12/23/2011

Swing by Swing :ゴルフ用GPSアプリ の2


以前、「携帯アプリのゴルフ用GPS」って言う記事でご紹介したのですが、私が使っているゴルフ用GPSを再度ご紹介します。

アプリのサイトにリンクしてます。


Swing by Swing (Free Golf GPS Range Finder) っていうアプリケーションでして、


特徴としては、

・ GPS機能は基本的に無料。
  (スコア整理とか、スタッツ解析などの機能を後から有料でサービス始めました。)

・ Googleマップを読み込み、電話機のGPS機能を使って距離表示する形式です。

・ コースデータ入力は、ユーザーがそれぞれ勝手に入力して共有する格好です。
 (つまりデータベースに無かったら、自分で入力すれば良いですし、そのデータはみんなで共有できます。)

・ コース上の任意の場所をクリックすると、そこまでの距離とそこからグリーンまでの距離が表示されます。
(・・・これが私は気に入っていますが、あの池までとか、あのバンカーをキャリーで越えるには、とか、あの木の位置まで、という距離が任意に分かります。)



右上の四角く暗くなっている部分に本来は、自分の位置からグリーンまでの距離が表示されます。
(コース上に居ないと空欄になってしまいますね。)


グリーンまでの距離っていうのは、距離表示杭とかスプリンクラー・ヘッドとかコース上の至るところに表示があってGPS使うまでもないことがほとんどですが、自分の位置から池とかバンカーまでの距離を知りたい時にとても便利です。

コースのレイアウトがGoogleの上空写真ですので、フェアウエーに張り出している木とか、グリーンの後ろとか、隣のホールとのセパレーションの木のまばらさとか、縮尺が実際とそのままですので、コースを広く使わざるを得ない私のような人にはとても助かります。(笑)


距離自体よりも、初めて行くコースでのラウンドがけっこう多い私には、レイアウトが細かく正確に確認できるのが一番のメリットかも知れません。



それから、基本的にグリーン・センターまでの距離表示なのですが、ピンが手前や奥の場合に対処できるよう、機能が追加されています。

アプリのサイトにリンクしてます。


あと、(他のGPSがどうか私は把握しておりませんのですが) 操作をしていなくてもホールを移動する毎にアプリ自体が移動してくれますので、私のようなあまり頻繁にはGPSを見ない奴でも、必要な時にアプリを見ると自分が今いるホールが表示されていて便利この上ないです。


ユーザーが自分でデータ入力する形式で始まったため、以前ブラック・ベリー版でご紹介した頃にはまだ入力されていないコースが多くって自分で入力するのもすごく楽しかったのですが (私だけで20数コースは入れたんじゃないかと思います) 、少々寂しいことに近頃はすごく普及してしまって入っていないコースが無くなってきてしまいました。(笑)

この辺りのコースは、インダストリー・ヒルズペリカン・ヒルオーク・クリークコヨーテ・ヒルズブラック・グールドドーヴ・キャニオンなどの入力をしまして、ずいぶん貢献したんですけどねー。(^^)


誰が入れたのか分かりませんが、普通にはラウンドできないオーガスタ・ナショナルとかも入ってまして、そういうコースを見るだけでも楽しいアプリです。

プレイベート・コースの多くは、ウエブサイト上にコース図とかをまったく載せていないコースも多くあるのですけれども、そういうコースのレイアウトもGoogleマップに載っていさえすれば見ることができますので、楽しいです。 (実はベル・エアー・カントリーのデータがまだ入ってないんですよ!誰か入れてくんないかなー。♡ )


世界各地にユーザーが居まして、登録コースはバンバン増えています。

日本では (環境的にガラケーがメジャーなせいかどうか?) まだあまり多くは登録されていないみたいですが、私のホームとかは入れてありますよ。(^^)

ノルウエーやチリとかのコースも入ってまして、なかなかに楽しい気分になってきます。


コースで電話が通じさえすれば、事前のダウンロードとかも不要です。

ブラックベリーの時には、コースで使うと読み込みが遅くてちょっと使いづらかったのですが、3G回線はとても速くてストレスありません。



グリーンまでの距離を見るのってそんなには必要ないんですが、例えば隣のホールに打っちゃって木の上を越えてグリーン狙えそうだけど何ヤードあるんだろう? とか、ブラインドの状況からどの方向にどのくらいの距離打てばフェアウエーに戻せるだろう?とか、そういう場面ではGPSが役に立ちますねー。(笑)



ちょっと操作ぶりを動画でアップしてみます。



画面が光って反射したりとか、こういうの撮るのって意外と難しいんですね。(^^;

少ーしピントも合わせ切れませんでしたので見づらいかも知れませんけど、まぁまぁ反応速度とか見てとっていただけるかと思います。

ホールの周辺状況も、指で動かすと見ることが出来るんですよ。 ひょいひょいってやってますでしょ?


