2/26/2016

「4スタンス理論」を活かしたいのですが・・・。


フロリダのホンダ・クラシック、例のPXGの新兵器 (コードネーム DARKNESS) が持ち込まれている気配らしいですよ。

女子のホンダLPGA in タイには、ジェリーナ・ピラーがテスト用に持ち込んでいるというのは確かな情報のようです。

画像をクリックでリンク元に。


マツヤマとイワタも出場しているようですね!


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私が気が付かない間に、日本ではこの4スタンス理論はすでにゴルフ業界では常識になっているような感じですね。

マーク金井さんなど、ブログ界隈を拝見していてもよく見かけます。

横田真一プロがこの理論に傾倒して研鑽をして、2006年のシード落ちのどん底から2010年に久々の優勝を飾るまでになり、本やDVDも出ているとは。
全然存じませんでした。
(ひょっとして私 遅すぎて今はもう流行ってなかったりしますか?)

私はあまりスイング理論的なものには頓着ないゴルファーでして、レッスンを受けたこともありませんし、気の向くままにボールを打って30年も過ぎてしまいました。
( ↑ だからなかなか上手くならないのよね。)


こちらの、一般社団法人「レッシュ・プロジェクト」の代表でいらっしゃいます廣戸聡一さんという方が提唱なさっているREASH理論をなす体の動き・働きに関する特性を整理した理論の一部、ということのようです。



どれどれ、ということで、いくつか検索くして出てくるサイトや動画などを丹念に見てみまして、実践をしまして、自分のタイプというのを調べてみましたところ、日本のゴルファーには一番多いらしいB2タイプだということが判りました。

こちらは本の一部でしょうか?希望が丘でレッスンをなさ
っているゴルフセンターのサイトからリンクいたしました。


それで、「で、タイプが分かったらどうすればいいんだろ?」ってことでさらに色々検索してみるわけです。

そして、なにやら2012年頃のアメブロのブログらしいのですが、こちら ↓ の記事を見まして、正直たまげました。



ちょっと長いですが引用をいたします。
自分で思い当たった部分に黄色を付けました。

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 グリップの握り方
 
左手はパームで斜めに握る。ほぼロングサムで、左手親指は少し右にづらす
右手は右から握り、両親指が交差するイメージです。

 アドレスの手順

B2のクロスタイプは右手でクラブを持ち、ボールを中心にして、曲線を描くようにアドレスに入る特徴があります
又右軸のため右から左へと足を広げます。
真っ直ぐ立った状態から両膝を前に出して曲げ、骨盤を足首に近づける感じで縮めます。(骨盤と足首が常に1本の線上にあるように)
しっかり土踏まづに圧力のかかった状態となり、そこから前傾します。
クロスタイプは並行にこだわる必要が無く、反ってクローズやオープンに構えた方が気持ちが良いという特徴があります。
 
 左下がりのアドレス

両手でクラブを持ち両足を揃えた状態で、ボールにヘッドをあわせます。
このとき(右足)(右股関節)(首の付け根)が垂直に、並ぶように立つ
そして頭の位置がなるべく動かないように、左足、右足の順でスタンスを広げます。
これで(右軸)(鉛直)というB2のアドレスが完成します。
必ず右のお尻にはりを感じ,そのはりが抜けないようにスイングします。
そうしないとダブリやすくなります。


 左足上がりのアドレス

順序は下がりと同じです。右軸のB2は上がりのほうが得意です。

 トップの位置

4スタンス理論では1般的なトップ、バックスイングで上がりきった場所をトップといいません。
B2タイプは右手が右股関節の高さまで降りたポジションがトップの位置で
4スタンスのうち1番低い位置になります
A2B1A1,B2の順番です。
バックスイングから切り返すときはクラブヘッドが円を描くように切り替えします。
  
 インパクト

スイング軸が右足にあるタイプなので、インパクトまでの動きを重視
B2タイプは打っておしまいでなく、インサイドからクラブを下ろして
インパクトを迎えたらそのままクラブを押し込んでいきます

 フオローの大きさ

スイングの前準備(グリップ、アドレス)と同じくらい大事なのは目指すべきスイングの全体像、フィニツシュを知ることです。
スイングブレーンは真円でなく楕円形です
右足を軸にするB2はバックスイングはゆったり大きくなるけれどフィニッシュはコンパクトに収まり、頭が後ろに残って、逆C型になるが右ひざは折れ、曲がるのが自然です。
B2のフィルミケルソンのように、クラブが体に巻きついた後、振りもどすような動きも多く見られます。
  
