8/10/2011

タレガ (ゴルフ・クラブ)


さて、前記事のチャンピオン・クラブatリトリートに続き、午後のラウンドです。(^^)

ラウンド後、一路南へ車を走らせ海岸沿いの町サンクレメンテにあるタレガ・ゴルフクラブへと向かいました。

途中、土曜日だというのに渋滞に遭いまして、コースに遅れるかも知れない旨電話連絡を入れつつ、結局スタート15分前に到着。
でもウォームアップは充分ですし、ゴルフシューズ履いたまま運転してきましたので、即1番ホールに向かわせてもらいました。(^^;


海にとても近いため、真夏でも気温が高くなく、海風が吹いて(ゴルフは難しくなりますが)非常に涼しくプレーできるのです。
先週の3ラウンド目があまりに蒸し暑くてバテて大変でしたので、ちょっと作戦考えました。(笑))


設計には、フレッド・カプルスが携わっているらしいのですがよく分かりません。
海沿いコースらしくバミューダ芝のフェアウエーです。


Talega Golf Club
http://talegagolfclub.com/


近いとは言ってもコースから海が見えるわけではないのですが、非常に美しいリゾート風味のコースです。

上のリンクには、コースHPのギャラリーのページをリンクしておきました。

写真家さんの撮ったとても美しい写真が沢山ありますのでご参照下さい。


ここは、フルバックに銅ティーというのがありますが(なぜに銅?)、私は青ティーからプレーしました。
6,583yで、コースレート/スロープは71.7/129ですから、私には距離も難易度も丁度良い感じですね。


サンディエゴ、それもトーリー・パインズの近くに住んでいるという方々の3サムに混ぜて頂きました。
とても楽しい方たちで、言葉はちょっとヨーロッパ訛りのある喋り方の方々でしたね。

後で登場しますが、その内のお一人、コリンさんは当たるとものすごく飛ぶシャープなスイングの持ち主で、11番のパー5では350yドライブを見せてもらいました。

すごかったです。 (50歳代後半の方だと思います。)



それでは、いつものようにコース写真をご紹介いたします。

なんじゃこりゃあ?な、バンカーだらけのこのホールは、距離の短い3番ホール、320yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


カートに付いているGPSの図をよく見ますと、ファアウエー左サイドの220-230yぐらいのところに、バンカーの間にフェアウエーを広く取れる区域がありましたので、そこへ狙って3Wで打ちました。

短いホールですから、それでも残りは100yちょっとですからね。

しかし、2打目のウエッジでのショットは高く上がるだけに風の読みが難しく、グリーンを外してしまいました。

18歩(約12m半)の寄せを3歩(約2m)につけたんですが、このパットが入らず、ボギーに。 残念!



次の写真は、非常に長くて難しいパー3、5番ホール210yの池越えホールです。

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綺麗ですけどねー。(^^)

しかもこの日はかなりの向かい風。 距離が必要です。
打ちおろしとは言え池越えですし。
3番ウッドで思い切りよく打って行きましたら、綺麗に打ててくれてグリーン右サイド奥目にワンオンできました。(^^)

これは嬉しかったです。

下りが19歩(約13m半)も残っていてパットも厳しかったんですが、なんとか2パットで行けてとても嬉しいパーが獲れました。(^^)



さて次は7番ホールのパー3、171yです。
このホールも非常に美しいです。

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ここに写っているのが、件のコリンさんです。

背は高いんですがそんなにごつい体格でもありませんし、筋肉隆々って言うわけでもないんですが、とにかく振りが鋭いんですよね。

その代わり、とんでもない方向に飛ぶこともしばしば。

最近あまりやってないけど昔はハンディキャップ2だった、ってお友達がおっしゃってました。


ピンの位置がどこであろうが、安全サイドのグリーン右側の方に打ちたい私。
右サイド手前のバンカーには入れない大きめの距離で打ちます。

わずかにグリーンの右に外し、アップ&ダウンにかけましたが、ちょっとダフって打ってしまって6歩(約4m)も残し、ボギーでした。



9番ホールは、大きく左にドッグレッグしているパー4で、423yもあります。
しかも登ってますね。 おまけに向かい風でしたし。

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コリンさんは(私から見れば)とんでもない左の方、木の上の方からパワーフェードを放っていきます。

