ここは名前が複雑です。
私はよく判っていないのですが、昨年までは韓国系のオーナーが所有していてイースト・バレーGCという名前だったのが、モロンゴ・カジノのリゾートグループに買収されて、今年からモロンゴGC at タクウェット・キャニオンという名前に変わりました。
7月に南カリフォルニアPGAプロフェッショナル・マッチプレイ・チャンピオンシップが行われているコースですので、いわゆるチャンピオン・コースでして、フルバックの金ティーからの距離とコースレート(7442y, 75.9/141)は凄まじいモンスターコースになっています。(まぁ私は青ティーからプレーしますから別物ですが。)
しかもすぐ近隣にオーク・バレーというコースがあるんですが、ここモロンゴの入り口にはオーク・バレーという名前のコミュニティーがあったりして、1時間運転して到着しても、「ここで場所は合ってるんだろうか?」みたいな感じでした。
どこにもモロンゴって書いた看板がありませんし、スコアカードなんかにはイーストバレー以前のThe PGA of Southern California Golf Courseって書いてありますし。
そういう訳で、人によってはここをThe PGA of SCと呼んだり、イーストバレーと呼んだりモロンゴって呼んだり、タクウェット・キャニオンって呼んだりするのです。
Morongo GC (またの名をThe PGA of Southern California)
http://www.morongocasinoresort.com/golf
またの名をTukwet Canyon Golf Club
http://www.tukwetcanyon.com/
ここにはチャンピオン・コースとレジェンド・コースの2つの18ホールのコースがありまして、私は昨年の11月にチャンピオン・コースの方をラウンドしています。
Lee SchmidtとBrian Curleyいう人の設計です。
あまり木が多くなくてしかしアップダウンはかなりあり、大きな深いバンカー群が特徴的な私が好きなタイプのコースです。
と、書いていますですね。(^^)
風が強く吹くと非常に難しくなるコースです。
この日は、前半珍しく雨がぱらついていました。
助かるんですよね、夏はこの辺りは100度Fを超えますので灼熱になりますから。
後半には雨が上がりまして、ものすごく蒸し暑くなりました。
バテますねー。 湿気がこんなに大変なものだってこと、忘れてました。
(本当、日本での夏のゴルフを思い出しましたです。)
ここのコースマネージメントとしては、徹底してバンカーを避けること。
・・・と、バンカーが得意じゃない私は思います。(笑)
それでは、コースの写真の方を何枚かご紹介していきます。
こちらは3番ホール、左ドッグレッグが強烈な351yのパー4です。
画像をクリックで拡大します。
ティーグラウンドの方向に写真を撮らず、カート道の方から左側の土手の向こう後方にかすかに見えるグリーンをセンターにして撮ってみました。
フェアウエーの左側といいますか、こちら側といいますかのラフはご覧のとおり凹んでいる上、粘っこい芝が長くてとても打てたものではありませんでした。
フェアウエーに乗せたかったんですが、方向と距離がばっちりでないと斜めになっているフェアウエーに置けないんですよね。
ここは2打目がラフから出すだけ、ボギーでした。
(この日はこういうのが4回もありましたです。)
続いての写真は、4番ホールのパー3です。
画像をクリックで拡大します。
写真だと判りにくいのですが、深い深い30mはあろうかという渓谷越えで、青ティーから88yしかありません。
黒ティーからでも106yしか無いんですよ。
後方の空に、雨がまるで竜巻かのように写っているのが見えますでしょうか?