 リストターン

B2
リストターンは手首の動きだけでは語れません。
手前にある肘や肩と連動した動きで考えなくてはなりません。
B2タイプは肩が基点になるので、肩の付け根を軸として、
腕と手がローリングしていくような動きになります。
このようにリストターンと呼ばれる動きは実はアームターンというべきもので、手首だけで動きを捉えるのではなく腕全体で捉える必要があります。
このアームターンの動きは意識して行うべきか基本的にはタイプにあったグリップ、、アドレス、体幹部の動きをしておれば自然に発生するものですから、意識して動かすものでありません。
力が効率よく伝わる本物のインパクトを作るためには(ボールを体の真ん中で捕らえること)こそが絶対条件です。
コアインパクトの法則です。

 重心の集まるポイント

体全体の重心位置はB2タイプは土踏まずのかかとよりにあります。
重心の集まるポイント(部位)は(首の付け根)と(骨盤)に重心が集まります。
スイングする場合この重心が集まる位置が前後、左右、高低にずれないよう安定させる必要があります。
これがずれてしまうと、脳が(体が安定しない)と判断してしまい
パーフオマンスよりも修正動作を優先させてしまうのです。
重心のポイントがずれると簡単には戻れません。
結局ずれたまま打つわけですが手が早く降りたり、腰が開いたりしてしまうわけです。
その為、手を使ったので手を使わないようにしようとか 腰を開かないようにしようとかしますが本当の原因は重心のポイントがずれてしまっているので、いつまでたっても悪い動きを直すことが出来ません。

 ブレスアイ(胸の目) 

首の付け根(前の胸側)がブレスアイで常にボールを見つめるようにしておく
B2タイプは首の付け根と左右の股関節の3角形を出来るだけ
崩れないようにしておくことです。

 肘を絞る 

B2タイプは肘や膝を止めてしまうと上手く動けません。
フリーにしておく。もしB2タイプのプロが固定感を求めるのは(わきの下)か(そけい部、足の付け根の内側)
B2のジャンボ尾崎は左腕を外旋させてから、上腕をわきのうえに乗せる動きをするのは左脇の締まる感じを求めているものだと思われます。
両脇をがっちり固めるのでなく、、どちらか片方の脇に軽くタオルを
挟んで締める感覚がいいでしょう

 体は回すものでない

B2タイプはクロスタイプで、正面から見たとき、頭がスタンスの真ん中に
あって体が反った状態になります。
更に膝が折れ曲がった状態でフィニッシュを迎えるのが自然です。
左肩と右腰の間を縮めるようにバックスイングし、右肩と左腰を縮めるようにダウンスイングします。
決して体を回転する意識を持ってはいけません。
実際には体幹部の交叉するラインを縮めたり、伸ばしたりするだけで胴体が回転しているように見えるだけです。
一昔前逆C型がよいとか1軸型が良いとかの論争がありましたが
逆C型  ジョニミラーA1 ジャックニクラウスB2 ワトソンB2
1軸型  タイガーウッドA2 カーチスストレンジA2
逆C型が1軸型にしょうとすれば体の負担が多くなり、故障の原因となります。

  上達を妨げる2大要因

1、ゴルフスイングを振り子スイングと考えること
2、いわゆるトップの型を気にすること
ゴルフスイングを振り子スイングと考え、いきなりいわゆるトップスイングらダウンスイングを開始した場合、体幹スイングが出来ずに手や腕だけのスイングとなり、パーフオマンスを発揮できません。基本的に体幹部が動かしやすい腕のポジションがタイプ別に決まっています。
B2タイプのトップ位置は右手が右股関節位置に下りてきたところにあります。
4タイプの中では1番低い位置になります。
トップ位置の1番高いタイプはA2でB1、A1,B2と順に低くなります。

  練習方法

プロが上手になりたかったら、アプローチの練習をしなさいというのはインパクトゾーンの動きやボールをコントロールする感覚を身に付ける意味もありますが更に(ここからなら打ちにいける)実際のトップポジションを確認するためにも、効果的な練習方法です。
そうやって、小さなスイングで、厚い打感というか、いい弾道の球が打てるようになれば、自然に(トップの位置)から打つという感覚が身についてくるはずです。
尚アプローチの距離感のだし方はバックスイングの大きさでなく同じバックスイングの位置から、スイングスピードの強弱やインパクトの強弱で、本能的に距離感を出している。
B1の横田プロはヘッドの開と強弱で距離感を出しています。