私は、フェアウエーに見えているバンカーの方向へ。
登っててアゲンストですから、バンカーまで245yで届くとか言っても私には届きませんから大丈夫。

当然2打目でグリーンには届かず、レイアップして80y程度残して3打目勝負をしました。

悪くないショットで5歩(約3m半)につけましたが、パットは惜しくも入らずボギー。



後半に入って、長い長い13番ホール、613yのパー5の写真がこちらです。

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写真は2打目地点です。

長いだけじゃなくて、左から谷がフェアウエーに食い込んでいますね。

私も頑張ってみたんですが、3打目に165yも残していてグリーンを外し、またもや寄せきれずボギーにしました。



続いての写真は、今回のコースで非常にユニークだった15番ホールです。

503yのパー5なんですが・・・、

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ご覧のとおり、ティー以外に芝が見当たりません。(笑)

写真を拡大してみて頂きますと、カート道の先の遠方に白黒のポールが立っているのが見えます。
そこを狙ってドライバーを打て、ということなんです。

カートのGPSでコース図を見ますと、どうやらフェアウエーが左から右に向かって斜めに横たわっているっぽいんですが、肝心の目標の白黒ポールがどこに立ててあるのかが図に書かれていないんですよ。(笑)

どの向きに打ったら何ヤードなのかよく判んないじゃないですか。(笑)

でも、220y-260yぐらいの距離のドライブはポールに真っ直ぐ狙えば問題ないはずで、文句言わずにポールめがけて打てよ、と自分に言い聞かせてティーショットを打ちました。(笑)

少ーし目標より15度ぐらい右にズレたんですがドロー系でしたので右サイドのファーストカットのラフに残っていてくれました。(意外に広くないじゃん?!)

コリンさんには、とりあえずポールの右側10-20度ぐらいを狙ったほうがいいんじゃない? なんて話してそこへ狙って打ちましたがバッチリど真ん中でしたね。

こんなホールで2オン狙えるってのが素晴らしいですよ。


で、その目標ポールの正体が、こちらです。

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実はこのポール、13番から見えていたんですよね。

あのフェアウエーの端に立ってるのなんだ? なんて思っていたんですよ。
(でも15番ホールのどこだか覚えてはいませんでした。(x_x;)

まぁ結局2打目も無難にレイアップしまして、3打目でグリーンを捉えたと思ったんですが、風で距離が出過ぎてグリーンをオーバーして溢しました。

ここは上手くアップ&ダウンが決まって、パー。(^^)



最後にご紹介しますホールは、18番のパー4、408yです。

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ここは悩みました。

ちょうど私のボールが届く、240y-270yぐらいのところは左右にバンカーがあってフェアウエーがグーッと狭まっています。

手前の広いエリアに200-220yぐらいでレイアップする方が安全・簡単ですが、2打目に距離を残すことになり、
池越えの受けていないグリーンに対してロングアイアンやフックしやすいユーティリティーで打っていくのは、すぐ左側が池のグリーンですから(フック系の私には特に)非常に危険です。
そこまでのドライバーの調子にも依ると思いますが、思い切って狭くなっているフェアウエーにドライバーを打って行きました。

セカンドは130yぐらいの短い距離が残せたので思い切ってグリーンへ打って行きましたが、私のボールはフック系統なので、するするーっと池の方へ転がりグリーンを1yぐらいこぼして止まりました。
やはり危ないですね。

上手く寄せてパーで切り抜けこの日のラウンドを終えました。


この写真は暗くて空が少しピンクがかっていますけれど、日没になんとか間に合って18ホール完了できました。(^^)

もうね、最後は気温は半袖だと寒いぐらいでした。


こちらのコースもアップダウンはありましたが、スキーの上級者ゲレンデ級の坂ではありませんでしたし、チャンピオン・クラブatリトリートとはちょっと対照的なコースだったかな、と思います。



8/09/2011

ザ・チャンピオン・クラブ at リトリート


先週に引き続きまして、「つかの間の単身期間はゴルフやり倒そう週末(笑)」の第2弾です。

この週末は3ラウンド半しました。
日曜朝のバック9以外は別ですが、まだラウンドしていないコースに行ってみたいというのが主な目的です。(^^)
(今のところ、私のゴルフに関する興味としてはこの部分が一番大きいですね。クラブライフとか競技ゴルフとかにも興味無くはないんですが。)