お天気雨のような、そうでもないような、不思議な天気でした。
その分、この一番高いところにあってもろに風の影響を受けるホールであまり風の強くはない状態、しかも柔らかくなっていてよく止まるグリーンでプレーできたのは助かったと思います。(^^)
ティーイング・グラウンドの並びが面白いですよね。
レイアウト的には、2番のパー5の方がユニークでしたですね。
クリックでコースのレイアウトのページにリンクしてます。
飛ばし屋は、2打目を右の山越えで2オンを狙っていけると思いますが、実際フェアウエーからはかなりの高さの山が邪魔で何も見えません。
私はもちろん距離が足りませんから左の川向こうのフェアウエーに刻んで行きました。
さて次は7番ホール396yのパー4です。
(ここは金ティーからですと、打ち下ろしにはなりますが517yもあります。)
画像をクリックで拡大します。
ご覧のとおり、青ティーからですと、ティーショットはフラットになります。
このホールもティーに対してフェアウエーは斜めに横たわった左ドッグレッグになっていまして、落とし所が難しいです。
私のティーショットはまぁまぁ上手く行ったんですが、2打目の5番アイアンのショット(も当たりの良いショットではあったんです)が右の深い深いガードバンカーに捕まり、ボギーでした。
バンカーショットも、けっこう上手く打てたんですけどね。
前回のチャンピオン・コースとけっこう似たような感じのホールが多いなと思ったのですが、やはり深くてうねったバンカーが特徴的でしょうか。
友人が、この典型的なバンカーに捕まって苦労したホールがありましたのでご紹介します。
15番、322yの短いパー4です。 ヘール・アーウィンという名前。
画像をクリックで拡大します。
この友人、ドライバーがまともに当たるとフラットで280yは飛ぶ飛ばし屋なのですが、登っているホールで運悪くドライバーをミスってフェアウエー・バンカーに入れてしまいました。
(雨の後でバンカー内にカジュアルウォーターが浮いていますね。)
そしてこのショットを向こうに見えていますグリーン左手前のエグいバンカーに入れてしまいます。
その写真がこちら。 ↓
画像をクリックで拡大します。
グリーン上から写真を撮ったのですが、バンカー内の友人が見えません。
バンカーのアゴまで背丈の2倍はありましたから、写真では隠れちゃっているんです。
友人が打った後、後ろが開いていましたので私も記念にバンカーに入って打ってみましたが、これは厳しいです。(笑)
出るには出ましたけど、ピンの頭が見えるのがやっとなんですよ。
このコースに来たら、徹底してバンカーを避けるのが吉ですね。
最後にご紹介しますのは、17番ホールのパー3、135yです。
画像をクリックで拡大します。
ここでも難しいのはやはり風ですね。
わずか135yですが、あのバンカーには入れたくないのでピンの左狙いで打ちました。
この辺りではもう我々は蒸し暑さでバテバテでした。
(この日の朝は別なコースでプレーしていまして、実はここが35ホール目でしたしね。(笑))
このコースは少し標高が高いため、前回は飛びすぎて2打目の距離感が合わなかったんですが、今回は空気が非常に重くて地面も濡れていましたため、普通の距離感で打って丁度良く打てました。
夏場はラフの芝が非常に粘っこくて大変でしたです。
これも、前回とは違った部分だったと思います。
それでは、ラウンドのスコア記録です。
青色のバックティーから、コースレート/スロープは71.0/128、パーは36・36の72です。
1 4 - 1 U35B-②
2 5 - 0 D9A
3 4 △ 2 D11A-①
4 3 ◯ / ②
5 4 △ 2 D7A
6 5 △ 3 U12S (ペナルティー)
7 4 △ 0 4B (バンカー)
8 3 - / U11S
9 4 △ 2 5A
10 5 - 0 10B-①
11 4 □ 2 U7S
12 3 - / S8BS-②
13 4 □ 4 U12S-② (OB)
14 4 - 0 ② (UD20)
15 4 - 0 D11S
16 5 - 0 ① (16)
17 3 - / U11A
18 4 △ 0 U10A
40(17)・41(16)= 81(33)
今回はDAPスコアが16と、すごいことになっていますが理由は2つです。
ドライバーを含めたショット全般が調子良くはなく、ちょっとトゥ寄りであるとかヒール気味であるとかのドライブを打ちますと、距離が落ちた上にラフに入ります。
そうすると、2オンはノーチャンスになってしまってスコア<2>となってしまう訳です。
ラフに入れただけで、スコア的には木の中へ打ち込んじゃったみたいになっちゃうんですよね。
ですから、ショットの調子の悪さが数字に出たとも言えますが、そこまで酷くもなかった。 といったところでした。
前回ここに来た時は、ショートゲームとパッティングが少しずつ上手く行っていなくて90オーバーを叩いたわけですが、今回はスコア的にはまぁまぁ許容範囲でした。
かなりのポテトチップグリーンなのですが、雨の影響でグリーンが柔らかくボールが止まりやすかったこと、そして転がりが重くグリーンが遅くなっていたため、3パットしませんでした。
読みが難しい山のコースのポテトチップグリーンで、初めてのコースですから33パットぐらいは上出来な方だろうと思います。
嬉しかったのは1番ホールです。
まずドライバーをミスりまして、短めのホールでしたので2打目をものすごく上手く打ててグリーンになんとか届いたものの 35歩(約24m半)も残していましたが、このラグ・パットがまぁまぁ上手く行ってセカンドパットも決めることが出来たのは大きかったと思います。
なかなか2パットで行ける距離ではありませんからね。(^^)
パット・エイミング教本の細貝さんから頂いたデータからみましても、PGAのツアープロでも3パット率が36%もある距離ですので。
私の場合でしたら、感覚的には(←データ取れませんが) 35歩は3パット率85%っていうところでしょうかね?