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これらの点を踏まえまして、先日自分でアップロードしましたスイングの動画を観察してみますと・・・

2/21/2016
こっちは最近のスイングでDRも少し短くなってます。


8/02/2008
こっちのスイングは8年前。バックスイングも大きめで右から回す打球です。


・ いつもコースで打つのと同じように打ちたいという理由で練習場でも1球1球打つ度にボールの後方から目標を見てそこから歩いて行ってアドレスするのですけど、確かに右手でクラブを持ち、円弧を描くようにしてボールに近づいてアドレスしていますね。

・ 足のスタンスは一応ストレートにセットしますが、実はオープンでもクローズでもさほど気にしていません。どうせ打つ時に右足は微妙にズレるんです私の場合。

・ トップは低いんですよね。
  右脇を締めるようにしてからはまるで高く上がらなくなってしまいました。

・ そしてインパクトですが、確かに動画で見てもインサイドから下ろしてきて右腕でクラブを押し込んでいっています。

・ 私は体が硬いのでクラブが巻き付きはしませんが、振り戻す動きは間違いなく起きていますね。
   フィニッシュはコンパクトで、そして振り戻しています。

・ リストはターンするのではなく腕ごとロールする動きになっている実感は自分でもあります。

・ タイガーや遼くんのように右膝が伸びてフィニッシュすることはまずありません。
   右膝は確かに曲げた状態でフィニッシュしますし、右肩が左腰に近づく動きでダウンスイングからインパクトそしてフォロースルーに向かいますので、ともすると右足は浮きながら、体の捻れの反動で体の後方に滑る動きをします。


7点ほど挙げてみましたが、なんか凄い合点がいきました。

私はスイング理論的なことを研究する姿勢なくやって来まして、「あまりスイング理論的なものには頓着ないゴルファーでして、気の向くままにボールを打って30年も過ぎてしまいました。」と先程も書いたのですが、

ということは逆に言いますと体の動きたい動きに任せるようにして来ましたので、むしろかえって B2タイプの傾向がモロに出る、という格好になっているのかと思います。


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今回、このエントリーをアップするに際して新しく「ゴルフスイング理論」カテゴリーを新設しました。 (今まで記事が一個もなかったのね。(^^;)



2/23/2016

バーディー、イーグル、そしてエース (パット0)


これはすごい話です。

こちら。↓ 

PGA PRO GOES BIRDIE-EAGLE-ACE IN CONSECUTIVE HOLES


リンクを読んで頂ければ話は終わってしまうのですが、かいつまんで何が起きたか説明を。

カリフォルニア州フレズノ市のサニーサイド・カントリークラブのディレクターをやっていらっしゃる75歳のPGAのプロの方なのですが、地元フレズノのムニシパル(市民コース)のエアーウエイGCという短いパー69のゴルフ場で、ものすごい快挙をやってのけました。

こちらがそのスコアカードなのですが、

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。

記事の日付は今日ですが、スコアカードは先週ですね。


5番ホールのパー3、130yのグリーンを外しそこからまずはチップイン・バーディー。

続く6番ホールはこれまた短い319yのパー4の2打目、残り121yを9番アイアンで直接カップインしてイーグル。

そして続く7番ホールの短いパー3、120yをまたまた9番アイアンで打ってなんとホールイン・ワンを達成。

この間、当然ではありますがパット数0 (ゼロ)。


こちらの写真のお方が、当のスティーブ・メンチネーヤさんです。

画像をクリックで元サイトにリンクしてます。


友人のPGAのプロ3人と一緒にラウンドしていたそうです。

この方、北カリフォルニアでは「ゴルフのゴッドファーザー」として知られているそうでして (フレズノって北カリフォルニアか?ど真ん中のような・・・)、キャリアでホール・イン・ワンの達成はなんと11回目!!
昨年5月に75歳になってからだけでも2つ目だそうなんです。

うはー。

ツアープロにも難しいとされるエージシュートとかも楽勝でバンバン達成なさっていることでしょう。


いかな短い箱庭的コースとはいえ、そして長年プロをやっていらっしゃるとはいえ、ちょっと凄すぎますね。


グーグルマップでコースの方を確認してみましょう。

画像をクリックで拡大します。


私の方で、ホール番号を白抜きで、5、6、7と入れておきました。
なんか池もないですし、フラットですし、距離も短いですし、易しそうなコースではありますが、・・・でもねぇ!