こちらのコースは比較的新しくてまだ出来て2年くらいです。
私が大好きな(はずの)ジャック・ニクラス・デザインのコースです。

場所的には、以前ご紹介しましたエリカちゃんのイーグル・グレンGCの近くです。

今年のお正月に行こうとしたのですが、都合が合わず断念していました。


これがもうとんでもない山岳コースでして、調子いい日に行かないと大変なことになる、・・・と思っていたとおりもんのすごく難しいコースでした。


Champions Club at The Retreat 
http://www.championsclubretreat.com/index.php


私は青ティーからプレーしましたが、青ティーからは6,277yしか無いというのにコースレート/スロープは、71.7/139ですから、難しさが窺えようというものですね。

(ちなみに黒ティーからですと、6,765yの短さですが、73.9/145というモンスター・コースです。)

このコースの難しさは、ジャック特有のエレベイテッド・ポテトチップグリーンのみならず、とてつもないアップダウンの山岳コースで狭く、落とし所が非常に限られているという部分で、アベレージゴルファーにとってものすごくハードルの高いコースだったと思います。

でも綺麗なコースですねー。

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こちらは1番グリーンの写真なんですが、岩肌の向こうに見えているのは2番ホールのフェアウエーでして、1番ホール自体はこの写真の右下からスキーの上級者用ゲレンデみたいな斜度で上がって来ます。(笑)



それではいつものように幾つか写真をご紹介していきますね。


まずその1番ホール。 469y、90度ドッグレッグのパー5です。

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90度左にドッグレッグもそうなんですが、なんかもう下って登って立体的に高さ方向にも90度曲がる感じでした。(笑)

ティーショットは、写真でフェアウエー中央付近のように見える左イサイドのバンカーに入れないように205yぐらい打ち下ろします。
もし短すぎて170yぐらい打ってしまうと、山越えになってしまって2打目がさらに大変です。

コース図を見ますと、手前側のフェアウエー右奥に250y打っていく手もあるようですが、写真をご覧のとおり、いきなりスタートから右のブッシュ越えの方向に打っていくのは無理があります。

で、2打目はバンカー群を越え、渓谷を越えて90度左方向に打っていく訳ですが、グリーンへは強烈に登って270yもありますので慎重に広いところに打って行きます。

ところが、その3打目を打つことになるフェアウエーは強烈な左足上がりで、約100yちょっとしかないとは言え、旗の頭が見えるかどうかという中、スタンスの取り方、距離感、とにかく大変なスタートホールです。

カップ手前の7歩(約5m)に乗って、無難にパー・スタート。
ホッとしました。(笑)



次の写真は8番ホール508y、豪快な打ち下ろしのパー5です。 ・・・が。

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そうは問屋が卸しませんね。(^^;

コース図で分かりますとおり、バンカー群が邪魔していましてドライバーは打てません。 ティーショットは刻みです。 (打ち下ろしをキャリーで300y運べる自信がある方には2オンを狙う選択肢もあるかな?)

私の写真は、2打目地点です。

ご覧のとおり、天候の関係もあってフェアウエーの芝がところどころ荒れています。
この頃、このコースの評判が良くないのは傷んだフェアウエーと砂がちゃんと入っていないバンカーのせいだそうです。(うーん、ジャック設計のコースらしくありませんねー。)

グリーン左の池がプレッシャーになるのは3打目ですね。

このホールでこのラウンド唯一のバーディーが獲れました。(^^)



そして後半の10番。394yのパー4です。

ここも打ち下ろしですが、ドライバーが使えません。

画像をクリックで拡大します。


265yでフェアウエーを越えて渓谷に届いてしまうんですね。

2打目は渓谷越えな上、グリーンまで登っていて、160y程度残ります。
つまりは180yぐらい打たないといけないんです。
風向きによってはもっと長くなりますね。

グリーン手前には、「ン」の字みたいないかにも入れたくないバンカーがガードしていますし。(笑)

私は運良くユーティリティーの4番が上手く打ててグリーン右端寄りにパー・オンしたんですが、このホール3パットしてボギーにしてしまいました。

でもまぁ、上手く行ったと思います。



12番ホールは長いようなそうでもないような426yのパー4です。

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難しいのはティーショットですね。
ドライバーで、写真で見えます左の茶色い山裾を越えて行きたいところ。