最初に入力されているコースのティー位置設定は黒ティーか青ティーか白ティーか赤ティーか、入力した人次第なんですけど、実際使う際には自分の現在地からグリーンまでで距離表示されますので関係ありません。 みんな同じグリーン目指しますので。(笑)


2度目のご紹介ですが、私はとても気に入ってます。

アンドロイド版もありますので、お試し下さい。 無料ですから。



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ついでに追記しますが、私は今使っている電話機のカバーもとても気に入っています。



LIFEPROOF Gen2 っていうカバーなんですけどね、なんでも200万ドルもかけて開発されたとかで、

2mの高さからコンクリートに落としても大丈夫、防水仕様で水に2m潜っても大丈夫だそうなんですが、これがけっこう薄型でかさばりません。

全部のボタンがカバーを外さないまま操作できます。

唯一、(私は全然使わないんですが) イヤホン・プラグだけは特性のプラグをねじ式に取り外し取り付けをして使わねければならない点が、使う方には多少面倒でしょうか。


これで私が何を考えているかは明白でして・・・、

雨が降ってる日のゴルフでGPSとして使うじゃないですか、その時に防水仕様だと助かるんですよ。(笑)


密かにすごい優れものだと思っています。(^^)



12/16/2011

続・ iPING 試してみました。


iPING 試してみました。 」という記事の続編ということで。


もうちょっとスピードの速いグリーンで試してみたいということで、行ってみました。

ここのグリーンは、前回よりは速いですが、普通のスピードのグリーンということで、最初の4回は少しだけ下りのストレートラインにボールを置きまして、速いグリーンという設定で測定してみました。



iPhoneがグリップのすぐ下の位置にくっ付いているのが見えますでしょうかね? (^^)
そんなに違和感無いでしょう?

この写真は、5つ目と6つ目のデータの録っている時の位置で、ほぼ平らのほぼストレートのラインに構えて打っています。


余談ですが、ご覧のように私はボールをかなり左足寄りに置いてセットしてパッティング・ストロークしています。



なにはともあれ、データの方を。


session
Stroke Arc
Impact Angle
Tempo
Consistency
1
8.2
-1.7
2.1/1
6.5
2
8.1
-1.3
2.2/1
0.3
3
8.1
-1.6
2.1/1
0.8
4
8.7
-1.7
2.2/1
0.9
5
10.5
-2.5
2.2/1
10.2
6
10.5
-1.6
2.1/1
3.6
7
8.3
-1.2
2.2/1
11.9
8
8.8
0.1
2.3/1
5.6





P1
10.7
-0.6
2.2/1
6.5
P2
11.3
-1.0
2.2/1
3.1
P3
12.9
-3.1
2.2/1
6.1
P4
12.2
-0.6
2.2/1
2.6


それぞれ、5つのボールを打った平均値です。
そしてその5つのバラつき具合が、Consistencyに数字で出てきます。


下の欄の、P1~P4は前回の記事の時に遅いグリーンで録ったデータです。


やはりストローク幅が小さくなる分だけ、ストローク・タイプのアークの数値も若干は小さくなりました。
依然としてStrong Arcタイプには違いないのですが。


セッション1~4は、少しだけ下りの速いラインです。
( 2~4のConsistencyが非常に良い数字になっていますが、たぶん何かのまぐれです。)


セッション5、6は、ラインを変えてほぼフラットのほぼストレートのラインを選んでストロークしてみました。
ストロークが大きくなっていることが見て取れます。

Consistency的には、私のストロークは本来この辺りの数字が妥当なところだろうと思います。



それから、それぞれ 1セッションづつしか行なっていませんが、セッション7 と 8 のデータはそれぞれ、気持ち下りになるスライス・ライン、気持ち下りになるフック・ラインを選んでパットしてみました。


わずか10フィート (約3m) のパットですが、如実にデータに出るものですねー。 ちょっと感心しました。

セッション7 のスライス・ラインのデータは、平均値には出て来ませんが、1回1回のストロークを見てみますと、インパクト・アングルがすごく大きくバラついていまして、Consistencyの値が過去最大に悪くなっています。

ほんの少しとは言え、人類には決められない(笑) スライス・ラインのダウンヒル・スライダーですから、私にとっては非常に uncomfortable (気持ちの良くない) なストロークなのです。(^^;


反対に、フック・ラインの方は同様の軽いダウンヒル・スライダーにも関わらず、なかなかにcomfortable (心地よく) にストロークしているように感じました。 数字にも出ていますね。

さらに面白いことに、インパクト・アングルが初めて僅かにオープンになっています。

フック・ラインですから、subconscious (無意識) が何をしようとしているか明らかですね。
構えのラインの膨らませが足りないことを補おうとしているようです。

テンポの数字も、これだけが僅かに大きくなっているのはフォワード・ストロークのスピードがほんの僅かに上がっているということで、好きなフック・ラインで気持ちが打ちに行っている現れじゃないかな、と思ったりしました。