6番のイーグルを放り込んだ時点で友達とビール飲みながらワイワイ言って次のホールへ行ったそうなんですが、そこからホールイン・ワンしちゃうとは!


なんか、楽しそうでいいなぁ、スティーブさん。(^^)



「俺この9番アイアンをさ、ブロンズで型とって・・・ぐらい思ったんだよ。
 で、2-3日後に打ちっぱなしに練習行ったら最初に打ったボールが ど右にシャンクさ。(笑)」




2/21/2016

ゴルフスイング-17 (Taylormade SLDR 430 TP Driver)


ノーザントラスト・オープン、このところ復活した様子のベテランのKJチョイの頑張りが印象的でした。


ジャスティン・レナードが3日目の1番ホールで見せたこの2パットも印象的でした。
パー5を2オンしてますから、バーディーです。

動画はPGA.comのものです。


ロサンゼルスで行われているということで、とてもタフなKIKUYU芝のプレーとかに注目して見ました。
PGAのトッププロやマツヤマでも逆目の小さいチップでクラブ取られてダフってショートしたりしているのが印象的でした。

最終日16番ではPXG勢ライアン・ムーアのホールインワンもありましたねー。


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約2年半スランプに見舞われ、特にドライバーが左右に散ってまるでコースにはまらなくなってしまったため、思い切ってスイング改造を試みました。約半年ちょっと前ぐらいからでしょうか。 
それで、道具も変えることになりまして。

2013年3月に肘を故障する前までは、全部右から左に曲がるボールでプレーしていました。
それなりに計算できてそれはそれで良かったのです。
そのため、コンポジット材料で出来ていて重心距離が28-29㎜と非常に短い設計になっているキャラウエイのFT-3という2003年に出たドライバーをつい昨年(2015年)途中までずーっと使っていました。

といいますか、他の最新ドライバーですとフックした時の曲がりが大きくなりすぎてコントロールできなかったのです。

しかし故障後のスランプで、この際FT-3を打っても左右に飛び散ってどうにもならないという状態に陥りまして、それならいっそ道具もスイングも変えてみよう、という取り組みをいたしまして、約6か月経過しました。

ようやくDRのスランプ脱出ができたかなという感触です。


現在の愛用ドライバーはこちらです。
少し小ぶりのヘッドが落ち着きます。 重心距離はやはり短めの方が大きく変えなくて済むからでしょうか。

画像をクリックで拡大します。


どれくらい小ぶりかといいますと、同じSLDRの 460ccと比べた写真がありましたのでリンクして貼っておきます。

画像をクリックでリンク元へ。


シャロー設計の460ccは、右側のSLDR 460 よりも大きく見えるものもありますよね。
この後2015年に出ましたTaylormaeのM1も、上から構えて見た感じは若干大きいです。


Taylormadeのサイトの写真もリンクしておきます。

2014年に出たモデルですので比較的安価に手に入りますし、ブライソン・ディシャンボウがこのSLDR 430を使っていました。(それを知ったのは入手しました後からなのですが。)
画像をクリックでTaylormadegolf.comにリンクしています。


私はネックのアジャスターを2ポイント「Lower」の方にセットしていまして、ロフトが9.5度相当にしています。(低い弾道がすきなんですよね。)


シャフトはフジクラのモトーレ TP 6.3 の S 67 というシャフトです。

画像をクリックで拡大します。


トルクが 2.7 で、非常にトルクが小さいシャフトです。
飛距離には有利ではないかも入れませんが、曲がりにくいので頼りになります。

その他のスペックはこちらです。 (Sは65gの様です。)
画像をクリックでTaylormadegolf.comにリンクしています。


スイング改造ですが具体的には、スイングのタイミングをホンの少し短くしましてトップで溜めないイメージにしました。

それと以前は、両手のグリップを雑巾を絞るようにクロスさせるイメージでストレスを掛けてドロー回転のボールを打っていましたが、スイングのタイミングを変えたことで両手が喧嘩をしなくなりまして、グリップが楽になりました。

球筋もまっすぐ系統に変わりまして、むしろフェード気味の時にも良いボールが出るようになり、左右への散らばり幅がぐっと狭まったように思います。