コース図で丸が描かれています220y地点に刻んいけばティーショットは楽になりますが、2打目が200-210yも残ってしまいます。
しかも大きないやらしいバンカー越えになりますので、なるべく短いクラブで上から攻めたいですよね。

私の2打目は160yぐらいの打ち下ろしが残っていました。

グリーン右側のフェアウエーっぽくなっている部分に外しましたが、上手くタップインの距離に寄せてアップ&ダウンを決めることができて、パーでした。(^^)


なんかすでにお腹いっぱい気味のような気がしてきましたが(笑) ・・・、

こちらのパー3も難しかったです。13番ホール、180y。
黒ティーからですと201yあります。

画像をクリックで拡大します。


もう写真で見た目がヤバいでしょう?(笑)

しかもこの日はかなりの向かい風。

でもね、グリーン左手前の斜面に行けばボールは右へ転がり乗るよ、って教えてもらったんです。
逆にグリーンに直接落とすと右へ溢れるよ、って。
(なんというイヤらしいホール。(笑))

ユーティリティーの2番で、狙い通りのボールが打てまして、左の斜面にいい角度でキックしまして、期待してグリーンへ行ってみますと、真っ直ぐ奥に溢れていました。

逆風とは言え、2Uはちょっと大きかったか。

奥からチップしましたところ、これが止まらずカップの左(写真で右方向)に流れて、もう一度グリーンの外に。(^^;

再度寄せ直してボギーでした。



こちらは16番ホール 542yのパー5です。

画像をクリックで拡大します。


こういった斜めにフェアウエーが横たわっているホールのティーショットは難しいですね。
特に左から右への斜めは、右へ行くほど距離が必要になるということで、距離感が難しいです。

そしてここも3打目が池越えになります。

この日はショットの調子がとても良かったこともありまして、パー5は上手く攻略できたと思います。(^^)



最後にご紹介しますのは、18番ホール 393yのパー4です。

画像をクリックで拡大します。


このホールはHDCP 6でしたが、私としては一番難しいホールじゃないかな?と思いました。

特にこのティーショット。

右側に見えているのは9番のフェアウエーで、こちらに打って行きたくなりますね。(笑)
まず見た目にプレッシャーがあります。 風もありますし。

フェアウエー全体が左に傾いていて、比較的なだらかで広くなっている左サイドにはまえの組のカートが写っていますが、そっちへ行きますと2打目が遠くなります。

2打目も角度を上げて登って行きますから、非常に長い印象です。

左足上がりのライから打った2打目はややショートしてグリーンに届かず。

上手くピンハイのカップの右2歩(約1m半)の位置につけることができてパーを拾いましたが、とてもストレスの掛かる難しいホールだと思いました。



全体として、ものすごく難しい印象のコースでした。

スタート前にプロショップで、

「初めて来たの?」
「アドバイスはね、グリーン外すとひどい目にあうよ。 刻んでね。」
って冗談めかして言われたんですが、・・・まぁその通りでした。(笑)



8/04/2011

デジタル(digital)パット? アナログ(analog)?


これは笑った。↓
http://fanphooey.com/slideshows/60/2011-08-03%2011:32:38.215351-04#focus


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いつもコメントをいただいていますスノーマンさんから 「iPING」の記事に、またまた良いコメントをいただきまして、お返事しようと思ったんですが、すごく長くなりますので記事でお返事することにしました。(^^;


「アナログ」という表現についてです。


スノーマンさんに頂いたコメントに対しまして、

analogって言葉はdigitalと対比して使われますが、元々の意味は「相似形の」と言う意味なんですよね。とてもイメージつかみにくいです。
と、コメントさせていただいたのですが、

英語としては analogueは「類比して」とか、「構造的に似せた」みたいな意味なんですよね。


例えば5歩と6歩の間がないデジタル式の私の方がよっぽど大雑把なんじゃないかと思ったりするわけです。 デジタル・パットを実践している私にとっては、なかなかに興味深い問題でした。(^^)





普段から、例えば「アナログ人間」といった「アナログ」の用法には、「どうもイメージが合わないなぁ?」 ・・・と思っていたんですが、調べてみますと、やはり誤用された和製英語だったようです。