---
早朝にラウンドした18ホールのスコアも貼っておこうと思います。
コースは朝バック9をよく練習に行くこちらの → マイルスクエアです。
青ティーのコースレート/スロープは71.5/123、パーは36・36=72です。
1 4 △ ① (10)
2 4 - ⑦
3 4 △ ⑧
4 5 - D8S
5 3 △ D14S (10)
6 4 △ U14AL-2A- (3パット)
7 4 - ① (20)
8 3 △ ① (24)
9 5 - ⑤
10 5 - ② (18)
11 4 △ DS8S
12 4 △ 4A
13 3 △ 3A
14 4 △ U7A
15 3 △ D14S-2B- (3パット)
16 4 - D③ (20)
17 4 △ D5BL-①
18 5 - ① (22)
41(13)・42(16)= 83(29)
生意気を言うようですが、こちらのコースでこのスコアは悪い方です。
距離はフラットでけっこうありますが、フェアウエーも広々していて池に入れたり酷い粗相をしない限りダボを打たなくて済むコースなんです。
DAPスコアを付けていませんが、ドライバー、そして2打目がダメダメでした。
それでも、なんやかんやミスショットばかりをつないでプレーしまして、パットに大いに助けられてのこのスコアでした。(^^;
6 件のコメント:
また名前が変わったんですね。知りませんでした。
モロンゴ・カジノが買って、グリーンフィーが高くなるんじゃないかと思ったのですが、そうでもありませんでした。
ホール間のインターバルがあんなに長いコースでもPGAのイベントが開催されるんですね。
歩くことを前提に作られていないように感じました。
こんにちわ!
15番のグリーン手前のバンカー、深いんですね~。
こんな深いバンカーのあるコースでプレーした事がないのでいつか、私もチャレンジしてみたいで~す。
でも、湿気の多いところはちょっと。。。
スノーマンさん、こんにちは。
あはは、たまたま雨の日だったからですよ。
後半雨が上がって陽が差して蒸したんです。
普段はほとんど雨降りませんからねー、乾いた砂漠の暑さです。
日本出身でシアトル在住でいらっしゃるのに湿気駄目なんですか?(@_@! (笑)
こちらのコースも難しそうですね。やはり谷、クリーク、フェスキューラフなどがあると急に難しくなって、Slopeが大きくなっちゃいますね。
そんな中で、これだけDAPスコアがありながら、まともなスコアで上がって来るんだから調子良くなってきたみたいですね。
trimetalさん、こんにちは。
確かに、ショートゲームがずいぶん改善しつつある実感があります。
でも、そうなってきた頃にドライバーがやや乱れ始めるというのは、万人共通のゴルフの悩みというやつでしょうか?
火曜日に少し練習に行って、ドライバー・ショットは直りそうな感触を得ました。
上げるショットが少し使えるようになって来たのは大いに収穫です。(^^)
常日頃からアドバイスを頂いているtrimetalさんのお陰はとても大きいです。m(__)m
もうちょいがんばります。
コメントを投稿