何れにしても、サイド・ラインというのは、ストロークがブレてしまいやすい条件下にあるかも知れません。


前回の記事で、総じてヨーロッパのプロの方がテンポの数値が大きめだったことを思い出しました。

コース・コンディションの差なのだろうかと想像いたしますが、割合に“ストローク”して (“ヒット”して) 打っていく感じでパッティング・ストロークをする傾向にあるのではないでしょうかね。



この測定器、思ったより細かく正確に測定が出るもののような気がしてきました。(^^)


あともう一つ、ちょっと思ったのですが、

今回はストロークをスムーズに行うことを第一に考えてストロークしていました。

でも実際のところ、カップ・インすることに注力してパットしてデータを録った方が、よりsubconsciousの影響を色濃く反映したデータが出てフィードバックのためになるように思いました。


楽しいですねー。

パター・タイプに拠るストロークの自然な変化とか、いろいろ試してみたくなって来ました。

(基本的には、まっすぐの10フィートのラインをしっかり安定して打つために用意されてるみたいですけど、無理やり応用して色々試してみたくなって来ました。(笑))


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追記: 書き忘れていたこと2つ。

先週、iPINGアプリに対戦ゲーム機能が追加されました。
(使う人いるんだろうか?)

それと、ストロークを感知して測定がなされた時、「ping!」っていう、A-1を打った時の音が出ます。(^^)





12/07/2011

iPING 試してみました。


すげー!
ブレイキング大ニュース到来です。

http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111208&content_id=26127586&vkey=news_mlb&c_id=mlb


アルバート・プーホルズ (とC.J. ウイルソンが)今日、我がエンジェルズに加わりましたよ。(^^)



ちょっと工作。(笑)


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もう半年も前になってしまって恐縮ですが、iPING (パッティング・アプリ) という記事をご記憶でしょうか?

画像をクリックでPINGの当該ページにリンクしてます。


ようやく私もBlackberryの2年契約を終え iPhoneを入手しましたので、さっそくiPINGをダウンロードし、試してみました。(^^)

まったくもって気の長く遅いupdate情報で申し訳ありません。(^^;



iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationをパターのグリップのすぐ下に取り付け、パッティング・ストロークを記録・分析するアプリケーションです。

1. ストローク・タイプ、  2. インパクト・アングル、  3. テンポ

の3種類のデータを、iPhone4もしくはiPod Touchの4th Generationに内蔵されている「加速度計」と「ジャイロスコープ」を利用して測定し、表示してくれます。


まだ1度だけ練習グリーンに持ち込んで 5つのボールをパットするセッションを4回、データとして採ってみただけですので、使いこなしているとまでは言えませんが非常に興味深い測定器でした。


これね、iPINGというアプリケーション自体は無料なのですが、

iPhoneをパターのシャフトに取り付ける「クレードル」というただのケースが最寄りのゴルフショップで$29.99もしました。



(しっかり固定さえ出来ればガムテープでもなんでも良さそうです。ただ、ゆらゆらしては駄目です。がっちりしっかりと。
わざとずらしてみたりしたのですが、パター・フェース面に完全に垂直にセットしなくてもデータはさほど変わりませんでした。)


箱から取り出して・・・、



何の変哲もありません。 単純明快。
右下の穴はカメラ用かな?

(・・・さすると、今思うにiPhoneを逆さまに突っ込むのか。私、お尻から突っ込んで使ってしまいました。 ・・・でも影響なさそうです。)


こんな感じ。



これをシャフトにバチッと嵌めて、1セッションに5ストロークをパッティングするだけです。



気になりますのはこれを取り付けた場合の重さの影響ですが、やってみた感じではやはり影響はありますねぇ。
iPhone本体重量が 130-140g ありますですからね。

ただまぁ、私の場合は普段のパターに110gのカウンターウエイトを仕込んでおりますので、普段のパットが出来ないほどには大きな違和感は感じませんでした。

ボールをヒットした瞬間に、シャフトのしなり方が多少違うのを感じます。
カウンター・ウエイトと違って、シャフト内に収まっていなくて重いものが外付けでくっ付いていますから。


このアプリは、基本的には10フィート(約3m)のパットをして測定するようにセットされています。

ですから、ストロークもさほど大きくありませんですし、測定には苦労はしないと思います。(^^)



真ん中の数字「0」が「5」になるまでストロークをして、測定終了です。

ボールは5個用意した方がいいですね。

いちいちカップまでボールを取りに行って5回打ってもアプリの方は待機して待っていてくれますが、リズムよく続けて 5ストロークした方が良さそうです。


測定のトリガーはよく判りませんが、パッティング・ストロークを動きで拾っている様子ですので、ボールをたぐり寄せたりとかパターを多少動かしても測定を起動しないようです。

また、誤って起動したとしても、ストローク1個づつを録り直すことも出来ます。



こうして採ったデータを、プロのデータ等と比較できるわけですね。


(ここからは「続きを読む>>」にします。(^^;)