(このシリーズでいつも書いておりますように、和製英語は和製英語ですでに日本語として認識し、日本語の会話中では他の方々と同じ意味・使用法で使えばいいのであって、私自身が英語と混同しないようにすれば良いだけなのですけれどね。)


スノーマンさんに言われてみて初めて、wikipediaのページを見てみました。↓
デジタルという語に対して漠然と付与された「コンピュータ」「ハイテク」「科学的理論」「理性」「理系」といった印象から、アナログがその対義語として「ローテク」「経験則」「勘」「情緒」「文系」等の概念を象徴するようになったものと考えられる。これらは、本来のアナログの定義とは無関係な用法であり、厳密には誤用である。
と、書かれています。


で、この勘違いがどこから来ているかというと、

「アナクロ(anachronismより)」との混同とも考えられる。
とも書かれていました。


アナクロは、「時代遅れの、時代錯誤なもの」という意味の単語ですね。 辞書にはラテン語で「時間を遡る」という意味から来た単語だと書かれています。

なるほどー、と思いました。


デジタルとアナログの対比に、アナクロのイメージを混ぜ込んじゃったものが、和製英語の「アナログ」になった訳ですね。

これなら、とてもイメージがすっきりします。(^^)


~~~


時に、私のスイングは実はものすごい「アナクロ」でして、フェースローテーションも大きく使うために例えばドライバーは重心距離が極端に短く作られているキャロウエイのFTシリーズしか使えません。(^^;

よく探せば他にもあるんでしょうけどね、重心距離が29mmとかのドライバー。

基本的にフッカーなのに、なぜかわざわざドロー・バイアスを選ぶのは、その方が重心距離が短い設定になっているからです。
ミスをして思ったよりも大きくフックした時の、フックの度合いが少なくて済むんです。

テイラーメイドのスーパークワッドなんてものすごく気に入って、ショップの鳥かごで試打してみてすごく捕まりもいいしいい弾道で飛ぶし、って思って買ったりしたんですが、いざコースでラウンドしてみますと、ミスしてフックを打ったときにその曲がり様ったらもう、バビューン!っとすごい量で曲がってしまうんですよ。
もちろん、一重に私のスイングが悪いせいなんですが。


アイアンも同じ理由で、本当はもっと易しいと言われているアイアンを使いたいのに、フェースの小さい(←重心距離の短い)、グースのほとんど無いアイアンでないと上手く打てません。

そうしたアイアンはほとんどみんな難しいプロモデルになって来ちゃうので困っちゃうんですが、フェースの小さいグースなしアイアンの中では比較的forgivingな、ポケットキャビティー形状になっている今のX-Tourアイアンというのが、とりあえずいまの選択肢になっていたりします。


~~~


ちなみに、アナログの時計というのは、針で動く時計を指しますよね。
数字で表示するデジタル時計に対比して。

これも実は微妙だと思います。

電池を動力にクォーツで時を刻む時計というのは、針で動く時計であっても秒針は1秒とか0.5秒飛びに動きます。
つまりデジタル的なステップ状の動きをします。 でも、アナログ時計です。

つまり時間というものを「類比した」回転する針というもので表現している、と言う意味なんですね。


一方、ゼンマイを動力に動く機械時計は、秒針が飛びながら動いたりしません。
こちらが本当のアナログ時計なんですが、むしろアナクロ時計と呼ぶべきかも知れませんね。 けなす意味ではなく、懐古主義(nostalgia)的な感じで。(←そういうことするから和製英語ができちゃうのか。(^^;)


そういう意味では実は私、定義がよく分かっておらないのですが(^^;、

厳密には高性能のゼンマイ式機械時計(←ロレックスみたいな時計のことね。)や振り子時計だけをアナログ時計と呼ぶべきなのでしょうか?

それとも、例えば最新式のクロノグラフみたいな時計も針があればアナログ時計と呼ばれているのでしょうか? ( ←たぶんそうかなぁ。)

もし後者であれば、「時計」の場合は「アナログ式」の意味が正しく使われている和製英語ということになりますね。



ちなみにですが、英語では時計の針は「needle(針)」ではなく、「hand(手)」とか「arm(腕)」と表現されます。

ゴルフスイングで、腕の位置を3時とか10時とかで表現するのは、この辺りから考えても非常に英語として自然なことだったという訳ですね。(^^)