいセカンドショットになってますけどね。

真ーっ直ぐ後方の遥か向こうがクラブハウスです。



2番ホールの407y パー4は、ずーっと打ち下ろしのとても見晴らしの良いホールです。

画像をクリックで拡大します。


気持ちいいですねー。 素晴らしいです。

でもこういうティーショットは左肩が下がらないように目線を高い位置に保って打たないといけませんです。
言うのは簡単ですが、意外に難しいんですよねー。 ちょいちょい忘れちゃうし。(^^;

風の影響もけっこう受けてしまいますので注意が必要で、難しいティーショットになって来ます。



次の写真は6番ホール189yのパー3です。

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このティーショットは、安全目のグリーン右サイド狙いで自分ではけっこう上手く打ったんですが、少し長すぎてグリーン右後に写っているマウンドに少し駆け登ってしまいました。

強烈な左足下がりの14歩(約10m)のアプローチは難しい・・・。

フェースを開き、CT-30を応用した感じで打ってみましたところカップを掠めましたが止まりきらず6歩オーバー。

ラインの見えていた返しのパットに気合を入れたのですが、わずかにカップに蹴られて入ってくれませんでした。



次の写真は、フェアウエーからグリーンにかけてのバンカー群の並びが印象的な、8番ホール273yの短いパー4です。

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ティーから見ますと、右ドッグレッグのような感じになっていてグリーン方向が見えません。

カートでティーからのブッシュを越えた辺りまで来てからグリーンに向かって写真を撮りました。(ティーは写真で言うと90度ぐらい右側になります。)

要するにあのバンカー群はワンオン狙いのショットを捕まえるためにたくさん並べてあるわけですね。
上空写真で見ますとよく分かります。(笑)

私は小さいフェアウエーの部分にユーティリティーでレイアップしまして、そこからグリーンへアプローチしました。

もうウエッジの距離だったのですが、風もあってやや大き過ぎまして奥につけてしまいました。

ポテトチップグリーンの傾斜のきつい部分でスピードを拾ってしまったパットはカップに向かって加速し、3歩(約2m)もオーバーしてしまいました。

この返しのパットは本当に入れたかったのですが、思ったよりも余計に切れてBに外しボギー。



さて後半に入りまして、こちらは13番ホール533yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


この写真は、実は11番ホールのティーイング・グラウンドから撮りました。
ちょうど真っ直ぐ見下ろせる位置にありましたので。

ティーショットの後、2打目が行きそうな位置のフェアウエーが切れています。

こちらのホールも3打目がグリーンを捉えず、アップ&ダウンでのパー・セーブを狙いましたが、3歩のファーストパットは下りを残してしまって決まらず、2歩もオーバー。
必死のボギーセーブ・パットになってしまいました。(^^;



最後にご紹介いたしますのは、18番ホールの474yと短いパー5の2打目地点です。

画像をクリックで拡大します。


ご覧のように、グリーン手前は池越えですが、ボールの位置からで残りは約180y、アゲンストですが195y分ぐらいしっかり打てば、私にも2オン可能です。

もちろん刻まずにアタックしました。
仮に池に入れても、池の手前から4打目を頑張ればいいんですから。

しかし、左足下がりのライからトップを打ってしまい・・・。
幸いにも池のぎりぎり手前でした。(笑)

そこからの3打目、約65yを思い切って攻めて行ったんですが、カップ奥7歩にオン。
最後のバーディー・トライも惜しくも入らず。
(でも、ミスショットしてパー取れたんですから文句言えませんね。(^^;)



このコース、難しいコースなのですけれども、木が殆ど無くってラフが殆どありませんから私は相性が良いようでとても好きです。(笑)


今回、写真に取ってもらう暇がなかったのですが、(前回もそんなことがあったんですけど)5番ホールで干上がった川に打ち込み、よせばいいのに川底の砂地からフェアウエーにチップアウトしました。 バンカーショットの要領で。

横に出すだけならドロップでもほとんど変わんないよなー、と自分でも思いつつ、楽しいんだから打っちゃうよなー。なんてことを思いました。(笑)



7/27/2011

iPING (パッティング・アプリ)


iPINGですよ、これは文字通りに。(^^)


PING自体が、i15とかの(小文字の i を使った)ネーミングをやったりしてましたけどね、

今回まさにiPhone(& iPod)とコラボして、パター用のアプリを開発、すでに発売していたようですね。(6/20/2011)

画像をクリックでPINGの当該ページにリンクしてます。


写真のとおり、iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationをパターのグリップのすぐ下に取り付け、パッティング・ストロークを記録・分析するアプリケーションだそうです。
1. ストローク・タイプ、  2. インパクト・アングル、  3. テンポ

の3種類のデータを、iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationに内蔵されている「加速度計」と「ジャイロスコープ」を利用して測定し、表示するのだそうで。

そんなもの内蔵していたんですね!(@_@)!



PINGの研究により、ストローク・タイプをフェース・ローテーションの大きさによって3種類に分類したものがストローク・タイプで、

インパクト・アングルは打つ瞬間のフェースの向き (トッププロでも“0度”とは限らないそうですが、上手い人ほど一定しているものなのだそうですね)、

そしてテンポの3項目を測定し、記憶します。


ハンター・メイハンなど、PINGの契約プロのデータがすでに記録されていて、自分のデータと比較することも出来るモードがあるそうです。

3項目とも、どういうデータになっていると良いというものではなく、しかし一方でパッティングが上手い人はそれぞれの項目がとても一定していて安定しているものだと言うことだそうなんですね。


・ 測定モードで自分のパッティングデータを採り、平均値を記録してストローク・タイプなどの分析をする。

・ 練習モードで、できるだけ3項目が安定するように練習する。

・ 比較モードで、データの比較をする。

という3本立てで使えるようにしてあるようです。


購入は、iPhoneですからiTunesのApple Storeからこのアプリをダウンロードして購入するのですね。

なお、専用の取り付け台はPINGのお店で購入できるそうです。



これは猛烈に欲しいかも。


・・・でも、iPhone使ってないしなぁ。
うちの奥さんのiPod Touchをときどき借りようかなぁ。(笑)



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